「スパイラル」を視察する山下泰裕・JOC会長、秋元克広・札幌市長、荻原健司・長野市長(右から)=長野市中曽根 [PR] 2030年冬季五輪・パラリンピックの招致を目指す札幌市の秋元克広市長は27日、長野市を訪問した。荻原健司市長と日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長と一緒に、市内にあるボブスレー・リュージュ競技場「スパイラル」を視察した。 札幌市は、費用効率化のため、30年の大会会場に既存施設を活用する方針を打ち出している。1998年の長野冬季五輪でつくられた「スパイラル」はその一つだ。総延長は1700メートルで15のカーブがあるコースの総工費は101億円。 ただ、年間の維持管理費がか… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Le congé paternité, un droit difficile à faire valoir au Japon
Le Canadien Glen Wood, et son fils né en 2015, le 23 juin 2022, à Tokyo. YURI KAGEYAMA / AP « Il est temps de créer un nouvel environnement de travail au Japon. Tout le monde doit pouvoir avoir une famille et faire carrière. C’est évident, non ? » Glen Wood milite au […]
東海地方も梅雨明け、過去最短の13日間 猛暑で食中毒警報も発令
東海地方は27日、1951年の統計開始以来、2番目の早さで梅雨明けを迎えた。梅雨の期間は最短の13日間。各地で気温35度を超える猛暑日となり、三重県では90代女性が熱中症の疑いで亡くなった。各自治体は熱中症のほか、食中毒対策を呼びかけている。 「日傘をさしていても暑い。家ではもうエアコンをつけています」 厳しい暑さが残るこの日の夕方、名古屋市内を歩いていた中村区のパティシエ若山萌さん(21)は困惑気味に話した。 名古屋地方気象台によると、梅雨明けは平年より22日、昨年より20日早い。梅雨の時期にあたる14~26日のうち、0・1ミリ以上の降雨があった日は名古屋で5日間、津、岐阜、静岡で7日間にとどまった。 名古屋市はこの日、最高気温35・5度を記録し、今年初の猛暑日に。愛知県豊田市で36・2度、岐阜市で35・1度、三重県桑名市で35・2度となった。 熱中症の症状とみられる救急搬送も相次ぎ、愛知県で55人、岐阜県で17人、三重県で9人が搬送された。 三重県菰野町では、同日午後… この記事は有料会員記事です。残り894文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
海保の航空機からボルトが落下 飛行後の点検で判明、被害の報告なし
2022年6月27日 22時18分 関西空港海上保安航空基地は27日、監視や人員輸送などに使う航空機「はやぶさ」(サーブ340B型、全長約20メートル)の部品が落下したと発表した。部品は、左主翼の表面カバーを固定するボルト2本。スチール製で1本の長さは29ミリ、幅13ミリ、重さ14・6グラム。落下の原因や場所は分からないという。 同基地管理課によると、航空機は27日午前11時40分ごろに関西空港を出発し、淡路島や香川県の上空を飛行後、午後2時25分ごろに戻った。帰着後の点検で落下がわかったという。午後7時現在、被害の報告はなく、飛行目的は公表できないという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
作曲家の渡辺宙明さん死去 「マジンガーZ」「人造人間キカイダー」
定塚遼2022年6月27日 22時38分 「マジンガーZ」「人造人間キカイダー」などの特撮番組やアニメの主題歌を手がけた作曲家の渡辺宙明(わたなべ・ちゅうめい、本名・渡辺宙明〈わたなべ・みちあき〉)さんが23日、老衰による心不全で死去した。96歳だった。葬儀は近親者で営んだ。喪主は長男で作曲家の渡辺俊幸さん。 愛知県出身。作曲家の團伊玖磨氏や渡辺貞夫氏らに師事し、クラシックやジャズの作曲を学ぶ。 72年に特撮「人造人間キカイダー」の主題歌を手がけたほか、アニメ「マジンガーZ」「野球狂の詩」、特撮「秘密戦隊ゴレンジャー」でテーマ曲などを手がけた。2021年には戦隊シリーズ「機界戦隊ゼンカイジャー」で39年ぶりに映像に音楽をつける劇伴を担当するなど、90代に入っても創作意欲は健在だった。(定塚遼) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「東京、なまら暑い…」 はや梅雨明けでびっくり 各所で節電も
関東地方は梅雨明けしたとみられると気象庁が27日、発表した。統計が残る1951年以降で最も早く、梅雨の期間も最短だった。都内では27日まで3日連続で、最高気温が35度以上の猛暑日を観測。初の「電力需給逼迫(ひっぱく)注意報」も出され、都内の各機関は節電への対応に追われた。 百貨店などが立ち並ぶ銀座。午後1時ごろ、信号待ちの人たちは短時間でも建物の陰に入って涼を取り、道行く人は日傘を差したり、タオルで汗をぬぐったりして、暑さをしのいでいた。 仕事の打ち合わせで来たという横浜市の会社役員女性(64)は、梅雨明けに驚きを隠さなかった。「梅雨、短かったですね。梅雨って感じが全然しなかった。最近は在宅勤務で外に出ていなかったから、この暑さはこたえます」。友人に会うため、北海道から上京したという男性(76)は「こんなに暑くなるとは思わなかった」と日陰のベンチで一休み。「北海道は夜になると肌寒いくらい。東京はなまら(とても)暑い」と話した。 気象庁によると、27日は島嶼(とうしょ)部を除く都内の観測地点8地点のうち、5地点で35度以上の猛暑日を観測した。最高は八王子(八王子市)で午後1時4分に36・9度を記録。府中(府中市)では今年最高の35・8度に達した。島嶼部でも9地点中、大島町や三宅村などの4地点で今年に入って最も高い気温となった。 熱波は都内の電力需給にも影… この記事は有料会員記事です。残り1274文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
知床の海に供養の塔婆流す 京都仏教会や法隆寺の僧侶ら
北海道斜里町の知床三堂を訪れていた京都仏教会や奈良・法隆寺の僧侶らが27日、4月に起きた観光船事故の現場近くの海岸で法要をした。京都仏教会の常務理事で聖護院(しょうごいん)の宮城泰年(たいねん)門主(90)が事前に書いた供養の塔婆を海に流し、犠牲者の冥福と行方不明者の一日も早い発見を祈った。 法要を営んだのは漁師が作業する「番屋(ばんや)」と呼ばれる小屋。観光船が出港したウトロ漁港から車で約1時間の海辺にある。地元で自然に親しむ活動をする佐野博さん(75)によると、観光船は番屋から船で5分ほどのところで沈没したという。僧侶らは番屋の中でお経を唱えた後、番屋の前の防波堤で読経して塔婆を流した。 宮城さんは「この海で拝んだ… この記事は有料会員記事です。残り303文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
もう猛暑で電力需給は綱渡り、水不足も心配 それでも大雨には警戒を
今年は早くも猛暑となり、電気と水の不足が心配されている。冷房による電力需要が伸びるなか供給力が十分確保できず、政府は東京電力管内で「電力需給逼迫(ひっぱく)注意報」を出した。九州南部と東海、関東甲信の梅雨の期間は過去最短と見込まれている。真夏に向け全国的に節電や節水が求められそうだ。 「電力需要がさらに増加する見込みだ」 27日午前、経済産業省の担当者は急きょ開いた会見でそう説明した。 電力供給の余裕を示す「予備率」は最低3%必要とされる。前日段階では、27日午後4時半~5時の予備率は3・7%と想定されていたが、この時に示された資料では1・2%となっていた。想定より気温が高くなり、電力需要も増える見通しとなったためだ。 政府は26日夕、「電力逼迫(ひっぱく)注意報」を初めて出した。予備率が前日午後4時段階で5%以下になると見込まれる場合に出す。仮に同じタイミングで3%を切っていれば、もう一段階上の「警報」を出すことになっている。1・2%という数字は、それほどの状況悪化を示していた。 火力発電所の休廃止や地震… 逼迫の背景 政府や大手電力は急きょ、東… この記事は有料会員記事です。残り1511文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
総額23億円「貸し付け」か カード買い物枠「現金化」業者を摘発
クレジットカードの買い物利用枠を使って実質的に違法な高利貸をしたとして、警視庁は、「安心くん」など五つのサイトで客を勧誘していた運営会社「トラストオブファイブ」=東京都世田谷区=の社長、藤田幸夫容疑者(41)=世田谷区=ら計7人を出資法違反(超高金利)容疑で逮捕し、27日発表した。法人としての同社も同容疑で書類送検した。 捜査関係者によると、同社はカードの買い物利用枠を「現金化」する業者。現金を必要とする客に対し、架空の取引によるカード決済をさせ、決済額の一部をキャッシュバックした残りの差額を得ていた。警視庁は、キャッシュバック分は実質的に客への貸し付けにあたり、決済額との差額分は違法に高い利息だったとみている。 同社は、自ら運営する5サイトを通じて2018年3月~21年12月に全国の約5900人にカードで決済させた金額のうち約23億5千万円をキャッシュバックし、約9億5千万円の利益を得ていたという。「安心くん」のHPでは「入金は最短10分」「最高換金率98%」などと宣伝していた。 生活経済課によると、7人の逮捕容疑は20年3月~21年2月、運営する通信販売業者から客5人が計約380万円分のパソコンなどをカードで買ったように装い、それを計約254万円で買い戻したように見せかけキャッシュバックし、差額の約126万円を利息として受け取った疑いがある。客によっては、利息は法定の約80倍だった。同課は7人の認否を明らかにしていない。 「現金化」は規約違反、トラブルのおそれも 買い物利用枠の現金化をめぐ… この記事は有料会員記事です。残り472文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
みちのくプロレスの19歳レスラー 参院選の投票日は「試合です」
24時間、プライベートはない。先輩レスラーと暮らす合宿所で自由な空間は、洗濯物が並ぶ二段ベッドの上だけだ。「でも、試合前にここでマスクをかぶれば気合がみなぎるんです」 山谷林檎(りんご)さん(19)は昨年4月、みちのくプロレス(岩手県滝沢市)に社員として入社した。出身の青森県の特産にちなんだリングネームのマスクマンとして、入社1年を経た今年5月にデビューしたばかりだ。 10代の新成人 18歳からは大人である。民法改正で、4月からそうなった。職を得て社会に踏み出した若者たちは何を思うのか。7月10日の投開票日に向け、参院選で各候補者が支持を訴えて声をからすいま、10代の新成人の声を聞いた。 みちのくプロレスは1993年に旗揚げ。全国の「ご当地プロレス」の先駆けともなった。しかし、少子高齢化や人口減少などの社会の変容が経営を危うくする。観客数が年々減る中、さらにコロナ禍に襲われた。一時は興行が全くできなかった。 生き残り策のひとつが、選手の「地域密着」。地元青森でのデビュー戦のチケットは、1人で140枚も売った。250人が観戦した。「プロになるのを地元の人たちが楽しみにしてくれていた。期待を裏切らないよう、何度倒されても立ち上がる選手になる」 腕立て伏せ200回。スクワ… この記事は有料会員記事です。残り285文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル