東京都は12日、新型コロナウイルスの感染者を新たに9164人確認したと発表した。前週の土曜日(5日)と比べて1642人減った。前週の同じ曜日を下回るのは9日連続。12日までの1週間平均の感染者数は8874・1人で、前週(11147・6人)の79・6%だった。60代~90代の男女14人の死亡も発表された。 年代別で最多は10歳未満の1742人で、40代の1578人、30代の1572人、20代の1448人、10代の1303人と続いた。12日の新規感染者数のうち、医師の判断による臨床診断でみなし陽性とされたのは391人だった。 病床使用率は41・7%で、都が30~40%で緊急事態宣言の要請を判断する指標としている重症者用病床使用率は22・6%(11日時点)。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO〈エクモ〉)を使用」とする都基準の重症者数は62人となっている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪府で5579人感染、前週より26%減 死者13人 新型コロナ
大阪府は12日、新たに5579人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。また、2月5日から3月11日にかけて、50~90代の男女計13人の死亡も新たに確認された。府内の感染者は延べ72万4879人、死者は計4284人になった。 直近1週間の感染者は合計3万7917人で、前週(5万1099人)と比べて26%減少した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
愛知で3574人が感染確認、前週比は減 死者13人 新型コロナ
愛知県は12日、3574人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち名古屋市は1018人。前週土曜(4230人)から656人減った。死者は13人だった。 11日夕時点の入院患者は、前日より45人減の1439人(稼働病床の使用率53・9%)で、重症者は8人減の32人(病床使用率17・5%)。ホテル療養は4人減の630人、自宅療養者は1104人減の2万6223人だった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
岸田首相「私の手で何としても拉致問題解決を」 飯塚さんお別れ会で
北朝鮮に拉致された田口八重子さん(拉致当時22)の兄で、昨年12月に83歳で亡くなった拉致被害者家族会の前代表、飯塚繁雄さんの「お別れ会」が12日、東京都千代田区で開かれた。家族会関係者や岸田文雄首相らが参列して飯塚さんを悼んだ。 岸田首相はあいさつに立ち「ご存命の間に八重子さんと再会を果たせなかったことは痛恨の極みであり、政府として誠に申し訳ない。繁雄さんのご遺志を心に刻み、私の手で何としても拉致問題を解決したい」と改めて強調した。 田口さんの長男で、繁雄さん… この記事は有料会員記事です。残り343文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
岐阜県が529人の感染を発表 4件のクラスターも発生
岐阜県と岐阜市は12日、529人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は延べ5万9421人になった。 また、4件のクラスター(感染者集団)が公表された。大垣市の小学校で児童18人、家族12人の計30人が感染。関市の大学では、寮で生活する同じ運動部の学生15人の感染が確認された。この運動部でのクラスター発生は、今回で4回目という。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
住宅など10棟超が焼ける火災、性別不明の遺体見つかる 山梨・北杜
吉沢龍彦2022年3月12日 20時18分 12日午後1時ごろ、山梨県北杜市須玉町小尾(すたまちょうおび)の住宅から煙が出ている、と通行人から110番通報があった。県警北杜署と峡北消防本部によると、住宅など十数棟の建物に延焼。午後8時前の時点で鎮火していない。延焼した家屋から性別不明の遺体が見つかった。この家屋に住む80代男性と連絡が取れていないという。現場は中央自動車道須玉ICの北東約20キロで、木造家屋が立ち並んでいる地域。近くに日本百名山の瑞牆(みずがき)山がある。(吉沢龍彦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
三重県が433人の感染を発表 前週比で減少 2人死亡
三重県では12日、10歳未満~90代の433人が新型コロナウイルスに感染し、2人が死亡したと発表された。前週の同じ土曜日(5日=506人)より73人減少した。 亡くなった2人は、医療機関に入院していた80代男性と、死亡後の検査で感染が判明した20代(性別非公表)。ともに新型コロナが直接の死因ではないという。死者は計259人となった。 県内の感染者数は延べ4万7476人。直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は201・61人で前週の0・9倍だった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
健やかな成長願う勇壮な絵柄 五月のぼり制作ピーク 佐賀・小城市
男児の健やかな成長を願い、端午の節句で飾られる「五月のぼり」の制作がピークを迎えている。城島旗染工(佐賀県小城市牛津町)の工房では、長さ7・5メートル、幅85センチの木綿布がシワ無く張られ、職人がはけを手に武者や竜などの下絵にそって、鮮やかな赤や青、金色などを塗る作業に追われていた。 五月のぼりは、よろい姿の武者や竜を描いた勇壮なデザインが人気で、1旗を仕上げるのに2週間ほどかかるという。 城島守洋社長は、創業から継… この記事は有料会員記事です。残り165文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ウクライナから届いた作品、メール途絶え「心配」 福岡の国際彫刻展
福岡県行橋市の実行委員会が作品を募集している国際公募彫刻展「ゆくはしビエンナーレ2023」に、ロシアの侵攻を受け戦禍に見舞われているウクライナ第2の都市ハリコフ在住の彫刻家フォロディミール・コチュマルさん(51)から応募作品が届いた。現地の悲惨な状況などもメールで伝えてきたが、今は通じなくなっているという。 彫刻展は17年から隔年で開催されており、今回が4回目。大賞賞金は等身大像の制作費なども含めて1千万円。世界の彫刻家らに呼びかけて作品を募っており、今回のテーマは「公共空間に設置するにふさわしい知識・知性を具現化した歴史上の人物」。昨年12月から今年3月31日まで、頭部と50センチほどのマケット(縮小模型)をDVDなどのディスクに入れた写真や動画で提出してもらう。 実行委事務局によると、コチュマルさんから2月23日に、エントリーシートとディスクを郵便で送ったとのメールが届いた。3月1日になっても届かないため、事務局側が「ロシアの侵攻で心配しています」とメールすると、翌日メールに映像を添付して送ると返信があった。 画質などの点からディスクで… この記事は有料会員記事です。残り540文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
猫の命の尊さ考えて 「猫の日」に浅田美代子さんらで記者イベント
長く続く猫ブームの影響で、猫への関心がこれまでになく高まっています。かわいさに注目が集まる一方で、殺処分される子猫が多かったり、遺伝性疾患を持って生まれてくる純血種の猫が人気だったり、猫を巡る様々な課題も顕在化しています。「ニャン・ニャン・ニャン」と読めることから「猫の日」とされる2月22日、朝日新聞社ではオンラインで、記者イベント「『猫の日』に考える 日本の猫たちのこと」(協賛・花王)を開きました。長く動物愛護活動に携わっている俳優の浅田美代子さん、保護猫カフェ「ねこかつ」代表の梅田達也さん、文化くらし報道部の太田匡彦記者が語り合いました。内容の一部を紹介します。司会は「sippo」の磯崎こず恵編集長が務めました。 コロナ禍で増える飼育数 日本国内の猫の推計飼育数は2014年に842万5千匹となり、犬(820万匹)を逆転(ペットフード協会調べ)。コロナ禍で猫に癒やしを求める人が増えたことで、新たに飼われるようになった猫は20年が46万匹、21年が48万9千匹と、例年に比べて10万匹ほど多い水準になった。犬に比べて増加傾向は顕著で、21年時点の推計飼育数は犬710万6千匹に対して猫894万6千匹と差を広げている。こうした猫ブームに浅田さんは「子猫のほうが多く展示されているペットショップも出てきていて、『猫は犬より世話が楽』などと宣伝しているところもある。でも、コロナ禍で新たに飼われた猫で、もう捨てられてしまっている子がたくさんいる」と警鐘を鳴らす。 20年度時点で、全国の自治体における殺処分数は減少傾向のままだが、離乳前の子猫の殺処分数は思うように減っていない。殺処分された犬猫のうち5割を子猫が占める状況が続いている。猫の保護活動に日々あたる梅田さんは「殺処分数は減ってきているが、行政に収容される前に動物愛護団体が保護するような事例は増えており、状況が改善していると一概には言えない。離乳前の乳飲み子は数時間おきの授乳が必要だが、自治体職員の手が足りず、多くの自治体で即日殺処分になっている。『かわいそうな子』は減っていないので、そのために多くの団体がTNR活動などに取り組んでいる」と話す。 記事末尾に記者イベント動画 記事の末尾で、2月22日にあった記者イベント「『猫の日』に考える 日本の猫たちのこと」の様子を動画でお伝えします。 TNR活動とは野良猫を捕獲(Trap)して不妊・去勢手術(Neuter)をし、元の場所に戻す(Return)取り組み。野良猫を地域で見守る地域猫活動の一環として行われている。殺処分される「不幸な命」が新たに生まれないようにし、野良猫たちには一代限りの生をまっとうしてもらおうという狙いがあるという。 こうしたなかで、純血種の猫… この記事は有料会員記事です。残り2469文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル