2022年6月5日 18時55分 5日午後2時20分ごろ、神戸市北区鈴蘭台東町9丁目にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組の井上邦雄組長(73)の自宅に銃弾が撃ち込まれた。捜査関係者によると、直後に近くの交番に出頭した男が拳銃を所持していたため、兵庫県警は銃刀法違反(所持)の疑いで男を現行犯逮捕した。けが人は確認されていない。 神戸北署によると、男は岐阜市領下の無職林雄司容疑者(49)。捜査関係者によると、建物には10発以上の銃弾が発射されたとみられる。県警は、山口組の分裂をめぐる抗争が背景にあるとみて調べる。 近くの工場で働く40代男性は「乾いた銃声が4、5発連続して聞こえ、30秒くらい後に再び連続して銃声がして驚いた」と話した。 神戸山口組を巡っては、副組長で中核団体「宅見組」の組長宅=大阪府豊中市=に5月8日未明、車が突っ込む事件もあり、対立する山口組系の組員(26)が建造物損壊容疑で逮捕、起訴された。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
堀江謙一さん会見「生涯チャレンジャー」 でも「家族は甘くない?」
ヨットで69日間かけて太平洋横断を世界最高齢で達成した堀江謙一さん(83)の記者会見の内容は以下の通り。 ――上陸した気持ちは。 やっぱり何十日ぶりに海から陸に上がった感じで、歩きにくい。なじむのにもう1日くらいかかりそう。 ――多くの人が歓迎していた。 航海は自己満足のためにやっているのですが、多くの方に何らか影響を与えたのなら望外の喜びです。 ――世界最高齢で記録達成した気持ちは。 僕より高齢で元気にヨットをしている方もいると思うが、馬鹿馬鹿しいことはやらないのだと思う。夢を夢で終わらせず挑戦させてもらい、大過なく終えられたことは喜びです。 69日間の航海を終えたばかりとは思えないほど元気な堀江さん。笑いに包まれた記者会見はまだ続きます。 ――今後の目標は。 生涯チャレンジャーで行きた… この記事は有料会員記事です。残り1061文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「人生を狂わせた」東電が社長名で初めて謝罪 避難者訴訟の原告らに
酒本友紀子2022年6月5日 19時29分 東京電力は5日、福島第一原発事故で避難した住民が「ふるさと喪失」の慰謝料を求めた集団訴訟の原告らに対し、「人生を狂わせ、心身ともに取り返しのつかない被害を及ぼした」と小早川智明社長名で謝罪した。東電が集団訴訟の原告側に社長名で謝罪するのは初めて。 謝罪の場は、最高裁で3月、国の基準を超す賠償の支払いを東電に命じる高裁判決が確定したことを受け、東電の福島復興本社がある福島県双葉町で設けられた。ただ、小早川社長は現地を訪れず、復興本社の高原一嘉代表が「事故により、かけがえのない生活やふるさとにとても大きな損害を与えた。誠に申し訳ございません」などとする謝罪文を読み上げ、頭を下げた。 原告団の金井直子事務局長(56)は「真摯(しんし)な謝罪を素直に受け止めたい。大企業のおごりを持たず、地域住民の生活を取り戻す努力を惜しまないことを誓う言葉だと信じている」と話した。(酒本友紀子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ここは海底?見上げれば、泳ぐ魚と巨大な網 陸で探検「ひみの海」
まるで定置網漁を海底からのぞいているような気になってきた。 学校の体育館よりも広い空間に、約70メートルにわたって黒い網がぶら下がっている。目の粗さは場所によって異なる。そこを様々な種類の魚のプレートが泳いでいる。 「ひみ寒ぶり」で知られる富山県氷見市に2020年にリニューアルオープンしたのが、この市漁業文化交流センター「ひみの海探検館」。21年には日本農業遺産にも認定された「氷見の持続可能な定置網漁業」のことが学べる施設だ。 境純一館長(56)は「定置網が展示されているのはここだけです」と胸を張った。 魚介の宝庫「天然のいけす」 来館者がまず目にするのは4… この記事は有料会員記事です。残り1111文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
SNS時代に「表現の自由」を守るには 専門家2氏が語る真の問題点
米国の実業家イーロン・マスク氏による米ツイッター社買収の動きに世界の注目が集まっている。巨大SNSなどネット上の「場」をつくるプラットフォーマーの動向が、言論空間に大きな影響を及ぼす時代。民主主義の基盤である「表現の自由」を守るには何が必要なのか。(聞き手 編集委員・豊秀一) プラットフォーマーという巨大な「場の管理者」の上では、表現の自由の「もう一つの側面」こそが問題になっていると、関西大准教授の水谷瑛嗣郎さんは言います。慶応大教授の鈴木秀美さんは、欧州で「国家による自由」を担保している存在に触れ、日本社会が真に問われているものを指摘します。共に憲法やメディア法を専門とする2氏に、詳しく話を伺いました。 問われるエコシステムの再構築 関西大准教授・水谷瑛嗣郎さん ――マスク氏は買収の理由に「表現の自由」を掲げ、ツイッター社が、支持者が議会乱入事件を起こしたトランプ前大統領のアカウントを永久凍結したことを批判しています。 「米国憲法が『表現の自由』を保障した修正1条で厳格に禁じているのは、政府による表現内容の規制です。逆に修正1条のもとで、企業には、自社のルールに従って投稿をチェックしたり、制限したりする『モデレーション』を行う自由があると考えられています。暴力を賛美し、扇動するような投稿をしたトランプ氏のアカウントを凍結することは正当化されます」 「真意はわかりませんが、マスク氏は、現代の表現環境で支配的な地位にあるプラットフォーム企業が、自社の『場』を管理する強力な力を持ちつつあることを問題視したのかもしれません。そこから彼が『モデレーション』を緩める方針を打ち出す可能性があるために、注目が集まっています。彼の意図とは別に、現代の情報流通・表現活動にとって重要なツールとなっているSNSの環境が、買収による経営方針の転換で大きく変わる可能性は見過ごせません」 ――プラットフォーム企業には言論空間の健全さを維持する責任がありませんか。 「プラットフォームの性質に… この記事は有料会員記事です。残り3267文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
中国地方の最高峰・大山で夏山開き コロナ禍で3年ぶりの山頂神事
渡辺翔太郎2022年6月5日 16時31分 中国地方最高峰の大山(だいせん)(標高1729メートル、鳥取県大山町)で5日、夏山シーズンの訪れを告げる山開き神事があった。 コロナ禍で2年続けてふもとの登山道入り口で開かれていたが、今年は3年ぶりに山頂付近の弥山(みせん)(1709メートル)で行われ、関係者がシーズン中の安全を祈った。 大山では今シーズンから入山協力金制度が導入され、1回につき500円(年間定額は3千円)の支払いを登山者に求めている。協力金は登山道の整備などに使われる。(渡辺翔太郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
農家直伝の手法で染めて 日本一の産地から届く「大人の自由研究」
2022年6月5日 12時25分 日本一の花の産地、愛知県田原市で今月、「タハナ~田原の花の定期便~1日でできる自由研究キット」が発売された。白菊の新たな販路開拓のため、市内では白の輪菊に染料を混ぜた水を吸わせた「カラーリングマム」が生産されており、農家直伝の手法でキクを染める過程を体験できる。先着400セットを販売する。 白の輪菊(直径約15センチ)3本と、赤・青・黄の染め粉3色が届き、染料を混ぜ合わせて、好きな色に染められる。小学生だけでなく、「大人の自由研究」としても楽しめるという。 価格は2980円(送料・税込み)。「道の駅あかばねロコステーション」(0531・45・5088)から送付するが、直接受け取る場合は1980円(税込み)で購入できる。タハナのウェブサイトか、市農政課(0531・23・3517)への電話で、7月8日まで申し込める。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「空手五段」の東京国税局職員、妻殴り大けがさせた疑いで逮捕
2022年6月5日 12時32分 妻となる女性の顔を数十回殴り大けがをさせたとして、警視庁は、東京国税局の税務相談官、武藤静城容疑者(59)=東京都小金井市貫井北町3丁目=を傷害容疑で逮捕し、5日発表した。調べに対し、「今はお話しすることはありません。弁護士と相談します」と述べているという。 小金井署によると、武藤容疑者は1月26日と29日、通院中の病院から自宅などに帰る途中の車内で、当時交際中で後に妻となる50代の女性の顔を左手のこぶしで数十回殴打するなどし、鼻の骨折の2カ月の重傷を負わせた疑いがある。 武藤容疑者は3月に妻と結婚したが、4月にも自宅で妻を蹴って肋骨(ろっこつ)骨折や全身打撲の大けがをさせたとして、5月に傷害容疑で逮捕され、起訴されていた。武藤容疑者は調べに「自分は空手の五段を持っている」と説明したという。 妻はいずれも病院を受診したが、その際、武藤容疑者の指示で「空手の稽古中にけがをした」と説明していた。妻に空手の経験はないという。医師が不審に思い、警視庁に5月に情報提供していた。 警視庁は、武藤容疑者が日常的にDVをしていたとみて調べている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高校生28人、教育格差に立ち向かう ネット無料塾をスタートへ
教育をめぐる格差をなくそうと、全国各地の高校生が動き出した。無料のオンライン塾を計画するほか、使わなくなった参考書などを集めて必要な人に届ける。きっかけを作ったのは、家計がコロナ禍の影響を受けた男子高校生だった。 兵庫県の中高一貫の私立校、三田学園高3年の浜田颯太さん(17)=神戸市=は、新型コロナウイルスが広がった2020年春に父が経営する居酒屋が休業。収入は一時的に母のパート頼みになった。 両親から家計の状況を説明されることはなかったが、自宅で過ごす時間が長くなった父を見て、「塾に行きたい」と口に出せなかった。多くの同級生が塾に通う。「もしかしたら、僕は学ぶ機会をなくしたのかも」と、教育の格差に関心を持つようになった。 浜田さんは昨夏、福岡県宗像市であった次世代のリーダーを養成するサマースクールで、身近な社会問題とその解決策を話し合った。参加した約140人の高校生は、公立や私立、都会や地方など境遇は様々。多くの「差」を実感した。 父の居酒屋は再開し、日常を取り戻した浜田さん。「僕と同じような経験をした人はほかにもたくさんいるはず。高校生だからこそ気づくこと、できることがある。だれしも機会を奪われず、チャンスがつかめる環境をつくってみたい」と同世代に呼びかけた。 浜田さんと、その思いに共感した北海道から熊本の高校生が昨秋、28人で団体「Get CHANCE」を結成。放課後、オンラインで教育格差の解消について知恵を出し合っている。 浜田さんの呼びかけに応じた… この記事は有料会員記事です。残り873文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Munetaka Murakami blasts CL-leading Swallows past Lions
Munetaka Murakami scored two runs and brought the Central League-leading Tokyo Yakult Swallows from behind with a two-run home run in a 3-2 interleague win over the Seibu Lions on Saturday. Before a crowd of 29,538 at historic Jingu Stadium, Murakami capped Yakult’s comeback with his 16th home run, off […]