現職の国会議員になりすまして、新幹線のグリーン券などをだまし取ったとして、愛知県警は8日、元衆・参院議員で、現在は立憲民主党岐阜県総支部連合会常任顧問の山下八洲夫容疑者(79)=岐阜県中津川市=を詐欺などの疑いで逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。 国会議員が新幹線のグリーン車を含め、JR全線に無料で乗れる「JRパス」(国会議員用鉄道乗車証)を悪用したとみられる。 県警中村署によると、山下容疑者は4月27日、東京駅で、東京―名古屋駅間の東海道新幹線の特急券とグリーン券をだまし取ろうと、現職の国会議員の名前をかたってなりすまし、「国会議員指定席・寝台申込書」を提出。往復分の券をだまし取るなどした疑いがある。発券を受ける前に、参院議員時代のJRパスを見せて、駅員を信じ込ませたとみられる。 駅員が往復分を発行するはず… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
沈没したカズワン、新たな画像 無人潜水機が撮影、船体が右に傾く
北海道・知床半島沖で乗客・乗員計26人が乗った観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部は8日、初めて投入された無人潜水機のカメラが撮影したカズワンの画像2枚を公開した。 船首付近を写した1枚は白い船体に「KAZUⅠ」の文字が見え、船体が右に傾いた様子がうかがえる。船尾付近のもう1枚は、ドアが右に開いている様子がわかる。いずれも船の内部は暗く、はっきり写ってはいない。 無人潜水機は、民間の作業船「新日丸」が7日夜までに現場海域に運び、8日朝から、水深約120メートルの海底に沈んだ船体周辺で作業を始めていた。 5日前に船内を撮影した後… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
組長宅に車突っ込む 建造物損壊容疑で26歳男を逮捕 大阪府警
朝日新聞デジタルに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。Copyright © The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ウクライナの平和願う花火打ち上げ 日本に避難した夫妻が記した祈り
欧州で第2次世界大戦が終結したとされる8日、青や黄のウクライナ国旗の色をイメージした花火が愛知県南知多町の内海海水浴場で打ち上げられた。平和の願いを届けようとこの日、同海水浴場のほか、米国やドイツなど世界10カ国以上でも花火が上がった。 「ドーンドーン」。まだ肌寒さが残る海岸に轟音(ごうおん)が響き渡る。75発が夜空を彩った。直径120メートルもある青と黄の大輪やパチパチと音を立てて広がる花火に、集まった観客からは「きれい」などと歓声があがった。 特別な思いで空を見上げる夫婦がいた。チェボタレフ・ルスランさん(38)と妻のリディアさん(35)は、肩を寄せ合い、夜空を見つめていた。ロシアの侵攻後、ウクライナの首都キーウ(キエフ)から避難をした。4月10日から同県安城市で暮らす。 全国100カ所以上でリレー形式に花火を打ち上げる「#花火駅伝」の一環。コロナ禍の日本を笑顔にしようと、花火製造販売会社の若松屋(愛知県西尾市)が、全国の同業者に呼びかけ、昨年から始まった。 若松屋が担当した内海海水浴場の打ち上げでは、ウクライナの平和がテーマだ。発案した社員の葛西喬介さん(38)は「火薬は戦争ではなく、平和のために使われてほしい」と企画した。両親の知り合いのルスランさんたちを会場に招待し、花火を喜んでもらい、ウクライナへの支援が広がるようにと思いを込めた。 打ち上げ前、ルスランさんは、花火の玉に「へいわをウクライナに」と日本語で記した。花火の音で爆撃を思い出してしまうかもしれない。そんな不安もあった。でも、母国のことを思いながら、妻と祈った。「少しでも早く戦争が終わりますように」(三宅梨紗子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
無人潜水機を初投入、船を撮影し道警カメラも回収 知床観光船沈没
【説明タブ】【動画】無人潜水機で事故現場付近を捜索する「新日丸」=遠藤雅彦撮影 北海道・知床半島沖で乗客・乗員計26人が乗った観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故で8日、海底で見つかった船の内部を捜索するため、初めて無人の潜水機が海中に投入された。 無人潜水機は水深約120メートルの海底に沈む船まで到達。第1管区海上保安本部によると、5日前に船内を撮影した後、回収不能になっていた北海道警の水中カメラについて、遠隔操作によって回収することができたという。 搭載したカメラで船の撮影にも成功しているが、8日午後3時時点で行方不明者につながる手がかりは見つかっていないという。 無人潜水機は7日夜までに… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
イルカ200頭会えたよ 出航直後に遭遇、小中学生ら歓喜 陸奥湾
【動画】陸奥湾にイルカ出現、地元の子どもたち大喜び=安田琢典撮影 青森県の陸奥湾に入ってくるイルカを研究しているむつ市立脇野沢小学校と市立脇野沢中学校の児童生徒19人が6日、市の観光遊覧船「夢の平成号」に乗ってイルカを観察した。1時間ほどの乗船で200頭以上ものカマイルカと遭遇し、子どもたちは大喜びだった。 この日は天候に恵まれ、出航直後から多くのイルカの群れが出現した。6年生の山口煌月(こうが)君(11)は「これほど多くのイルカを見たのは初めて」と興奮気味。今年4月に赴任した両校の小原卓校長は「地域の良さを再確認できる機会。今まで以上に愛着を持ってもらえれば」と話した。 市観光戦略課によると、イル… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
知床観光船事故、献花台に多くの花束 「早く家族の元へ」祈る人たち
北海道・知床半島沖で観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故から2週間が過ぎた。ゴールデンウィーク最終日の8日、遺体安置所となった斜里町の体育館には各地から多くの人が訪れ、献花台に花を手向けていた。「ご家族の気持ちが少しでも和らげば」。そんな思いが込められ、届けられた花束は500を超えたという。 「一人一人の人生にこれから楽しいことがいっぱいあったはず」 函館市の岸田早苗さん(75)は8日午前、同町ウトロに住む息子と献花台を訪れた。「(行方不明の)残り12人を早く家族の元へ帰してほしい」 北見市の東野(とうの)宏明さん(61)は、普段は航空機の整備士として働いているという。この日は献花台に花を供え、「観光船もお客様の命を預かる仕事。ずさんな管理はあってはならない」と怒りをにじませた。 東京から観光で来た男性(3… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Yoshitomo Tsutsugo belts first home run of season in win for Pirates
Cincinnati, Ohio – Yoshitomo Tsutsugo hit his first home run of the year, a two-run shot, to help power the Pittsburgh Pirates to an 8-5 win over the Cincinnati Reds on Saturday. The high fly to left center came in the Pirates’ four-run first inning of their doubleheader nightcap, after […]
フクロウの巣立ち今年も 日の出の処分場 食べてふっくら2羽、森へ
東京都日の出町の谷戸沢(やとざわ)廃棄物広域処分場の樹林で生まれたフクロウのヒナ2羽が2日、元気に巣立った。処分場内の巣箱で、フクロウの営巣と巣立ちがみられたのは2016年以来、6回目。2年続けて複数のヒナが巣立つのは初という。 処分場を管理する東京たま広域資源循環組合が6日、写真を公開した。組合によると、ヒナは4月1日と2日に誕生が確認され、父鳥らが捕獲し、母鳥が運ぶエサを食べて大きくなった。4月下旬から羽をばたつかせたり、背伸びして外の様子をうかがったりする回数が増えたという。今月2日の早朝に1羽、昼にもう1羽が、巣箱から羽ばたいた。 処分場では1998年まで1… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「カムカム」ひなたの部屋にあったリュック 「懐かしい」そのわけは
小さな背中にピカピカのランドセルを背負った新1年生たちが目につく春。でも、京都や滋賀では少し違った姿が通学時に見られる。「健康と安全」を願う大人たちの思いが詰まったリュックが、今日も子どもたちを守っている。 「おはようございます」 4月中旬、京都府長岡京市の市立長岡第三小学校。子どもたちが元気に登校してきた。みんな背負っているのが「ランリック」だ。 4月まで放送されたNHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」でも登場した。 京都編で主人公の一人、ひなたの小学生時代の部屋にランリックが映った。すると、SNSで「懐かしい」「京都の子や」などと注目された。 開発したのは京都府向日市の学生衣料店「マルヤス」。 1967年、長岡第三小学校の初代校長清水甚一さんが、マルヤスの社長鈴木正造さん(故人)にランドセルに代わる通学用カバンの開発を相談した。 正造さんが書いたとみられる資料「ランリック(ランドセル兼リュックサック)の起源について」がある。清水校長が保護者から受けた、ある相談が記されている。 通学用カバンをつくると決めた当時社長の正造さん。そこには、子どもを思う気持ちが込められていました。記事後半で紹介します。 「私の家は貧しいから子ども… この記事は有料会員記事です。残り1768文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル