学校法人「森友学園」(大阪市)への補助金を巡り、詐欺罪などに問われた理事長の籠池泰典被告(69)と妻の諄子被告(65)の控訴審判決が18日、大阪高裁であった。西田真基裁判長は、泰典被告を懲役5年とした一審・大阪地裁判決を支持。一方、諄子被告については一審判決を破棄し、懲役2年6カ月を言い渡した。 両被告は2016年、大阪府豊中市の国有地に小学校を建設するため、工事代金を水増しした虚偽の契約書を提出するなどして国の補助金約5600万円を詐取。11~16年度、大阪市で運営する幼稚園で病気や障害のある園児に特別な支援をしたと偽ったり、専門職員の人数を水増しして申告したりして、府と市の補助金約1億2千万円を詐取したなどとして起訴された。 20年2月の一審判決は、小… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Trio of Japanese MLB stars stand out for their teams in series finale
Japanese rookie sensation Seiya Suzuki walked twice and homered as the Chicago Cubs beat the Colorado Rockies 6-4 on Sunday to earn a split of a four-game series. Suzuki stretched the Cubs’ lead to 6-3 with a solo shot off Ashton Goudeau to right in the seventh before a crowd […]
「世界でここだけの花」を見に行ってみた 聞こえた「勝紅草」の悲鳴
「世界にここだけの花」があると聞き、見てみたいと思った。 足尾山地の南西部、群馬県桐生市とみどり市にまたがる鳴神(なるかみ)山(980メートル)とその周辺にだけ自生するカッコソウ。サクラソウ科の多年草で、濃いピンク色の花を咲かせる。ここだけの固有種だという。 今月中旬、山に向かった。カッコソウの保全活動や登山道の整備をしている「雷神(なるかみ)山を愛する会」の大塚信男副会長と、「こつなぎ登山口」から登る。杉の人工林の中を進む。汗だくになり、沢の冷たい水で一息入れた。約1時間。息があがったころ、標高約800メートルにあるカッコソウの移植地に着いた。 シカに食べられないように、柵とネットで囲われている。木漏れ日が当たる斜面にカッコソウの葉が伸びている。花芽が膨らんでいるが、開花にはまだ早かった。「一つ二つは咲いているかと思ったが……」。大塚さんも残念そうだ。出直してこよう。 山里にも移植地がある。桐生市川内町2丁目の「桐生自然観察の森」。標高約230メートルで春が早く訪れ、カッコソウは3月末から咲き始めた。葉の間から花の茎が伸び、濃いピンク色に輝いている。 花の色から「勝紅草」と書く… この記事は有料会員記事です。残り583文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
災害情報の収集、電話や無線→専用アプリに 大阪市がシステム刷新
地震や水害の発生時、各地の被災状況などの情報を集めるシステムを大阪市が大幅に作りかえた。全職員約2万人を対象に専用アプリを導入し、アプリを通じて投稿した写真などで現場の情報を集めていく。 市危機管理室によると、これまで災害時の情報収集は電話や無線が主だった。職員から報告された現場の様子などは、いったん職員の所属する各部署で集約。その後、災害対策本部に情報が集まる仕組みだった。 今後は職員がアプリを使って、「堤防決壊」「道路ひび割れ」などの被害の内容を報告すると、同本部のシステムに直接集められる。投稿した写真の位置情報でシステムの地図上に現場位置も表記される。避難所の混雑状況のほか、発熱や嘔吐(おうと)などのコロナ感染の疑いがある避難者数などを報告する項目もある。 地域の自主防災組織のメンバ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「サダコの鶴」はキーウにも寄贈 佐々木禎子さんのおいが訴える平和
朝日新聞デジタルに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。Copyright © The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
漁村の17歳が開いた英会話教室 イカ釣りの集落「寂れるのは嫌」
中学2年の夏休み、青森県東通村教育委員会の事業でニュージーランドにホームステイした。「思っていることを英語で伝えることが、これほど楽しいとは」。片道30キロをスクールバスで通う県立田名部高校で英会話クラブに入り、勉強を重ねた。 下北半島の北部、冬の寒さが厳しい東通村のイカ釣りが盛んな集落で育った。「幼い頃の漁港はまだ活気にあふれていた」と記憶するが、近年は不漁も続き往時のにぎわいは感じられない。 村の人口はピーク時の196… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
NFTアートが開く世界の扉 新しい地方創始の形を生み出すか
日本の地方の小さな町村が世界とつながる。「NFT」と呼ばれる技術を使ったデジタルアート作品「NFTアート」を活用し、地域活性化を図ろうという動きが広がっている。地域の資源をモチーフに制作したNFTアートを販売することで、新しい形での地方創生を目指す試みだ。 NFTとは、日本語で「非代替性トークン」と訳される電子的な証明書のこと。暗号資産(仮想通貨)にも使われるブロックチェーン技術で、デジタルデータの改ざんや複製が不可能になるため、「本物」であることが示されるのが特徴だ。 NFT付きのアート作品は取引額が高騰していて、昨年3月には米国人アーティストの作品が約6900万ドル(約75億円)で落札され、さらに市場に火がついたとされる。 「山古志を世界にアピールしたい」 新潟県長岡市山古志地域(旧山古志村)では、住民らでつくる「山古志住民会議」が昨年12月、特産の錦鯉(にしきごい)をモチーフにしたNFTアートを販売した。「Colored Carp」と名付けた作品は1枚約1万円で、1カ月半で350枚が売れた。購入者には「電子住民票」を発行し、デジタル上で地域づくりにも関わってもらう狙いだ。 2004年の中越地震で大き… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ゆくぞ、アトム×「ご当地NFT」トレカ 世界の市場で地域を救え
石平道典2022年4月18日 8時30分 「鉄腕アトム」が21世紀の2022年、地域経済を救う。 漫画家・手塚治虫の代表作「鉄腕アトム」が、全国各地の観光資源をデザインしたNFT(非代替性トークン)付きのトレーディングカード(トレカ)に登場する。 「ご当地NFT」として世界中に販売され、コロナ禍で打撃を受けた地域経済を支援する目的だ。 第1弾は、鳥取県。鳥取砂丘や国立公園・大山といった県内市町村それぞれの観光資源などを背景に、鉄腕アトムのキャラクターをあしらった。 トレカのデザインは35種類あり、複製不可能でオリジナルなデジタル作品だと証明するNFTが付く。NFTは取引が活発化しており、売り上げの一部を各地域に寄付する。 手塚プロダクション、旅行大手JTBなどが出資するJ&J事業創造、メタバース(仮想空間)やNFTの分野で事業展開する「NOBORDERZ(ノーボーダーズ)」の3者が共同して実施した。ノーボーダーズの担当者は「日本を代表するキャラクターの鉄腕アトムとコラボしたご当地NFTを販売し、地域経済や観光振興など地方創生につながれば」と話す。 トレカは、同社が開発したNFTのマーケットプレース「XANALIA(ザナリア)」で、今月中に販売を始める。価格は未定。 今後、トレカを使ってゲームができるアプリを配信し、将来的にはメタバース「XANA(ザナ)」(https://xana.net/ja/)上で遊べるようにする。 鉄腕アトムは、海外では「アストロボーイ」のタイトルでアニメ放映されるなど、いまでも人気のある作品だ。鳥取のトレカは2千枚分を先行募集したところ、10倍以上の2万4700人から申し込みがあったという。 欧米や中国を中心に海外の人が多く、担当者は「世界中の人に全国各地の魅力をPRできる」と期待する。今後、「ご当地NFT」を全都道府県で展開し、世界のNFT市場に向けて販売していきたいという。 詳細はツイッター(https://twitter.com/Astroboyjapan)で。(石平道典) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
私の聞こえ方を否定した先生 マンガに描いた「黒い手」の抑圧
イラストレーターのミカヅキユミさんは、重度の感音性難聴の当事者だ。 耳が聞こえる夫と9歳の長男、5歳の長女との日常を、エッセーイラストや漫画で記録してきた。 彼女には、今も忘れられない思い出がある。 かつて通った小学校では、自分の意思を伝える教育の一環で、日記をつけるよう言われた。 本を読むのも、文字をつづるのも大好き。毎日提出するノートに、先生がどんなコメントをつけてくれるか、わくわくしていた。 2年生のときのことだ。自宅のインターホンを押すと、室内に備え付けのランプが光って回ることを取り上げようと考えた。 「わたしは耳がきこえないのでランプを見て『おきゃくさまがきたんだな。』とわかります」 そう書いたが、後日返ってきたノートに目を通すと、赤ペンでこんな風に添削されていた。 「きこえにくいと書きましょう。難聴とも言うよ」 悩み抜いてとった行動 私の聞こえ方を、どうして訂正するの? 直さなくちゃダメなの……? 魂が傷ついたと感じるほどにショックだったが、大人の意見は正しいと思い込み、何も言えなかった。 そして悩み抜いた結果、意外な行動に出る。 「きこえにくい」は、絶対に納得できない。だから文章の修正を求められても、全部無視したのだ。 その後も何度か同じことがあったが、粘り強く続けると、指摘はなくなった。 当時の経験を漫画にして、今年4月上旬、ツイッター上で公開した。 子どもの言い分を、一方的に押さえつけてしまう大人の腕。それを「黒い手」と表現した点に、大きな反響が起きた。 しかし漫画には、実はまだ続きがある。 ■涙を流して訴えた長女… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
母がもちを詰まらせた 呼吸がなく唇が変色…119番の冷静な指示は
兵庫県川西市の女性(57)が母親(86)と遅めの昼食をとっていたときのことだった。2月2日午後2時半ごろ、家には2人きり。母の好きな餅を焼いて小さくちぎり、きなこをまぶして渡した。自分の分を用意しながら母に「おいしい?」とたずねた。 返事がない。振り向くと、口を開けて唇が変色し、顔も血の気が失せていた。 「え、やばい」。左手で母の背中をたたきながら右手で携帯電話をとる。119番にかけると、女性の声が答えた。 「救急車は用意しました。お母さんは意識、呼吸はありますか」 「今ちょっとないです」 「分かりました。何を詰まらせたんですか?」 「お餅です」 「お餅ね、心臓マッサージは… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル