北海道・知床半島沖で起きた観光船「KAZUⅠ(カズワン)」の沈没事故では、安全運航のための規定を運航会社が守っていなかったとみられている。その重大性を、地元の「海事代理士」に聞いた。 「運航基準は、大事なお客さんを乗せた観光船が事故を起こさないよう作っていて、運航のための条件を何重にも設けている。違反はありえない」。朝日新聞の取材に対し、そう話したのは北海道根室市の海事代理士、平賀禎彦さん(64)。同じ道東のオホーツク海で沈没事故が起き、その運航会社「知床遊覧船」(斜里町)は、安全のための「運航基準」に違反して航行していたと認めた。 海事代理士とは、観光船など海運事業者への法的な助言や、船舶関連の法令に基づく申請・登記業務などを担う国家資格だ。その仕事から「海の司法書士」「海の行政書士」とも呼ばれる。一般社団法人・日本海事代理士会のホームページによると、2020年2月時点で、全国で2152人が海事代理士として登録している。 約3時間かけて往復する長時間の航行 怠られた「定点連絡」 従事して約20年の平賀さん… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
外国人観光客、今月にも入国緩和へ 少人数の団体客を受け入れ
新型コロナウイルスの水際対策をめぐり、政府は5月にも、現在停止されている観光目的の入国を試験的に認める方向で調整に入った。一定の条件下で少人数の団体客の入国を認め、感染状況などを見極めたうえで、現在1万人としている入国者数の上限も段階的に緩和したい考えだ。 複数の政府関係者が明らかにした。政府は5月にも観光目的について試験的に数百人規模の想定で入国を認める方向で調整。ゴールデンウィーク後の新型コロナの感染状況も踏まえ、6月以降、ビジネス目的を中心として、さらに緩和に踏み切れるか検討する。観光目的の入国条件など具体的な内容は今後さらに詰める方針だ。 水際対策をめぐっては、政府… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「食器棚が勝手に…」 22年前の幽霊団地騒動、ホラー映画に
「コンセントが入っていないのにドライヤーから熱風が」「食器棚が勝手に開いて」――。そんな「怪奇現象」で22年前に話題になった岐阜県内の公営団地を基にしたホラー映画「N号棟」が公開中だ。いったいどんな騒動だったのか。当時の記事から振り返った。 映画のもとなった公営住宅は今もある。団地の周りは田園が広がるのどかな雰囲気で、当時の騒動はうかがえない。 団地の住民から「怪奇音がする」という訴えが相次いだのは2000年秋。地元紙の報道をきっかけにテレビや雑誌の取材が押しかけた。当時の「週刊朝日」では異音を訴える住民の声が紹介されている。 「ピシッとかキーッとかいう… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
V・ファーレン U-15コーチの宮本卓也さんが死亡、事故と発表
岡田真実2022年5月6日 20時07分 サッカーJ2のV・ファーレン長崎は6日、U―15コーチの宮本卓也さん(38)が、不慮の事故のため1日に亡くなったと公式サイトで発表した。 広島県出身。サンフレッチェ広島ユース、大阪商業大を経て2006年にセレッソ大阪に入団。08年からモンテディオ山形、13年からはアビスパ福岡でプレーし、同年現役を引退した。 妻の宮本希さんは、クラブの公式サイトを通じて、「今年度よりアカデミースタッフメンバーとして迎えていただき、本人もやる気に満ちあふれていた矢先のことで、家族も事実をまだ受け入れられずにおります。短い間ではございましたが、V・ファーレン長崎の一員として加えていただき本当にありがとうございました」とコメントした。(岡田真実) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Au Japon, la forte chute du yen commence à préoccuper
Autrefois, les replis du yen étaient appréciés, voire appuyés par le Japon pour soutenir les exportations. BEHROUZ MEHRI / AFP Jusqu’où va chuter la monnaie japonaise ? Depuis le début de l’année, le yen a plongé de 12 % par rapport au billet vert, dont 5 % sur le seul mois d’avril. Jeudi […]
知人女性の頭にかかと落とし、傷害容疑で52歳男を逮捕 女性は死亡
青山祥子2022年5月6日 14時45分 知人女性にけがを負わせたとして、千葉県警東金署は5日、東金市南上宿、無職並木正容疑者(52)=氏名など自称=を傷害の疑いで逮捕し、発表した。女性は60代とみられ、搬送先の病院で死亡が確認された。 発表によると、並木容疑者は5日午前1時ごろから午前4時ごろまでの間に、東金市内の女性の自宅で、頭部にかかと落としをするなどの暴行を加え、けがを負わせた疑いがある。一緒にいた別の女性が最寄りの交番に通報した。2人は酒を飲んでいて口論になったらしい。並木容疑者は容疑を認めているという。署は傷害致死の疑いも視野に入れて捜査している。(青山祥子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
無人島での苦闘もありのまま紹介 市公認の職員ユーチューバーの挑戦
「こんち」。動画は軽いノリのあいさつで始まる。内容も「渦潮の映像を見ながらグルグルバット(バットを軸に回る遊び)」、テレビ番組の人気企画にならった「ダーツで日帰り旅」など。ユーチューブでよくありそうなチャンネルだが、手がけているのは愛媛県今治市の職員だ。市公認で、出演から編集まで全てを担う。毎回欠かさない冒頭のあいさつには「今治(こんち)」の字幕を入れる。 昨年9月に、市職員チャンネル「MABA(マバ) Rava(ラバ)」で配信を始めた投稿チーム「イ行ノート」。市民参画課主査の上甲健人さん(32)、秘書広報課主事の植田壮(つよし)さん(34)ら4人が、2020年度の市の職員提案制度に手を挙げ、準備してきた。四国の自治体では20年7月に徳島県職員が始めたチャンネル「みぎアゲTV」があるが、市町村レベルでは唯一の公務員ユーチューバーだ。 リーダーを務める上甲さんら4人が主に出演し、ほかにゲスト出演や撮影などを手伝うサポートメンバーの職員が12人いるという。 配信開始から半年余りで投稿した動画は計21本。「今治の『イ』も知らない人に今治の魅力、良さを伝えるノートのような存在になりたい」とのコンセプトの下、来島海峡の渦潮にちなんだ冒頭の企画や、地元で愛される鶏の揚げ物「せんざんぎ」と唐揚げの食べ比べなどを配信してきた。 市内に多いキャンプ場の楽し… この記事は有料会員記事です。残り1053文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北海道で気温ぐんぐん上昇、オホーツク地方で今年初の真夏日
神村正史2022年5月6日 16時44分 高気圧が北海道上空を広く覆った6日、南から暖かい空気が流れ込み、道内各地で気温が上昇した。オホーツク地方では、フェーン現象が発生。佐呂間町で最高気温が平年を15・8度上回る30・7度を観測するなど、複数地点で今年初となる真夏日を観測した。 フェーン現象は、山越えの風が暖かく乾いた下降気流となって気温を上げる現象。30・4度を観測した大空町女満別では、涼を求めて網走湖・女満別湖畔の湖水に足を浸す人も。孫2人を砂浜で遊ばせていた美幌町の男性(60)は「湖のそばに来ると涼しく感じますね」。(神村正史) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ゴールド免許でも「ついスピードが」 高齢運転者の実技検査開始へ
相次ぐ高齢ドライバーの事故を抑えるため、75歳以上で一定の違反歴がある高齢者が免許更新をする際、実際に車を運転して技能を確かめる検査が全国で13日に始まる。不合格の場合、更新できなくなる。 兵庫県警によると、技能検査は、改正道路交通法の施行に伴って導入される。対象となるのは、信号無視や携帯電話使用などの違反をした人。該当者には県公安委員会から通知はがきが届く。 県内では53カ所の教習所が会場となり、検査員を助手席に乗せて運転する。一時停止や右左折、速度維持などの項目のチェックを受ける。 採点は100点満点で、ミスがあるたびに10~40点が減点され、合格点は70点。不合格になると免許更新ができないが、誕生日の前後の6カ月間に何度でも受検できる。 実技の検査を導入するのは、高齢運転者による事故が後を絶たないためだ。 運転技術のフォローアップが課題に 2019年4月に東京都豊島… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「神保町ありがとう」三省堂が一時閉店 古書店街の「粋」は今も
神田神保町1丁目1番地。「神保町のランドマーク」とも言われ、141年間、東京の同じ場所で営業してきた三省堂書店の神保町本店が、5月8日にいったん閉店します。小川町の仮店舗に移って6月に営業は再開されますが、ビルは解体されます。 ネットですぐに本が買える時代。古書も急速に値崩れしています。それでも残る「粋」に魅了され、書店街に足を運ぶ人たちがいます。その現場を訪ねました。 「神保町にありがとう」 4月、本の街・神保町で最も大きい書店「三省堂書店神保町本店」には、こんな横断幕が掲げられていた。 5月8日午後8時、三省堂は141年続いたこの場所での営業をいったん終える。 店内に入ると、外山滋比古の『思考の整理学』がタワー状に積み上げられている。この店でこれまでに一番読まれた本だという。 3年後、元の場所には? 今回なぜ、一時閉店を決めたのか。 記事後半では、大屋書房や一誠堂書店といった老舗に近年の神保町の変質や古書の値崩れについて聞くともに、神保町に魅了されて新たに出店し「居心地がよすぎる」と話す書店主にも聞きました 経営管理部の中嶋剛課長によ… この記事は有料会員記事です。残り2712文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル