Mois : avril 2022

　健康食品の販売で根拠がないのに痩身（そうしん）効果をうたったとして、消費者庁は5日、景品表示法違反（優良誤認）で、大阪市の「W―ENDLESS（ウェンドレス）」に対し、再発防止策などを求める措置命令を出した。 　同社は「Dr.（ディーアールドット）味噌（みそ）汁」と称する粉末食品をネットで販売。2020年11～12月、運営するウェブサイトで「★無理な食事制限ナシ★　★辛（つら）い運動ナシ★」「我慢しないボディメイク法」などと記し、この食品を摂取するだけで著しい痩身効果が得られるかのような表示をした。 　消費者庁は裏付けとなる根拠を示すよう同社に求め資料が提出されたが、合理的な根拠とは認められないと判断したという。 　同社は取材に「措置命令を真… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

北海道　新型コロナウイルス　1589人感染3人死亡　4日連続で前週同曜日上回る＝HTB提供 　北海道内では5日、新型コロナウイルスの感染者が新たに1589人確認された。前週の火曜日（3月29日=1367人）より222人増えた。前週の同じ曜日を上回るのは4日連続。死者の発表は3人だった。 　新たなクラスター（感染者集団）は2件。渡島総合振興局管内の医療機関で患者や職員ら34人、釧路総合振興局管内の認知症グループホームで入居者や職員ら7人の感染が確認された。 道内の新規感染者数（5日） 【全体】1589（累計232048） 【主要4市】 札幌644、旭川130、函館85、小樽29 【他地域（振興局別）】 空知97、石狩131、後志7、胆振58、日高20、渡島90、檜山3、上川45、宗谷9、オホーツク66、十勝108、釧路54、根室3、その他10（道外3） 【死者】3（累計1940） Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

小川崇2022年4月5日 14時59分 　JR東日本は5日、福島県沖を震源とする最大震度6強の地震で脱線した東北新幹線について、14日に全線で運転を再開すると発表した。一部区間で徐行運転が必要なため、当面は臨時ダイヤで運行する。復旧作業が進み次第、平常運転に戻る見通しという。 　東北新幹線は3月の地震後、那須塩原―盛岡間で電柱や高架橋などの損傷が約1千カ所見つかり、運転を見合わせていた。復旧作業を進め、安全が確保できた区間から順次、運転を再開。2日には郡山―福島間、4日には仙台―一ノ関間が再開し、東京―福島間や仙台―盛岡間を通常の5～6割程度の本数で走っている。 　最後の不通区間となっている福島―仙台間は損傷箇所が多いため20日前後の再開予定と説明していたが、安全確保の見通しが立ったことから、予定が早まったという。（小川崇） Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

カラスとキタキツネから高病原性鳥インフル　札幌初・哺乳類では国内初　養鶏場への感染に警戒高まる＝HTB提供 　北海道内で野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルス感染が増加し、警戒感が強まっている。昨年10月以降の確認件数は30件に達し、例年の同時期と比較して過去最多を更新。4月に入ってからは札幌市でも初めて確認され、さらに同市内では国内の哺乳類で初となるキタキツネへの感染も判明した。養鶏場の被害は出ていないが、道はみだりに野鳥に触れないなどの注意を呼びかけている。 　札幌市内で3月29日、ハシブトガラス5羽の死体が回収され、北海道大で検査をしていたが、今月4日に高病原性鳥インフルエンザへの感染が確認された。高病原性は感染するとニワトリの致死率などが高く、これまでも道内での野鳥の感染はあったが、札幌市内では初めてだった。 　このカラスの死体近くではキタキツネの死体もみつかり、こちらも同型のウイルスへの感染が確認された。環境省によると、キツネはカラスを捕食して感染した可能性がある。国内で哺乳類の高病原性への感染確認は初めてという。 　道内では毎年秋にシベリア方… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

　母はここにいたのか。カムカムエヴリバディの最終回まで３日に迫った4月5日、アニー・ヒラカワ（森山良子）が安子と判明した。 　ラジオで娘るい（深津絵里）への思いを吐露した安子。演じる森山良子には、るいの名前の由来になったジャズの巨匠ルイ・アームストロングと深い縁がある。 ルイ・アームストロングは、劇中で何度も流れてきた曲オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリートの歌い手です。日本ジャズ界の草分け的存在だったあの人とも親交がありました。 　森山良子は、今回の出演について「ひと言では言い表せないような気持ち」と話している。コメント（一部抜粋）は次のとおり。 　ストーリーを伺った時に、なぜ私のところへ依頼をくださったのかしらと。 この日のドラマでは、帰国しようと空港に向かった安子をひなた（川栄李奈）が追う場面がありましたが、森山さんの家族にも空港での忘れられない思い出があるそうです。ひなたは間に合うのか。あすの放送の予告も記事後半で。 　というのも、私の父（森山久… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

　「シシリアンライスの日」（4月4日）にちなみ、4日、佐賀市役所で「佐賀シシリアンライス王国」の2代目国王の就任式があった。昨年10月に初当選した坂井英隆市長が新品の王冠とマントをつけて「戴冠（たいかん）」。特製のシシリアンライスも用意され、国王の最初の仕事として食レポを披露した。 　佐賀のご当地グルメ・シシリアンライスのPRにと、まちおこし団体「佐賀市はシシリアンライスdeどっとこむ」（中島丈晴会長）が2012年に「王国建国」を宣言。前市長が初代国王に就任し、昨年に当選した坂井市長が2代目を継いだ。 　中島会長によると、シシリア… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

　「あー困った困った。なんでこんな頭になってしまったんや」 　母が家の中を探して回っている。支払いのため置いておいたお金の置き場所を忘れてしまったのだ。 　わたし（69）は毎週、大阪府能勢町の実家に通っていた。高齢の母の様子を見るため、夫の運転で。昔の話はよく覚えているが、日常のことを忘れっぽくなっていた。母の認知症は徐々に進んでいた。 　姉とも協力してきたが、みんな年をとっていた。気持ちが限界になる寸前、母に頼んだ。「近くにこんな施設があるんやけど」。「ああ、その辺やったら知ってるし、ええわ」と、母もどこかほっとした様子だった。 　ある春の日、実家に向かう車… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

　晴天の休日、外に出るとアンテナタワーに登っている人がいる。2020年8月15日、風が冷たい。「修理ですか？」と声をかけると、「そうだよ」と山本貴士さん。オーロラ観測を担当し、HFアンテナを点検する姿はよく見かけるが、今、作業しているのは居住棟前に立つアマチュア無線用アンテナだ。 　61次越冬隊には2人の無線のプロがいる。山本さんと通信隊員の氏家宏之さんだ。無線は観測隊にとって欠かせない通信手段だ。 　1957年1月、昭和基地を建て、食料や燃料を輸送した1次隊が越冬できるか否か、最後の条件は日本との通信の確保だった。当時29歳の朝日新聞の通信士・作間敏夫さんにゆだねられた。なかなかつながらない。「このまま帰国できない。もう1回だけ」と銚子無線局にモールス信号を打った。すると「感度良好！」と返ってきた。越冬が決まった瞬間だった。 　大先輩の夢と不安、そして勇… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

榊原織和2022年4月5日 9時28分 　「夜の道　ド派手に行くぜ！　反射材」「酒を飲んだら　GoToせずに　ステイホーム」――。松江市と出雲市の主要な道路上にある交通情報板で、島根県警職員が考えた標語の表示が始まった。いずれも印象的な内容で、運転者に交通安全を訴えている。 　県警交通企画課が1月、職員から交通安全の標語を初めて募集。335人から集まった1048点の中から、優秀・優良作品に選んだ15作を3月上旬から映し出している。 　同課の担当者は「『○○根絶』など定番の表現から脱し、おもしろさやインパクトで運転者の記憶に残る標語を出していきたい」と話している。優秀・優良作は今後、ポスターや広報資料にも使う予定という。（榊原織和） Source : 社会 – 朝日新聞デジタル