女性(60)は今も、約20年前の日々に悔いがある。 7月のある日、小学6年生の次女(当時11)が顔を真っ赤にして学校から帰って来た。 「おっぱい、ギューされた」 自分の胸の前に両手を出し、わしづかみにするようなジェスチャーをした。 担任の男性教諭から被害を受けたという。 当時、週末には同級生の友達と学習塾に通っていた。その日も塾に行く日だった。 娘から急に言われたことで頭が真っ白になり、何をされたか深く聞かないまま塾に送った。 次女は生まれた直後にはしかにかかり、脳炎の後遺症で知的障害になった。 会話はある程度できるが、数の概念の理解や表現能力は低く、知能は同年代の水準の半分ほどだった。 翌週、家で寝転がっていると、突然次女が言った。 「子どもへの性暴力」第7部は障害のある子どもの被害について取り上げます。被害が発覚しても障害の特性から立件や立証が難しい現状があります。目を背けずに事実を知ることが予防や対策への第一歩と考え、被害の状況などを詳しく書いています。 「先生ね、パンツに手を入れ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
イルカの水しぶき、浴びて笑顔に 3年ぶりの納涼催し、横浜・八景島
井手さゆり2022年7月17日 18時30分 横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区)で、シロイルカやバンドウイルカが運ぶ水しぶきで涼を楽しむ「スプラッシュタイム」が行われている。3連休の中日の17日には、多くの家族連れなどが席を埋め、ショーを楽しんだ。 シロイルカは、他のイルカよりも唇の筋肉が発達していて水や空気を噴き出すことができる。頭も前後に動き、振りかぶる動作も可能で、何度も水を掛けられた子どもたちからは歓声が上がった。 東京都世田谷区から来た倉掛央太くん(6)、藤尾葵くん(6)、人見亮太朗くん(7)は最前列でずぶぬれになりながら「楽しかった!」「ドキドキした!」と笑顔をみせた。 「スプラッシュタイム」は夏の恒例イベントだったが、新型コロナウイルスの流行により中止が続き3年ぶりの開催。その間、イルカたちは再開を待ちながら訓練を重ねてきたという。 「スプラッシュタイム」は8月31日まで毎日開催される。問い合わせはインフォメーション(045・788・8888)。(井手さゆり) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
発生3年、公判の見通し立たず 36人犠牲の京アニ放火殺人
2022年7月18日 0時00分 京都アニメーション(本社・京都府宇治市)の第1スタジオ(京都市伏見区)が放火され、社員ら36人が死亡、32人が重軽傷を負った事件は、2019年7月の発生から18日で3年になる。無職の青葉真司被告(44)=さいたま市見沼区=がやけどの治療などを経て、殺人や現住建造物等放火などの罪で起訴されているが、裁判員裁判が始まる見通しは立っていない。 事件は19年7月18日午前10時半ごろに起きた。 起訴状によると、青葉被告は第1スタジオ(3階建て)に1階の正面出入り口から侵入。ガソリンをまいてライターで火をつけ、建物内にいた36人を殺害し、32人に重軽傷を負わせたとされる。 重いやけどを負った青葉被告は、約10カ月にわたる入院治療で会話できるまでに回復。これを受け、京都府警が翌20年5月に逮捕した。事件当時の精神状態を調べるための鑑定留置を経て、京都地検は刑事責任を問えると判断し、同12月に起訴した。 一方、弁護側も青葉被告の精神鑑定を京都地裁に求めた。すでに再鑑定が終わったが、内容は公表されていない。 捜査関係者らによると、青葉被告は「小説を盗まれた」と供述したとされる。ただ、青葉被告の名前で京アニに応募のあった小説に、京アニ作品との目立った類似点はなく、動機には不可解な点も多いという。 裁判員裁判では、青葉被告の刑事責任能力が大きな争点になりそうだ。しかし、京都地裁での初公判の日程は決まっていない。争点や証拠を絞り込む公判前整理手続きの期日は未定のままで、関係者の協議が続いているとみられる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
安倍氏の死「政治的意味、考える余裕ない」 容疑者が事件直前に手紙
安倍晋三元首相(67)が8日、奈良市で銃で撃たれて殺害された事件で、逮捕された無職の山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=が事件直前、宗教法人「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」を恨み、安倍氏殺害をほのめかす内容の手紙を松江市の男性の自宅に送っていたことがわかった。奈良県警は17日、この手紙を押収した。 男性はフリーライターで、旧統一教会に批判的な記事をブログで発信してきた。山上容疑者と面識はないといい、容疑者がブログの読者だったとみられる。 手紙は前半、「(時間を)銃… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
母の入信や破産「私の一生を歪ませ続けた」 銃撃前日、記した主張
宗教施設が入る建物を銃撃し、安倍晋三元首相(67)が演説する岡山市に行き、殺害を示唆する手紙を投函(とうかん)し、銃を持って演説会場に行く。安倍氏銃撃事件で、前日の山上徹也容疑者(41)の行動が浮かんだ。手紙では、「安倍は本来の敵ではない」と記しながら、その死に触れた記載があった。 A4判の一枚紙。山上容疑者が松江市の男性に送った手紙は、「喉(のど)から手が出るほど銃が欲しい」との言葉から始まっていた。 安倍氏は「本来の敵ではない」 宗教法人「世界平和統一家庭… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「憎むのは統一教会だけ」「努力した。母の為に」容疑者がツイートか
安倍晋三元首相(67)が銃で撃たれて殺害された事件で、山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検=はツイッターで、宗教法人「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」への恨みや、安倍晋三元首相に関連する投稿をしていたとみられることがわかった。奈良県警が17日に押収した手紙にアカウント名などが記されていた。 「全ての原因は25年前だと言わせてもらう。なぁ、統一教会よ」(2021年4月24日) 「憎むのは統一教会だけだ。結果として安倍政権に何があってもオレの知った事ではない」(2019年10月14日) 山上容疑者のものとみられるツイッターでは、安倍氏と旧統一教会の関わりについての主張のほか、自らの生い立ち、家庭環境なども投稿されていました。記事の後半でツイッター画像とともに紹介しています。 安倍氏の祖父の岸信介元首相… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
鉱山用トンネルに入り酸欠か、男性2人死亡 埼玉・秩父
大西英正2022年7月17日 19時07分 17日午前11時ごろ、埼玉県秩父市中津川で、「トンネルに入った2人が意識をなくした」と119番通報があった。県警秩父署によると、男性2人は30~40代くらいで、病院に運ばれたが死亡が確認された。酸欠が原因とみられ、署が身元などを調べている。 秩父消防本部によると、死亡した2人は男性4人のグループで現地を訪れていた。このうち少なくとも3人が鉱山用のものとみられるトンネル(直径約1・2メートル)に入ったという。通報を受けた救急隊が午後2時15分ごろ、トンネルを約300メートル入ったところで2人を救助した。 救助隊の計測では、トンネル内は酸素濃度が5%ほどの地点もあったという。(大西英正) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
京都・祇園祭、3年ぶりの山鉾巡行 迫力の「辻回し」に歓声
京都・祇園祭で3年ぶりとなる前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)巡行が17日、京都市内であった。照りつける日差しのなか、華やかな懸装品(けそうひん)に飾られた23基の山鉾が都大路を優雅に進み、沿道に詰めかけた人々を魅了した。疫病退散の願いが込められた山鉾巡行だが、過去2回は新型コロナウイルス感染拡大のため中止されていた。再開した巡行には、コロナ禍終息の願いが託された。 太刀で結界解く 午前9時、先頭の長刀鉾(なぎなたほこ)が四条烏丸を出発した。鉾に乗った稚児の岡本善太さん(11)がしめ縄を太刀で切って結界を解くと、観客から大きな拍手が起きた。 四条河原町の交差点などでは、巨大な山鉾の車輪の下に竹を敷き、向きを90度変える「辻回し」が披露された。京都府警によると、午後0時半時点の人出は約14万人。 24日には後祭の山鉾巡行があり、196年ぶりに本格復帰する鷹山を含めた11基が巡行する。(西田健作、北村有樹子) 23基が巡行 3年ぶりに、京の町に優美な山鉾(やまほこ)巡行の姿が戻ってきた。17日、祇園祭の前祭で、23基の山と鉾が、疫病退散の願いを込めて市内中心部を巡った。 午前9時、雲の間から日が差… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「子ども殺せば死刑になれる」 商業施設で中学生を切りつけた疑い
板倉大地2022年7月17日 19時41分 商業施設内で、中学生を包丁で切りつけて殺害しようとしたとして、福岡県警は17日、同県粕屋町甲仲原1丁目、無職浦田恵美容疑者(32)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、発表した。容疑を認め「たまたますれ違った。子どもを刺して殺せば死刑になれると思った」と供述しているという。 東署によると、浦田容疑者は17日午後1時半ごろ、福岡市東区の商業施設「ゆめタウン博多」1階の通路で、同市早良区の男子中学生(13)を刃渡り約20センチの包丁で切りつけ、殺害しようとした疑いがある。中学生は首や手を切られて救急搬送されたが、意識はあり命に別条はないという。 現場にいた中学生の父親(42)が浦田容疑者を取り押さえたという。浦田容疑者は1人で施設に来ており、中学生とは面識がなかったという。(板倉大地) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Shota Dobayashi hits grand slam to help Carp complete sweep of Giants
The Hiroshima Carp and their fans had a grand old time at Tokyo Dome over the weekend. Shota Dobayashi hit a pinch-hit, come-from-behind grand slam in the fourth inning, and the Carp finished off a sweep of the Yomiuri Giants with a 10-5 win on Sunday afternoon at the Big […]