本田大次郎2022年4月12日 20時30分 北海道新聞社(札幌市)は12日、昨年6月に旭川医科大(北海道旭川市)で取材していた記者2人が建造物侵入容疑で書類送検され、不起訴処分になった事件を受け、小林亨編集局長の役員報酬を減額10分の3(1カ月)としたと明らかにした。組織取材の仕方に反省すべき点があったとして、小林局長が返納を申し出たという。 事件当時の編集局次長(地方担当)と旭川支社の報道部長、同部次長、現場取材の責任者だった記者(不起訴処分)の4人を厳重注意、建物内に入った当時入社1年目の記者(不起訴処分)を口頭指導とした。また、5人に対し、取材を進める際には、情報共有や取材の指示を適切に行うことなどを注意・指導したという。 記者2人は当時、他の記者とともに、学長解任について審議する学長選考会議の取材をしていた。入社1年目の記者は建物内に入り、会議の様子を会議室のドア越しに無断で録音し、大学職員によって現行犯逮捕されていた。(本田大次郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
捨てられないままの「ごちそう」 129キロの飲酒運転が奪った希望
岐阜県各務原市で昨年12月末に起きた重傷交通事故をめぐり、道路交通法違反(酒気帯び運転)と自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の罪に問われた同市の会社員の男(53)の判決公判が12日、岐阜地裁であった。出口博章裁判官は懲役2年4カ月(求刑懲役3年6カ月)を言い渡した。 判決によると、被告の男は昨年12月29日午後4時55分ごろ、乗用車で同市内の最高速度50キロの道路を約129キロで走行。前の車を追い越そうとして、さらに前方で右折しようとしていた会社員女性(39)の車に衝突し、道路脇の田んぼに転落させた。女性は頭の骨折などの大けがを負い、脳に高次機能障害などの後遺症が残った。 出口裁判官は「相当量の飲酒をした上、スピードを体感したいという非常識な動機から酒気帯び運転に及んだ」と指摘。「制限速度を大幅に超える速度で危険極まりない運転をし、事故を起こした。被害者に後遺症を残す重傷を負わせた結果は重大だ」と述べた。 「夢も希望も断たれた」 続く苦悩 「退院したら食べようと思ってね。けど、もうほからなあかんなあと思っているんですけど、なかなかね……」 女性が父母と住む家の冷凍庫… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
秋田、過去最多445人感染 新型コロナ
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熊本県産アサリ、約2カ月ぶりに出荷再開「おいしい時期間に合った」
【動画】2カ月ぶりの出荷再開に向けてアサリ漁が再開された熊本=吉本美奈子撮影 外国産アサリが「熊本県産」として広く流通していた問題で、偽装アサリを排除するために停止していた熊本県産アサリの出荷が12日、約2カ月ぶりに再開された。この日、有明海と八代海の4漁協で計527キロのアサリが収穫され、販売業者へ運ばれた。 県では偽装を一掃するため、2月8日から県産アサリの出荷を緊急停止。3月下旬に県内の漁場にあるアサリをDNA検査したが、外国産アサリの混入は確認されなかったという。 川口漁業協同組合(熊本市南区)では12日午前、約70人の組合員が37隻の船で漁場に向かい、2月2日以来のアサリ漁に臨んだ。 県漁連会長で同漁協組合長の… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
小学校の入学式控えた6歳女児が溺死、川で発見 福岡・行橋市
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チューリップが見頃の佐倉ふるさと広場 コロナ禍から徐々に回復
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「頑張っている人に届けたい」 ウクライナの人々へ折り鶴4200羽
猪瀬明博2022年4月12日 18時30分 ロシアの侵攻で大変な状況にあるウクライナの人々の心に寄り添おうと、埼玉県行田市の障害者就労移行支援施設「レイズアップ」の利用者が、同国国旗の色の青と黄で折り鶴を作った。25日に東京都港区の同国大使館に届ける予定という。 40人ほどの利用者が3月中旬から、作業の合間に約4200万人の人口にちなんで4200羽を折った。その後、鈴をつけた根付け風の折り鶴も作り始めた。ウクライナの人一人ひとりに届けるもので、千羽が目標。一番精緻(せいち)な折り方をするという塚田真帆さん(23)は「頑張っている人たちに届けるため、頑張って折っています」と話す。(猪瀬明博) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ウクライナ義援金そこで大丈夫? 同情を誘う便乗詐欺にご注意
ウクライナ情勢に便乗した義援金詐欺などのトラブルが確認され、国民生活センターが注意を呼びかけている。 同センターによると、南関東の30代男性はロシアによる軍事侵攻後、何か自分にもできないかと思っていたところ、SNSで義援金の募集を見つけ、クレジットカード決済で千円を募金した。ところが数日後、この義援金サイトは偽物の可能性があると、SNS上で表示され、「だまされたと思うので返金を求めたい」と相談を寄せた。 同センターは、「同情を誘う内容で寄付を誘われた際は、詐欺の可能性もある。すぐ行動するのではなく、公的な機関で確認してから決めてほしい」と話す。 センターによると、ウクライナ侵攻が始まった2月末以降、寄せられた関連の相談は10件ほどだが、様々な手口が確認されるようになった。 南関東の40代女性は訪問購… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
地震6年、一度は諦めた理容店主 コンテナハウスで再出発の一念発起
2016年4月の熊本地震で被災した伊藤友二さん(62)の理容店「B2(ビーツー)」が今月、6年ぶりに元の熊本県南阿蘇村立野地区で再開した。仮設店舗の閉鎖とともに廃業を考えていた気持ちをもう一度奮い立たせたのは、顧客たちの強い後押しだった。 「B2」は、理容店の英語「バーバー」の頭文字から取った。隣町の大津町にあった父の店で修業した後、1989年4月に立野で自分の店舗兼住宅を構えた。東海大学の農学部キャンパスから近く、下宿生たちがやってきては後輩に引き継いでくれた。 地震で建物が被災。その後の豪雨もあり、立野地区は一時、全住民が地区外に避難した。伊藤さんも大津町に避難して駐車場で数日車中泊した後、阿蘇市でアルバイトをして生計を立てた。 再建費用の壁、なえた気力 地震1年後の2017年4月、立野から3キロ近く離れた村内の仮設団地に併設された5軒長屋の仮設店舗で営業を再開した。 当初は3年で取り壊される予… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
5~8キロ渋滞続くおそれ 阪神高速神戸線が15~25日に通行止め
松永和彦2022年4月12日 15時00分 阪神高速3号神戸線摩耶(神戸市灘区)―芦屋インターチェンジ(兵庫県芦屋市)間10・3キロが14年ぶりのリニューアル工事のため、15日午前4時~25日午前6時に上下線とも全面通行止めになる。 1日平均8万8千台が走る同区間の閉鎖で、並行する国道2号や国道43号の渋滞が予測される。阪神高速道路会社はホームページに特設サイト(https://www.hanshin-exp.co.jp/renewal/kobe2022/)を設け、阪神高速7号北神戸線などを使う「広域迂回(うかい)」や、通行止め区間を避ける「迂回乗り継ぎ」などを呼びかけている。 リニューアル工事は傷んだ路面の舗装を打ち替えたり、橋の継ぎ目をなくしたりして、長寿命化や騒音・振動の低減をめざすもの。同区間では2008年以来になる。問い合わせは阪神高速道路(0120・84・1620)。(松永和彦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル