2021年12月1日 21時49分 山梨県北杜市で無許可のまま盛り土をしていたとして、県警は1日、盛り土を規制する県条例に違反していた疑いで、北杜市内の造成業者の事務所を家宅捜索した。捜査関係者によると、業者は首都圏などから建設残土を受け入れていたという。 山梨県条例は、3千平方メートル以上の盛り土をする場合は許可制とされている。違反した場合、2年以下の懲役、または100万円以下の罰金が科せられる。業者は県からの許可を得ないまま、北杜市の山間部で盛り土を繰り返した疑いが持たれている。県は今年10月に行政指導したが、改善されていないという。 県警によると、2日には現場で測量して、盛り土の規模を特定する。県警は大量の盛り土が土砂崩れを引き起こす可能性もあるとみている。 26人が死亡した静岡県熱海市の土石流では、起点地点付近にあった盛り土が崩落して被害を拡大させたとされる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
飲酒運転の被告「酒はお守り、自分は大丈夫」 児童5人死傷事故公判
会員記事 藤谷和広、竹中美貴 多田晃子、石垣明真2021年12月1日 22時14分 千葉県八街市で6月、下校中の小学生の列に飲酒運転のトラックが突っ込み児童5人が死傷した事故で、自動車運転死傷処罰法の危険運転致死傷罪に問われた無職梅沢洋被告(61)の公判が1日、千葉地裁(金子大作裁判長)であった。検察側の被告人質問で、被告は約15年前から飲酒運転を繰り返していたと供述。「自分は大丈夫だと思っていた」と述べるなど、飲酒運転の危険性に対する無自覚を露呈させた。 被告は約15年前から3~4カ月に1回の頻度で飲酒運転をしており、昨年2月ごろ以降は週2~3回に増えていたと認めた。取引先には会う度に酒のにおいを指摘され、上司からも「朝早いから深酒しないで」と注意を受けたという。 検察側は被告が事故当時、自宅に4リットルの焼酎を常備しておきながら、連日コンビニで焼酎を買っていたと指摘。被告は「(酒は)お守りみたいなものだった」とし、飲酒運転に対する認識については、「自分は大丈夫だと思っていた。事故を起こさない、捕まらないという気持ちだった」と述べた。検察官に「その自信はどこから来るのか」と問われると、「根拠のないものです」と答えた。 一方、高速道路のパーキングエリアで飲酒する際は、「隠れるように飲んだ」といい、事故直後に飲酒について警察官に話さなかったのは、「保身だと思う」とした。 また事故直前の状況について、被告は逮捕後、「人が飛び出してきたのでよけた」などと説明していた。一方、この日の公判では、「(防犯カメラの)映像を見たらなかったので、自分で夢を見ちゃったと解釈するしかない」とした。(藤谷和広、竹中美貴) ■遺族「真摯な反省を感じるこ… この記事は会員記事です。残り409文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
オミクロン株の濃厚接触者、2人は岐阜県内在住 ペルー便同乗者も
岐阜県は1日、県内在住の2人が、新型コロナウイルスの変異株・オミクロン株の感染者と同じ飛行機で成田空港に帰国したため、濃厚接触者と確認されたと発表した。これまでの検査でともに陰性という。このうち1人は1日に県内の自宅に戻った後、同日中に県内の宿泊療養施設に移った。 県によると、濃厚接触者のうち1人は、国内で初めて感染が確認されたナミビア滞在歴のある男性と同じ飛行機で、11月28日に帰国。その後は空港近くの宿泊施設に滞在している。 もう1人は、ペルーから11月27日に入国した感染者と同じ航空機に搭乗。待機施設で過ごした後、今月1日に県内の自宅に戻り、県の要請で宿泊療養施設に移った。古田肇知事は1日夜の記者会見で「どのような変異株であれ、マスクや手洗い、密を避けるなどの基本的な感染対策を徹底していただくことが、一番大事」と県民に呼びかけた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
無銭飲食で逮捕、本当はぼったくり被害者だった? 裁判で無罪判決
新屋絵理2021年12月1日 20時05分 無銭飲食したとされた被告は、ぼったくりの被害者だった?――。ガールズバーで飲食したのに、料金約5万5千円を故意に支払わなかったとして詐欺罪に問われた男性(23)に対し、東京地裁が無罪の判決を言い渡した。渡辺一昭裁判官は、店側の伝票に「明らかに虚偽が含まれる」とし、実際に被告が支払うべき料金は2400円と認定した。判決は11月29日付。 判決などによると、男性は昨年6月、都内のガールズバーで飲食し高額の代金を支払わずにいると、店長に交番に連れていかれ、その日のうちに逮捕された。 判決は、店の料金形態や伝票の記載内容、証人出廷に消極的だった従業員の証言などを検討し、男性が実際に飲食をしたり接客を受けたりしたのは「約2時間45分」と指摘。これに4時間分の延長料金や3時間半分の女性スタッフ指名料が上乗せされ、伝票には「客観的事実に反して虚偽がある」と判断した。 そのうえで、被告がクレジットカードなど様々な支払い方法を試したり、知人に料金の立て替えを打診したりしたことなどから、料金を踏み倒すという「故意が認められない」との結論を導いた。(新屋絵理) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
井戸から白骨遺体、妻を逮捕 夫の死亡隠して年金受給の疑い
2021年12月1日 20時30分 徳島県藍住町の民家敷地内の井戸から11月に男性の白骨遺体が見つかり、徳島県警は1日、この男性の死亡を隠して年金を受給したとして、妻の農業山田民子容疑者(73)=同町矢上=を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認め、「夫が死んでいるのは知っていた。死亡届も出していない」と話しているという。 徳島板野署によると、山田容疑者は、夫の啓夫さんの死亡届を町役場などに提出せず、10月15日に啓夫さんの2カ月分の年金約15万円を銀行口座に振り込ませ、だまし取った疑いがある。 山田容疑者は啓夫さんと40代の長男の3人暮らし。11月19日に町役場から「啓夫さんと長期間連絡が取れない」と署に相談があり、自宅を訪れた署員が深さ約5メートルの井戸から白骨遺体を発見。DNA鑑定などで啓夫さんと特定した。 啓夫さんは生きていれば74歳だが、死後数年経っているとみられる。県警が死因などを調べている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
独自暗号資産 7人に約1億円販売した疑い、5人を再逮捕 大阪府警
2021年12月1日 20時42分 東京のインターネット関連会社代表の男らが独自の暗号資産(仮想通貨)を売り、別の暗号資産などをだまし取ったとされる事件で、大阪府警は別の被害者に対する詐欺容疑で男ら5人を再逮捕し、1日発表した。認否を明らかにしていない。 再逮捕されたのは代表取締役の山田大紀容疑者(26)=東京都新宿区、詐欺罪で起訴=と、同社役員や外部のエンジニアら男女計5人。 サイバー犯罪対策課によると、再逮捕容疑は2019年6月中旬~20年9月下旬、東京や大阪などに住む30~70代の男性7人に、SNSなどを通じて「私も5千万円分買った。買った方が良い」などとうそを伝えて独自の暗号資産「アークキャッシュ」を売り、対価として計約1億300万円相当の他の暗号資産をだまし取ったというもの。 府警は1日、同じ容疑で職業不詳の男(24)を逮捕した。 捜査関係者によると、山田容疑者らは、「将来値上がりする」などと独自の暗号資産の購入を勧め、変声させるアプリを使って女性のふりをして男性に話を持ちかけていたという。府警は押収資料などから、約1年半の間に延べ約1500人から約20億円相当の暗号資産などを詐取したとみている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日大・田中理事長が大学に辞意伝える 脱税事件で逮捕、批判強まる
2021年12月1日 15時31分 日本大学理事長の田中英寿容疑者(74)が所得税法違反の疑いで逮捕された事件で、田中理事長が辞任の意向を大学側に伝えたことが、関係者への取材で分かった。日大は1日午後の臨時理事会で進退について協議する。田中理事長は脱税容疑を否認しているが、逮捕を受けて辞職は不可避と判断したとみられる。 田中理事長は、医療法人「錦秀会(きんしゅうかい)」(大阪市)の前理事長・籔本雅巳(61)、日大元理事・井ノ口忠男(64)の両被告=いずれも背任罪で起訴=らから2018年と20年に受け取った計約1億2千万円のリベート収入などを税務申告せず、約5300万円を脱税したとして、11月29日に逮捕された。 隠したとされる所得には、日大板橋病院の建て替えに伴う設計業者選定の謝礼や、20年9月に理事長に再任された際の祝い金などが含まれているという。 田中理事長の逮捕をめぐっては、末松信介文部科学相が11月30日の会見で「深刻な事態で極めて遺憾」と述べて日大側に徹底調査と説明責任を果たすように求めるなど、批判が強まっていた。 田中理事長は日大相撲部出身で、職員を経て1999年に理事、2002年に常務理事になった。08年から理事長を務め、現在5期目。今年9月に日大本部や自宅が家宅捜索されて以降、一度も公の場で説明しないまま逮捕された。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日本一購入が難しいカレー、ついに直売 北新地「一見お断り」の味
大阪・北新地のど真ん中に11月30日、レトルトカレーの直売所が現れた。販売するのは、2年前にネットで「日本一購入が難しい」と話題になったカレー。「一見(いちげん)さんお断り」の店舗での限定販売からネット通販を経て、直売に乗り出した。 北新地で34年続く小料理バー「玉鬘(たまかずら)」が2019年11月に販売を始めたもので、国産バターをたっぷりと使った上品な味わいが特徴だ。前年にママの井上準子さんに初孫が生まれたのを記念し、準子ママが店で手作りしていた人気の味を、レトルトカレーとして商品化した。当初は玉鬘でのみ販売しており、「一見さんお断り」の店でしか買えない商品として「日本一購入が難しい」と評判を呼んだ。 昨春からのコロナ禍で、北新地も打撃を受けた。酒類提供の時間制限で、玉鬘は計1年半ほど休業。「私が30年以上続けてきた仕事は『不要不急』の4文字で片付けられてしまうものなのか」。準子ママも大きな不安に襲われたという。 窮地を救ったのが、このレト… この記事は会員記事です。残り409文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
オミクロン株の濃厚接触者、1人は愛知県在住者
愛知県は1日、新型コロナウイルスに7人が感染したと発表した。うち名古屋市は4人だった。 11月30日時点の入院者は7人(病床使用率0・4%)、重症者はいなかった。 国内で初めて感染が確認された新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」について県は、濃厚接触者70人のうち1人が県内在住者だったと明らかにした。空港での検査では陰性で11月29日に自宅に帰り、30日から宿泊療養施設に入所しているという。 また県は治療薬「イベルメクチン」の治験を実施すると発表した。名古屋市中村区の宿泊療養施設「東横イン名古屋名駅南」に入所している20歳以上の希望者が対象だ。薬を1日1回3日間投与し、11日間経過観察するという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Ready to shine in the United States, a star waits in Japan
Seiya Suzuki is the only player in Nippon Professional Baseball history to homer the first time he stepped to the plate in five consecutive games. If Suzuki, an outfielder for the Hiroshima Carp, signs with a Major League Baseball team this offseason, he could make his mark in another unusual […]