茨城県常総市で2015年、豪雨で鬼怒川が氾濫(はんらん)した水害をめぐり、約30人の住民らが国に約3億6千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、水戸地裁であった。阿部雅彦裁判長は、一部の地区について国の「河川管理の瑕疵(かし)」を認め、9人に計約3927万円を支払うよう命じた。 15年9月10日の「関東・東北豪雨」で、常総市内では鬼怒川の堤防が決壊するなどし、市内の3分の1が浸水。13人の災害関連死を含めて15人が亡くなり、53軒の家屋が全壊、1591軒が大規模半壊した。 原告側は同市若宮戸地区について、堤防の役割を果たす砂丘を国が「河川区域」に指定して開発を制限しなかったため、14年3月ごろから太陽光発電事業者が掘削して地盤が下がり、水があふれたと訴えた。 判断のポイントは 判決はまず、堤防と隣接し… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪府警の警察官を逮捕、球場女子トイレに侵入した疑い 盗撮目的か
2022年7月22日 20時00分 盗撮目的で野球場のトイレに侵入したとして、大阪府警は22日、河内署交通課巡査部長、山本直樹容疑者(32)=同府寝屋川市幸町=を建造物侵入容疑で逮捕し、発表した。調べに対し「女性を撮影する目的で入った」と供述し、容疑を認めているという。 府警によると、山本容疑者は22日午前9時20分ごろ、大阪市住之江区の南港中央野球場の1階女子トイレに侵入した疑いがある。 球場では、全国高校野球選手権大阪大会が開催されている。府警監察室によると、トイレを利用した女性が個室を出た後、隣の個室の上からスマートフォンが差し出されているのに気づき、大会関係者が山本容疑者を取り押さえた。山本容疑者は、ボランティアで大会の審判委員をするとして、休暇中だったという。 府警の田畑修治監察室長は「関係者並びに府民の皆様に深くおわびします。今後の捜査結果を踏まえ、厳正に対処します」とコメントした。 府高野連の川口伊佐夫会長は「審判委員が逮捕されたことが事実であれば誠に遺憾であり、被害者をはじめ、関係者のみなさまに深くおわび申し上げます」とコメントした。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
代表逮捕の障害者施設、3月に行政指導 職員は日常的な暴行を否定
板倉大地2022年7月22日 21時35分 中学生への逮捕監禁などの疑いで代表らが逮捕された福岡県久留米市の障害者施設内で、40代の女性職員=暴行容疑で逮捕、処分保留=が小学生を虐待したとして市が、施設の運営管理者に対して児童福祉法に基づく行政指導をしていたことがわかった。指導は今年3月付。 市によると、当時の調査にこの職員は「怒りに任せて衝動的にやった」と回答し、日常的な暴行を否定。ほかの職員は「知らなかった」と答えた。 しかし、代表らの逮捕を受けて、小学生への暴行が数カ月間に及び、2人の職員が関与していたと証言をする別の通所者もいる。市は改めて運営実態を調べる方針だ。 市は昨年11月、関係者から情報提供があり調査を実施。女性職員が、小学生男児の頭部を複数回たたく▽いすから引きずり下ろす▽床に押さえつける――といった虐待行為をしたと認定。この職員が新任にもかかわらず、研修を受けずに業務にあたっていたことも判明したという。(板倉大地) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
無罪判決を破棄して差し戻し 健康診断会場で準強制わいせつ罪の技師
中山直樹2022年7月22日 21時47分 学校の健康診断で女子生徒(当時15)の胸を触ったとして、準強制わいせつ罪に問われた診療放射線技師、江崎有樹被告(40)の控訴審判決が21日、福岡高裁であり、市川太志裁判長は一審・福岡地裁の無罪判決を破棄し、審理を地裁に差し戻した。 被告は2018年5月、福岡県内の高校で、軽度の知的障害がある生徒の胸部X線検査をした際、検診車の中で胸を触ったとして在宅起訴された。福岡地裁は21年10月、生徒の証言に「変遷があり、信用性に疑問の余地がある」として、無罪を言い渡した。 高裁は、捜査段階で心理的負担を避けるために行われた司法面接の場で生徒が話した内容を、地裁は証拠採用せず、この内容と法廷での証言内容とを比較検討することが不可欠だったと指摘。「さらに審理を尽くすべきだった」とした。(中山直樹) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナ感染者最多更新の北海道、知事「拡大傾向続く」
北海道内では22日、新型コロナウイルスの感染者が新たに4464人確認された。これまで最も多かった2月10日の4097人を上回り、約5カ月ぶりに過去最多を更新した。前週の同じ曜日と比べて2・57倍に急増し、鈴木直道知事は記者団に「この拡大傾向は当面継続するのではないかと考えている」と警戒感を示した。 道内の病床使用率(21日時点)は14・4%で、前日比1ポイント増。道は、患者が入院するための確保病床のうち、すぐに使える即応病床を1435床から1726床に増やすことを決め、22日に医療機関や自治体などに準備するよう通知した。 鈴木知事は、行動制限の必要… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
保育園や幼稚園、小学校で濃厚接触者の特定は原則しない方針 東京都
東京都は22日、保育園や幼稚園、小学校などで新型コロナウイルス感染者が確認された場合、濃厚接触者を特定しない方針を明らかにした。小池百合子知事が定例記者会見で発表した。今後、都内の保健所や医療機関に通知するという。 感染が急拡大するなか、国は濃厚接触者として自宅などで待機する期間を現行の7日間から短縮する方向で検討していた。小池知事は国の動きに触れ、「国の通知を受け、速やかに通知を出す」と述べた。クラスター(感染者集団)発生時は、今後も濃厚接触者を特定するという。 第6波では、保育園に通う子どもが濃厚接触者になって自宅待機となり、保護者も出勤できなくなる例などが多発した。医療従事者の欠勤も相次ぎ、医療提供体制への影響などが課題になっていた。 保健所による濃厚接触者の調査を巡っては、都はこれまでも対応を変えてきた。オミクロン株の流行を受け、今年1月には、感染者自らが濃厚接触の疑いがある人に直接連絡するよう求めた。3月には高齢者や障害者の施設などを除く事業所は、感染者が出ても濃厚接触者は特定しないとした。 都の21日の発表によると… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
山上容疑者を鑑定留置へ 11月下旬まで 安倍元首相銃撃事件
安倍晋三元首相(67)が奈良市で演説中に銃で撃たれて殺害された事件で、殺人容疑で送検された無職の山上徹也容疑者(41)の事件当時の精神状態を調べるため、奈良地検は鑑定留置を奈良地裁に請求し、地裁は22日、請求を認めた。鑑定留置の期間は11月下旬まで。捜査関係者への取材でわかった。 鑑定留置は容疑者の身柄を病院などに移し、専門医が成育歴や生活状況、精神疾患の有無などを詳しく調べるための手続き。一般的に数カ月かかり、精神鑑定の結果をふまえ、地検が刑事責任能力を判断し、起訴するかどうかを決める。29日が期限だった山上容疑者の勾留はいったん停止される。 捜査関係者によると、山上容疑者は奈良県警の調べに、母が入信した宗教法人「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)への恨みから、つながりがあると思った安倍氏を狙ったと供述。一方で、事件前日にフリーライター宛てに出した手紙では、安倍氏について「本来の敵ではない」ともつづっていた。 銃を自作し、山の中で試射を… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Environnement : « Tokyo veut devenir une ville zéro déchet »
Tokyo est le plus gros producteur de déchets en Asie. Ce n’est guère étonnant dans un pays qui a jeté huit millions de tonnes de plastique en 2020. Les deux seules autres villes au monde qui produisent plus de déchets, New York et Mexico, sont elles aussi des mégapoles – des […]
小学生女児を待ち伏せ、自宅に侵入してわいせつ容疑 26歳男を逮捕
2022年7月22日 20時30分 大阪府内の集合住宅の一室に侵入し、小学生の女児2人にわいせつな行為をしたとして、大阪府警は22日、大阪府吹田市桃山台1丁目の病院職員、柳本智也容疑者(26)を強制性交等や強制わいせつなどの疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 捜査1課によると、柳本容疑者は5月中旬午後、府内の集合住宅に住む女児(9)らの下校を待ち伏せし、女児が鍵を開けて自宅に入った直後、一緒にいた別の女児(9)と2人を押し込んで女児宅に侵入。2人に目隠しをして裸にし、体をなめ回したり、撮影したりした疑いがある。防犯カメラの映像などから容疑者が浮上したという。 同課によると2016年以降、この集合住宅を含めた900メートルの範囲内で小学生の女児が類似の被害に遭う事件が他に6件発生しているという。うち5件は刃物のようなものを使って女児が脅されていたという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
自転車で登庁の女性区長に海外も関心 岸本聡子氏が特派員協会で会見
その時々の話題の人らが招かれる日本外国特派員協会(FCCJ、東京都千代田区)主催の記者会見に、杉並区の新区長、岸本聡子氏(48)が21日、出席した。自身の選挙を支えた草の根の運動やジェンダー平等、気候変動問題などについて幅広く語った。 FCCJは岸本氏について、国政選挙で連立与党が大勝を収めるなか、長年区長の座にあった現職を187票差で破ったと紹介。立候補の直前までベルギー在住だったことや、自転車で登庁することなどを、驚きを交えて伝えた。 岸本氏は英語でスピーチし、区長選では多くの女性に支えられた、と振り返った。90年の区政で初の女性区長となったが、女性の首長や議員が少ない国内の政治状況を指摘。ジェンダー平等については、庁内でも段階を踏んで進めていく方針などを説明した。 区長選で争点となった道路の再開発を含む区の都市計画について、気候変動問題への対応とからめて見直しが必要と独自の見解を披露するなど、多岐にわたる活発な質疑応答となった。(井上恵一朗) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル