全国的に高気圧に覆われた29日、東北から西日本では晴れて各地で気温が上昇した。気象庁によると、群馬県高崎市、栃木県佐野市では35・2度まで上がり、全国で今年初の猛暑日(35度以上)に。東京都心も31・2度を記録し、今年初めて30度以上の真夏日になった。 このほか、午後4時までに岐阜県多治見市34・9度▽茨城県古河市34・5度▽愛知県豊田市などで34・4度▽前橋市34・3度――を記録した。全国914の観測点のうち、2地点で猛暑日、260地点で真夏日となった。402地点で今年一番の暑さだった。 同庁によると、東北から西日… この記事は有料会員記事です。残り101文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
いまの環境がすべてではない 働き方支援に関わる中山理香さん
将来への「モヤモヤ」を抱える20代にとって、周りや上の世代にロールモデルがいないのが悩みの一つだ。中山理香さん(51)はシングルマザーを経て、キャリアを積み上げ、いまは東京都内のベンチャー企業で執行役員を務める。「モデルは探さず、自分のオリジナルのキャリアをつくっていくつもりだった」と振り返る。一体どうやって――? ――仕事と家庭の両立、働く環境など、今の20代は悩みだらけです キャリアの悩みが増えているのは、選択肢があるということで、ポジティブなことだと思います。昔は、女性は結婚して家庭に入り子供を産む、男性は働く、という一択でした。 選びたい人生を選んで後悔しないようにいくと、セットで悩みもついてきますが、昔より生きやすいと思います。 なかやま・りか 1970年生まれ。青森県出身。サイバーエージェントや楽天などで新規事業立ち上げや、デジタルマーケティング、人事にかかわってきた。現在は、リモートワークなど柔軟な働き方の制度がある会社とマッチングさせる転職サービスを提供する「Lib」の執行役員。 苦しんだ「良心のとがめ」 ――中山さんはどうでしたか 私が子育てと仕事を両立させるうえで苦しんだのは、自分の良心のとがめです。 大学卒業後、社員10人くらいの広告系ベンチャー企業で働き、結婚して出産しました。産休から1年で復帰しようと考えていましたが、子供がかわいくて、子育ても楽しかったので、3歳になるまでは専業主婦をしました。 その後、離婚を考え始め、再… この記事は有料会員記事です。残り2388文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
神戸・西区で未明に住宅火災 1人死亡、1人心肺停止
2022年5月29日 13時53分 29日午前1時45分ごろ、神戸市西区樫野台1丁目の住宅付近から出火し、木造2階建ての建物延べ約220平方メートルのうち、約140平方メートルが焼けた。 神戸市消防局などによると、この住宅から女性2人が救助されたが、1人が死亡、もう1人が心肺停止の状態という。ほかに90代の女性が住宅から自力で避難したが、煙を吸うなどしており病院に搬送された。 近所の住民から「1階から炎が出ている」と119番通報があったという。住宅には親子3人が暮らしていたとみられ、神戸西署が出火原因を調べている。 現場は神戸市営地下鉄西神中央駅から南西に約2キロの住宅街。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
夫の暴力、離婚、国際ロマンス詐欺…井出智香恵さんレディコミ奮闘記
バブル期、「レディースコミック」は全国にあふれていました。嫁姑(しゅうとめ)戦争や不倫といった“泥沼”な人間模様を、ちょっとエッチなシーンを交えて表現した大人の女性向け漫画です。現在、市場規模は10分の1以下に縮小したものの、約40年前からこの分野で活躍し、今も絵筆を握り続けている「レディコミの女王」がいます。井出智香恵さん、74歳。実は自分自身が夫の暴力に悩みながら創作してきたそうです。最近は7500万円の「国際ロマンス詐欺」の被害に遭ったことを公表するなど、自作に劣らぬ波乱の人生をたどってきたそうです。その足跡に迫ります。 漫画家の井出智香恵さん。自宅のリビングに自作の一部を並べた。作品タイトル数はおよそ1千、総ページ数は約10万ページという=京都市南区、筋野健太撮影 平穏で安定した結婚生活が「女の幸せ」とされた1980年ごろ、若いOLや主婦たちの心をざわつかせる漫画の1分野が現れた。その名も「レディースコミック」。少女漫画にはなかった性描写が加わり、それが過激なほど売れるとされた。最盛期の91年には毎月48誌が発行され、累計1億3千万部以上が出回っていた(全国出版協会調べ)。 このジャンルが誕生して間もなく頭角を現し、今も描き続け、「レディコミの女王」と呼ばれる。以前はアシスタントを10人も雇って毎月500ページを量産。代表作は嫁姑バトルを描いた「羅刹(らせつ)の家」で、89年から「週刊女性」で連載した。老女が生魚をむさぼる場面は話題になり、後年ドラマ化。だが、雑誌は読み捨てられ、ベッドシーンや不倫などのテーマが低俗と見下されて作品は単行本になりにくく、ベテランなのに知名度は低い。それでも「次も読者に息もつかせないほど面白い話を」と日々、机に向かう。最近は、コロナ禍で売春に手を染める主婦4人の物語を連載中だ。 「夫に頼れなくても、たくましくしたたかに生きる。それが女でしょう」 電撃結婚 放蕩な夫の暴力、不倫、借金… 架空のドラマを紡ぐ自身の人… この記事は有料会員記事です。残り3058文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【そもそも解説】加工食品の原料、産地はどこ? 表示ルール読み解く
この春から、すべての加工食品に原材料の原産地表示が義務づけられました。最も多く使われている原材料の原産地を表示する仕組みですが、ルールは複雑です。スーパーの商品棚を見ながら、読み解いてみました。 Q 原材料の産地はどこに書いてあるの? A パッケージにある一括表示欄の中だ。内容量や消費期限などがまとめて表示されている。 Q どのように表示されるの? A じゃあ、このブルーベリージャムのパッケージを見てみよう。 Q 原材料名の部分に「ブルーベリー(カナダ産)」とあるね。 A そう。産地表示が必要なのは原材料のうち、最も量が多いもの。原材料名は量の多い順に書くルールなので、筆頭の原材料名に丸カッコで産地名がつくんだ。これが基本の表示方法。じゃあ、このせんべいとコンビーフの表示の違いは何だと思う? Q せんべいは「うるち米(… この記事は有料会員記事です。残り1041文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
カメラがとらえた堀江謙一さん「向かい風強い」 2日ごろゴールか
ヨットで世界最高齢での太平洋横断に挑んでいる海洋冒険家の堀江謙一さん(83)が28日、紀伊半島の南500キロほどの地点まで達した。ゴールは紀伊日ノ御埼(ひのみさき)灯台(和歌山県)と伊島(いしま)灯台(徳島県)を結んだ紀伊水道上の線とし、早ければ6月2日ごろ通過すると見込んでいる。その後、安全のため大阪湾を別の船に引航されて進み、母港の新西宮ヨットハーバー(兵庫県西宮市)に帰港する。 28日午後0時25分ごろ、太平洋上の「サントリーマーメイドⅢ号」の姿を、朝日新聞社機「あすか」がとらえた。白いウィンドブレーカーにベージュの短パン姿の堀江さんは、本社機に向かって手を振っていた。衛星電話でのやりとりで「体調は悪くない。向かい風が強くてなかなか前進できないが、地道に進んでいきたい」と話した。 記事後半では「あすか」からとらえた堀江さんの動画があります。 【動画】ヨットによる単独無寄港で太平洋横断に挑戦する堀江謙一さんを紀伊半島の南約500キロの海上で撮影=平野真大撮影 堀江さんは3月26日(現地… この記事は有料会員記事です。残り199文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ウクライナからの避難民、キッチンカーで母国の味を 滋賀・彦根
茶井祐輝2022年5月29日 10時00分 国宝・彦根城(滋賀県彦根市)の近くに28日、ウクライナ料理のクレープ「ブリンチキ」のキッチンカーがプレオープンした。振る舞うのは、ロシアのウクライナ侵攻で北東部のハルキウ(ハリコフ)から彦根市に避難したイリーナ・ヤボルスカさん(51)と、その家族。今後は事業を拡大し、ほかの避難民も働けるようにしたいという。 同日午前、中堀沿いにあるホテル「彦根キャッスル リゾート&スパ」敷地内に止めたキッチンカーに、イリーナさんと娘のカテリーナさん(31)が立った。イリーナさんは、日本人の夫と彦根市で暮らすカテリーナさんを頼って避難し、2カ月が過ぎた。 イリーナさんらは避難民が働ける場所をつくりたいなどとして、クラウドファンディング(CF)でキッチンカーを購入する資金を募るなど準備を進めている。この日はレンタルのキッチンカーでの営業にこぎ着けた。滋賀県栗東市に避難したウクライナ人女性も手伝った。 メニューはクリームチーズとレーズンを包んだスイーツタイプと、鶏肉とタマネギを包んだランチタイプの2種類。単品は350円(税込み)。食べた堺市中区の会社員木村杉子さん(47)は、「皮がもちもちしておいしいです」と気に入っていた。 キッチンカーは6月末までは土・日曜午前11時~午後4時に同じ場所で営業する予定。イリーナさんは「たくさんの人が来てくれてうれしい。気に入ってくれて、また買いに来てくれれば」と話した。 CFはサイト(https://camp-fire.jp/projects/view/578786)から。(茶井祐輝) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Dragons’ Taiki Mitsumata gets better of Orix ace in interleague win
Osaka – Taiki Mitsumata won a David-versus-Goliath battle with Japan’s Tokyo Olympic ace Yoshinobu Yamamoto, singling in the go-ahead run in the Chunichi Dragons’ 4-1 interleague win over the Orix Buffaloes on Saturday. The 30-year-old Mitsumata, who has spent the bulk of his 12 pro baseball seasons toiling in the […]
Pirates move Yoshitomo Tsutsugo to injured list with back strain
San Diego, California – The Pittsburgh Pirates announced Friday they have placed infielder Yoshitomo Tsutsugo on the 10-day injured list with a lumbar muscle strain. Pittsburgh manager Derek Shelton said he was unsure whether the Japanese slugger would need more than the minimum 10 days to recover after trying to […]
「戦う」父はウクライナに残った 震災の経験者がつないだ夫婦の避難
ロシア軍の侵攻が続くウクライナの夫婦を新潟県小千谷市で28日にも受け入れることが決まった。住まいや身の回りの日用品、見舞金の提供などで生活を全面的に支える。市民有志が奔走し、早期の支援につなげた。 夫婦は、夫のムタル・サリフさん(36)と妻のイリナ・シェフチェンコさん(37)。ウクライナ東部の都市ドニプロから隣国のスロバキアへ3月ごろから避難している。 市内の経済団体や国際交流団体でつくる「おぢや避難民支援の会」が、市に滞在したことのある留学生らを通じて避難者支援の情報を発信したところ、4月17日にサリフさんからメールが届き、情報交換を重ねてきた。ドニプロは日本企業も進出しており、日本のサクラを移植した通りが市民の憩いの場になっているなど日本に親しみがあったことや、人種差別が少ない国だと聞いていたことから、夫婦は来日を決めたという。 速やかに来日できるよう、会と市は当初、日本に親族や知人がいない避難者として受け入れられないか県などと検討したが、ガーナ出身のサリフさんがウクライナ国籍ではないことなどから断念。ビザの発給に時間がかかると想定されたため、会が身元引受人になることにした。 夫婦は新型コロナウイルスに感染していないことが確認されれば、28日にも成田空港から入国して小千谷市に到着する予定。まず市内のシェアハウスに入り、市の教職員住宅に移る。会が生活必需品を用意し、買い物やゴミの分別、病気になった場合の対応などあらゆる面で支援し、市は見舞金などを提供する。 ドニプロの自宅から数キロで爆撃 故郷は今もロシア軍の激しい… この記事は有料会員記事です。残り380文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル