自分を大切にして、という意味で使われる「ご自愛ください」。 漫画家の竹内絢香さんは、コロナ禍にあってこの言葉を目にすることが増えた。 ちょっとぜいたくに寿司を食べたり、気になっていた服を買ったり。 あれこれと「ご自愛」を試してみたが、罪悪感だけが残った。 漫画が売れてないのに寿司なんてぜいたくだ。 素敵な服だけど私にはふさわしくない。 なぜそう思うのかを自分なりに考えてみたら、「理由のない幸せへの恐怖」に気づいた。 今月は仕事を頑張ったから自分にご褒美をあげるんだ。 仕事で必要だから買うんだ。 そういった理由がなければ、自分を納得させることができない。 何より、ご褒美を得るには「苦労」や「我慢」がセットになっていると思っていた。 そんな考え方が勘違いなんだ、と気づかせてくれたのは、友人の何げない一言だった。 仕事の打ち合わせのため、という理由で買った黒いワンピース。 それを見た彼女は「わ~、可愛いね」と褒めてくれた。 反射的に「実はこれ、仕事を言い訳に買っちゃって」と説明すると、こう言ってくれた。 「それって、仕事は言い訳っ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
桜蔭も女子学院も面接中止、開成、栄光は追試も コロナ下の中学入試
新型コロナウイルスの感染が急拡大するなか、首都圏で本格的な中学受験シーズンが始まった。感染対策のため、面接中止や追試の実施を急きょ打ち出す私立中が相次いでいる。 首都圏の中学入試は10日に埼玉県で始まり、20日からは千葉県でも始まる。2月1日からは東京都と神奈川県でもスタートする。 国内では今のところ新型コロナワクチンは12歳以上しか接種できないが、中学受験する小学6年生には11歳の子もいるほか、12歳でも、ワクチン接種の未知のリスクへの心配などから受けていない子もいる。都内のある私立中の担当者は「オミクロン株は感染力も強いと聞くので、このまま感染が拡大すれば2月がピークになる可能性もある」と恐れる。 雙葉、洗足学園は… 東京都品川区の青稜中は今月15日、基礎疾患などがありコロナに感染した場合に重症化するリスクの高い受験生や、そうした家族と同居する受験生らを対象にした「特別感染対策入試」を、2月6日の日曜に実施すると発表した。通勤者が少ない、平日は出勤している父母が車で送迎できるなどの理由から日曜に設定した。一教室の人数を極力少なくし、国語・算数各40分の筆記試験だけで終える。同校では昨年も同様の入試を実施し、100人超が出願、60人以上が受験した。今年は設定していなかったが、感染急拡大を受けて、急きょ実施を決めた。 青田泰明校長は「ここまで感… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
アートギャラリーになった山手線 限定1編成、特別車両が運行開始
JR東日本は17日、東京・山手線の駅を起点にアートや音楽を楽しむ「HAND!」を始めた。3月7日までの50日間、山手線駅を盛り上げ、各エリアの魅力を伝えるイベントが目白押しだ。 目玉企画の一つが、車内をアートギャラリーに見立てた特別編成の山手線だ。今月18日~来月1日の期間中、限定1編成で運行する。 17日、メディア向けに特別車両が公開された。1両につき1人のアート作品が中づりで飾られ、11両それぞれで、墨で描かれたり、フィギュアを透明な袋詰めにしたり、多彩な作品が楽しめる。掲示された実物は期間終了後に配送する形で購入もできる。 内・外回り計11駅の歴史を紹介する車内放送も。例えば新橋駅なら、「鉄道発祥の地」などとアナウンスが流れる。 HANDは2020年に続き2回目で、今回は、上野や鶯谷、有楽町など山手線14駅などでギャラリー展示やライブ、街歩きなどが催される。このプロジェクトを担当するJR東の斉藤千明さんは「コロナ禍が長引く中、日常に彩りを添えられたら」と話す。 詳しい内容や期間は、JR東の「東京感動線」公式サイトで。(井上恵一朗) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
成人式関連クラスター、北海道で相次ぐ 新規感染3日連続600人超
北海道内では17日、新型コロナウイルスの感染者が新たに643人確認された。600人超は3日連続で、前週の月曜日(10日=106人)の約6倍に達した。感染力が強い変異株「オミクロン株」の拡大で感染者の増加ペースが速まっている。前週までにあった成人の日関連のクラスター(感染者集団)も各地で発生。感染拡大が止まらない状況だ。 道が警戒レベルを判断する指標のうち、「病床使用率」は13・8%(16日時点)。まん延防止等重点措置適用の要請を検討する「レベル2」移行の基準となる「20%超」は下回るが、1週間前より6・3ポイント上昇。人口10万人あたりの直近1週間の新規感染者数は60・0人(17日時点)で、レベル2移行指標の15人を大きく上回っている。 17日は新たなクラスターが7件発生した。 成人式関連は苫小牧市での会合で34人、白老町での会合で17人が感染。小樽市の成人式前後の会合ですでに確認されていた多数の感染も、今回クラスターに認定された。これまでに37人が感染し、市によると、8~10日に10グループが5人以上で飲食したという。 このほかのクラスターは、倶知安町の事業所で5人、檜山振興局管内の法要で24人、陸上自衛隊上富良野駐屯地で隊員8人、網走市の東京農業大北海道オホーツクキャンパスの野球部寮で19人が感染した。 札幌市は感染急増を受け、保健所に他部署からの応援職員を約400人派遣。検査結果の告知や患者の健康観察にあたる。市によると昨年末は応援職員は10人程度だったが、今年1月から大幅に増員した。市の担当者は「今の感染状況が続いた場合は、市の窓口業務などの時間短縮も検討が必要になる」と話している。(榧場勇太) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
オホーツクの流氷を今冬初確認 紋別海保の巡視船
神村正史2022年1月17日 21時30分 北海道の紋別海上保安部は17日、オホーツク海に流氷があるのを今冬初めて海上から目視で確認した、と発表した。哨戒中の同海保の巡視船「そらち」が16日午後1時から1時間半にわたって、紋別港の北約50キロの海上で確認した。 同海保などによると、流氷は「砕け氷」で、様々な形に砕けた直径2メートル以下の氷片が集まって海上を漂っていた。厚さは90センチほどあり、海面からは30センチほど出ている状態。流氷はおおむね接しており、この海域では小型船舶は航行が困難な状態だという。(神村正史) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「数学難化しすぎじゃ…」共通テストにあふれる嘆き 新機軸が影響?
15、16の両日に行われた大学入学共通テストでは、数学を中心に「昨年より難しくなった」と指摘する声が多い。大学入試センター試験から衣替えし、2年目の共通テストの難易度を、予備校などはどうみるのか。 〈数学難化しすぎじゃね……〉〈隣の人共通テスト数学1Aの問題破ってて草〉〈試験前の俺「数学1Aで満点取れないやつおるん?w」 試験終わった時の俺「夢ならばどれほど良かったでしょう」〉 数学の試験があった共通テスト2日目(16日)は、「数学Ⅰ・数学A」の難化を指摘する、受験生のものとみられるツイートが相次いだ。 「全員にとって厳しい出題だった」 駿台予備学校とベネッセコー… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「これからも姉と二人三脚で」 田代作人さん、震災遺族代表の言葉
鈴木春香2022年1月17日 21時53分 阪神・淡路大震災で姉を亡くした大阪府茨木市のシンガー・ソングライター、田代作人さん(37)が17日、神戸市の東遊園地で開かれた追悼式典で、遺族代表として追悼の言葉を述べた。姉への思いを歌った曲をきっかけにデビューし12年目。「これからも姉と二人三脚で」と誓った。 姉の西田瑞恵さん(当時17)は5人きょうだいの一番上。学校の先生になることを夢見て勉強を頑張り、アルバイトや家の手伝いにも積極的なしっかりした姉だった。震災前夜、ささいなことでけんかし、口をきいてもらえないまま床に就いたことをいまも悔いている。 当時、神戸市東灘区に住んでいた。ゴオオオ……という地鳴りとともに来た大きな揺れ。家は崩れ、がれきの中から助け出された姉は近くの診療所に運ばれた。だが、診察室から出てきた母は首を振り、言った。「あかんかった」 震災後、経済的な事情もあって家族はばらばらになった。歌手を目指したがうまくいかず、気持ちがふさいだとき、ふらりと兵庫県加古川市にある姉の墓に立ち寄った。そのときに浮かんだ姉への思いをつづった曲「Dear Sister」が、メジャーデビューへの扉を開いた。 以来、生死や家族、愛をテーマに歌い続けてきた。関西の学校を中心に、震災学習や生命の授業という形で請われ、歌を交えて震災の体験を伝える「弾き語(がた)り部(べ)」もする。 昨年には「片道切符のカムパネルラ」という曲を作った。姉が亡くなった翌日、家族が口々に「姉の夢を見た」と言っていたのを思い出して作った曲だ。時が経ち、夢の内容もあいまいななか「こんな夢だったらいいな」と思う内容を歌詞にした。 原点となった曲「Dear Sister」も遺族代表を引き受けたのを機に録音し直した。歌の技術は上がったが、歌にこめる気持ちは変わらない。 「姉の後押しがあったからこうして歌い続けられている。これからも応援してくれ、って思っています」 17日は追悼行事の後、会場で「Dear Sister」を歌った。「この場所でこの日を迎えられたことに感謝しています」。今後、震災を伝える活動をさらに積極的にしていくと決意した。(鈴木春香) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
亡き友とできなかった仲直り 小2の長男に背中押され、手を合わせた
「全然来られなくてごめんね」 阪神・淡路大震災の発生から27年を迎えた17日、神戸市中央区の公園「東遊園地」で、京都市中京区の城戸綾子さん(40)は、亡くなった友達にわびた。 震災を忘れないとの意味を込めて「忘 1・17」の文字に並べられた竹灯籠(とうろう)。城戸さんが、ここで手をあわすのは初めてだ。 当時は中学1年で、神戸市東灘区に住んでいた。揺れに驚いて自宅を飛び出し、マンションの敷地で震えていると、倒壊した近所の住宅で救助を手伝っていた父が戻ってきた。長い黒髪の少女を担いでいる。 幼なじみの八久保(はちくぼ)直子さんだった。 小学校で二人はたびたび同じクラスになり、よく近所の子たちと一緒にゴム跳びや鬼ごっこをした。八久保さんは物静かな雰囲気で、ほかの子より大人っぽい感じがあった。 だが中学に入った頃、理由も覚えていないほどささいなことでけんかになった。いつか仲直りできると思っていたのに……。 「あのとき謝っておけばよかった」。後悔と申し訳なさが入り交じり、27年間、墓参りも、1月17日に東遊園地に来ることもできなかった。 先月、カブスカウトで防災を学んだ小学2年の長男・瑛士(あきと)くんに「神戸に住んでいたの?」と聞かれた。初めて震災の体験を話すと、「神戸に行きたい」と言われた。 城戸さんは迷った。私が手を合わせて直子ちゃんはどう思うだろうか。ずっと会いに行けなかったのに友達と言ってもいいのだろうか。 だが、瑛士くんの震災を知りたいという思いに背中を押された。「直子ちゃんだけでなく、一家全員が亡くなった友達もいる。みんながいたということを、自分が次の世代に伝えないといけない」 17日早朝、東遊園地で手を合わせた後、瑛士くんが言った。「今日のこと、学校のみんなにもちゃんと話すよ」。自分なりに理解してくれたようでうれしかった。帰り道、神戸に来る前より少しだけ、肩が軽くなったような気がした。(武田遼) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
富良野のバックカントリーで3人不明 コース外でスノボ、連絡とれず
2022年1月17日 23時00分 17日午後3時25分ごろ、北海道富良野市の女性から、「バックカントリー中の夫が帰ってこない」と、北海道警富良野署に通報があった。連絡が取れなくなっているのは、通報者の夫の40代男性と、道内居住の30~40代の男性2人。同署は遭難した可能性もあるとして捜索を開始。夜に入り一時中断しているが、18日午前7時から再開する予定。 署によると、男性は知人らと合わせた4人で17日午前9時ごろから、富良野スキー場でスノーボードをしていた。午前11時ごろ、同スキー場の「富良野ZONE」の頂上付近から、バックカントリーと呼ばれるコース外に出たという。 このうち北見市の40代男性は途中で3人とはぐれ、午前中にコースに戻った。しかし3人の姿がその後も見えないことから、女性に連絡を取り、女性が警察に通報したという。 3人の携帯電話にはつながらない状態が続いているという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Le Japon en pleine guerre des frites
Devant un restaurant McDonald’s à Tokyo (Japon), en janvier 2015. YOSHIKAZU TSUNO / AFP La guerre des frites s’intensifie au Japon sur fond de perturbations des circuits d’approvisionnement en pommes de terre. Ce n’est pas sans ironie que la chaîne de fast-food nippon Freshness Burger a lancé, vendredi 14 janvier, une […]