遠藤美波2022年4月8日 12時23分 東京・歌舞伎町で女性から金品を奪ってけがをさせたとして、警視庁は住居不定、無職の松木幹太容疑者(21)を強盗致傷の疑いで逮捕し、8日発表した。「朝にホストクラブを訪れようとした客を狙った」と容疑を認めているという。 新宿署によると、松木容疑者は昨年9月6日午前10時ごろ、東京都新宿区歌舞伎町2丁目にある雑居ビルで、30代女性の首を絞めて「殺されるかもしれないの分かってんの」などと脅し、現金17万円と腕時計(5万円相当)などを奪った疑いがある。女性は首を捻挫するけがをした。 署によると、松木容疑者は昨年5月まで、このビルに入るホストクラブで、午前6時~正午ごろまで勤務する「朝ホスト」として働いていた。女性はこのホストクラブを訪れようとして、待ち伏せしていた松木容疑者に襲われたという。松木容疑者は「周りのホストと比べて顔にコンプレックスがあり、(奪った金は)整形費用に使った」などと供述しているという。(遠藤美波) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高校生がロシアの侵攻に抗議する芸術制作 ウクライナから「いいね」
ロシアによるウクライナ侵攻への抗議を芸術で表現する展覧会「人類史的危機と日常の抑圧に抗(あらが)う」が、東京都中央区京橋3丁目の画廊「ギャラリイK」で開かれている。参加したのは画家・内海信彦さんに学ぶ高校生や大学生ら7人だ。 薄暗いスペース。床には流血に見立てた赤い布が広がり、子どもの服や靴が転がる。壁には戦争への抗議をイメージする絵画やオブジェ。各所にあしらった青と黄はウクライナの国旗の色で、抵抗の象徴という。 高校3年の三嶋柚佳さん(17)は、黒い枠に囲まれた制服とカメレオンの顔をした人間の模型を制作した。「学校では個性が出せず、周りの色に合わせるカメレオンの状態。ロシア兵も自分の意思で戦っていない。自分を取り戻してほしい」。高校3年の渡井真歩さん(17)は表の顔と後ろ頭から飛び出した眼球が見つめ合う絵を展示。「自分の考えを知って表現することが抵抗。日本の高校生も戦争への憤りがある。素直にぶつけていい」と話す。 三嶋さんら高校生4人でロシ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
福島県沖地震、支援策をとりまとめ 福島県内一部を局地激甚指定へ
2022年4月8日 12時56分 政府は8日、先月16日に発生した福島県沖を震源とする最大震度6強の地震で被災した企業や住民向けの支援策をまとめた。複数の中小企業がまとまって復興事業計画をつくる場合、復旧費用を最大4分の3助成する「グループ補助金」を支給する。このほか通行止めとなっている伊達橋(福島県伊達市)について、復旧工事は高度な技術を要するとして国が代行する。 この日内閣府はまた、福島県新地町での被害を局地激甚災害に指定する見込みと発表した。農地や水路などの農業施設、林道の復旧事業への国庫補助率が引き上げられる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
焼却するはずの書類1600枚、強風で飛ばされ紛失 京都府警が謝罪
京都府警は7日、運転免許の更新時に申請者が提出した文書約1600枚を紛失したと発表した。職員が廃棄しようと京丹後市の自宅に持ち帰ったところ、強風で飛ばされたという。 運転免許試験課によると、紛失したのは、免許失効日より前に必要な講習を受けることを、氏名と電話番号を記入した上で誓約する書類。京丹後署で2020年3~12月に受理した。 本来は免許交付後に署内で廃棄するルールだが、業務を受託した府交通安全協会の60代の女性職員が市内の自宅で焼却しようと約2800枚を持ち帰り、自宅の倉庫に保管。今年3月26日の強風で書類が吹き飛び、うち1200枚は署員らが発見したが、残る1600枚が未発見のままだという。 京都地方気象台によると同市… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
側溝のふた盗んだ疑いで男逮捕 「仕事を失い、100枚以上売った」
道路の側溝のふたを盗んだ疑いがあるとして、熊本県警宇城署は6日、住所不定、無職の森田新吾容疑者(49)を窃盗容疑で逮捕したと発表した。調べに対して容疑を認めて「仕事を失い、昨秋ごろから車上生活している」「これまでに100枚以上のふたを盗んで売り、生活費に充てた」と話しているといい、余罪についても調べる。 発表によると、森田容疑者は1日午後3時半ごろから2日午前10時ごろの間、熊本県菊池市木庭付近の県道で、側溝のふた(グレーチング)13枚(計10万円相当)を盗んだ疑いがある。ふたは鉄製で1枚20~30キロの重さがあるが、手で取り外し、軽トラックに積み込んで買い取り業者に持ち込んだと話しているという。 宇城市内でも2月に同様の盗… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
岩国基地周辺の「会話困難」な騒音、3カ所で最多 F35Aも影響か
米軍岩国基地周辺で山口県岩国市が測定している「会話が困難なレベル」の騒音回数が、昨年度は5カ所のうち3カ所で、滑走路が沖合に移設された2010年度以降最も多かった。5カ所の合計でも最高だった。市基地政策課がまとめた航空機騒音測定結果でわかったもので、昨年12月に飛来したステルス戦闘機F35Aの訓練などが影響したとみられる。 昨年度の騒音回数(70デシベル以上が5秒以上)が最多だったのは、尾津町5丁目が1万809回、川口町1丁目が9148回、由宇町港3丁目が5324回。移設後に最も多かった19年度をそれぞれ1割前後上回った。残りの由宇町神東(3172回)、由宇町大畑(2133回)では10、19年度などを下回った。 昨年度の月別では、10~3… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
店舗入り口に車が衝突、女性3人が重軽傷 大阪・難波の交差点の一角
2022年4月7日 20時03分 【動画】店舗に突っ込んだ軽自動車=朝日放送テレビヘリ撮影 7日午後3時ごろ、大阪市中央区難波3丁目で、「軽四自動車が酒酔い運転のような感じでチケット販売店に入っていった」と110番通報があった。大阪府警によると、自営業の男性(32)=同市西淀川区姫島6丁目=が運転する軽乗用車が店舗入り口にぶつかり、女性客(30)が右足を骨折するなど女性3人が重軽傷を負った。 現場は高島屋大阪店などが立ち並ぶ交差点の一角。南署によると、女性客のほか、同乗していた男性の母親(56)と従業員の女性(24)が軽いけがをした。付近のカメラで、母親は車が店舗にぶつかる直前に車から降り、運転席に回り込むような姿が確認されたという。「息子は持病がある」と話しているといい、署が事故の状況を詳しく調べている。 現場は人通りが多く、破損した店舗や軽乗用車を心配そうに見つめたり、スマートフォンで撮影したりする人たちで現場は一時騒然とした。 発生時に現場近くを通りかかったという60代男性は、「ドーンという大きな音の後に女性の悲鳴が聞こえた」と話す。現場に駆けつけると、軽乗用車が店舗に突っ込んでいた。「店の中にいた店員が一時的に閉じ込められていた。すぐに救急車が来て、店員らが運ばれていきました」と言う。「ミナミのまちのど真ん中でこんな事故があるなんて」と話した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
陶芸のまちにスケボーで新たな風 スキー・スノボーの五輪効果は
東京都心から車で約2時間。晴れ間が広がる3月上旬の土曜、茨城県笠間市のスケートボード場「ムラサキパークかさま」の駐車場には多くの県外ナンバーの車が止まっていた。広さ4600平方メートル。スケボーを楽しめる施設としては東日本最大規模だ。 「滑りやすかった。また来たい」。横浜市から来た小学生の石川糸麻(しま)さん(11)は半日スケボーを楽しんで、そう話した。インスタグラムで見つけ、父に頼んで連れてきてもらったという。 茨城県営「笠間芸術の森公園」内にあるパークは、県と笠間市が7億4千万円をかけて昨年4月に開設。指定管理者としてスポーツ用品販売大手「ムラサキスポーツ」(東京)が運営する。同社は各地で同様のスケボー場運営に参画する。 「新型コロナウイルスの影響で人気が広がり、東京五輪でさらに増えた」。パーク内にあるムラサキスポーツかさま店長の明松(かがり)輝壮さん(49)はそう話す。 コロナ禍で屋外で1人でできるスポーツに目が向いた。さらに東京五輪での堀米雄斗選手の金メダル獲得で初心者の体験参加が急増。「関西など遠方からの利用者も多い。来場者数は開業前の試算を大きく上回る」(明松さん) パークは観光客誘致にもつな… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「宅飲み」相手が車を運転 酒持参の男を道交法違反容疑で逮捕
古畑航希、板倉大地2022年4月8日 6時30分 車を運転する恐れがあると知りながら知人の「宅飲み」の場に酒を持ち込んだとして、福岡県警飯塚署は7日までに、飯塚市片島2丁目の飲食店従業員、小川一樹容疑者(28)を道路交通法違反(酒類提供)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 署によると、小川容疑者は1月28日午後10時~11時半ごろ、同市の土木作業員の男(32)が車を運転する恐れがあることを知りながら日本酒などを提供した疑いがある。直方市のアルバイトの男(25)の自宅で、小川容疑者が持参した酒を皆で飲み、その後に男2人は準中型貨物自動車で飲食店へ向かったという。 署は目撃者から通報を受けて走行中の車を発見。男2人は道交法違反(酒気帯び運転など)の疑いで飯塚区検に書類送検された。いずれも容疑を認めている。 県警が酒気帯び運転の運転者以外を検挙したのは、同乗、車両提供、酒類提供の疑いを合わせて、一昨年が過去最高の86件、昨年は78件だった。(古畑航希、板倉大地) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日大、前理事長らに賠償請求へ 新体制7月から 事件受け再発防止策
前理事長が有罪判決を受けるなどした一連の事件を受け、日本大学が7日、文部科学省に再発防止策を報告した。日大は田中英寿前理事長(75)らに損害賠償を求める方針で、学外者を軸に5月末までに新理事長候補を選び、7月から新体制に移るという。 再発防止策によると、加藤直人理事長兼学長(71)を含め、現在の理事らは6月末で全員退任するほか、事件発覚時の理事らが、将来にわたって役員に就くことを禁止する。理事の選出方法を見直し、3分の1ほどは学外者とするほか、理事長と学長の評価制度を導入する。 脱税事件で有罪判決を受けた前理事長のほか、背任罪で起訴された元理事の井ノ口忠男被告(65)にも損害賠償を求めるという。 加藤理事長は文科省への報告… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル