黒田陸離、松尾葉奈2022年4月3日 20時50分 【動画】広島市中心部で発生したビル火災の現場周辺=目撃者提供 3日午後6時20分ごろ、広島市中区本通で「ビルの中が煙で充満している」との119番通報があった。市消防局によると、飲食店などの入るビルの3階付近から出火し、消防車約20台が出動。男性1人が病院に搬送されたという。 現場は、中四国最大の商店街「広島本通商店街」のすぐ近く。日曜日の夜で周辺の人通りは多く、騒然とした。 近くを歩いていた50代男性は「ビルから煙が出始め、5分後ぐらいに『ボン』と爆発したような音がした」。近くで陶器店を営む60代女性は「ビルの中の飲食店によく食事に行っていただけに怖い。自分の店にも近くて心配だ」と話した。 ビルのなかにある飲食店でアルバイトをしている20代女性は「店の人は全員無事の連絡が来たが、しばらくはバイトができないと言われた」と不安げに見つめていた。(黒田陸離、松尾葉奈) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
未成年へのアルコール提供「故意と認められず」 居酒屋店長に無罪
17~19歳の客5人にアルコールを提供したとして、風営法違反罪(未成年者への酒類提供)に問われた居酒屋の男性店長(34)と運営会社に、岐阜簡裁(守屋尚志裁判官)が無罪を言い渡していたことがわかった。 見た目では20歳未満と認識できず、タブレット端末で「未成年ではない」と確認ボタンを押していたなどとして、酒提供は故意とは認められないと判断した。3月23日付。 判決によると、2020年10月、岐阜市の居酒屋で店長らが未成年の客5人に酒を提供した。うち2人がけんかをし、店側が警察に通報したのがきっかけで年齢が発覚。 岐阜県警が在宅で捜査し、検察側は運営会社に罰金50万円、店長に罰金30万円を求刑した。 守屋裁判官は、客の髪形や服… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
犬山祭3年ぶり復活 車山の引き手に女性の姿も「楽しいの一言」
国の重要無形民俗文化財「犬山祭の車山(やま)行事」が2日、愛知県犬山市で始まった。コロナ禍で中止が続き、3年ぶりに復活した。絢爛(けんらん)豪華な車山が国宝犬山城の城下町に出て、その引き役に女性が加わった。 江戸時代から続く針綱(はりつな)神社の祭礼で、今年で388回目。車山行事は一昨年と昨年は中止され、祭りの伝承を危ぶむ声が上がり、規模を縮小して開催された。 本来は各町内の計13両の車山が初日から城下町を巡って神社前に集結するが、この日は11両が各町内と周辺を運行した。 このうち外町の車山「梅梢戯(ばいしょうぎ)」では、「てこ」と呼ばれる引き手の男たちの中に、斉木美加さん(49)の姿があった。 犬山祭では少子化を背景に1… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
小倉工場鉄道ランド、23日オープン 入場が専用ツアーだけなのは
鉄道車両の整備などをするJR九州小倉総合車両センター(北九州市小倉北区)に4月23日、「小倉工場鉄道ランド」がオープンする。日本で鉄道が開業して今秋で150年を迎えるのを記念し、鉄道の魅力を堪能できる場をつくった。一般公開はせず、専用の団体ツアーでのみ訪問できる。 JR九州の豪華観光列車「ななつ星」などのデザインを手がけた水戸岡鋭治氏のイラスト原画を常設展示するミュージアムや、鉄道デザインを体験できるよう資料やサンプルを集めた「ドーンデザイン研究室」などを開設する。 併設のショップでは、ポスト… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Seiya Suzuki gets second spring training home run for Cubs
Mesa, Arizona – Seiya Suzuki hit his second home run of spring training Saturday, a two-run shot in the fourth inning helping the Chicago Cubs edge the Los Angeles Angels 5-4. The biggest name coming out of Japan in the offseason, the 27-year-old former Hiroshima Carp slugger went 1-for-2 after […]
通天閣の足元に「うまい棒」専門店 18種類販売、店内に「神社」も
大阪・新世界の通天閣の足元に1日、駄菓子「うまい棒」の専門店がオープンした。18種類のうまい棒のほか、Tシャツや箸、ステッカーなどオリジナル商品も並ぶ。 店内は祭りをイメージしたにぎやかな装飾が施され、駄菓子などが当たるくじ引きや輪投げコーナーなどもある。 「うまい棒神社」も設置し、5色の鳥居の奥には公式キャラクター「うまえもん」が鎮座する。 おさい銭を入れると、「うまいこといくかも」「今日は元気にレッツゴー」「お小遣いアップするかも」などと21通りの縁起のよい言葉をしゃべり出す。 お店の名称は「うまい棒ショップ」。日本で唯一の公式専門店として2019年7月に大阪・南船場で開店したが、新型コロナの感染拡大で外国人観光客が減り、打撃を受けた。今回、「地域の人にも愛される店に」と通天閣でリニューアルオープンした。 うまい棒は今月出荷分から… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
本土から遠い沖縄、基地のある日常をどう教える 模索する教師たち
1972年5月15日、米軍統治下にあった沖縄は日本に復帰しました。しかし、50年たったいまも米軍基地が集中する沖縄は、過度な負担を抱え続けています。基地問題は恩恵を受けるすべての人に関係するのに、自分のことと考えるのは難しい。そんな沖縄問題を遠く離れた本土の教室でどう教えるか。模索する教員たちがいます。 千葉県の公立高校で社会科を教えてきた永井英司さん(68)は、米兵による少女暴行事件が起きた1995年、いてもたってもいられず沖縄へ飛んだ。抗議やデモで騒然としていると想像した。だが、そこで見たのは静かな街と、けたたましい音で頭上を横切る米軍機だった。「これが沖縄の日常か」。教科書をなぞるだけでは伝わらない実像を知った。 その後は悲惨な戦争の歴史か… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
愛知、岐阜で楽しめる「世界ラリー選手権」どんな競技?
世界ラリー選手権(WRC)の日本大会「フォーラムエイト ラリージャパン2022」が11月10~13日、愛知、岐阜両県で開かれる。ラリーは、市販車をベースにした車で公道を走る自動車レース。WRCはその最高峰の大会で、F1などと並び「世界4大モータースポーツ」の一つとも言われる。どんな競技なのか。 里山や田畑が広がる日常の風景を切り裂くように猛スピードで走り去るマシン。鮮やかな運転技術を、観客に見せつけるようにドライバーと助手席のナビゲーター(コ・ドライバー)が連携し、コースの難所を駆け抜ける。公道を使う自動車競技ラリーの醍醐(だいご)味だ。 競技エリア「スペシャルステージ」(SS)は、愛知、岐阜県の10カ所余りに設けられる予定だ。ラリーカーは「リエゾン」と呼ばれる移動区間を経て、SSを1台ずつ走る。舗装道路だけでなく砂利道、季節によっては雪道など様々な路面を高速で走行。その合計タイムを競う。 SSの設定場所などの詳細は… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
電化100年、記念のヘッドマーク列車が出発進行 高校生らデザイン
篠原大輔2022年4月3日 10時30分 【奈良】近鉄天理線(平端―天理間の4・5キロ)の動力が蒸気機関から電気になって、1日で100年。同日、天理駅構内で電化100周年記念式典があり、小学生と高校生がデザインしたヘッドマークをつけた列車の運行が始まった。 記念式典の最後に、大阪上本町駅を出発した臨時急行が天理駅へ入ってきた。同駅間の直通運転も100年前の4月1日に始まった。臨時急行には天理市内の小学生がデザインしたヘッドマークが先頭と最後尾についていた。 2月中旬に近鉄と天理市教育委員会が沿線の高校や市内の小中学校に記念ヘッドマークのデザインを依頼。約70点の応募作から5作品が選ばれた。1日から30日まで、平日は午前10時台から午後4時台の天理線40本、土日祝日も同時間帯の32本の列車に取り付けられる。 天理高校3年で美術部の乾美咲さんは、ホームに立つ女子高生の前を列車が通過し、スカートが風でなびく様子をデザインした。「100周年と聞いて、駆け抜けてきた電車が走り続けていくというイメージで作りました。いつも乗ってる電車に自分の作ったヘッドマークがつくなんて信じられないです」と笑った。(篠原大輔) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
女性活用、女性のためにやるな 「フロントランナー」が断言するわけ
「『女性の人権のため』に女性活用をするから、日本はダメなんだ」 当時48歳で日本IBM初の女性取締役になった内永ゆか子さん(75)は、女性活用のあり方についてこう断言します。今から20年前、朝日新聞土曜版「be」の「フロントランナー」初回に登場した内永さんは、今も女性活躍のためのNPO法人理事長を務めるなど、時代の先端を走り続けています。そんな内永さんに、聞きました。この20年間、「日本の女性」を取り巻く風景は、変わりましたか? ――お手元に20年前の「be」があります。ご自身の記事に「男性だけで世界に通じますか?」という見出しが躍っていますね。読んでみていかがですか。 一生懸命やったのに…下がってしまったジェンダー指数 私、今と同じことしか言っていないですね。むしろ、日本社会は退行している。男女平等を示す世界経済フォーラムの「ジェンダーギャップ指数」などは、順位が落ちています。 ――指数の発表が始まった2006年、日本は115カ国中79位だったのに、今は156カ国中120位。ショックです。 この10~15年の間、日本も女性活用を一生懸命やりました。でも、世界はもっと、ものすごい力を入れて推し進めてきた。 なぜか? この間、テクノロジーの進歩によりビジネスのスピードがどんどん速くなり、世界が狭くなっていった。もはや改善活動などでは競争に勝てない。ビジネスモデルを変えないと、勝てなくなってきたんです。成功体験を同一にする、過去の成功体験の額縁からしかものを見ていないリーダーばかりが集まっても、ビジネスモデルは変えられない。意思決定するグループの中に、違う価値観やバックグラウンドを持つ人間を入れる必要があるということで、戦略として女性をはじめとした多様な人間を、世界は経営に入れるようになった。世界共通のマイノリティーで一番数が多いのは女性ですからね。ビジネスの世界の人間は多様性が戦略だと気づいたのです。 ――「成功体験を同一にする、過去の成功体験の額縁からしかものを見ていない」とは。 「電話機で成功した人たち」だけじゃダメ 電話を例にとりましょう。黒電話から始まって携帯電話、ガラケーが生まれ、スマホになりましたが、今、スマホを電話機だと思っている人はいませんよね。当然電話機の機能はありますが、もはや世界とつながるための「私のプラットフォーム」で、そこでビジネスを受け、友達も作る。電話機を提供している人がビジネスリーダーだと思っていたら、違った。プラットフォームの仕組みを提供している人間だったわけです。同じ成功体験、価値観だと電話機止まり、同じビジネスモデル止まりなんです。 日本はまだ、女性活用を「女性の人権のため」と思ってやっている。政府が言っているから、とかね。それはもちろん大切ですが、女性のためにと思ってやると間違える。そうじゃなくて、違う価値観を入れ、多様な人材を生かすための最初の一歩なんだと。経営戦略の手法としてやらないと、女性活用は進まないんです。女性のための女性活用としてやるからうまくいかない。 ■経営戦略としての女性活用… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル