角拓哉2022年7月22日 19時30分 北海道警は22日、北海道北部にある士別署の金庫から捜査費5万円が紛失したと発表した。道警は、署内の人間が持ち去った可能性を含めて捜査している。 会計課によると、捜査費は手提げ金庫に入れられ、副署長の机の引き出し内に保管されていた。署長の指示で会計担当者が6月3日に引き出しの鍵を開けて点検したところ、5万円が足りなかった。5月25日の点検時には全額が確認されていたという。 引き出しの鍵を管理していた副署長は、6月1日に死亡しているのが見つかったという。道警は副署長の死亡経緯は明らかにしていない。 捜査費は捜査協力者への謝礼などに使われるもので、署長の了解を得たうえで副署長から現金を受け取る決まり。会計課は公表までに1カ月半が経過した理由について「副署長が亡くなったため調査に時間がかかった」としている。(角拓哉) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
薬学部の定員抑制へ 退学率5割超の大学も 質低下に懸念の声
文部科学省は、薬剤師を養成する6年制の薬学部の定員を抑制する方針を固めた。将来的に薬剤師が過剰になることが予想される上、一部の薬学部については教育の質の低下が懸念されており、原則として学部の新設や定員増を認めてきた従来の方針を見直す。文科省は年度内にも告示を改正し、早ければ2023年度から、学部新設の申請などを認めない抑制策を実施する。 文科省の有識者会議「薬学部教育の質保証専門小委員会」で22日、学部新設と定員増を認めない案が了承された。薬剤師不足の地域では慎重な検討の上で例外的に増員を認める。薬学部の定員に占める入学者の割合が低い大学については、補助金を減額したり、不交付にしたりする。 薬学部は質の高い薬剤師の養成をめざし、06年度に4年制から6年制に移行。製薬企業などに就職する人材を養成する4年制学部も一部残るが、薬剤師の国家試験の受験には6年制薬学部の卒業が要件となった。 ストレート合格率2割切る私大も 制度開始前の03年度以降… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「歴史的な判決」 鬼怒川の氾濫、「国の河川管理の瑕疵」を認める
茨城県常総市で2015年、豪雨で鬼怒川が氾濫(はんらん)した水害をめぐり、約30人の住民らが国に約3億6千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、水戸地裁であった。阿部雅彦裁判長は、一部の地区について国の「河川管理の瑕疵(かし)」を認め、9人に計約3927万円を支払うよう命じた。 15年9月10日の「関東・東北豪雨」で、常総市内では鬼怒川の堤防が決壊するなどし、市内の3分の1が浸水。13人の災害関連死を含めて15人が亡くなり、53軒の家屋が全壊、1591軒が大規模半壊した。 原告側は同市若宮戸地区について、堤防の役割を果たす砂丘を国が「河川区域」に指定して開発を制限しなかったため、14年3月ごろから太陽光発電事業者が掘削して地盤が下がり、水があふれたと訴えた。 判断のポイントは 判決はまず、堤防と隣接し… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪府警の警察官を逮捕、球場女子トイレに侵入した疑い 盗撮目的か
2022年7月22日 20時00分 盗撮目的で野球場のトイレに侵入したとして、大阪府警は22日、河内署交通課巡査部長、山本直樹容疑者(32)=同府寝屋川市幸町=を建造物侵入容疑で逮捕し、発表した。調べに対し「女性を撮影する目的で入った」と供述し、容疑を認めているという。 府警によると、山本容疑者は22日午前9時20分ごろ、大阪市住之江区の南港中央野球場の1階女子トイレに侵入した疑いがある。 球場では、全国高校野球選手権大阪大会が開催されている。府警監察室によると、トイレを利用した女性が個室を出た後、隣の個室の上からスマートフォンが差し出されているのに気づき、大会関係者が山本容疑者を取り押さえた。山本容疑者は、ボランティアで大会の審判委員をするとして、休暇中だったという。 府警の田畑修治監察室長は「関係者並びに府民の皆様に深くおわびします。今後の捜査結果を踏まえ、厳正に対処します」とコメントした。 府高野連の川口伊佐夫会長は「審判委員が逮捕されたことが事実であれば誠に遺憾であり、被害者をはじめ、関係者のみなさまに深くおわび申し上げます」とコメントした。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
代表逮捕の障害者施設、3月に行政指導 職員は日常的な暴行を否定
板倉大地2022年7月22日 21時35分 中学生への逮捕監禁などの疑いで代表らが逮捕された福岡県久留米市の障害者施設内で、40代の女性職員=暴行容疑で逮捕、処分保留=が小学生を虐待したとして市が、施設の運営管理者に対して児童福祉法に基づく行政指導をしていたことがわかった。指導は今年3月付。 市によると、当時の調査にこの職員は「怒りに任せて衝動的にやった」と回答し、日常的な暴行を否定。ほかの職員は「知らなかった」と答えた。 しかし、代表らの逮捕を受けて、小学生への暴行が数カ月間に及び、2人の職員が関与していたと証言をする別の通所者もいる。市は改めて運営実態を調べる方針だ。 市は昨年11月、関係者から情報提供があり調査を実施。女性職員が、小学生男児の頭部を複数回たたく▽いすから引きずり下ろす▽床に押さえつける――といった虐待行為をしたと認定。この職員が新任にもかかわらず、研修を受けずに業務にあたっていたことも判明したという。(板倉大地) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
無罪判決を破棄して差し戻し 健康診断会場で準強制わいせつ罪の技師
中山直樹2022年7月22日 21時47分 学校の健康診断で女子生徒(当時15)の胸を触ったとして、準強制わいせつ罪に問われた診療放射線技師、江崎有樹被告(40)の控訴審判決が21日、福岡高裁であり、市川太志裁判長は一審・福岡地裁の無罪判決を破棄し、審理を地裁に差し戻した。 被告は2018年5月、福岡県内の高校で、軽度の知的障害がある生徒の胸部X線検査をした際、検診車の中で胸を触ったとして在宅起訴された。福岡地裁は21年10月、生徒の証言に「変遷があり、信用性に疑問の余地がある」として、無罪を言い渡した。 高裁は、捜査段階で心理的負担を避けるために行われた司法面接の場で生徒が話した内容を、地裁は証拠採用せず、この内容と法廷での証言内容とを比較検討することが不可欠だったと指摘。「さらに審理を尽くすべきだった」とした。(中山直樹) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナ感染者最多更新の北海道、知事「拡大傾向続く」
北海道内では22日、新型コロナウイルスの感染者が新たに4464人確認された。これまで最も多かった2月10日の4097人を上回り、約5カ月ぶりに過去最多を更新した。前週の同じ曜日と比べて2・57倍に急増し、鈴木直道知事は記者団に「この拡大傾向は当面継続するのではないかと考えている」と警戒感を示した。 道内の病床使用率(21日時点)は14・4%で、前日比1ポイント増。道は、患者が入院するための確保病床のうち、すぐに使える即応病床を1435床から1726床に増やすことを決め、22日に医療機関や自治体などに準備するよう通知した。 鈴木知事は、行動制限の必要… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
保育園や幼稚園、小学校で濃厚接触者の特定は原則しない方針 東京都
東京都は22日、保育園や幼稚園、小学校などで新型コロナウイルス感染者が確認された場合、濃厚接触者を特定しない方針を明らかにした。小池百合子知事が定例記者会見で発表した。今後、都内の保健所や医療機関に通知するという。 感染が急拡大するなか、国は濃厚接触者として自宅などで待機する期間を現行の7日間から短縮する方向で検討していた。小池知事は国の動きに触れ、「国の通知を受け、速やかに通知を出す」と述べた。クラスター(感染者集団)発生時は、今後も濃厚接触者を特定するという。 第6波では、保育園に通う子どもが濃厚接触者になって自宅待機となり、保護者も出勤できなくなる例などが多発した。医療従事者の欠勤も相次ぎ、医療提供体制への影響などが課題になっていた。 保健所による濃厚接触者の調査を巡っては、都はこれまでも対応を変えてきた。オミクロン株の流行を受け、今年1月には、感染者自らが濃厚接触の疑いがある人に直接連絡するよう求めた。3月には高齢者や障害者の施設などを除く事業所は、感染者が出ても濃厚接触者は特定しないとした。 都の21日の発表によると… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
山上容疑者を鑑定留置へ 11月下旬まで 安倍元首相銃撃事件
安倍晋三元首相(67)が奈良市で演説中に銃で撃たれて殺害された事件で、殺人容疑で送検された無職の山上徹也容疑者(41)の事件当時の精神状態を調べるため、奈良地検は鑑定留置を奈良地裁に請求し、地裁は22日、請求を認めた。鑑定留置の期間は11月下旬まで。捜査関係者への取材でわかった。 鑑定留置は容疑者の身柄を病院などに移し、専門医が成育歴や生活状況、精神疾患の有無などを詳しく調べるための手続き。一般的に数カ月かかり、精神鑑定の結果をふまえ、地検が刑事責任能力を判断し、起訴するかどうかを決める。29日が期限だった山上容疑者の勾留はいったん停止される。 捜査関係者によると、山上容疑者は奈良県警の調べに、母が入信した宗教法人「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)への恨みから、つながりがあると思った安倍氏を狙ったと供述。一方で、事件前日にフリーライター宛てに出した手紙では、安倍氏について「本来の敵ではない」ともつづっていた。 銃を自作し、山の中で試射を… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Environnement : « Tokyo veut devenir une ville zéro déchet »
Tokyo est le plus gros producteur de déchets en Asie. Ce n’est guère étonnant dans un pays qui a jeté huit millions de tonnes de plastique en 2020. Les deux seules autres villes au monde qui produisent plus de déchets, New York et Mexico, sont elles aussi des mégapoles – des […]