自民党の林芳正衆院議員(山口3区、外相)の後援会入会をめぐる公職選挙法違反事件を受け、山口市は全職員を対象にしたアンケートを実施し、2日に結果を公表した。どの選挙かを問わず、過去10年間で候補者の後援会入会に関して上司から「圧力」や「要求」を感じたとする職員が32人いた。市は、回答者全体に占める割合は2%だったとして、「組織的、常態的な選挙活動はなかった」としている。 アンケートは5月にネットを通じて無記名で実施し、1751人のうち9割の1576人が回答した。214人が候補者のリーフレットや後援会入会申込書を職場で上司から受け取ったと答え、上司の立場を利用して部下に入会の圧力をかけるなどしたと回答した職員も4人いた。また、職員労組から受け取ったと答えたのは439人だった。 公選法違反事件では、市の阿… この記事は有料会員記事です。残り990文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
死体遺棄容疑の高校教諭、被害女性は元同僚か「熱心だったのになぜ」
北海道帯広市の雑木林に女性の遺体を埋めたとして、帯広農業高校教諭、片桐朱璃(しゅり)容疑者(35)=帯広市西15条南1丁目=が死体遺棄の疑いで道警に逮捕された。「熱心な先生だったのになぜ……」。片桐容疑者を知る関係者からは驚きの声が上がった。 道警によると、片桐容疑者は5月30日午後8時ごろ、帯広市南町南8線の雑木林に女性の遺体を遺棄した疑いがある。29日以降に女性に会っていたことを認め、「遺体は車で運んだ」と供述しているという。 道警は、片桐容疑者が女性の死亡の経緯を知っているとみて調べている。 捜査関係者によると、被害女性は、片桐容疑者が今年3月まで勤務していたオホーツク地方の高校で同僚だった教員とみられる。女性は29日午後、車で自宅を出たあと行方がわからなくなり、30日に女性の夫が道警に相談した。 片桐容疑者は31日の道警の任意の事情聴取に「何も知らない」と関与を否定したが、翌1日には一転して「女性の遺体を雑木林に穴を掘って埋めた」と供述を始めたという。 捜査員が片桐容疑者を立ち会わせて雑木林を調べたところ、2日午前2時過ぎ、土中から女性の遺体を発見した。女性は衣服を身につけていたという。(石垣明真) 容疑者と被害女性、共に今年4月に異動 片桐容疑者は今年4月から帯… この記事は有料会員記事です。残り498文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
反ワクチン「神真都Q」代表を再逮捕 子ども向け接種会場侵入容疑
2022年6月2日 22時05分 新型コロナウイルスのワクチン接種に抗議する目的で子ども向けの接種会場に無断で立ち入ったとして、警視庁は2日、反ワクチン団体「神真都(やまと)Q会」の代表で元俳優の男(43)ら41~65歳の男女5人を、建造物侵入の疑いで再逮捕し、発表した。同庁は認否を明らかにしていない。 公安部によると、5人は3月29日午後1時ごろ、東京都新宿区の区立施設「元気館」に無断で侵入した疑いがある。この日、会場では5~11歳を対象としたワクチン接種が行われていたが、メンバーら20人ほどが押しかけた影響で、約1時間にわたり接種が中断した。メンバーらは「ワクチンを打つのは犯罪だ」「違法接種はただちにやめろ」などと声を上げていたという。 5人は、4月にも同様の目的で渋谷区内の小児クリニックに不法に侵入したとして同容疑で逮捕され、その後起訴されている。 元俳優の男はこれまで神真都Q会のリーダーを自称していたが、公安部は「代表」と認定した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
老朽化や「パイピング現象」を指摘 検討委初会合 明治用水漏水問題
愛知県豊田市の取水施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」で大規模な漏水が起きた問題で2日、専門家らが原因や復旧方法について話し合う検討委員会(委員長=石黒覚・三重大名誉教授)の初会合が開かれた。会合では堰(せき)の下に水の通り道ができる「パイピング現象」が起きた可能性が指摘された。 検討委は東海農政局(名古屋市)に設置され、大学教授や研究者ら6人で構成される。 石黒委員長は、会合後の会見… この記事は有料会員記事です。残り220文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
函館でスルメイカ初水揚げ、「いけすイカ」続々 燃料費高騰で厳しく
阿部浩明2022年6月2日 20時00分 函館で名物のスルメイカ初水揚げ…初セリの最高値は去年に比べ=HTB提供 北海道内のスルメイカ漁が解禁となり、2日早朝、函館市の漁港で初水揚げがあった。近年の漁獲量低迷に燃料費高騰が追い打ちをかけ、今季も厳しい船出となった。 1日の解禁とともに道南から16隻が出漁。帰港した船の水槽から、生きたままの「いけすイカ」が続々とすくい上げられた。市水産物地方卸売市場で894キロが初競りにかけられ、最高価格で1キロ2100円(昨年1650円)の値がついた。 津軽半島沖から戻った吉田智さん(68)は約80キロを水揚げ。1回の出漁で約6万円の燃料費がかかるといい、「漁獲は昨年並みだが燃料代でぎりぎりだよ」。函館魚市場の平松伸孝取締役部長(58)は「コロナ禍も落ち着いて観光客も増えてきたので、今後の需要に期待したい」と話した。 函館水産試験場の調査によると、秋田県沖から松前沖にかけての日本海ではスルメイカの分布は過去5年の平均を下回り、「非常に低密度」という。(阿部浩明) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
太平洋横断の堀江さん、ゴールは4日ごろか 「黒潮大蛇行」に苦労
浅倉拓也2022年6月2日 20時08分 ヨットで世界最高齢での太平洋横断に挑んでいる海洋冒険家の堀江謙一さん(83)は、4日ごろに紀伊水道上のゴールを通過する見通しとなった。事務局が2日、発表した。通常は日本の沿岸を流れる黒潮が大きく南に蛇行する状態が続いており、紀伊水道へ向かうのに苦労しているという。このためゴールの予測が立ちにくい状況で、5日以降にずれる可能性もある。 堀江さんは2日現在、高知県の室戸岬の沖合を航行している。ゴールは紀伊日ノ御埼(ひのみさき)灯台(和歌山県)と伊島(いしま)灯台(徳島県)を結んだ紀伊水道上の線としている。その後は別の船に引航されて新西宮ヨットハーバー(兵庫県)に帰港し、検疫などの手続きを経て上陸。セレモニーが開かれる予定だ。(浅倉拓也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日韓W杯にもらった勇気と感動に生かされた それぞれの20年
日韓共催の2002年サッカーワールドカップ(W杯)から20年。アジア初、そして初の2カ国共同開催。歴史的な大会は、人々に何を残したのか。 朴賢子(パクヒョンチャ)さん(56)が東京・大久保に韓国料理店「テーハンミング」を開いたのは02年10月。背中を押したのは直前のW杯だった。 1991年、夫の留学のため来日。自身も日本語を学びながら韓国食品の販売などのビジネスを始めたが、男児2人を出産後は仕事から遠ざかった。いつか好きな料理を仕事にしたいと夢見つつも踏み出せずにいた頃、W杯が始まった。 新大久保の職安通りを連日、韓国の赤、日本の青のユニホームを着た両国サポーターが埋めた。老若男女が入り乱れ、楽しそうに応援していた。韓国代表は過去最高の4強まで勝ち上がった。そんな光景を見て、「できないことなんて何もないな」と店を始めることを決意。倉庫だった建物を借りて改装した。 夫が留学生だった頃、お金がなくて、「焼き肉をおなかいっぱい食べたいね」といつも2人で話していた。最初は焼き肉店として始め、客の要望でチヂミやチャプチェ、のり巻きなどの家庭料理が次々とメニューに加わった。 開店した頃は小学生と幼稚園児だった息子たちが手を離れると、宮廷料理や地方の郷土料理を学ぶため韓国と行き来するようになった。店で勉強会と試食を組み合わせたイベントをたびたび開催。大学や自治体のカルチャーセンターでも料理を教えるようになった。 20年前の日韓W杯、その時何を感じていましたか? 大会期間中にアフガニスタンに向かった大学生、大会期間中にロシアチームを受け入れ、日本戦では引き分けを願っていた女性の20年も紹介します。 店名の由来はサッカーの応援… この記事は有料会員記事です。残り2397文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
生物クラブだった雅子さま、カイコも素手で 愛子さまも受け継ぐ養蚕
皇后雅子さまが5月から、歴代皇后の伝統行事「養蚕」の作業を始めている。実は、生物好きの雅子さま。カイコも素手で触りながら、心を尽くして取り組んでいるという。その姿勢は、長女愛子さまにも受け継がれているようだ。お二人の詳しい様子を側近らが語った。 雅子さまは今月1日、皇居の紅葉山御養蚕所を天皇陛下と愛子さまとともに訪問。ご一家はカイコのさわり心地を楽しみながら、生育の様子などを職員に尋ね、楽しそうに作業をしたという。この日の作業は、カイコに桑の葉を与える「御給桑(きゅうそう)」と、繭作り用の器にカイコを移す「上蔟(じょうぞく)」。愛子さまが、こうした作業に携わるのは初めてで、もともと「機会があればぜひ行きたい」と語っていたという。 皇居の森のほぼ中心部にある古びた木造の建物が、紅葉山御養蚕所だ。1914(大正3)年に建てられたこの養蚕所は今も現役だ。木々が生い茂る中にたたずむ姿は、当時にタイムスリップしたかのようだ。ここで、歴代の皇后による養蚕が約150年も続いてきた。繭から取れた生糸は、文化財の復元や国賓への贈り物などに使われている。 上皇后美智子さまから引き継… この記事は有料会員記事です。残り882文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
体育大会中に熱中症か、女子生徒ら40人が体調不良 大阪女学院中高
2022年6月2日 16時16分(2022年6月2日 17時45分更新) 2日午後3時15分ごろ、大阪市中央区玉造2丁目の大阪女学院中学・高校で「体育大会中に10代の女子約15人が熱中症のようだ」と119番通報があった。大阪市消防局によると午後4時半現在、体調不良者を約40人確認しているという。救急車などのべ42台が出動し、8人を病院に搬送したという。 同校によると、この日は中学・高校の6学年が参加する体育大会を実施していた。中学3年の娘の応援に来ていたという女性(48)は「応援合戦のあたりから体調が悪くなる生徒が出始めた。先生方が担架で生徒を保健室に運んでいた」と話した。女性の娘も保健室で休んだという。 気象庁のホームページによると、大阪市中央区でこの日、最高気温29・2度を記録。平年より2・3度高く、6月下旬並みの暑さだった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Baseball players don’t dance? The Savannah Bananas beg to differ
How does a dance writer from the Northeast end up fixated on a collegiate summer league baseball team from Savannah, Georgia? A few months ago, a video of a baseball coach dancing to “Waltz of the Flowers” — concluding with a virtuosic series of pirouettes — showed up in my […]