2022年4月7日 20時03分 【動画】店舗に突っ込んだ軽自動車=朝日放送テレビヘリ撮影 7日午後3時ごろ、大阪市中央区難波3丁目で、「軽四自動車が酒酔い運転のような感じでチケット販売店に入っていった」と110番通報があった。大阪府警によると、自営業の男性(32)=同市西淀川区姫島6丁目=が運転する軽乗用車が店舗入り口にぶつかり、女性客(30)が右足を骨折するなど女性3人が重軽傷を負った。 現場は高島屋大阪店などが立ち並ぶ交差点の一角。南署によると、女性客のほか、同乗していた男性の母親(56)と従業員の女性(24)が軽いけがをした。付近のカメラで、母親は車が店舗にぶつかる直前に車から降り、運転席に回り込むような姿が確認されたという。「息子は持病がある」と話しているといい、署が事故の状況を詳しく調べている。 現場は人通りが多く、破損した店舗や軽乗用車を心配そうに見つめたり、スマートフォンで撮影したりする人たちで現場は一時騒然とした。 発生時に現場近くを通りかかったという60代男性は、「ドーンという大きな音の後に女性の悲鳴が聞こえた」と話す。現場に駆けつけると、軽乗用車が店舗に突っ込んでいた。「店の中にいた店員が一時的に閉じ込められていた。すぐに救急車が来て、店員らが運ばれていきました」と言う。「ミナミのまちのど真ん中でこんな事故があるなんて」と話した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
陶芸のまちにスケボーで新たな風 スキー・スノボーの五輪効果は
東京都心から車で約2時間。晴れ間が広がる3月上旬の土曜、茨城県笠間市のスケートボード場「ムラサキパークかさま」の駐車場には多くの県外ナンバーの車が止まっていた。広さ4600平方メートル。スケボーを楽しめる施設としては東日本最大規模だ。 「滑りやすかった。また来たい」。横浜市から来た小学生の石川糸麻(しま)さん(11)は半日スケボーを楽しんで、そう話した。インスタグラムで見つけ、父に頼んで連れてきてもらったという。 茨城県営「笠間芸術の森公園」内にあるパークは、県と笠間市が7億4千万円をかけて昨年4月に開設。指定管理者としてスポーツ用品販売大手「ムラサキスポーツ」(東京)が運営する。同社は各地で同様のスケボー場運営に参画する。 「新型コロナウイルスの影響で人気が広がり、東京五輪でさらに増えた」。パーク内にあるムラサキスポーツかさま店長の明松(かがり)輝壮さん(49)はそう話す。 コロナ禍で屋外で1人でできるスポーツに目が向いた。さらに東京五輪での堀米雄斗選手の金メダル獲得で初心者の体験参加が急増。「関西など遠方からの利用者も多い。来場者数は開業前の試算を大きく上回る」(明松さん) パークは観光客誘致にもつな… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「宅飲み」相手が車を運転 酒持参の男を道交法違反容疑で逮捕
古畑航希、板倉大地2022年4月8日 6時30分 車を運転する恐れがあると知りながら知人の「宅飲み」の場に酒を持ち込んだとして、福岡県警飯塚署は7日までに、飯塚市片島2丁目の飲食店従業員、小川一樹容疑者(28)を道路交通法違反(酒類提供)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 署によると、小川容疑者は1月28日午後10時~11時半ごろ、同市の土木作業員の男(32)が車を運転する恐れがあることを知りながら日本酒などを提供した疑いがある。直方市のアルバイトの男(25)の自宅で、小川容疑者が持参した酒を皆で飲み、その後に男2人は準中型貨物自動車で飲食店へ向かったという。 署は目撃者から通報を受けて走行中の車を発見。男2人は道交法違反(酒気帯び運転など)の疑いで飯塚区検に書類送検された。いずれも容疑を認めている。 県警が酒気帯び運転の運転者以外を検挙したのは、同乗、車両提供、酒類提供の疑いを合わせて、一昨年が過去最高の86件、昨年は78件だった。(古畑航希、板倉大地) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日大、前理事長らに賠償請求へ 新体制7月から 事件受け再発防止策
前理事長が有罪判決を受けるなどした一連の事件を受け、日本大学が7日、文部科学省に再発防止策を報告した。日大は田中英寿前理事長(75)らに損害賠償を求める方針で、学外者を軸に5月末までに新理事長候補を選び、7月から新体制に移るという。 再発防止策によると、加藤直人理事長兼学長(71)を含め、現在の理事らは6月末で全員退任するほか、事件発覚時の理事らが、将来にわたって役員に就くことを禁止する。理事の選出方法を見直し、3分の1ほどは学外者とするほか、理事長と学長の評価制度を導入する。 脱税事件で有罪判決を受けた前理事長のほか、背任罪で起訴された元理事の井ノ口忠男被告(65)にも損害賠償を求めるという。 加藤理事長は文科省への報告… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
霊峰・英彦山を再生したい 米フォトジャーナリストがほれた山伏文化
「日本三大修験道場」として栄え、多くの山伏がいた霊峰・英彦山。その歴史にほれ込み、福岡県添田町の宿坊を改修し、修験道に関する文化の発信拠点としてよみがえらせようという取り組みに加わった米国人がいる。著名な写真家のエバレット・ケネディ・ブラウンさん(62)。改修は屋根のふき替えを残すのみで、5月中旬にも宿坊をお披露目する予定だ。 英彦山の谷間に4月2日、ブラウンさんらが吹くホラ貝の音が響いた。約120人のボランティアたちが一斉に山道を下る。宿坊に着くと、カヤ葺(ふ)き専門の職人集団が屋根から降ろした古いカヤを運んで廃棄したり、新しいカヤを運び込んだりした。 この建物は「守静坊」と呼ばれ、英彦山山伏の子孫で、元駒沢大教授の長野覚(ただし)さんの生家だ。長野さんは昨秋亡くなり、一般財団法人「徳積財団」(飯塚市)が遺族から活用を任された。 財団は伝統的な日本文化や先… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
動物虐待、杉本彩さんが語る摘発増加の背景
昨年1年間に170件の動物虐待を警察が摘発し、199人を逮捕・書類送検したことが、7日発表の警察庁のまとめでわかった。件数、人数とも統計をとり始めた2010年以降で最多だったという。 動物虐待の摘発が増えた背景の一つとして、警察庁の担当者は動物愛護団体による活動を挙げる。「地道な活動で動物愛護への社会の関心を高めてくれた」 長野県警が摘発した犬の繁殖場で、劣悪な環境での飼育を刑事告発したのは公益財団法人「動物環境・福祉協会Eva」だ。内部からの告発が寄せられたという。Evaの代表理事でタレントの杉本彩さんは「20年に改正動物愛護法が施行され、動物虐待が犯罪だという意識が明確になってきている」と話す。 改正動愛法は、動物殺傷罪の… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
中国の電子戦機、沖縄南方の太平洋上で確認 自衛隊機が緊急発進
成沢解語2022年4月7日 21時35分 防衛省は7日、中国のY9電子戦機1機が沖縄南方の太平洋上を飛行しているのを確認し、自衛隊機が緊急発進して対応したと発表した。電子戦機は電波情報を集めたり、妨害電波を仕掛けたりする航空機。同型機を対領空侵犯措置で確認したのは初めてという。 発表によると、同機は7日午前から午後、沖縄県の与那国島や石垣島、宮古島の南方の太平洋上を東に進んだ後に反転し、西に戻った。航空自衛隊の戦闘機が継続的に監視し、領空侵犯は確認されなかった。 与那国島では今月1日から、上空監視のための移動式レーダーを常時動かす運用を空自が始めている。2023年度ごろをめどに陸上自衛隊が電子戦部隊を新設する計画も進んでいる。(成沢解語) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
九州大学跡地から切断遺体「がれきから異臭」 福岡県警が捜査
7日午前11時半ごろ、福岡市東区箱崎6丁目の九州大学箱崎キャンパス跡地の解体工事関係者から「がれきの中から人の足のようなものが出てきた」と110番通報があった。切断された痕がある遺体の一部が見つかり、福岡県警は死体損壊などの疑いで捜査を進めている。 捜査1課などによると、敷地内のがれきを集積する場所で、人の腰や両足の一部が見つかった。成人とみられ、性別は不明。切断された痕跡は複数あり、一部を除き白骨化していた。遺体の近くに衣服があったが、身元を示すようなものは見つからなかった。県警は8日、司法解剖するとともに、現場付近を捜索する。 現場は高さ2~3メートルのフェンスなどで囲まれており、工事関係者以外は立ち入り禁止だった。 工事を請け負う業者などによ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
入学式前日に届かぬ制服、なぜ 販売方法に疑問抱く保護者も
東京都武蔵野市の衣料品販売「ムサシノ商店」で制服の納入が遅れた問題で、振り回された保護者や学校からは、原因究明や販売のあり方への疑問を訴える声も聞かれた。7日は多くの学校で入学式があったが、約100人分は届けられなかったという。なぜ防げなかったのか。(堀川勝元、狩野浩平、比嘉展玖、関口佳代子) 「入学式に備え、子どもに新しい服を買いました。余計な出費にはなりましたね」。府中市の女性(44)は残念そうに話した。 今春、長男が都立高に進学。ムサシノ商店に注文した制服は、入学式前日の6日午後7時になってようやく届いた。届かないことも想定し、6日にフォーマルな服を長男に買い与え、備えていたという。 7日の入学式では、式直前の校内で制服に着替える新入生もいた。「高校生活を始められて一安心。でももっと早く届けばよかったのにとは思います」 都教委によると、7日は都立… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
約30年前の中学教諭わいせつ 被害女性が検証の一部やり直し要望
約30年前に教え子の女子中学生にわいせつ行為をしたとして、札幌市立中学校の50代男性教諭が懲戒免職になった問題で、被害者の石田郁子さん(44)が、市教育委員会が3月に公表した検証報告書の内容の一部が事実と異なるとして、報告書の再検証を求めた。7日のオンライン会見で明らかにした。 石田さんは2016年、教諭からの性被害を市教委に訴えたが、市教委は行為を否定した教諭を懲戒処分しなかった。札幌弁護士会が選んだ弁護士2人による今回の報告書は、16年の調査について、調査体制の不備や性被害への認識不足などを指摘した。 石田さんによると、証拠とし… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル