福岡市の商業施設で2020年8月、同市の女性(当時21)を刺殺したなどとして、殺人などの罪に問われた当時15歳の中学生だった少年(17)の裁判員裁判で、福岡地裁(武林仁美裁判長)は25日、「通り魔的に行った極めて残虐な犯行で、社会に与えた影響も大きい」として、求刑通り懲役10年以上15年以下の不定期刑の判決を言い渡した。 判決によると、少年は20年8月28日、同市中央区の商業施設内で包丁2本を盗み、1階の女子トイレで、面識のなかった女性の首などを包丁で刺して殺害。さらに、施設内にいた女児(当時6)を逃走の盾にしようとして女児の母親を包丁で脅した。 公判では、事件の重大性を踏まえて刑事処分を科すか、まだ15歳だった少年の更生を期待しての保護処分が妥当かが争われた。 判決は、少年が小学3年生ご… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ローカル線見直しにつながるか 国の会議、国鉄民営化以降初めて基準
国土交通省の有識者検討会がローカル線のあり方について方針をまとめた。1987年の国鉄民営化以来となる本格的見直し議論につながる可能性がある。 JRの前身の国鉄時代から、ローカル線は経営の大きな課題だった。80年代に入ると年間1兆円を超えるまで赤字はふくらんだ。国鉄再建法に基づき、輸送密度が4千人未満の路線は「特定地方交通線」と位置づけられ、計83路線で第三セクターへの移管やバス転換が行われた。 JR各社の輸送密度が4千人未満の路線は、民営化直後にはいったん全体の36%まで減少した。だが、マイカーの普及や過疎化もあって、2020年度には57%まで増えている。ローカル線は減便などで、ますます利用しづらくなる悪循環に陥っている。 ローカル線の見直し議論はこれまで、経営基盤の弱いJR北海道、四国、九州の「3島会社」が中心だった。コロナ禍でJR東日本、西日本、東海も含め、全体的に乗客は減っている。在宅勤務も定着し将来の利用者増は期待しにくい。JR各社は、都市圏の路線や新幹線、商業施設などの利益でローカル線の赤字を補うやり方は限界に来ているとの立場だ。 「30~40年周期で変革迫られる」国交省幹部の指摘 JRが廃線に踏み切る場合は… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
愛知県知事、旧統一教会側が祝電「書き換え」 教団トップを礼賛に
2019年10月に愛知県常滑市であった宗教法人「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)が関連するイベントで、大村秀章知事が送った祝電が教団トップを礼賛する内容に書き換えられたとして、大村氏側が教団側に抗議していたことがわかった。大村氏が25日の記者会見で明らかにした。 大村氏によると、教団側は「勝手に作って披露しました」と書き換えを認め、大村氏側に謝罪したという。大村氏は「文書およびメッセージを勝手に書き換えてというか、書き直してというか、勝手に作って披露するということについては、極めて不愉快であり、極めて遺憾だ」と話した。 大村氏側の説明では、19年のイベント開催を受け、大村氏の事務所が「会の開催を祝し、みなさまのご健勝とご多幸を祈念します」という形式的な内容の祝電を私費で送ったという。 しかし、実際のイベントで読み上げられた祝電は、「世界平和の実現に向けて、地球的規模で環境を整えてくださる韓鶴子(ハンハクチャ)総裁の力強い信念とリーダーシップに心より敬意を表す」などと、韓氏を礼賛する文言が追加されていたという。 大村氏側は今月中旬、イベン… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
自民府議団「実施を」 IR誘致めぐる住民投票、臨時議会で主張へ
大阪府と大阪市が進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致をめぐり、市民団体が吉村洋文知事へ地方自治法に基づいて直接請求した誘致の是非を問う住民投票について、自民党府議団が「実施するべきだ」と主張することがわかった。 住民投票をめぐっては、市民団体が有効数約19万筆の署名を集めていた。25日に原田亮幹事長が取材に応じ、「署名の重みを受け止めたい」と説明した。 市民団体側の条例案では、外… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪ほんま本大賞、髙田郁さん「ふるさと銀河線 軌道春秋」に決定
大阪の書店員らが、ほんまに読んで欲しい1冊を選ぶ「第10回大阪ほんま本大賞」に、兵庫県宝塚市出身の作家、髙田郁さんの短編集「ふるさと銀河線 軌道春秋」(双葉文庫、税別600円)が選ばれた。 表題作は、両親を亡くし、兄とふたり北海道の小さな町でくらす少女が、ふるさとへの愛と夢への思いで揺れ動く姿を描く。他にも八つの物語が収録され、苦難の中で真の生き方を追い求める人々の姿を、美しい列車の風景を織り込みながら紡いでいる。 髙田さんは、第1回の受賞作「銀二貫」(幻冬舎時代小説文庫、税別600円)に続く、2度目の受賞。特別賞には、土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」(新潮文庫、税別850円)に決まった。 大阪ほんま本大賞は、2013年に「OsakaBookOneProject」(OBOP)として始まった。関西の書店と出版取次会社の有志たちが仕事の垣根を越えて協力し、大阪に関係する小説を1冊選び、力を合わせて、大阪発のベストセラーにするという取り組み。収益の一部で、児童養護施設の子どもたちに本を贈っている。 10年間携わる取次会社、日本出版販売の久保昌弘さん(54)は、「本を贈った子どもたちのうれしそうな顔を何度も見てきました。この取り組みを続ける喜びの一つです」と話す。来年1月末まで、大賞と特別賞合わせて計5万部を売ることを目標に取り組む。(大蔦幸) #KANSAI 近畿の魅力を再発見する新企画。社会・経済から文化・スポーツまで、地元愛あふれるコンテンツをお届けします。[記事一覧へ] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Specter of COVID-19 will hang over remainder of NPB season
At the nominal halfway point of the Japanese baseball season, COVID-19 — not Munetaka Murakami or any other star who will be on display during this week’s All-Star Series — is taking center stage. The seventh wave of infections in Japan is taking a toll on the NPB ranks, sidelining […]
La droite japonaise sous l’influence de groupes religieux
Le premier ministre canadien Justin Trudeau serre la main de l’ambassadeur du Japon au Canada, Kanji Yamamouchi, lors de sa visite de condoléances pour le décès de Shinzo Abe, à l’ambassade du Japon, à Ottawa, le 12 juillet. ADRIAN WYLD / AP Plus le temps passe et plus les accointances […]
「利尻昆布」の島で瀕死のウミネコ 漁網に絡まる姿が相次ぐ理由
【動画】繁殖地の利尻島でウミネコ受難=奈良山雅俊撮影 コンブ漁が盛んな北海道の利尻島。漁師がとれたコンブを並べる「干し場」があちこちにあるが、近くに巣をつくるカモメをめぐり、ある問題が起きている。営巣地近くに漁網やテグスが張られ、絡まって苦しむカモメの姿も見られる。島を訪れた旅行者はその光景に驚き、ネット上では問題を指摘する声も上がっている。なぜこのようなことが起きているのか。 利尻島はウミネコやオオセグロカモメといったカモメ科の鳥の繁殖地。なかでもウミネコは年に約3万羽が本州から飛来し、繁殖地としては国内最大規模だ。 ササが生える原っぱでは夏場、あちこちに巣が作られ、親鳥がヒナに餌を運んでいる。利尻山を背に群舞する雄大な光景は圧巻だ。 5月、記者が別の取材で島を訪れた時、早大野生動物生態学研究室の風間健太郎准教授(41)が、瀕死(ひんし)のウミネコを見つけ、栄養液を与えていた。 この場所はウミネコの営巣地だが、漁業者がコンブを干す場所に隣接している。風間准教授が見つけたウミネコは、巣の近くで漁網に絡まっていた。巣の中には卵があり、その上に漁網がかぶせられていた。近くにはテグスが張られた場所もあり、絡まって死んだウミネコも見られた。 風間准教授は滞在中、2~3日に1度営巣地を見回り、保護した鳥を私費で治療している。「多いときは年200羽近くを保護した。こうした状態がもう何年も続いている」という。 風間准教授は学生時代から20年近く、利尻島のカモメを調査してきた。「利尻島ウミネココロニーについて考える会」の代表で、5年前には民家を譲り受けて「利尻自然史研究室」を開設。学生らが住み込みで鳥の調査にあたり、時には漁師のコンブ干しも手伝う。 ウミネコが絡まっていた漁網… この記事は有料会員記事です。残り1326文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ポリ袋を持ち、国立競技場に集う 東京五輪の不完全燃焼から始まった
現場へ! ボランティアレガシー① 若葉が薫る。予報に反し、活動直前に青空が広がった。 6月12日。トングとポリ袋を手に、道路を歩き出す。 国立競技場(東京都新宿区)の周辺の美化活動を定期的に行うボランティアグループ「TEAM2020」。 この日は27人が参加した。 着ているのは、昨年の東京五輪パラリンピックの都市ボランティアのユニホームだ。 たばこの吸い殻を拾い、こびりついたガムをはがしながら、散策するかのように進む。 「大物、見つかりましたー」 ビールの空き缶が沿道の植木から探り出され、思わず歓喜の声があがった。 このグループは、都市ボランティアだった人たちが母体だ。 東京大会では、約8万人の大会ボランティアと約3万人の都市ボランティアが登録された。しかし、新型コロナ禍で無観客となり、競技会場外で観客の案内役となる後者は、ほとんど活動の場がなくなった。 「一度はユニホームを着て活動したかった」 そんな恨み節もネットの交流掲示板に書き込まれた。 不完全燃焼を晴らそう。大会後、そんな人たちが集まったのがきっかけだった。 その一人が会社員の古畑会利… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
安倍昭恵さん乗車の車に警護車が追突 首都高合流点、前方不注意か
2022年7月25日 17時15分 25日午前8時45分ごろ、東京都千代田区永田町1丁目の首都高速道路都心環状線内回りの三宅坂ジャンクションで、安倍晋三元首相の妻、昭恵さんを乗せた車両が警視庁の警護車両に追突される事故があった。昭恵さんを含め、けが人はいないという。 警視庁によると、現場は車線の合流地点で、昭恵さんの車が合流しようと速度を落としたところ、後方についていた警護車両が追突したという。警護車両を運転していた同庁警護課の男性巡査部長は「合流先の車線に気を取られて、前にあった(昭恵さんの)車をよく見ていなかった」という趣旨の説明をしているという。 同庁は「教養訓練を徹底して同種事案の再発防止を徹底して参ります」とコメントしている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル