佐々木洋輔2022年4月23日 15時30分 観測史上3番目の早さ…札幌で=HTB提供 札幌管区気象台は23日、札幌で桜が開花したと発表した。昨年より1日遅いが、平年よりは8日早く、観測開始以来5番目の早さ。3、4月の気温が高かったことが影響しているという。これまで最も早かったのは2008年4月21日。 23日午前、気象台にあるソメイヨシノの標本木が5、6輪以上咲いていることを職員が確認した。 日本気象協会によると、札幌の3月の平均気温は2・6度と高めで、4月も暖かい日が続いた。最高気温は21日が6月下旬並みの23・2度、22日は6月中旬並みの21・5度と2日連続で20度以上となり、花芽がほころんで開花したとみられる。気温がこのまま推移すれば、25日にも満開になる見込みだ。(佐々木洋輔) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Are there limits to pitching perfection? Roki Sasaki will find out.
Any time a pitcher returns to the mound after a no-hitter or perfect game, the name Johnny Vander Meer is evoked. In 1938, Vander Meer followed up one no-hitter with another in his next start for the Cincinnati Reds. Of course, despite the predictable anticipation, no one has matched Vander […]
サソリ、コオロギ、ムシできない? ガチャ会社が昆虫食を選んだわけ
コオロギ、サソリにカブトムシ。何が出るかはお楽しみ。昆虫食が出るガチャガチャ、「ガチャde昆虫食」が京都府亀岡市の商業施設「アル・プラザ亀岡」に設置された。作った会社が昆虫食に目を付けた、そのわけとは。 アル・プラザのボウリング場の前には、たくさんのガチャガチャが並んでいる。入り口の一番近くの、目立つ場所にあるのが、ガチャde昆虫食だ。 1回1千円 1回1千円。出てくるのは黒いカプセル。そこまでは普通のガチャガチャと違いはない。ただ、ここでゲットできるのはコオロギなどの昆虫食だ。 設置したのは、ガチャガチャの管理や設置などをする埼玉県の会社「ロボット」。アニメやゲームのキャラクターが入ったガチャガチャなどを全国各地に設置している。 埼玉県深谷市に初めて設置し、亀岡のものは今年1月、西日本で初めて設置した。今月18日までに100個以上売れたという。 昆虫食のガチャガチャ。いったい何が狙いなのでしょうか。記事後半で紹介します。 ガチャガチャといえば、中身… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
観光地が探る新たなごみの捨て方 自動圧縮のごみ箱 有料化実験も
2030 SDGsで変える 新型コロナの感染が落ち着き、観光再開の動きが出始めるなか、ごみ対策に動く観光地が目立っています。コロナ前には多くの人が押し寄せ、ごみのポイ捨てなどで住民の生活に支障が出る「観光公害」に悩まされたためです。SDGs(持続可能な開発目標)は、ごみの削減や自然・文化遺産の保護を掲げています。(箱谷真司) 約400メートルの通りに130店ほどが並び、「京の台所」と呼ばれる京都市の錦市場。コロッケなどその場で食べられる商品を出す店もある。ただ、観光客が増えたコロナ前はごみのポイ捨てが目立ち、自動販売機の空き缶回収箱の周りに散乱することもあった。感染の収束で観光客が戻ってくることが見込まれるなか、ごみ対策が差し迫った課題になっている。 そこで京都錦市場商店街振興組合が旅行大手JTBと組んで始めたのが、観光客らがごみを捨てる際にお金をとる「ごみ捨ての有料化」の実証実験だ。 3月10日までの1カ月間、錦市場の通りにごみ箱10個を設置し、そのそばにQRコードを記載したポスターを貼った。ごみ箱を利用する人はスマートフォンでQRコードを読み込んで、53円、100円、500円のいずれかを選んで電子マネーで支払う。 集まったお金はごみ処理代にあてるほか、お金を取ることでごみを捨てる行為そのものを考え直すきっかけにしてもらうねらいだ。 蔵造りのまち並みで知られる川越一番街商店街(埼玉県川越市)でも同じ期間に同様の実証実験を行った。JTBによると、実験期間中に支払われた金額は錦市場で10件(計1118円)、川越では47件(計4255円)だった。 ■お金を払って捨てる新しい価… この記事は有料会員記事です。残り2542文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「入管の人は心があるの?」 やせ細った姉、死のサインあったのに
ウィシュマさんの遺影を手にする妹のポールニマさん=2022年3月9日、東京都新宿区、鬼室黎撮影 名古屋出入国在留管理局の収容施設から救急搬送されたウィシュマ・サンダマリさん(当時33)は2021年3月、身近にいた入管職員にも病状の深刻さを理解されないまま、死亡した。 その死はスリランカ本国のみならず、CNNやBBC、ニューヨーク・タイムズなど欧米メディアでも報じられ、日本の入管収容問題への関心が高まることになった。 ウィシュマさんの遺族は、今も死因を知らない。 出入国在留管理局の収容施設で何が起きたのか――。2021年3月、名古屋の施設でスリランカ人女性が死亡しました。入管庁、遺族、関係者への取材から、その経緯と背景に迫る6回連載の2回目は、女性から発せられた死のサインについて検証します。 入管庁が公表した報告書では死因はどのように説明されたのか。そして、その説明は十分なものと言えるのだろうか。 情報開示請求によって「開示」された黒塗りの資料と遺族から提供されたウィシュマさんの写真=鬼室黎撮影 姉の死の真相を知りたいと、スリランカからウィシュマさんの2人の妹、ワヨミさんとポールニマさんが成田空港に到着したのは21年5月1日のことだ。 2週間の隔離期間を終えた2人は同月16日、弁護士たちに付き添われて名古屋市に向かった。 目的地の葬儀場では、やせ細った姉がひつぎの中で変わり果てた姿になっていた。この時の様子はTBSのテレビ番組「報道特集」で5月に放映された。 体を震わせ、泣きながらポールニマさんがウィシュマさんに近づいていく。「やせている、すごくやせている」。気が動転し、涙が止まらない。「本当にお姉さんなの。なんてことなの」 ワヨミさんはひつぎの横に泣… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
動画で見る日光白根山頂からの絶景 いまだけの名峰たちの姿
雪で覆われた「絶壁の山」を登った先に、今だけの絶景展望があった。関東から北の地域で最高峰の頂から眺める日光、尾瀬、谷川、浅間……。まだ深い雪に包まれた静かな世界で、名峰たちの美しい共演が見られた。 穏やかに晴れた3月25日。群馬と栃木の県境に立つ日光白根山(標高2578メートル)をめざした。 案内役は、環境省自然公園指導員の杉原勇逸さん(70)。35年にわたり、300回以上、この山に登り続ける第一人者だ。 日光白根山は幾つもの外輪山を従える活火山で、これより北に高い山がない「関東以北最高峰」として知られる。太平洋側と日本海側の中間にあることから植生が豊かで、6月にかれんな淡紫色の花を咲かせるシラネアオイは、この山に古くから群生したことで、その名がついたとされる。 「澄んだ空気の中、想像を超す絶景を見に行きましょう」と、杉原さん。 丸沼高原スキー場(群馬県片品村)のロープウェーを使って標高約2千メートルに達すると、青空を背景に荒々しい山容が現れた。白い雪の山肌から黒い岩がむき出す様が見る者を圧倒する。 雪はまだ深い。滑り止めの爪がついたアイゼンを登山靴に装着して、樹林帯の中を進む。テンの足跡があり、野鳥の声と自らの足音だけが響く。 木のそばを歩く時は注意が必要だ。表面の雪が抜け落ち、何度か腰まで雪にはまった。 絶壁の直登を避けて回り込んだが、森林限界を超えてからが勝負だ。 記事の終盤では、日光白根山の山頂から見られる絶景をオリジナル動画とともに紹介します。 樹木は消え、山頂への視界が… この記事は有料会員記事です。残り540文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
みかんとオレンジはどう違うの?
「みかんとオレンジはどう違うの?」 香川県・山内登生さん(小6)からの質問 ののちゃんのDo科学 ののちゃんは、朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。聞いてほしい疑問はこちらへ。science@asahi.com ののちゃん スーパーで買いものをしていたら、みかんと似た果物がたくさん売っていて、どれを買おうか迷っちゃった。いろんな種類があるんだね。 藤原先生 そうね。みかんの仲間を「かんきつ類」って呼ぶの。昔から国内でつくられているもの、外国から入ってきたもの、品種改良で新しくできたものと、いろいろあって、同じかんきつ類でも仲間わけがされているんだ。 のの みかんとオレンジはどう違うの? 先生 みかんは皮がむきやすくて、やさしい甘みが特徴だよね。かんきつ類では国内で一番、生産量が多いよ。中でも多いのは「温州(うんしゅう)みかん」。鹿児島県の長島町が発祥の地と言われていて、江戸から明治時代にかけて、栽培が全国各地に広がっていったんだ。 のの オレンジは? 先生 みかんより皮が厚くて… この記事は有料会員記事です。残り833文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
学びへの思い様々 札幌の公立夜間中学で初授業「1歩ずつ前へ」
北海道内初の公立夜間中学として開校した「札幌市立星友館中学校」(中央区南3条西7丁目)で21日夜、初めての授業が開かれた。年齢層や歩んできた人生はそれぞれだが、生徒らは一様に期待に満ちた表情で初授業に臨んだ。 かつて中学校に通えなかった理由は、一人ひとりによって違います。そんな生徒たちが同じ教室に集った初授業。その笑顔を見守った校長は、ある期待を抱きました。 「美術は意外と身近なところにあります」「今日は自分の手を描いてみましょう」 「スタートコース」の1時間目に開かれた「美術」の授業。自己紹介や授業の説明を一通り終えると、担当の講師が13人の生徒に呼びかけ、鉛筆と画用紙を配った。 生徒らは真剣な表情で、講師のアドバイスを聞きながら利き手と反対の手のデッサンに挑戦。絵が完成すると近くの生徒と見せ合いながら、「全然描けなかったよ」「すごく上手ですね」と笑い合った。 授業終了後の午後6時過ぎに… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
丹後の高校生が出会った「水中考古学」 夢が大人を動かした
丹後の海に眠る遺物を見つけたい――。京都府北部、日本海に突き出た丹後半島に住む1人の高校生の抱いた夢が、水中考古学の専門家らを巻き込んだプロジェクトに発展している。4月いっぱいまでで挑戦しているクラウドファンディングで、資金調達ができれば今夏、本格的な水中の考古学調査が始まる。 1年前の6月、京都府京丹後市の羽間綾音さん(17)は、高校の図書室で一冊の本に出会った。考古学者の小江慶雄(おえよしお)さんが40年前に発表した「水中考古学入門」。地元の海と歴史が好きな羽間さんは、初めて見る「水中考古学」の文字にひきつけられた。 ワクワクしながら読み進めると、世界には水没した都市遺跡だけでなく、何千何万もの船が沈んでおり、古代の文化財とともに水底に眠っているとあった。丹後の海は古代から大陸との交易が盛んだったと聞いたことを思い出した羽間さんは、沈没船が眠っているかもしれないと直感した。すぐに郷土資料館で資料を読みあさったが、詳しい人に話を聞きたいと思うようになった。 友人から高校生の挑戦を支援… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
人気者も「訳あり」も、なぜかタカも 鳥羽水族館、裏から見る面白さ
【動画】鳥羽水族館で暮らす「意外な」生き物たち=臼井昭仁撮影、鳥羽水族館提供 飼育している生き物の種類数が約1200と、日本一を誇る鳥羽水族館(三重県鳥羽市)。アシカやジュゴンなど、館を代表する人気者がいる一方で、公式サイトでも宣伝されない「訳あり者」もいる。華やかな「表舞台」の裏側をのぞいてみると、生き物たちの別の姿も見えてきた。 「密輸された…」とは紹介しませんが スナドリネコの赤ちゃんなどがいる展示ゾーン「奇跡の森」。そのバックヤードでは、密輸入され、税関に「押収」された生き物たちが暮らしている。国からの寄託で、公益社団法人「日本動物園水族館協会」を通じて同館が引き取ったものだ。 東南アジアにいるモエギハコガメ、ヒガシアオジタトカゲ、キタインドハコスッポンなど、現在は12種。落とし物で所有者が見つからず、警察から引き取ったコガネオオトカゲもいる。 計3羽がいるインドコキンメフクロウとインドオオコノハズクは、週末に客の見送りで登場させることもあるが、ほかは温度管理のできる展示場がないなどの理由で、ほとんど公開されることがなく「日陰の身」だ。トッケイヤモリのようにペットショップでも見かけるものもいるが、飼育を続けているのは「種の保全」のためだという。 今、ベトナムなどに生息するスペングラーヤマガメから生まれた5匹の子どもに毎日、コオロギとペレットを与えて育てている。飼育研究部長で学芸員の三谷伸也さんは、「俗な言い方をすれば、水族館は『見せてなんぼ』だけど、『生かしてなんぼ、増やしてなんぼ』という面もある。地味な取り組みだが将来の野生種の状況を考え、増殖できる技術は確保しなければいけない」と力を込める。 「密輸」だろうがなんだろうが、大事な生き物であることにかわりはなく、広報担当者は「展示場が空けば、これらも公開することはあります。もちろん密輸された……なんて紹介はしませんが」と話す。 なぜ水族館に?驚きの「仲間」たち 「水族館に?」と驚くような「仲間」もいる。 ある日の週末の正午ごろ、屋… この記事は有料会員記事です。残り1242文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル