2022年1月5日 17時36分 全国で確認された新型コロナウイルスの新規感染者が5日午後5時時点で2千人を超えた。1日あたりの新規感染者が2千人を上回るのは昨年9月26日以来、約3カ月ぶり。 沖縄県では5日、623人の新規感染者が確認された。600人超は昨年8月28日以来。3日の130人、4日の225人に続き、日ごとに倍増する勢いで感染拡大が続いている。 東京都は前週の同じ水曜日(12月29日)の5倍にあたる390人。300人を超えたのは昨年9月26日以来、こちらも約3カ月ぶりだ。また大阪府は244人、山口県は104人となった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
とび職人らが伝統のはしご乗り 甲府市
吉沢龍彦2022年1月5日 13時02分 江戸時代の火消しの伝統を受け継ぐとび職人らの団体、甲府市消防記念会が4日、県庁の噴水広場で伝統技芸の木遣(きや)り、纏(まとい)振り、はしご乗りを披露した。 はしご乗りは、高さ6メートルのはしごの上で様々なポーズを取る。10代から40代までの6人が「しゃちほこ」「大の字」などの大きな技を次々と繰り出した。この2年ほどはコロナ禍で、披露する機会がなかったという。技を指導した組頭の岡部昇さん(71)は「久しぶりだったが、よくできた。安心して見ていられた」と話した。(吉沢龍彦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
甲府で仕事始め式 樋口市長が今年の漢字として「節」を披露
三ツ木勝巳2022年1月5日 13時27分 甲府市の樋口雄一市長は4日の年頭会見で、新型コロナウイルスについて「新たな変異株の出現などにより収束の兆しが見えない」としながらも、「命と暮らしを守るという原点に立ち返り、市政運営に全力で取り組む」と話した。また、今年の漢字として「節」を披露した。 この日、幹部職員65人を集めた仕事始め式もあり、樋口市長は訓示の中で漢字の「節」に触れた。2019年の甲府開府500年の記念事業が今年度で一区切りとなることから、「武田信虎公がこの地に甲府を開いて500年、これを歴史の節目として、そして次の500年のスタートとして市民や職員の皆さんと共に新たな甲府を作り上げていきたい」と語った。 その上で、「コロナの影響で長期間にわたり市民の皆様に様々な面で我慢をお願いしてきましたが、今年こそはコロナが収束していろいろなことが動き出す節目の1年にしていきたい。そういった願いを込めて、『節』を選びました」と述べた。(三ツ木勝巳) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
もう死ぬしか… 被害深刻な特殊詐欺、加担した少年たちは今
若者たちが軽い気持ちで犯行に加担している――。深刻な被害が続く特殊詐欺のそんな傾向が、昨年12月24日に公表された犯罪白書から浮かんだ。こうした少年たちの立ち直りに取り組む少年院では、自らの行為の重大さを理解させ、再び手を染めることのないよう特殊詐欺専用の矯正プログラムの導入が進む。 「もう死ぬしかない。150万ダマサレタ」 昨年11月下旬、東日本にある少年院。教室の画面に被害者の手書きのメモが映し出された。特殊詐欺に特化した矯正プログラムに基づき、被害の実態を伝える指導が行われていた。 教官は、家族から責められるなどの「二次的被害」を受ける被害者もいることを2人の少年に説明し、どう感じるか問いかけた。じっと耳を傾けていた少年(19)は、「お金だけじゃない苦しみも与えてしまった。自分がやったのはそういうことなんだと気づくことが、二度と同じことを繰り返さないために大事だと思いました」と答えた。 この少年は、家出中に頼った幼なじみに特殊詐欺に誘われた。先輩を紹介され、「先輩の先輩みたいな人」からスマートフォンを2台渡された。 スマホに来る「本社」の指示… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
校長が受験生に贈るジョブズが残した言葉 苦手な教科も将来の糧に
入試シーズンが始まります。コロナ下で頑張る受験生たちへ、校長からのメッセージをお届けします。 今回の入試が人生初めての受験になる人も多いと思います。受験勉強を究めていくと、突き当たる壁があります。将来やりたいことには直結しないのに、自分はなぜこの苦手な教科を勉強しているんだろうと思っている人もいるでしょう。 そんな受験生には、スティーブ・ジョブズのスピーチを借りて、この言葉を贈ります。「the dots will somehow connect in your future」(点と点は何かしらの形で将来つながっている)。彼が学生時代に受講していたある授業を振り返ってのメッセージです。何げなく学んでいたことが、結果的には世界を変える歴史的技術革新につながったと彼自身が認めています。 勉強ではないですが、私は大学時代、映画サークルで映画を自主製作していました。私に割り当てられたのは「編集」という地味な仕事。当時はパソコンもなく随分アナログな作業でした。気の短い私にとっては苦痛以外の何物でもありませんでしたが、なんと40年後、コロナ禍における動画作成という形で役に立ちました。不思議なものです。 伝えたいのは、志望校に合格することが最終のゴールではないということです。人生はその後もずっと続き、合格不合格に関係なく、今やっていることが、いつか生きることもある。だから、今やっていることに自信を持ってほしい。 とは言っても、コロナ禍のもとでの受験勉強、息が詰まることもあるでしょう。自分のペースを大切にすることも忘れないで下さい。息抜きも大切です。休校中、本校でもオンライン授業をしましたが、50分の授業のうち、講義部分を20分間に圧縮しました。対面授業では演習も雑談もあり、50分ずっと緊張感を維持しているわけではありません。オンラインでもその感覚を大切にしたいと思ったからです。中高生は、精神的にも肉体的にも伸び盛りのとき。メリハリを意識して生活してほしいと思います。 本校は中学は1学年240人… この記事は会員記事です。残り783文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 【1/24まで】2つの記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「子育てを」男性カップルが用意した部屋と貯金 里親認定2年でも…
子どもを育てたい。そんな思いで、ある男性カップルが里親としての公的な認定を受けてから、間もなく2年。まだ、願いはかなっていない。どこにハードルがあるのか。 3LDKの一室に用意した「子ども部屋」。玄関からリビングを通った先の部屋にしたのは、顔をあわせる機会を増やしたいから。新品の学習机も買った。 しかし、この部屋を使う子どもはいない。 30代の会社員男性は、東海地方のマンションで、30代の男性パートナーと暮らす。昔から子どもが大好きだった。「いつか子どもがほしい」。姉には、中2と小1になる子どもがいる。一緒に遊ぶうち、思いは強くなった。 2016年の秋にパートナーと出会ってからも、気持ちは変わらなかった。 どうすれば可能なのか。調べると、海外ならできる代理出産は高額だった。男性カップルの前例も見つけられなかった。 養子縁組のうち、特別養子縁組は法律婚の夫婦でなければならない。普通養子縁組は、幼い子を養子とする場合は親族や知り合いの子どもを対象とすることが多く、そのような子どもは身近にいなかった。 翌17年の春、あるニュースを目にした。 大阪市が男性カップルを養育… この記事は有料会員記事です。残り1399文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【1/24まで】2つの記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Think Gender 男女格差が先進7カ国で最下位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[記事一覧へ] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
沖縄、新型コロナの新規感染600人前後か 県が暫定値を発表
沖縄県は5日午前、新型コロナウイルスの新規感染者が暫定値で600人前後になる見通し、と発表した。県が暫定値を公表するのは異例。 沖縄では大規模感染が発生している米軍関係者を除いても4日に225人、3日も130人の新規感染者が確認され、全国最多の状態が続いている。米軍関係者も4日は164人の感染が確認された。米軍由来のオミクロン株が地域に広がり、「市中感染」が急拡大しているとみられている。(国吉美香) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
厳寒の川渡り 火の粉飛び散らせて「悪魔払い」 鷹栖観音鬼会
大分県宇佐市の駅館(やっかん)川周辺で4日夜、新年恒例の火祭り「鷹栖観音鬼会(おにえ)」があった。1300年の歴史がある伝統行事だが、コロナ禍で昨年は中止され、2年ぶりの開催。締め込み姿の男たちがたいまつを手に冷たい川を渡り、火の乱舞を繰り広げた。 川に胸までつかりながら対岸にある観音堂に参拝した後、高さ10メートルの「ドンド」に着火。そして「赤鬼」と「青鬼」の二手に分かれ、駆けながらたいまつを打ち合い、火の粉を飛び散らせた。「悪魔払い」と呼ばれ、火の粉を浴びると御利益があるとされる。 継承する鷹栖観音運営委員会の佐々木勉代表(73)は「コロナ退散の願いを込めました」。(貞松慎二郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
玄関のドアを開けるその音が、2人は「ふうふ」と思える瞬間
月曜日の昼。都内の1LDKの台所から笑い声が響いた。 「レタス、ちぎっておいて」。不動産会社に勤めるReyan(れーやん)さん(23)は手際よく鶏肉を焼きながら、隣に立つU(ゆー)さん(28)に声をかける。「どこに盛りつけるの?」とぎこちない手つきで葉をちぎるUさんに目をやり、吹き出した。「そんなにいらないよ」。Uさんもつられて笑った。 一緒に暮らして4年。同じ会社に勤務する今も、笑いが絶えない。できあがったばかりの昼食をダイニングテーブルに並べると、ReyanさんのサラダにUさんがドレッシングをかけた。「あっ、ありがとう」。こまやかな気遣いがうれしい。 何げない日常。でも、特別な感情に包まれる。 Reyanさんは性別にとらわれず人を好きになる「パンセクシュアル」。Uさんは女性を好きになる「レズビアン」。それぞれそう自認する女性同士のカップルだ。 2人は地方の出身。地元で過… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宇治茶味わい、寺の謎探る 麒麟川島さん、出身地・宇治を動画でPR
小西良昭2022年1月5日 7時30分 お笑いコンビ「麒麟(きりん)」の川島明さんが出身地・京都府宇治市の観光スポットを紹介する動画が、市などの公式ユーチューブ・チャンネルで配信されている。 タイトルは「麒麟川島明のぶらりふるさと宇治で新発見!」。宇治川沿いの「お茶と宇治のまち歴史公園」で茶を味わい、萬福寺(まんぷくじ)で寺の謎を探る内容だ。 動画では18歳まで過ごした故郷と自身を「宇治川は川島明の源流。流れ流れて今、大活躍!」とPR。市の担当者は「動画を見て次は市に来てほしい」。(小西良昭) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル