防衛省は10~12日、米軍訓練移転を計画する馬毛島(鹿児島県西之表市)の基地整備に向けた環境影響評価(アセスメント)準備書の説明会を西之表市など種子島1市2町で実施した。計画に反対する住民からは、航空機騒音対策を中心に疑問の声が相次いだ。 準備書で示した評価によると、米軍機や自衛隊機による種子島など11カ所の予測地点の騒音レベルは、馬毛島の滑走路を、対岸約10キロの種子島からできる限り遠ざかるように配置することで、環境基本法に基づく基準値を下回るとした。 住民が最も懸念する米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の騒音をめぐり、出席者から「各地で米軍機の低空飛行訓練が問題になっている。コースを外れて種子島上空を飛ぶことはないのか」といった指摘が続いた。 防衛省側は、空母着艦技術を… この記事は有料会員記事です。残り224文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「母方の血縁関係と矛盾なし」の根拠とは 横田めぐみさんの鑑定でも
山梨県道志村の山中で見つかっていた頭の骨の一部について、山梨県警は12日、ミトコンドリアDNAの型を鑑定した結果、2019年に行方不明になった千葉県成田市の小倉美咲さん(9)の母方と血縁関係にあることに矛盾はない、と発表した。 県警が当初鑑定を試みたDNAと、後に切り替えたミトコンドリアDNAは何が違うのか。 民間の鑑定機関、法科学鑑定研究所の山崎昭所長によると、通常の鑑定は細胞内に一つしかない核の中のDNAを使う。このDNAは父母から一つずつ引き継がれる二重らせん構造で、兄弟姉妹であっても異なるため個人の識別ができる。 一方、細胞内にあるミトコン… この記事は有料会員記事です。残り444文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ドーベルマン2頭また不明 柵内で飼育、飼い主は「盗まれた」主張
11日午後、千葉県木更津市真里谷(まりやつ)で「飼育していたドーベルマン2頭がいなくなった」と飼い主から木更津署に申告があった。この2頭は4月に脱走した犬で、署と保健所は約20人態勢で12日も探した。12日夕時点でけが人や目撃情報は入っていないという。 署によると、2頭はメスの成犬(体重約35キロ、体長約70センチ)と生後約5カ月のオスの子犬(同15キロ、50センチ)。それぞれ赤と青の首輪をつけているという。飼い主が最後に確認したのは8日午後1時半。外出先から帰宅した同午後2時半ごろ、いなくなっていることに気づいたという。 飼い主の男性は12日夕、報道陣の取材に応じ、「逃げたんじゃなくて、盗まれた」と語った。高さ約120センチの柵の中で飼育しており、柵の中では鎖でつないでいなかったという。行方不明になった3日後に申告したことについては「(盗んだ)相手から連絡が来るかと思って様子を見ていた」と話した。 署などによると、4月22日にも今回の2頭を含む4頭が所在不明になり、同日夜にボランティアで探していた女性らが近くの道路で発見し確保。飼い主に引き渡されていた。 千葉県君津保健所によると… この記事は有料会員記事です。残り529文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
熱海市議会百条委 基準超の盛り土「承知せず」、現土地所有者が証言
静岡県熱海市で昨年7月に発生した土石流災害を調べている市議会調査特別委員会(百条委員会)で12日、起点とされる盛り土があった土地の前・現所有者の証人尋問があった。前所有者は盛り土造成への関与を否定し、現所有者は盛り土の存在を知らなかったと主張した。 土石流発生後、2人が公の場で発言するのは初めて。 土石流は昨年7月3日に発生し、災害関連死を含む27人が死亡、1人が行方不明になっている。県は盛り土が被害を拡大させたとみている。 県や市によると、盛り土は前所有者が2007年に市に届け出た計画に基づいて造成された。ただ、盛り土の高さは計画の3倍超の約50メートル、土砂の量も約2倍の約7万立方メートル超で、防災対策も不十分だったとみられている。 盛り土を含む一帯の土地は、11年2月に現在の所有者に売却された。 前所有者はこの日の百条委で「(盛り土の)申請はしたが、(造成)行為者ではない。土地を貸していただけだ」と述べ、造成への関与を否定。崩落の危険性の認識についても「あの土地はもともと安定している。(土地売却後の)10年間安定していたことが証明している」と述べた。 この日は09~10年に盛り… この記事は有料会員記事です。残り935文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
マスク拒否で処分受けた元市議 慰謝料請求などの訴えを取り下げ
マスクを着用しなかったことなどを理由に市議会での発言を禁止した処分は表現の自由を侵害するなどとして、大分県臼杵市の市議だった若林純一氏(62)が市議会に処分の取り消しを、市に慰謝料を求めた訴訟について、若林氏が大分地裁に取り下げ願いを出したと12日明らかにした。 若林氏は、21年9月21日の市議会の二つの委員会と同30日の本会議でマスクを着用しなかったり、鼻を出して着用したりして委員長や議長の指示にも従わなかったため、マスク無しでの発言を禁止された。 このため、議会に処分を取り… この記事は有料会員記事です。残り356文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
山中の人骨「美咲さんの母方との血縁関係に矛盾せず」 山梨県警発表
池田拓哉2022年5月12日 22時35分 山梨県道志村の山中で見つかっていた頭の骨の一部について、県警は12日、ミトコンドリアDNA型鑑定の結果、2019年に行方不明になった千葉県成田市の小学生、小倉美咲さん(9)の母方と血縁関係にあることに矛盾はないと発表した。 骨の一部は4月23日、ボランティアで美咲さんの捜索を続けていた男性が山中で発見し、同25日に県警に通報。県警がDNA型鑑定をしたが、身元を特定できなかった。このため、県警は別の方法としてミトコンドリアDNA型鑑定を試みていた。 ミトコンドリアDNA型鑑定は、母方の血縁関係を調べることしかできず、個人の特定はできない。このため、県警は「母方の血縁関係にあることに矛盾はない」との表現をしている。 頭の骨は、美咲さんが行方不明となったキャンプ場から東に約600メートル離れた枯れた沢で見つかった。今月4日には200~300メートル上流で人の右の肩甲骨の一部が見つかり、県警はDNA型鑑定を進めている。11日にはさらに骨のようなものが二つ発見された。 骨が見つかった場所の周辺では、子ども用の運動靴や片方の靴下、黒っぽいハイネックのシャツが見つかっている。県警はいずれも美咲さんが着用していたものと特徴が似ているとしている。 県警は13日以降も捜索を続ける方針。(池田拓哉) 美咲さんの母のとも子さんがコメント公表 美咲さんの母とも子さんは12日、情報提供を呼びかけるホームページで「明日、5月13日は美咲の10歳の誕生日であり、母親としては1年で一番一緒に過ごしてあげたい日です。その前日に今回のような鑑定の結果が出て、言葉にならない想(おも)いです」などとするコメントを載せた。「今回、美咲本人と警察から断定された訳ではないので、無事に戻ってくると信じている気持ちに変わりはありません」とつづり、「新たな人骨も発見されており、今はこちらの鑑定の結果を信じ祈りながら待ちます」と結んだ。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Après des bénéfices record, SoftBank enregistre une perte… historique
A Tokyo, le 12 mai 2022. CHARLY TRIBALLEAU / AFP Depuis que Masayoshi Son, le grand patron de SoftBank, a décidé de concentrer les efforts du conglomérat japonais sur l’investissement dans les valeurs technologiques, les performances du groupe font le yoyo. Et pas dans de faibles mesures. Jeudi 12 mai, il […]
母親の説得も届かず 4630万円未返還の住民を山口・阿武町が提訴
山口県阿武町が新型コロナウイルス関係の臨時特別給付金振り込みに絡んで、計4630万円を誤って住民の男性に送金した問題で、引き落としが繰り返されるなどして、口座からほぼ全額がなくなっていることが分かった。町は12日、男性に全額の返還を求めて山口地裁萩支部に提訴した。 町が調査した結果、誤送金があった当日に六十数万円が引き落とされたのを始め、カード決済の引き落としや他の口座への振り込みなどで、男性の口座から連日のように出金があり、誤送金から2週間ほどでほぼ全額がなくなっていたという。 これを受けて町は12日、民事訴訟を起こすための議案を町議会に提出し、全会一致で可決された。 町は4月8日、給付金対象の住民税非課税世帯(463世帯)に10万円ずつ振り込んだ際に別途、男性の口座に4630万円を誤送金。男性はこの日、返還の意思を示して町職員と手続きのために銀行に行ったが、その場で「今日は(手続きを)しない」と拒否したという。 その後、町は男性の母親にも… この記事は有料会員記事です。残り407文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
駅で盗まれた1枚の絵画 「気に入って頂き…」展示室に作者の言葉
観光地「門司港レトロ」の玄関口、JR門司港駅(北九州市門司区)の展示室で絵画を盗んだとして、福岡県警門司署は12日、同区の無職の男(67)を窃盗の疑いで逮捕し、発表した。現場には絵画100枚余りが展示されていたが、盗まれたのは1枚。作者が「素人」と謙遜する絵に、何が描かれていたのか。 署によると、男は9日午後4時10分ごろ、同駅の展示室で展示中だった絵画1枚(横38・5センチ、縦28センチ)を手提げバッグに入れて盗んだ疑いがある。時価は額縁を含め約1万3千円。現場は無料で出入りできるが、当時は他に人はおらず、室内の防犯カメラの映像から浮上した。 同駅によると、展示室では4月28日から絵画約100点を展示中。門司区で生まれ育ち、豪華寝台列車「ななつ星」の乗客に門司港を案内している内山昌子さん(81)の作品だ。ななつ星の運行ルートが10月に改められ、同駅には停車しなくなることを受け、駅が内山さんの功績をたたえて企画した。 10日朝、掃除しに来た米藤… この記事は有料会員記事です。残り485文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
小4女児が死亡、自転車ごと川に転落か 福岡・久留米
2022年5月12日 22時06分 12日午後5時10分ごろ、福岡県久留米市高良内町の高良川で、近くに住む小学4年生の小野美怜さん(9)が川底で倒れているのを通行人が発見し、県警に通報した。 久留米署によると、小野さんは発見時、うつぶせで意識不明の状態だったといい、搬送先の病院で約1時間後に死亡が確認された。小野さんが倒れていたそばから、乗っていたとみられる自転車も見つかったといい、署は自転車ごと川に転落した可能性もあるとみて、経緯を慎重に調べている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル