横浜で学校の先生になる夢をかなえよう――。将来の教育界を支えるため横浜市教育委員会は2023年、「教員養成講座」を高校に新設する。全国的に教員を志望する人が減少傾向にある中、人材を確保し育成するのが狙いだ。 「教員養成講座~桜ACEプログラム~」は来春、横浜市立桜丘高校(横浜市保土ケ谷区)を拠点校に開設される。新1年生から約30人を募集し、選考を経て5月下旬に開講予定だ。週1回の授業で単位制。土曜日や夏休みには他校の生徒も参加できるようにするという。 教員になる夢「卒業まで持ち続けてもらうことが目標」 同校によると例年、約300人いる1年生のうち、将来の進路に教員や教育関係を挙げる生徒が90人ほどいる。同区内の横浜国立大学教育学部と連携した授業があることもあり、キャリアを考えやすい下地があるという。一方、学年があがるにつれ、夢のままあきらめる生徒も少なくない。 同校企画研究部の矢野文明教… この記事は有料会員記事です。残り281文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
返礼品に「SK-Ⅱ」、ふるさと納税急増 背景に市長の交代
滋賀県内で唯一、ふるさと納税の返礼品を設定していなかった滋賀県野洲市が、昨年12月から高級化粧品「SK-Ⅱ」を返礼品にしたところ、わずか1カ月で3億円以上が寄付された。市内にある工場で製造されていることから、返礼品として採用した。 「SK-Ⅱ」は、赤ちゃん用紙おむつ「パンパース」などを製造、販売している「P&Gグループ」(本社=神戸市)のスキンケアブランド。製品は滋賀工場で製造されている。 返礼品では、独自の天然由来成分を配合した「フェイシャル トリートメント エッセンス」が人気だ。 野洲市では、前市長が「寄付金争奪合戦はインターネットショッピングのような状態。市民税本来の趣旨とかけ離れ、税制度をゆがめる」との考えから、返礼品を設定していなかった。 2020年秋の市長選で返礼品を公約に掲げた栢木(かやき)進市長が初当選。野洲にゆかりのあるものを返礼品に設定し、昨年10月から募集を始めた。「SK-Ⅱ」関連は昨年12月から始め、当初は30品目を設定。寄付額は1万9千円~9万6千円にした。 返礼品の設定がなかった20年度の寄付額は15件、137万円だった。昨年12月は1カ月間で6680件、3億4539万円に上った。このうち「SK-Ⅱ」は6002件、3億2713万円だった。その後も増え続け、今年3月末現在では6億1891万円。うち「SK-Ⅱ」が97%を占める。 市協働推進課の担当者は「北海道から沖縄まで全都道府県から寄付があった」と話す。 返礼品、やめた自治体も エスカレートする返礼品競争。こうした状況を憂い、かつての野洲市のように、あえて返礼品を出さない自治体もあります。全国に34市町村(20年度)。その思いとは。 ふるさと納税の返礼品をめぐ… この記事は有料会員記事です。残り963文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
水深180mに沈没のカズワン、再びつり上げへ 午後にも水面に浮上
2022年5月26日 11時40分 北海道・知床半島沖で乗客・乗員計26人が乗った観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故で26日、移動中に海底に落下した船体が再びつり上げられる。民間の作業台船に引き揚げた後、海上保安庁は船内の捜索や船体の調査を進める方針だ。 26日朝から民間の無人潜水機が、船体が沈む水深約180メートルの海底で作業を開始。遠隔でアームを操作し、船体に取り付けたベルトをつり上げ用の鉄枠に固定する作業を進めた。 つり上げた後、移動中の落下を防ぐため船体を水面に浮かんだ状態にして、作業台船に直接、ロープで固定する。海保は船体を公開することで捜査に支障がでるとして、シートをかける予定という。その後、水深の浅い陸側の地点まで3時間ほどかけて移動し、船内の水をポンプで抜いたうえで台船上へ引き揚げる。27日にも網走港に入港し、数日のうちに陸揚げされる見通しだ。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Padres’ Yu Darvish takes loss despite strong start against Brewers
San Diego – Yu Darvish turned in another quality start but a lack of run support led to his second loss of the 2022 campaign as the San Diego Padres were defeated by the Milwaukee Brewers 2-1 on Wednesday. Darvish (4-2) was tagged with the loss in the series finale […]
Kazuma Okamoto drives in five runs to lead Giants past Buffaloes
Kazuma Okamoto homered for the second straight night and drove in five runs as the Central League’s Yomiuri Giants improved to 2-0 in interleague play with a 5-3 win over the defending Pacific League champion Orix Buffaloes on Wednesday. Okamoto, the Giants’ cleanup hitter, overturned a two-run first-inning deficit at […]
琵琶湖に浮かぶ「研究室」 老朽化でSOS 存続かけて寄付呼びかけ
琵琶湖で環境測定や小中学生の実習に使われてきた実験調査船「はっけん号」が廃船の危機にある。建造から30年近くたち、老朽化が深刻なためだ。船を管理するNPO法人「びわ湖トラスト」(大津市)は「補修して存続させたい」とクラウドファンディング(CF)を活用し、3千万円を目標に寄付を募っている。 はっけん号(全長18・9メートル、幅6・2メートル、36トン)は1993年、琵琶湖の環境を調査するため、滋賀県が建造した。大型機器を扱える荷重1トンのクレーンなどを備え、「湖上の研究室」として使われてきた。だが、県は15年、新たな調査船「びわかぜ」を建造。はっけん号は16年、びわ湖トラストに払い下げられた。 びわ湖トラストは、二つの船… この記事は有料会員記事です。残り558文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【写真まとめ】カズワン引き揚げへ 知床・観光船事故
嶋田達也2022年5月26日 8時00分 北海道斜里町の知床半島沖で、26人が乗った観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故から、23日で1カ月が過ぎました。現場付近では今も行方不明者の捜索が続き、船体の引き揚げ作業が行われています。これまでの動きを写真で振り返ります。(嶋田達也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
マリーゴールドは「強い花」 だからずっとタネを植え続ける
「どう育つかな、楽しみ」 小学校の校庭で、赤白帽子に体操服姿の子供たちが、小さな体を丸めてプランターをのぞき込む。人さし指を土の中にズボッ。一つずつ穴をあけて種を埋めていく。ここは群馬県上野村。長野県境にある山間のこの村も、5月中旬のこの日は気温が上がっていた。子供たちの頰は赤く、おでこには汗がにじむ。 植えているのは、マリーゴールドの種。夏に花を咲かせる暑さに負けない「強い花」、マリーゴールド。花には、村の山の尾根で命を落とした520人の命への慰霊と、その遺族たちへ「強く生きてほしい」という子どもたちの思いが込められている。 清流が流れ、渓流釣りが人気の人口1千人ほどの村は今から37年前の夏、航空機事故史に残る大事故の現場となった。 1985年8月12日、村の… この記事は有料会員記事です。残り1025文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
杉田水脈議員のツイート、名誉毀損にあたらず 大学教授らの訴え棄却
自民党の杉田水脈(みお)・衆院議員(55)にツイッターなどで研究内容を中傷され、名誉を傷つけられたとして、大学教授ら4人が杉田氏に計1100万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が25日、京都地裁であった。長谷部幸弥裁判長(菊井一夫裁判長代読)は、投稿について「社会的評価を低下させるものとは認められない」などと判断し、請求を棄却した。 訴えたのは大阪大の牟田(むた)和恵名誉教授ら4人。牟田氏らは2014年度から4年間、国の助成(科研費)を受け、性の平等に向けた女性運動や慰安婦問題にかかわる共同研究をした。 判決によると、杉田氏は18… この記事は有料会員記事です。残り111文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
セクハラ報道、野党「事実なら卑劣」 細田氏は否定、対応求める声も
女性記者にセクハラ発言をしたなどとする週刊誌報道について、細田博之衆院議長(自民党出身)は25日、国会内で記者団に「言えることは、すでに月曜日に抗議文を出しているが、その通りで立場は変わっていない」などと述べ、報道内容を否定した。報道後、細田氏が取材に応じるのは初めて。 細田氏をめぐっては、5月19日発売の週刊文春が、過去に複数の女性記者に対して、「彼氏はいるの」と尋ねたり「今から来ないか」と電話して深夜に自宅に誘ったりしたと報道。細田氏は23日、週刊文春に「全くの事実無根だ」などと文書で抗議していた。 週刊文春は25日、電子版に続報を掲載。細田氏が女性記者に「警察が立っているし、大丈夫だから。うちに来て」と求めたなどとする複数の発言を報じた。 与野党からは、細田氏に改めて説明を求める声が上がる。立憲民主党の馬淵澄夫国会対策委員長は25日、記者団に「事実であれば極めて卑劣」と述べた。政府の補正予算案の審議に「影響が出てくる可能性はある」とし、与党に調査を求める考えを示した。 日本維新の会の藤田文武幹事… この記事は有料会員記事です。残り346文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル