京都アニメーション放火事件から3年が経った。悲しみ、寂しさ、責任感……。大切な人を奪われた遺族らは、それぞれの思いを胸に日々を歩んでいる。(徳永猛城、茶井祐輝、原田達矢) 「子どもに前を向かさないとあかん。余裕がなかった。精いっぱいだった」 「涼宮(すずみや)ハルヒの憂鬱(ゆううつ)」や「響け!ユーフォニアム」でキャラクターデザインを手がけた池田(本名・寺脇)晶子(しょうこ)さん(当時44)を亡くした夫の譲(ゆずる)さん(49)は、事件後の生活をそう振り返る。 小学5年生になった息子には「母親がいないことは不幸ではない」と言い続けてきた。「母親がいないから僕は不幸だ」と思うことは、息子の人生に良くないと思うからだ。 テレビで事件のニュースが流… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
九州で20日にかけて大雨の恐れ 壱岐・対馬に線状降水帯が発生
伊藤隆太郎2022年7月18日 20時15分 低気圧からのびる前線が近づく影響で、九州の広い範囲で20日にかけて大雨になる恐れがある。長崎県の壱岐・対馬では18日午後、線状降水帯が発生して激しい雨となり、記録的短時間大雨情報が発表された。対馬市美津島で1時間に95・0ミリの雨が降り、観測史上最大を更新した。九州各地の大雨のピークは19日昼前までとみられ、気象庁が警戒を呼びかけている。 19日午後6時までの24時間雨量は長崎、熊本、宮崎、鹿児島の各県で250ミリに達するとみられるほか、福岡、佐賀、大分の各県が200ミリ、山口県150ミリと予想。午前中にかけても九州で線状降水帯が発生する可能性があると発表した。その後の20日午後6時までの24時間でも宮崎県と鹿児島県で200~300ミリと予想している。 福岡管区気象台の担当者は「九州南部と北部は6月下旬に梅雨が明けたが、先週後半から再び梅雨期に似た気象状況になっている」と説明。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫(はんらん)の恐れがあるほか、落雷や竜巻にも注意が必要としている。(伊藤隆太郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪万博、公式キャラの愛称は「ミャクミャク」 開幕まで1千日
添田樹紀、笹山大志2022年7月18日 21時00分 2025年大阪・関西万博まで残り1千日となった18日、大阪市内と東京都内で記念イベントがあり、公式キャラクターの愛称が「ミャクミャク」に決まったと発表された。 公式キャラの愛称は全国から集まった3万3197作品の中から、日本国際博覧会協会が設置した選考委員会が選んだ。委員を務めるコピーライターらが国際性や親しみやすさなどの観点から「ミャクミャク」に決めたという。 大阪市此花区のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)には、万博が開幕する25年4月13日までの日数を表示したカウントダウンクロックが登場。続いて人気デュオ「コブクロ」が万博のオフィシャルテーマソング「この地球の続きを」を初披露した。 東京都墨田区の東京スカイツリー会場でも18日、イベントが開かれた。司会を務めた関ジャニ∞(エイト)の村上信五さんのほか、岸田文雄首相や日本国際博覧会協会の十倉雅和会長(経団連会長)らが出席。首相はあいさつで「このイベントを一つの契機として、大阪・関西のみならず、東京をはじめ全国での関心が一層高まっていくことを期待したい」と述べた。 また、万博への機運を高めるため、スカイツリーが大阪・関西万博のイメージを基調とした青と赤色の光にライトアップされた。 会場は安倍晋三元首相の銃撃事件を受け、警備員を増員したほか、報道陣全員に手荷物や金属探知機検査を求めるなど厳重な警備が敷かれた。(添田樹紀、笹山大志) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
It’s time to rescue Mike Trout and Shohei Ohtani
Mike Trout and Shohei Ohtani – baseball’s would-be saviors – need rescuing themselves. Their Los Angeles Angels are headed toward another dreadful finish, another missed postseason. They’ve got an interim manager, a long-shot plan to build a contender one day and a 39-53 record. In a time of both misinformation […]
Lions beat Fighters to stay in hunt for first place
Aito Takeda scored a run and drove in another Monday as the Seibu Lions kept up their pursuit of the Pacific League pennant with a 5-1 comeback win over the Hokkaido Nippon Ham Fighters. The Lions, who started the day a half-game back from the Fukuoka SoftBank Hawks in the […]
「トー横」周辺で少年少女25人を一斉補導 薬物過剰摂取疑いも
警視庁は18日、東京都新宿区歌舞伎町の「トー横」と呼ばれるエリアを対象に一斉補導を実施した結果、同日未明までの半日ほどで、18歳未満の男女計25人を補導したと明らかにした。周辺では深夜に集まった少女が性犯罪などに巻き込まれる被害が相次ぎ、同庁は若者の出入りが増える夏休みに向け、警戒している。 一斉補導は17日昼から始まり、翌18日午前0時ごろには私服警察官ら約100人が参加。広場の少年少女に声をかけたところ、18歳未満と次々に判明した。補導された少年少女は深夜の外出に加え、家出や喫煙、大量の薬物を所持して過剰摂取(オーバードーズ)が疑われる事例もあったという。 トー横は「新宿東宝ビル」そばのシネシティ広場などの一帯で、若者が多く集まるとされる。周辺では昨年から炊き出しをしたり、相談に乗ったりして少年少女の支援をうたうボランティア団体が活動していたが、リーダー格の男(32)が今月、トー横に出入りしていた少女を自宅に呼んでわいせつな行為をしたとして起訴された。 警視庁幹部は「理解者を装って子どもたちを狙う大人への危機感を持って欲しい」と話す。(大山稜) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
神奈川県、新型コロナの新規感染者が過去最多を更新 9445人確認
神奈川県は18日、新たに9445人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。1日あたりの新規感染者では2月5日の9096人を上回り、過去最多を更新した。 県内で確認された感染者は延べ86万1777人(朝日新聞集計)になった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ウソじゃないよ」障害ある30代の娘を苦しめる、18歳での性被害
一緒に食卓を囲むと、30代の次女は「くちゃくちゃするな!」と怒り出す。 目の前で食べ物を口に運ぶと、うーっと声を上げる。 60代の母親は「あのときにされたキスを思い出すのでしょう。だから、あれ以来、ご飯は一緒に食べられなくなってしまった」と疲れ切った表情で言う。 家族は東日本に暮らす。 重い知的障害のある次女が18歳のときだ。 「子どもへの性暴力」第7部は障害のある子どもの被害について取り上げます。障害の特性から、被害を受けた後の治療やケアに難しさがあるといいます。目を背けずに事実を知ることが予防や対策への第一歩と考え、被害の状況などを詳しく書いています。 「お酒の臭いが」「パンツを脱がせて…」 2泊3日の宿泊訓練のために… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
掛け時計の響きに思い寄せ 京アニ遺族の「追悼の辞」全文
2022年7月18日 14時44分 京都アニメーションの放火殺人事件から3年が過ぎた18日、現場となった第1スタジオ(京都市伏見区)の跡地で追悼式が非公開で営まれ、遺族が追悼の言葉を述べた。京アニが報道各社に提供した全文は以下の通り。 ◇ 天国の皆様へ 皆さん、お元気でいらっしゃいますか。そちらの世界でも変わらずアニメーションのお仕事に励んでおられますか。それとも、愛する家族を空の上から見守りながらのんびりしていらっしゃいますか。青い空を見上げてはそんなことを想(おも)います。 娘が逝ってしまったあの日から、3年。娘よ、貴方(あなた)はいなくなってしまったけど、沢山(たくさん)のスケッチブックや資料、大好きな映画のDVD等々、貴方が愛用した数々の物は貴方の部屋で変わらずそのままです。貴方が戻ってくるのを待っているかのようです。お友だちからプレゼントされ大事にしていた掛け時計は今もコチッ、コチッと時を刻んでいます。 コチッ、コチッ、時計の響きは京都アニメーションに入社したばかりのころ、独り暮らしの貴方の部屋を訪ねた時にタイムスリップさせてくれます。そこには休日なのに何枚も何枚も鉛筆で絵を丁寧に慎重に描いていた貴方がいました。側で見ていた母は、そんな貴方の姿が嬉(うれ)しくて「ついに夢をかなえてアニメーターになったね、良かったね」と声をかけると「何言ってるの、入社したばかりだよ。沢山、練習して早く戦力にならんと。私は他の人より描くのが遅いんだよ。早く描けるように頑張らんと」と反対に怒られてしまいました。でも、その顔が明るく生き生きしていたのを忘れられません。その後も部屋を尋ねるたびに絵が上達できるよう努力している貴方がいました。本当によく頑張ってるなぁと頼もしく思った反面、体は大丈夫なのかな、少し休めばいいのに、と心配もしました。 あの日、どんなに怖かったことでしょう。無念だったことでしょう。まだまだ、続くはずの未来を突然絶たれてしまった悔しさ、悲しみは母も貴方と同じです。もっと、もっと貴方の未来を見ていたかった。貴方に会えない寂しさ、悲しさ、辛さはこれからも続くでしょう。でも、どんな時も自分の考えを持って目標に向かって努力をし全力で走った貴方、母の知らないところで、人を笑わせたり、優しくしたりした貴方を母は誇りに思っています。そんな貴方を心配させない為にも、母は笑顔でいられるように頑張っていきたいと思います。いつかまた、貴方に会う時に、笑顔で会えるように。 結びに、あの日、天へ召された36名の皆様、私たち残された家族は日々、あなた方との思い出を胸に、泣いたり、笑ったりしながら少しずつ、少しずつ前を向いて頑張っています。どうか安心して見ていてください。皆様のご冥福をお祈りし追悼の言葉とさせて頂きます。 2022年7月18日 母より Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
公立保育園のおむつ持ち帰り廃止、園・保護者とも負担減 千葉・市原
2022年7月18日 15時00分 市原市は8月から、全ての公立保育所と認定こども園で、おむつの「持ち帰り」をやめる方針を決めた。 保護者と園側の両方の負担を減らすのが目的。対象の園児は、計11施設の利用者の約3分の1にあたる約300人となる。市は、おむつの廃棄にかかる市側の費用を月約16万円と試算している。 隣接の千葉市はすでに持ち帰りを廃止していて、保護者から「市原市でも実施を」という要望が寄せられていたという。園側も個々のおむつを管理する負担が減るため、担当課は、「保育の効率化と充実がはかれる」としている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル