行方不明になった観光船「KAZUⅠ(カズワン)」を運航する「知床遊覧船」の桂田精一社長による記者会見での主なやり取りは次の通り。 このたびは、お騒がせしまして大変申し訳ありませんでした。当社の船舶のクルーズの中で大変な事故を起こしてしまい、亡くなられた被害者の方々、および捜索中の被害者の方々に対して大変申し訳ありませんでした。 ――(記者会見に先立ち開かれた被害者家族への説明会で)社長はどんなことを話したのか。 謝罪しても謝罪のしようがございません。 ――なぜ公の場における説明がこの日までなかったのか。 まずは被害者の家族への対応… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
博多―長崎の自由席は5520円 9月開業の西九州新幹線でJR九州
2022年4月27日 22時04分 JR九州は27日、9月23日に開業する西九州新幹線(武雄温泉―長崎)の運賃と特急料金を国土交通省に認可申請した。博多―長崎で在来線特急と新幹線を乗り継ぐ自由席の料金は計5520円。現在の在来線特急より460円高い。最短の所要時間は30分短い1時間20分となる。 新幹線のルートのうち、新鳥栖―武雄温泉は未着工。そのため、武雄温泉駅(佐賀県武雄市)のホームで新幹線と特急を接続する「対面乗り換え」方式をとる。 乗り継ぐ場合の特急料金は、割高感を抑えるため、在来線特急と新幹線をそれぞれ1割引きにした。認可後、ウェブ予約などの割引料金も改めて設定する。 未着工区間の新鳥栖―武雄温泉は整備方法を巡り、国や佐賀県などの間で協議が続いている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「金目当て」池袋事故遺族をSNSで中傷容疑 20代男を書類送検へ
東京・池袋で2019年4月に起きた車の暴走事故で妻子を亡くした松永拓也さん(35)をSNSで中傷したとして、警視庁は、愛知県に住む20代の男を侮辱容疑で28日にも書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。 捜査関係者によると、男は3月11日、松永さんのツイッターの投稿に返信する形で、「金や反響目当てで、闘ってるようにしか見えませんでした」との文章や、亡くなった妻子の実名に触れて「そんな父親、喜ぶとでも??」などの内容を匿名アカウントを使って投稿。不特定多数の人が閲覧できる中で松永さんを侮辱した疑いがある。 男はこれまでの任意の調べに、容疑を認める説明をしているという。 直後に松永さんが「警察へ相… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
団地の一室で覚醒剤密売の疑い 暴力団トップら逮捕で「組織は壊滅」
覚醒剤を密売していたとして、福岡県警粕屋署や暴力団犯罪捜査課などは27日までに、暴力団会長の香月洋輔容疑者(53)=福岡県古賀市日吉2丁目=、配下の組員の男3人、無職の男の計5人を覚醒剤営利目的共同譲渡などの疑いで逮捕、福岡地検に送致し、捜査を終えた。 県警が27日、発表した。 署によると、香月容疑者らは昨年2月25日ごろ、覚醒剤約1グラムを3万5千円で熊本県玉名市の女性に発送し、譲り渡した疑いがある。 香月容疑者らは古賀市内の団… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
長良川の二つの花火大会一つに 岐阜市の夏の風物詩、来年から一本化
岐阜市の長良川で恒例となっている夏の二つの花火大会が、来年から新しい花火大会として年1回の開催になる。市と岐阜商工会議所、主催する二つの新聞社の4者が27日、記者会見を開いて明らかにした。 7月下旬の「全国選抜長良川中日花火大会」(中日新聞社主催)と、8月初旬の「全国花火大会」(岐阜新聞社・岐阜放送主催)。2週連続で開催され、それぞれ30万人規模の観客が訪れている。全国花火大会は1946年、中日花火大会は57年に始まり、岐阜市の夏の風物詩になっている。 両大会とも、2020年は当… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
既卒者らの就職率「驚異の96%」実際は… 水増し広告で行政処分
2022年4月27日 19時03分 就職支援サービスの実績を水増しして広告したなどとして、消費者庁は27日、景品表示法違反(優良誤認)で「DYM」(東京都品川区)に再発防止などを求める措置命令を出した。 対象となったのは、既卒、フリーター向けの「DYM就職」と「DYM新卒」という二つのサービス。消費者庁によると、同社は2020年6月以降、アフィリエイトサイトなどで「第二新卒・既卒・フリーターの方を優良企業の正社員に!!」「相談からの就職率驚異の96%!!」と表示するなどした。 しかしこの数値は同社が独自に算定した特定の一時点のもので、実際は同社に相談した上で仲介を受けた企業に就職した人の割合は21年度で15%程度だったという。 DYMの担当者は取材に「再発防止に向けて社全体で取り組みます」と話した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
知床観光船事故、会見資料が語るあの日 無線アンテナの故障でも出航
北海道斜里町の知床半島沖で乗客・乗員計26人の観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が23日、行方不明になった事故を受け、同船の運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長が27日、記者会見を開いた。会見の際に同社が報道陣に配布した説明資料に記載された、事故当日の経緯は次の通り。 4月23日 午前8時ごろ (船長の)豊田氏と当日のクルーズの打ち合わせ 豊田氏から午後の天気が荒れる可能性があるが、当日午前10時からのクルーズは出航可能との報告あり。 この時点での風と波も強くなかったので、海が荒れるようであれば引き返す条件付き運航とすることを豊田氏と打ち合わせ、当日の出航を決定した。 午前8時半 当社の他の船長… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Le festival Kyotographie fête ses dix ans avec dix photographes japonaises
Photo extraite de la série « Ecologie négative », de Tamaki Yoshida. TAMAKI YOSHIDA Au départ, c’était un peu un pari : organiser un festival de photographie inspiré des rencontres d’Arles dans l’ancienne capitale impériale, berceau identitaire et ville fièrement refermée sur sa tradition, d’un Japon qui a des photographes de renom mais […]
観光船の社長、まもなく会見 出航判断・会社の態勢、どう説明?
北海道斜里町の知床半島沖で乗客・乗員計26人の観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が行方不明になった事故を受け、同船の運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長が、27日午後から記者会見を行う。事故後、桂田社長が公の場で説明するのは初めて。事故当日、なぜ船を出航させたのか、日頃の安全管理は十分だったのか。会社の対応をめぐっては不明な点も多く、桂田社長が何を語るか注目される。 最大のポイントは、「悪天候が予想されたのになぜ出航したのか」だ。23日午前10時の出港の20分ほど前、札幌管区気象台は、高さ3メートル以上の波を予想し、「波浪注意報」を出し注意を呼びかけていた。北海道開発局によると、118番通報があった直後の23日午後1時半時点で、現場周辺の波の高さは約3メートルに達していた。 事故当日、別の観光船関係者は出港直前のカズワンの豊田徳幸船長に「やめておいたほうがよい」と忠告をしていたことが明らかになっている。漁業関係者らからは「無謀だった」などの声が複数上がっており、判断の背景に何があったのか、社長の説明が注目される。 遊覧船を運航するために十分… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【速報中】観光船運行会社の社長、27日に初めての記者会見へ
【動画】「カシュニの滝」周辺で続く捜索活動=野津賢治撮影 北海道・知床半島西部沖を航行中の観光遊覧船から23日午後、「浸水している」との118番通報があった。これまでの経緯をまとめた。 (最新の情報が一番上に表示されます) ■■■4月27日の動き■■■ 15:00 カシュニの滝付近のソナー反応、船でなく岩の起伏 北海道斜里町の知床半島沖で26人が乗った観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が行方不明となった事故で、第1管区海上保安本部(小樽市)は27日、海底で反応があった物体について、船ではなく岩の起伏だったと説明した。 同本部によると、カズワンと連絡がとれなくなった「カシュニの滝」付近で26日、ソナー(水中音波探知機)に物体の反応があり、潜水士が水深約30メートルまで探索した。27日も続けたが、船は見つからなかったという。同本部は引き続き、一帯の海中や海面、沿岸の探索にあたっている。 「カシュニの滝」の周辺で捜索を続ける海上保安庁の船。前方にブイが見えた=2022年4月27日午前10時26分、北海道の知床半島沖、朝日新聞社ヘリから、迫和義撮影 ■■■4月26日の動き■■■ 19:00 観光船運行会社の社長が27日に記者会見へ 観光船の運航会社「知床遊覧船」の社長が27日午後3時半、北海道斜里町内の宿泊施設で記者会見する。事故後、社長が会見するのは初めて。26日午後に開かれた乗客の家族向けの説明会の後、報道陣の取材に応じた国土交通省の担当者が明らかにした。 14:20 海底「物体」の捜索、高波で中断 再開めど立たず 北海道斜里町の知床半島沖で乗客・乗員計26人を乗せた観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が行方不明になっている事故で、第1管区海上保安本部(小樽市)は26日、半島の沖合で反応があった「大きな物体」の捜索を一時中断した。潜水士が潜ったが、波が高く、捜索を続けるのは危険と判断したという。 同本部によると、船から救助要請があった「カシュニの滝」近くの沖合でソナー(水中音波探知機)の反応があり、午後0時半ごろから潜水士が捜索。水深30メートルまで潜ったが、今のところ手がかりは見つかっていないという。捜索の再開のめどはたっていないとしている。 海保によると、同日午前には捜索にあたっていた漁師から「魚群探知機に大きな物体が映った」と連絡が入っていた。 14:00 運輸安全委員長、不明の船体は「大事な情報」 北海道斜里町の知床半島沖で観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が行方不明となっている事故で、国土交通省運輸安全委員会の武田展雄委員長は26日の定例記者会見で、運航会社「知床遊覧船」の社長らに話を聞くなどして事故原因を調べる考えを示した。 同委員会は現地に調査官を派遣して調査を始めている。武田委員長は見つかっていない船体について「見つかれば事故前の状態を科学的に解析できるので、大事な情報だ」と述べた。 12:30 「魚群探知機に大きな物体」 捜索の漁師が海保に連絡 北海道斜里町の知床半島沖で乗客・乗員計26人を乗せた観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が行方不明になっている事故で、海上保安庁は26日、半島の沖合で捜索にあたっていた漁師から、「魚群探知機に大きな物体が映った」と連絡があったことを明らかにした。 場所は救助要請の通報があった「カシュニの滝」の近くで、水深は30メートルほど。行方が分からなくなっていた船の可能性もあり、海保は巡視船を派遣し、確認作業を進めるという。 08:00 おいが行方不明の男性「情報がなさすぎる」 「情報がなさすぎる。今の段階で言えることはなにもないが、とにかく早く見つかってほしいという思いだけ」 26日朝。観光船「KAZUI」(カズワン)が出航した、北海道斜里町のウトロ漁港近く。船に乗船していた、おいが行方不明のまま見つかっていないという男性は取材にそう語った。 05:30 捜索へ出港、漁師「なんとか探してあげたい」 知床半島沖で乗客・乗員計26人が乗った観光船の行方が分からなくなってから4日目となった26日、北海道斜里町のウトロ漁港では前日に続いて漁船8隻、観光船3隻が午前5時半ごろから続々と出港し、3日連続で捜索に出た、ウトロで約40年漁師をしているという男性(63)は「まだ船の位置も分かっておらず、情報が少ない。なんとか捜してあげたいが……」と話した。 ウトロ漁業協同組合の深山和彦組合長は報道陣の取材に対し、「今日は天候が良いので、潜水士とも協力して沿岸部を集中的に捜す」とこの日の捜索の狙いを説明した。複数の漁師によると、27日は天候が荒れて漁船が出せない可能性もあるといい、深山さんは「今日が大事な日だ。少しでも情報が集まることを期待している」と述べた。 事故発生から4日目、行方不明者の捜索のため出航準備をする漁師ら=2022年4月26日午前5時31分、北海道斜里町、藤原伸雄撮影 ■■■4月25日の動き■■■ 21:00 3人の身元を公表 北海道斜里町の知床半島沖で乗客・乗員計26人の観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が行方不明になった事故で、第1管区海上保安本部(小樽市)は25日、死亡した11人のうち身元を確認できた3人の氏名などを発表した。 同保安本部によると、3人は、香川県丸亀市の河口洋介さん(40)、千葉県松戸市の橳島(ぬでしま)優さん(34)、東京都葛飾区の加藤七菜子さん(3)。いずれも死因は溺死(できし)という。 17:00 国交省、運航会社や地元漁協訪れ聞き取り調査 北海道・知床半島沖で観光船が行方不明となった事故をめぐり、国土交通省の運輸安全委員会は25日、事故原因を解明するため、船の運航会社「知床遊覧船」や地元漁協を訪れ、聞き取り調査を実施した。 調査後に記者団の取材に応じた大熊寛章・船舶事故調査官は、同社の社長にはまだ聞き取りをしていないことを明らかにした上で「救助や遺族対応が優先。状況をみて連絡をとる」と話した。26日以降、事故当時の気象や海の状態などの情報を集めるため、地元関係者にあたるという。 11:20 官房副長官が会見 「捜索、救助活動に全力尽くす」 磯崎仁彦官房副長官が記者会見で、これまでに発見された11人全員の死亡が確認されたと発表。残る15人の行方不明者について「捜索、救助活動に全力を尽くしていきたい」と述べた。 遊覧船を運航していた「知床遊覧船」に国土交通省が特別監査に入っているとして、当日の運航の判断などを確認中だと説明した。磯崎氏は「監査結果を踏まえて早急に再発防止策を取りまとめていきたい」と話した。 観光船「KAZUⅠ(カズワン)」は23日午後1時13分に救助を要請。磯崎氏は救助に向かった海上保安庁の航空機が現場海域に到着したのが午後4時半、巡視船は午後5時55分だったと説明した。「船艇については海上が非常に荒天であり、通常よりも時間がかかった」と述べた。 […]