大阪府と大阪市が進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致について、市民団体が6日までに、是非を問う住民投票の実施を求める署名を約21万筆集め、府内72市区町村の選挙管理委員会に提出した。各選管が署名が有効かどうか審査する。有効数が法定の約14万6千(府内の有権者数の50分の1)を超えれば、市民団体側が知事に対し、住民投票条例制定を直接請求する。 署名は、市民団体「カジノの是非は府民が決める 住民投票をもとめる会」が約2カ月間で集めた。共同代表ら4人が6日、大阪市内で記者会見を開いた。 山川義保事務局長は「最後の1週間で一気に増えた。府民の強い意志やエネルギーを感じた」と話した。署名の年代別では、当初は高齢者が中心だったが、最後にツイッターの投稿が拡散し、若い世代が急増したという。 また、中野雅司共同代表は「(大阪)都構想の時、維新は住民投票が『究極の民主主義』だとして2度実施した。今回の住民投票も実現してほしい」と話した。 府選管によると、地方自治法… この記事は有料会員記事です。残り484文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
生命の起源は宇宙から?仮説を後押し リュウグウの砂からアミノ酸
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」が採取した小惑星「リュウグウ」の砂から、たんぱく質の材料となるアミノ酸が見つかった。我々はどこから来たのかという、地球の生命の起源の解明につながる可能性がある。 地球の生命の起源については、これまでさまざまな説が提唱されてきた。かつては、地球内部にある炭素などから有機物ができ、それが生物になるといった説が一般的だった。 70年ほど前、米国の化学者、スタンリー・ミラー博士が、原始の地球の大気を模したメタンやアンモニア、水、水素を入れたフラスコの中で火花を飛ばし、数種類のアミノ酸をつくった。アミノ酸という有機物が、無機物などから直接つくり出せることは、生命の起源を考えるにあたって当時は大きな衝撃だったという。 隕石や彗星で地球に運ばれた? ところが、原始の地球の大気… この記事は有料会員記事です。残り753文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
手向けられた花、1千束以上 知床事故の献花台を斜里町役場に移設
北海道・知床半島沖で乗客・乗員計26人が乗った観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故をめぐり、斜里町は6日、遺体安置所だった町営体育館に設けていた献花台を町役場に移設した。 体育館は、事故翌日の4月24日に11人が発見されて以降、遺体安置所として使われた。5月2日までに見つかった14人の遺体すべてが家族の元に戻った後は、入り口に献花台を設置。町によると、献花台にはこれまで1千束を超える花が手向けられているという。 一方で、町営体育館の通常利… この記事は有料会員記事です。残り281文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「死の真相、明らかにして」 ウィシュマさん訴訟、遺族の思い届くか
昨年3月に名古屋出入国在留管理局でスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさん(当時33)が収容中に死亡した問題で、遺族が国に計約1億5600万円の損害賠償を求めた訴訟の弁論が8日、名古屋地裁で始まる。国は請求の棄却を求めて争う方針。遺族は当日法廷で「死の真相を明らかにして欲しい」と訴える予定だ。 遺族が問題視するのは、昨年1月中旬以降、食欲不振など次第に体調が悪化したウィシュマさんに対する名古屋入管の対応だ。具体的には、仮放免を認めずに収容を続けたうえ、適切な医療措置を取らなかったと指摘。訴訟では、これらの入管の対応とウィシュマさんの死亡との間に因果関係が認められるかどうかが焦点となる。 訴訟のポイントは? 特にポイントになりそうなのは亡くなる19日前の2月15日に行われた尿検査の結果を受けての対応の適否だ。訴状によると、脂肪が分解された時に出る物質「ケトン体」やたんぱく質などは「3+」と基準値を超え、飢餓状態で、腎機能障害などの恐れもあることを示していた。 ウィシュマさんは検査後、入管に「外部の病院に行きたい」などとして仮放免を申請したり、点滴を打って欲しいなどと訴えたりした。だが入管は申請を認めず、3月4日に外部の病院を受診させたものの、受診先は「精神科」だった。遺族側は、検査結果を踏まえて入管が仮放免を認めるか、点滴など適切な医療措置を講じていれば亡くならずに済んだと主張する。 検査結果について、内科医で医療ガバナンス研究所(東京)の上昌広理事長は「『3+』は高度な飢餓と脱水症状がある時に出る数値。即座に入院させて点滴を受けさせないと死の危険があることは明白だ。精神科を受診させていること自体がおかしい」と入管の対応を疑問視する。 出入国在留管理庁が昨年8月… この記事は有料会員記事です。残り1225文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
博多祇園山笠、祭りを盛り上げるちょうちん作りピーク
藤脇正真2022年6月6日 19時00分 博多の夏の風物詩「博多祇園山笠」(7月1日~15日)を前に、福岡市博多区の門田提灯(ちょうちん)店では、祭りに欠かせない提灯作りがピークを迎えている。 祭り期間中、山笠行事の際に携えたり、各町の詰め所に掲げたりして、祭りを盛り上げる。 店内には「大黒流」や「町総代」といった町名や役職名が墨書きされた提灯が所狭しと並ぶ。4代目の門田明寛さん(60)らがすべて手書きで仕上げる。 7月上旬までに約300個を完成させるという。(藤脇正真) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
寛仁さま逝去10年 「十年式年祭」に母の百合子さまなど皇族方参列
多田晃子2022年6月6日 19時50分 寛仁(ともひと)さまが逝去して10年にあたる6日、東京都文京区の豊島岡墓地で「十年式年祭 墓所祭」が営まれた。 4日に99歳の誕生日を迎えた母の三笠宮妃百合子さまをはじめ、寛仁さまの長女彬子(あきこ)さまと次女瑶子さま、高円宮妃久子さまと長女承子さまの皇族方のほか、元皇族が参列し、拝礼した。百合子さまは車いすで参列した。宮内庁によると、三笠宮家で相談のうえ、高齢の百合子さまの負担を考慮し、彬子さまが玉串を捧げて拝礼した。(多田晃子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東電旧経営陣3人、12~1月に控訴審判決か 原発事故で強制起訴
2011年の東京電力福島第一原発事故をめぐり、津波対策を怠ったとして業務上過失致死傷罪で強制起訴された旧経営陣3人に対する控訴審の第3回公判が6日、東京高裁(細田啓介裁判長)であった。検察官役の指定弁護士は3人を無罪とした一審・東京地裁判決の破棄を求め、弁護側は改めて無罪を主張して結審した。判決は12月から来年1月ごろになる見通し。 起訴されているのは勝俣恒久・元会長(82)、武黒一郎・元副社長(76)、武藤栄・元副社長(71)の3被告。争点は一審に続き、3人が巨大津波の発生を予見できたかと、その上で事故の防止策がとれたかだ。 指定弁護士「一審判決は誤り」 19年の地裁判決は、国が02年に公表した地震予測「長期評価」の信頼性を否定し、「原発を停止するほどの予見可能性はなかった」と判断した。 この日、指定弁護士は、事故の賠償責任を問う民事裁判で長期評価の信頼性が認められた例を挙げ、一審判決は誤りだと訴えた。「信頼性が認められれば一審判決の正当性は根底から覆る」と述べた。 一方の弁護側は、刑事裁判と民事裁判の事実認定のあり方は違うとして「一審判決が誤りだとする根拠にはならない」と反論した。 今回の刑事裁判に被害者として参加する遺族らの代理人によると、高裁は結審後、判決期日を12月から来年1月ごろに指定すると説明したという。(村上友里) 記事後半では、控訴審判決の注目点を解説します。 ■高裁、原発事故どうとらえる… この記事は有料会員記事です。残り666文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Adam Walker among group of imports getting off to fast start in Japan
Adam Walker is not having much trouble with the NPB learning curve — or NPB fastballs, sliders or anything else lately. Walker hit a change-up out of the park against the Chiba Lotte Marines on Sunday, capping a week during which he was among the hottest hitters in Japan. Unable […]
あのとき日本は沖縄にどう向き合ったか なぜ沖縄の住民が犠牲に?
現場へ! 沖縄で安保を考える① 那覇の観光地、首里城から少し離れた雑木林のなかに、旧日本軍の第32軍司令部壕(ごう)の第5坑口があった。 入り口の看板から、石ころだらけの急な斜面を降りていく。第5坑口の周囲は草木で覆われ、近くには細い小川が流れていた。まだ4月だというのに周囲は湿気に包まれ、蚊が飛び回っていた。 1945年5月末、ここにも米軍の砲弾が降り注いでいた。牛島満司令官ら首脳部は司令部を放棄し、夜を待って第5坑口から出ると、南部の摩文仁(まぶに、沖縄県糸満市)に向かった。 日本は戦況が悪化した43年9月、絶対国防圏を設定。沖縄方面にも陸軍部隊を置くため、44年3月、沖縄や奄美、先島諸島などを担当する第32軍が編成された。45年6月23日までには旧日本軍の組織的な戦闘が終わり、牛島司令官は自決した。 牛島司令官が第5坑口から出て自決までの1カ月足らずの間に、沖縄戦の民間犠牲者9万4千人の半数以上が「鉄の暴風」によって亡くなったとされる。 多数の犠牲を出した背景には何があるのか。 那覇市はホームページでこう指摘する。〈沖縄戦は首里城にある沖縄守備軍の司令部壕が陥落すれば終わるものと、米軍側も、当初は沖縄守備軍の司令官も、沖縄の住民も思っていた。ところが本土防衛、国体護持の時間稼ぎのため5月22日に首里から南部への撤退が決定される。多くの住民が避難していた所にただ戦争を続けるために軍が逃げてき、壕などを強制的に徴用したため住民は砲弾のなかに追い出されることとなった〉 32軍司令部の南部撤退がなければ、民間人の犠牲者は、もっと少なくなっていた。自衛隊でも沖縄戦の研究をする際、「首里で最後まで戦うべきだった」という意見が出るという。 ただ、犠牲者が増えたのには、南部への撤退以外にも原因はあったようだ。 政府は44年7月7日の閣議… この記事は有料会員記事です。残り560文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
文京区本駒込で約2900戸が停電 復旧見込みは5時20分ごろ
2022年6月6日 17時00分 6日午後2時37分ごろ、東京都文京区本駒込の一帯で停電が発生した。東京電力によると、本駒込1丁目~5丁目の計約2930戸で影響が出ている。午後3時50分ごろの復旧を見込んでいたが、復旧が遅れており、午後4時45分現在、本駒込3丁目~5丁目の計約1290戸で停電が続いている。復旧見込みは午後5時20分ごろの見通し。復旧後に原因の特定作業に入る。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル