茨城県選挙管理委員会は27日、つくば市の参院選の期日前投票所で、有権者63人に茨城選挙区の投票用紙を2度渡し、比例区に投票させるミスがあったと発表した。63人の比例区の投票は無効になる見込みだという。 県選管によると、選挙区の投票用紙はクリーム色(うす黄色)で、比例区は白色。用紙の右上に選挙区は「選」、比例区は「比」の文字が、それぞれ丸で囲まれて印刷されている。 ミスがあったのは、商業施設「イオンモールつくば」内に設けられた期日前投票所。26日午前10時~午後0時20分ごろ、選挙区の投票を終えた63人に、本来は比例区の投票用紙を渡さなければならないのに、担当者が誤って選挙区の用紙を渡したという。投票に来た64人目の有権者から、用紙が違うと指摘され、ミスに気づいたという。 この投票所では、1人の担当者が、訪れた人に投票用紙を渡す業務を担っていたという。これを受けて県選管は26日、投票所の業務を担う各市町村選管に対し、投票用紙を渡す際は、複数人で十分確認するよう注意喚起した。 県選管は、「選挙の執行管理に対する信頼を損ね、おわびします」とのコメントを発表した。(藤田大道) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Former Reds outfielder Shogo Akiyama to return to NPB with Carp
The Hiroshima Carp have signed former Cincinnati Reds outfielder Shogo Akiyama, the Central League club said Monday, beating competition from his former team, the Seibu Lions, and the Fukuoka SoftBank Hawks. Multiple sources close to the matter said the team has agreed to a three-year contract with Akiyama, who had […]
学校のお便り「読めない」、悩む外国人家庭 小さな情報も届けるには
学校で、日本語指導が必要な外国籍の子どもが増えています。外国人保護者にとって悩みの一つが、学校からのお便りなどが読めず、内容が分からないことです。 どう改善していけばよいのか。外国ルーツの子どもや保護者らを支援するNPO法人青少年自立援助センターの田中宝紀(いき)さんは、お便りをメールで送るなど、連絡方法の「デジタル化」をあげます。 外国人保護者の支援の現状や課題を、詳しく聞きました。 大事な情報、見極めも大変 ――外国人家庭には、どんな苦労がありますか。 外国人保護者にとって、大きな悩みの一つが「お便りが読めない」ことです。 日本語のお便りの中にアルファベットがあれば、そこから類推したり、数字があればお金が関係しているのかと心配して、私たち支援者に尋ねたりしてくることもあります。 学校のお便りは枚数が多いだけでなく、時候のあいさつから始まって全体的に長いこともあり、要点がつかみにくいです。外国人がその中から、大事な情報を見極めるのも大変です。 学校の先生にとっても、外国人保護者に連絡事項が伝わらないことが、大きな負担になっています。 コロナ禍でSOS出しづらく ――支援団体にたどりつかない方はどうしているのでしょうか。 情報の内容がわからないまま、過ごしてしまう場合も多いです。 記事の後半では、今後問題になる外国人が分散して住む「散在化」から生まれる課題や、問題解決のためのデジタル化のメリットなどを詳しく紹介します。 特にコロナ禍で、保護者会な… この記事は有料会員記事です。残り1854文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
両陛下、日本学士院授賞式に出席 「お体に気をつけて研究を」と激励
多田晃子2022年6月27日 14時45分 天皇、皇后両陛下は27日、東京都台東区の日本学士院会館を訪れ、日本学士院第112回授賞式に出席した。 今年度の日本学士院賞の受賞者は9人で、うち1人は恩賜賞も受賞。また、日本学士院エジンバラ公賞の受賞者は1人だった。授賞式後、両陛下は受賞者2人から説明を受け、研究について、天皇陛下は「どういう分野に役立つと思われますか」、皇后さまは「どういうことでこの分野に興味を持たれたんですか」などと質問。陛下は「お体に気をつけてご研究をお続けください」と激励していた。(多田晃子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
3階屋根から逃走 工事業者装いハンマーで住人殴った容疑で男ら逮捕
高嶋将之2022年6月27日 15時07分 工事業者を装って金品を奪う目的で訪問した住宅の住人をハンマーで殴ったなどとして、警視庁は、いずれも職業不詳の小野村俊明容疑者(35)=茨城県筑西市=と佐藤政人容疑者(41)=同県土浦市=の2人を強盗殺人未遂容疑で逮捕し、27日発表した。2人は「殺すつもりはなかった」と殺意を否認しているという。 暴力団対策課によると、2人は5月12日午前9時45分ごろ、工事業者を装って東京都中野区の住宅を訪問。住人の30代男性の足を粘着テープで縛って首を絞め、頭をゴム製のハンマーで殴って2週間のけがを負わせた上で「殺すぞ」「金と命をもらうぞ」などと脅して金品を奪おうとした疑いがある。男性は2人とは「面識がない」と話しているという。 騒ぎに気付いた近くの住民が110番通報。野方署員が駆け付けたところ、2人は何も奪わずに3階のベランダから屋根に上り、壁沿いの雨水排水パイプをつたって地上に下りて逃走したという。 同課は周辺の防犯カメラなどを解析した結果、2人が浮上したとしている。(高嶋将之) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
はやぶさとこまち「連結する音が」 盛岡駅、見学の特等席はなんと…
【動画】新幹線の連結を間近で見るイベントが開かれた=杉村和将撮影 東北新幹線開業40周年の特別企画として、JR盛岡駅で26日、「はやぶさ」と「こまち」の連結を新幹線ホーム下から見学できるイベントがあった。先着で申し込んだ大阪府と埼玉県、盛岡市に住む小学生ら親子6人が、普段は駅関係者しか立ち入れない業務用通路から見学した。 連結が見られるのは東京に向かう上りホーム。新函館北斗や新青森発の「はやぶさ」が先に盛岡駅で待機し、後から来る秋田発の「こまち」と連結する。連結は1時間に1回のペースで、1日に15回ある。 連結を見ることができる駅は全国でも珍しく、ホームでは多くの人たちがカメラやスマートフォンを構えて連結を見守った。一方、イベントに参加した6人はヘルメット姿でホーム下へ向かい、間近で楽しんだ。 連結をよく見に来るという盛岡市の小学1年生、及川周(あまね)君(7)は誕生日を迎えたばかりで、この企画参加はそのプレゼント。「今日は特別な1日になりました」と喜んだ。大阪府守口市の小学1年生、船井颯馬(そうま)君(6)は「連結する音が聞こえてうれしかった」と話していた。 東北新幹線では、山形新幹線が乗り入れる福島駅でも連結を見ることができる。(杉村和将) 「あなたと一緒にどこまでも」 乗らない人も楽しんで 緑色の「はやぶさ」が待つ盛… この記事は有料会員記事です。残り732文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ATM操作させる悪魔」にご注意 黒板アート強豪校が警察とタッグ
斎藤徹2022年6月27日 11時34分 被害が収まらない「なりすまし詐欺(特殊詐欺)」を未然に防ごうと、福島県立会津学鳳高校(会津若松市)美術部の生徒が、注意を促す黒板アートを制作した。全国有数の黒板アート強豪校が、会津若松署の求めに応じ、インパクトある作品を完成させた。 黒板アートは、黒板にチョークで絵画やデザインを描くアートで、同校は黒板アートの全国大会で優勝した経験もある。今回は、美術部の1、2年生18人がグループに分かれて作った。 警察官からなりすまし詐欺の手口や被害実態を聞き、5月上旬から制作を始め、約1カ月半かけて、携帯電話でお年寄りをだましATMにお金を振り込ませようとする悪魔や、ATMにお金を振り込もうとするのを阻止する警察官など、4作品を完成させた。 同校1年の森田結菜さん(15)は「インパクトを出すために色づかいを工夫した。もし被害に遭いそうな時は、私たちの絵を思い出してほしい」と話した。 20日の作品披露で、同署の斎藤秀幸署長は「生徒さんの豊かな想像力と繊細なタッチですばらしい作品ができた。作品を活用し、県内全域で啓発活動を進めていきたい」と話した。 同署は今後、作品をポスターやチラシにして、詐欺被害防止に役立てるという。(斎藤徹) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
海なし県に浦島太郎像や竜宮橋…なぜ?江戸時代から伝わる「珍百景」
群馬県伊勢崎市に残る「浦島太郎伝説」がSNSなどで話題になっている。今月放送されたバラエティー番組「ナニコレ珍百景」(テレビ朝日系)にも登場。「海がないのにどうして?」などと驚きをもって受け取られているようだ。 伝説の舞台は、同市宮子町。広瀬川に架かる「竜宮橋」のたもとに「竜宮の森」と呼ばれるこんもりとした茂みがあり、竜神をまつった神社もある。 「ぐんま謎学の旅 民話と伝説の舞台」(ちいきしんぶん)の著者でライターの小暮淳さん(63)はこう語る。「地下に深い淵があり、竜宮城へつながっているといわれているのです」 神社の隣には、釣り竿(ざお)を手に亀にまたがった浦島太郎像のほか、唱歌「浦島太郎」の歌詞看板も立っている。「ぐん馬名所百選第48位」という立て看板もある。 小暮さんによると、伊勢崎の浦島太郎伝説は江戸時代の古文書にも記され、こんな話になっている。 〈室町時代、「阿感坊」とい… この記事は有料会員記事です。残り604文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「うんこ」はええけど「ぶす」はあかん しりとりに悩む通学路
朝の通学路を近所の子供たちとしりとりしながら歩いている時、私が「ちきゅう」と言うと間髪入れずに「うんこ!」と返ってきた。 我が身をふりかえっても思い当たるけれど、小学生ってこの単語がほんまに好きよな……と思いながら、こんなことでは動じていられないので「こんぶ」と答える。すると今度は大きな声で「ぶす!」と返ってきた。 それを聞いて周りの男の子も女の子も大笑いしているけれど、こういう場に遭遇してしまった以上何も言わずにやり過ごすと後悔する気がして、あのな、そういう言葉はやめなさいと真面目な顔で伝える。そんな言葉はあかん。 子供たちは口々に「ええやん… この記事は有料会員記事です。残り581文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 #KANSAI 近畿の魅力を再発見する新企画。社会・経済から文化・スポーツまで、地元愛あふれるコンテンツをお届けします。[記事一覧へ] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
6歳から毎日描き続ける電車アート 高校生が色鉛筆に込める作者魂
【動画】「あーとすたじお源」で京急の電車を描く和田陽光さん=阿部育子撮影 6月上旬の昼下がり、横浜市神奈川区の社会福祉施設の一室にあるアトリエで和田陽光(ようすけ)さん(18)が机に向かっていた。 手に持った鉛筆と定規を素早く動かしながら次々と画用紙に直線を引いていく。 集中するまなざし。色鉛筆で赤色が足され、躍動感のある京浜急行電鉄の車体が完成。1時間ほどで2枚を描き上げた。 和田さんは同市南区に住む高校3年生。自閉症と知的障害がある。 0歳からじっと見つめてきた電車 言葉で他者とコミュニケーションをとるのは難しい。現在、市内の特別支援学校で学んでいる。 小さい頃から落ち着きがなく、あちこち歩き回っていた。こだわりが強く、長袖を着るか半袖を着るか、何カ月も先のスケジュールも自分で決める。 自分の思うとおりに物事が進まなくなると、かんしゃくを起こしパニックになることもある。地べたにひっくり返り、血が出るまで頭を地面に打ち付けてしまったことも。 一瞬も気を抜くことができない毎日を送った母の希未子さん(54)は「正解が分からない子育てだった」と振り返る。 和田さんが赤ちゃんの頃から… この記事は有料会員記事です。残り1127文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル