クマの巣穴に子グマ2頭発見 母グマはどこへ?=HTB提供 札幌市西区の住宅街にほど近い山中で3月31日、ヒグマの冬眠用の巣穴を調査していたNPO職員が母グマに襲われ、けがをした出来事。その後、母グマは逃げ、巣穴には2頭の子グマが取り残されたままになっていることを、本紙は伝えた。ヒグマの親子はどうなるのか。住民の生活を守るための調査はどうあるべきか。さらに取材した。 三角山(標高311メートル)。名前の通りピラミッドのような形をしている。JR札幌駅から西に5キロほど。ふもとには北海道内有数の高級住宅街が広がり、病院や小学校がある。 札幌市環境共生担当課への取材で当時の詳しい状況がわかってきた。市の委託で調査していたNPO職員らは、巣穴の上部から棒を差し入れたところ、母グマがいきなり出てきて襲われた。一人は頭をかまれた。もう一人も腕をかまれた。2人はトウガラシ成分の入ったクマよけスプレーを吹きかけて難を逃れた。 現場は登山道から約200メ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東京・北区でひき逃げか 車道上で女性死亡、警視庁捜査
2022年4月7日 13時48分 7日午前8時20分ごろ、東京都北区桐ケ丘2丁目の区道で、「人が倒れている」と通行人から110番通報があった。警視庁によると、60~70代くらいの女性が頭から血を流してあおむけに倒れており、すでに死亡していた。着衣に車にひかれたような跡があり、同庁が死亡ひき逃げ事件とみて調べている。 赤羽署によると、現場は片側1車線の直線道路で、横断歩道や信号機はない。女性は車道の中央付近に倒れていたという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「安くて当たり前」でいいのか 水害と向き合う農地で聞いた危機感
関東平野を流れる利根川には、堤防がまわりよりも低い場所がある。 千葉県我孫子市、JR常磐線の天王台駅から市街地を抜け、坂を降りると広大な田んぼと畑が広がっていた。その場所までさらに歩いて30分。近づくと、堤防はコンクリートで覆われスロープになっていた。 この広い農地は田中調節池と呼ばれる区域だ。西の柏市にまたがり、つくばエクスプレスの線路付近まで長さは10キロほど。低い堤防は越流堤で、洪水時はここから川の水を農地へ逃す。東日本各地に被害をもたらした2019年の台風19号では6100万トン、東京ドーム49杯分の水をため、対岸の二つの調節池と合わせ水位を1・1メートル下げたという。 「今までで一番、水の勢いがあった。泥や稲わらが流れ込んできた」。調節池で農業を営む染谷茂さん(72)はこう振り返る。台風が過ぎてから、遅れて水が届くまでの間に稲刈りを急いだが、稲と大豆の計45ヘクタールが水没してしまった。 もちろん、リスクが前提の場… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
朝、家を出たら130センチの大型犬がいた! 男性が語った確保劇
近藤咲子2022年4月7日 14時48分 【動画】逃走していた大型犬を約13時間半後に飼い主が確保した=近隣住民提供 出勤しようと朝、家を出たら近くに約130センチの犬がいた――。千葉県市川市で逃げた大型犬が確保される様子を目撃した男性が、当時の様子を語った。 会社役員の男性(46)=同市曽谷6丁目=によると、7日午前7時25分ごろに出勤のために自宅を出たところ、100メートルほど先に大型犬と警察官の姿があった。犬はおとなしく歩いており、警察官2人がゆっくりと後をつけていた。その後、応援の警察官が駆けつけ、犬を取り囲んだという。 当時、周囲に通行人はいなかった。子どもがいる近所の知り合いにすぐにメールし、外に出ないよう伝えたという。男性は「犬が逃げたというのは今朝ネットで知り、通学時間なので心配していたが、まさか自宅を出てすぐ遭遇するとは思っていなかった。その後、捕まったと聞いてほっとしている」と語った。 この犬は茶色のアメリカン・ピット・ブル・テリアの雌で、体長約130センチ、体重は40キロ以上ある。予防接種を受ける予定だった動物病院=同市曽谷2丁目=から、6日午後6時5分ごろに逃亡。約13時間半後の7日朝に1キロほど離れた路上で見つかり、確保された。けが人はいなかった。(近藤咲子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Minor league journeyman Gosuke Katoh makes Blue Jays’ opening day roster
Utility infielder Gosuke Katoh has reportedly made the Toronto Blue Jays’ opening day roster after nine seasons in the minors, filling the team’s final open 40-man roster spot. Sportsnet’s Ben Nicholson-Smith reports that Katoh, who was in camp as a non-roster invitee, will earn a bench spot in Friday’s home […]
Mariners and Twins ready to showcase offseason additions
The Seattle Mariners and Minnesota Twins will open their MLB season this weekend, both hoping that upgrades from major free-agent and trade moves will payoff big in their 2022 campaigns. The debut of the revamped rosters was pushed back from Thursday, with opening day moved because of the forecast of […]
子ども見たら「速度落として」 予期せぬ動き注意、下校時の事故多く
【長野】春の全国交通安全運動が6日、始まった。新入学・新学期を迎えた児童らを守ろうと、県警は運転時に子どもを見かけた時は速度を落とすなどの注意点をドライバーに呼びかけている。運動は15日まで。 県警の過去5年間のまとめによると、平日の登下校時に交通事故にあい、死亡、重傷を負った小学生は県内で50人いた。うち登校中(午前6~8時)が12人に対し、下校時間帯(午後2~6時)は32人で6割超を占めた。交通指導課の担当者は「秋から日の入りが早まることや、下校時にばらけて行動することも一因」と分析する。 これらの事故の約8割は児童が道路を横断する際に起きているという。場所でみると、横断歩道上やその近くが4割、それ以外の道路上でも4割だった。児童が道路に飛び出して事故にあうケースも多いという。 4月は入学したばかりで登下校に慣れていない新1年生も少なくない。この日始まった交通安全運動の一環として、県警は12日に県内全22署の管内の小学校の通学路で一斉取り締まりを実施する。速度超過や飲酒運転、車が横断歩道を歩く歩行者を妨害していないかを取り締まる。 県警はドライバーに対し「子… この記事は有料会員記事です。残り298文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
軽石は「厄介者」じゃない 海中で付着、ともに旅する生物を撮影
海を浮遊する軽石に付着し、育ってきた甲殻類や、クラゲに近い生物たち――。小笠原諸島の海底火山の噴火で発生した軽石が全国各地に漂着した。東京都の水中写真家・堀口和重さん(35)は今年、沖縄県竹富町の黒島で、軽石とともに生きる海の生物を撮影した。堀口さんは「軽石が海で長く旅をする中で、生物との出会いがあった記録を残せた」と話す。 堀口さんが黒島で撮影したのは1月8~15日。1~3月ごろがナンヨウマンタが島周辺にプランクトンを食べに来る時期だと聞き、訪れたという。 島の西側の沖。水面は軽石でいっぱいだった。海中ではマンタが泳ぎ、プランクトンを吸い込んでいた。周りには、1~3センチほどの大きさでピンク色をした数々の軽石が浮遊していた。マンタはその軽石も一緒に吸い込んでいた。 「軽石に何かついている」… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
女子生徒はねた死亡事故、運転手は奇声を発し…懸念は現実になった
9年経った今も、その横断歩道のそばのガードレールには、真新しい花が手向けられている。 丘陵地帯に広がる、愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウン。犬を連れて朝の散歩をする人、ランドセル姿の子ども、自転車で走る高校生――。 2012年10月10日午前8時前。近くの県立高校の女子生徒(当時16)が、一緒に登校する友達との待ち合わせ場所に向かっていた。 いつもと変わらない朝のはずだった。 自転車で自宅近くの横断歩道を渡った時、左側からワゴン車が時速約70キロのスピードで突っ込んだ。 ワゴン車は女子生徒をはね、ガードレールにぶつかって横転した。 女子生徒は頭を強く打ち、すぐに病院に搬送されたものの、この日の夜に亡くなった。 事故から2日後の現場。たくさんの花束や手紙が供えられ、女子生徒の父親は感謝の言葉を記した手紙を置いた=2012年10月12日、愛知県春日井市高森台4丁目、高岡佐也子撮影(画像の一部を加工しています) 運転していた男(当時30)は車を降りると、奇声を発して叫んだり、田んぼを転げ回ったりした。駆けつけた警察官を見ると走り出したが、よろよろと足元がおぼつかない様子で、逃げ切れなかった。 「ついに起きてしまったか」 愛知県警交通指導課の鑑識担当だった大橋一仁(60)は、県警本部に出勤して第一報を受けた。かねての不安が的中した。 現場で対応した警察官は、男の異様な挙動を理由に、「脱法ハーブ」を使っていた疑いがあると報告していた。 車内からは、袋に入った植物片や吸引に使ったとみられるパイプ、アルミホイルが見つかった。 2021年に交通事故で亡くなった人は全国で2636人。悲惨な事故は後を絶ちません。交通事故捜査のベテラン警察官の足跡をたどって、事故捜査の現場と、事故が招く悲劇の実相に、6回の連載で迫ります。 「車の中の物を絶対に押さえて」 脱法ハーブは社会問題化し、「危険ドラッグ」と呼ばれるようになる。吸引すると幻覚症状などを引き起こす薬物だ。製造者は成分構造を次々に変え、法規制の網目をかいくぐる。当時は路面店でも販売する業者が各地にあり、若者を中心に急速に広がっていた。 脱法ハーブは依存性も高い。店で買ってすぐに吸引し、そのまま車を運転して事故を起こすケースが多発していた。 吸引者による物損事故は県内でも毎週のように発生。大阪ではこの年、吸引が影響したとみられる暴走事故が起きていた。 女子高校生がはねられた事故の一報を受けた大橋は、すぐ署に指示した。 「酩酊(めいてい)状況を映像で撮って。血、尿、唾液(だえき)を急いで採って」 「車の中の物を絶対に押さえて」と言い添えるのも忘れなかった。 女子生徒がはねられて亡くなった事故の発生翌日の現場。ガードレールが大きくひしゃげている=2012年10月11日午後4時31分、愛知県春日井市高森台4丁目、高岡佐也子撮影 正常な運転が困難、どう証明? 事故や事件の新しい傾向に、どんな捜査で対処するか。 大橋はそのときどきのテーマを定め、「自由研究」と呼んで、日々の業務の合間にシミュレーションを重ねている。このころの自由研究の対象が、まさに脱法ハーブだった。 数カ月前から、重大事故の捜… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
半年タダ働きでも「社長はいい人」 つけこまれた元留学生の4年間
4年前、夢を抱えて日本にやってきたインドネシアの若者を待ち受けていたのは、弱い立場につけ込まれる苦しい日々だった。この4年間に何があったのか。失意のまま帰国する直前、朝日新聞の取材に語った。(竹中美貴) 夢見た日本 連日10時間バイトも支払いに消えた ジュナエディさんが来日したのは2018年3月。留学ビザを取得し、沖縄県内の日本語学校に入学した。「日本語を学んで、日本で働きたい」。友人のSNSで日本の桜や雪の風景写真をみて、いつか日本で生活したいと夢見ていた。 しかし、心躍らせた新生活は想像とは違った。沖縄で与えられた家賃月3万円のアパートは2人1部屋。店舗を改造したようで、住み心地は悪かった。 インドネシアを出国する前、来日費用として、留学をあっせんした地元業者に、約1億6千万ルピア(約140万円)の借金をしていた。その借金の返済だけでなく、光熱費や食費、来年分の授業料などで、毎月約10万円の支出が重くのしかかった。 半日の日本語学校の授業の合間をぬって、1日約10時間、週5日のアルバイトを入れた。居酒屋やコンビニ……。それでも、月約16万円の収入のほとんどが支払いに消えた。 故郷の妹や弟への送金もできない。自らの食事もままならない。どうすればいいのか分からなくなった。「とても怖かった」 そのような生活を1年ほど耐えたころ。日本語学校から姿をくらました。 名古屋に1年ほど滞在し、友… この記事は有料会員記事です。残り1393文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル