国際平和シンポジウム「核兵器廃絶への道~世界を『終わり』にさせないために」(朝日新聞社、長崎市、長崎平和推進協会主催)が30日、長崎市内で開かれる。29日、パネリストら5人が長崎市松山町の爆心地公園を訪れ、原爆落下中心地碑に献花した。 1歳で被爆した和田征子・日本原水爆被害者団体協議会事務局次長は「ここを訪れる度に、この悲劇を繰り返すことは決してならないとの思いがこみ上げてくる」と語った。被爆3世で長崎大核兵器廃絶研究センター特任研究員の林田光弘さんは「核兵器の問題は今を生きる私たちの問題でもある。シンポジウムをこれからの未来を考えられる機会にしたい」と抱負を語った。 シンポは30日午前10時から長崎原爆資料館ホールで。米シンクタンク・軍備管理協会のダリル・キンボール会長の基調講演やパネル討論などがある。 詳細は以下の通り。 ◇30日(土)午前10時~午後3時10分、長崎市の長崎原爆資料館ホールからライブ配信(会場参加は定員200人、申し込み不要)。視聴は応募ページ(http://t.asahi.com/isp2022)からお申し込みください。URLをお送りします(当日まで受け付けます)。(石倉徹也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全国高校ギター・マンドリン音楽コンクール、文科大臣賞に浜松市立
森本宏二2022年7月29日 20時30分 第52回全国高校ギター・マンドリン音楽コンクール(全日本高校ギター・マンドリン音楽振興会、朝日新聞社主催)が7月28、29の両日、大阪府泉佐野市立文化会館(エブノ泉の森ホール)で開かれた。19都府県の代表60校(動画出演1校)が参加し、優秀賞の中から14校が特別賞に輝いた。 最優秀にあたる文部科学大臣賞には浜松市立(静岡)が選ばれた。朝日新聞社賞は広島女学院と大妻(東京)、全国知事会賞は十文字(東京)と伊那弥生ケ丘(長野)、大阪府知事賞は四日市商(三重)、泉佐野市長賞は同志社女子(京都)と静岡東、スペイン大使賞は同志社香里(大阪)、イタリア総領事賞は明治大付明治(東京)、スイス領事賞は聖セシリア女子(神奈川)、振興会特別賞は姫路西(兵庫)、屋代(長野)、中央大付(東京)が、それぞれ選ばれた。 特別賞以外の結果は次の通り。 ◇優秀賞 清風(大阪)、静岡市立、松阪商(三重)、雲雀丘学園(兵庫) ◇優良賞 西遠女子学園(静岡)、静岡、高崎(群馬)、セントヨゼフ女子学園(三重)、帝塚山学院(大阪)、山脇学園(東京)、慶応義塾女子(東京)、津名(兵庫)、川越東(埼玉)、上野(三重)、ノートルダム清心(広島)、篠ノ井(長野)、長野清泉女学院、上田染谷丘(長野)、福崎(兵庫)、高崎女子(群馬)、帝塚山学園(奈良)、比治山女子(広島)、香寺(兵庫)、富士宮西(静岡)、諏訪清陵(長野)、久慈(岩手)、前橋女子(群馬)、姫路女学院(兵庫)、 ◇努力賞 山陽女学園(広島)、長野西、高知学芸、静岡城北、耐久(和歌山)、福山暁の星女子(広島)、富田学園(岐阜)、寝屋川(大阪)、海田(広島)、親和女子(兵庫)、坂下(岐阜)、日田三隈(大分)、神戸山手女子(兵庫)、大谷(大阪)、中津(岐阜)、山梨英和、大阪成蹊女子 ◇動画出演 愛知淑徳 朝日新聞デジタルでは、参加団体の熱演を写真で振り返る「写真まとめ」を配信しています。 https://www.asahi.com/articles/ASQ7X5TNMQ7XPQIP001.html(森本宏二) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
さあ1回目の「だんじり祭」だ 大阪・吹田の商店街をパレード
大阪府吹田市のJR吹田駅近くにある旭通商店街周辺で31日、「第1回吹田だんじり祭」が開かれる。地車(だんじり)が繰り出していた「吹田まつり」が3年前で終わっていたが、地元自治会の関係者らが実行委員会を作り「復活」を企画。夕方に5台の地車が商店街でパレードする。 吹田市に現存する7台の地車は江戸時代に作られたもので、現在も曳行(えいこう)できる地車が残されているのは府内でも珍しいという。1998年に市の有形民俗文化財に指定されている。 このうち5台が31日のだんじり祭で曳行される。午後5時半に高浜神社(高浜町)から4台が商店街に向けて順次出発。午後5時40分には光徳寺(内本町1丁目)からも別の1台が商店街に向けて出発する。午後6時10分から、商店街で計5台の地車がパレードする予定。 3年前に「吹田まつり」が終了 市では「吹田まつり」が70… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ボランティアは「労力」ではなく「仲間」 五輪の経験をどうつなぐか
現場へ! ボランティアレガシー⑤ 秩父宮ラグビー場(東京都港区)周辺を盛んに見回るのは、神野幹也さん(35)。 4月24日。港区などが主催する「みなとラグビーまつり」。 リーグワンの各チームの出展や、ラグビー体験ゾーンなどが設けられていた。運営を約100人のボランティアが支え、その一人として神野さんは統括をする立場だった。 現在の本業はコンサルティング関係だが、日本のスポーツボランティアの中枢的な存在だ。 Jリーグ町田の試合がボランティアを始めたきっかけ。2019年に日本で開かれたラグビーW杯では、大会組織委員会のボランティアマネジャーとして、1万3千人を統括した。 東京五輪パラリンピックでは、バドミントンなどが行われた武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で、観客おもてなしなどを担うチームの責任者を務めた。 新型コロナ禍で無観客になり、他の会場では仕事が割り振られない人も出た。だが、神野さんのチームでは、希望した日数すべてで活動してもらった。 「多くの思いを持って準備してこられた。やることがない状態は申し訳なさすぎました」 どんなおもてなしができるか、オンラインで意見交換してもらった。選手の観戦席のデコレーション、プレスルームに折り鶴を飾る、選手の入り口前にじょうろの水で五輪マークを描く……。能動性と創意を引き出し、役割をみんなが楽しんだ。 無観客の東京大会は、「ボランティアに対する主催者の哲学が問われた」とみる。 「仕事がないからとボランテ… この記事は有料会員記事です。残り640文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
不当にパン、勝手にカレーライス 自衛隊で相次ぐ「食」の処分、なぜ
自衛隊の「食」をめぐる懲戒処分が相次いでいる。おなかが減り、ついつい食べ物に手を出してしまった――。そんな隊員の行為にはどんな背景があるのか。 「明らかな不法領得であり、このような事態を生起させたことは誠に遺憾であります」 6月30日午後、東京・市谷の防衛省。神妙な面持ちでそう述べ、頭を下げたのは、航空自衛隊トップの井筒俊司航空幕僚長だった。 どちらかしか選べない朝食で… 「遺憾」とされたのは、埼玉県の入間基地に勤務する幹部自衛官で50代の1等空尉の行為だ。4月26日午前7時40分ごろ、食堂で総菜パン2個を不法に受け取ったとして停職3日の懲戒処分を受けた。 食堂では、基地内に住む隊員に無料で食事が提供される。処分された1等空尉は基地の外に住むため、1食234円を払って利用していた。ただ、パンのセットかご飯のセットかのどちらかしか選べない朝食で、1等空尉はその両方を取ったという。 配膳係から指摘を受けた1等空尉は、余分に取ったパンのセットをその場で返却。自ら所属部隊に違反を申し出た。部隊の調べに「ご飯を少量に減らしたため、パンを取っても問題ないと思った。認識不足だった」と話したという。 陸海空の自衛隊が通達で示している違反行為のうち、1等空尉の行為は金品の取り扱いに関する違反の「公金官物不法領得」で「極めて軽微な場合」とされた。 似たような事例は空自以外でも発覚している。 海上自衛隊では3月、食事の… この記事は有料会員記事です。残り1020文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Angels’ Shohei Ohtani strikes out 11 in loss
Shohei Ohtani remained one win shy of becoming the first player in a century to reach double-digits in wins and homers in a single MLB season, as he took the loss in the Los Angeles Angels’ 2-0 defeat against the Texas Rangers on Thursday. Ohtani (9-6), who was seeking his […]
「元路面電車」の2000形、引退へ 記念の貸し切り運行は毎週日曜
かつて路面電車として福岡市や北九州市内を走り、譲渡先の筑豊電気鉄道(本社・福岡県中間市)でも45年にわたり運行されてきた電車「2000形・2003号」が11月で引退する。県内で活躍する最後の「元路面電車」が現役を終える。 「チン、チン」。その電車に乗りこむと発車ベルが鳴った。路面電車の通称「チンチン電車」の由来となった懐かしい音だ。うなるように響くモーター音。天井の照明は蛍光灯だ。歳月が刻まれた車体に通学生や地域の住民らが揺られている。終点で折り返すと、行き先の表示を運転士が手動で切り替えていた。 親会社の西日本鉄道(福岡市)広報課によると、2000形は福岡市内を走っていた「1301形」と北九州市内の「1000形」が合体して生まれた。いずれも西鉄が運行していた2両編成で、1975年に計16両が筑豊電鉄へ。1301形(64年製造)の2両が1000形(59年製造)の1両を挟む3両連接の「2000形」に改造され、77年から投入された。 筑豊電鉄は黒崎駅前(北九州… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
夜通しの窯焚き、大苦戦23時間 九州産業大学で窯開き
2022年7月29日 13時30分 福岡市東区の九州産業大の構内にある柿右衛門様式の薪窯で20日、窯開きがあり、芸術学部の学生が手がけた陶磁器約500点が窯出しされた。 学生10人が13日から夜通しの窯焚(た)きに挑んだが、吹き下ろす風が煙突を覆ったことで窯の温度が上がらず、大苦戦。通常より長めの約23時間かかった。 熱がこもる窯から大汗をかきながら作品を運ぶ学生に、高森誠司教授は「焚ききった手応えに、伝統工芸の奥深さを覚えたのでは」と熱きメッセージ。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
夏の渡り廊下で、初めて感じた父の存在 1歳だった私は証言を始めた
爆心地から最も近い小学校の本川小からは原爆ドームが間近に見える。石川律子さん(78)はかつて、この学校で教員を務めた。「父も同じ景色を見たかも」。眺める自身に、在りし父の存在を重ねた。 1歳の時、爆心地から3・5キロの自宅で被爆した。本川小の教員だった父は学徒動員の付き添い中に亡くなったという。祖母から聞いた話で、父の記憶は一切無い。小学3年で母も失い、姉妹とともに祖母に育てられた。 朝日新聞広島版で14年続く連載「聞きたかったこと」。 約400人が被爆体験とその後の人生を語ってくれました。被爆77年の今年、忘れられない「あの場所」で再び話を聞きました。 当時の記事も再録しています。 中学校を卒業後、家計を助けるため働きながら夜間の高校と短大で学んだ。通信教育で教員免許を取得し、27歳で小学校の教員になった。 46歳で本川小に赴任し、古… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Samurai Japan manager Hideki Kuriyama excited about challenge of new WBC format
Manager Hideki Kuriyama’s Samurai Japan team will begin its campaign for a third World Baseball Classic championship at Tokyo Dome on March 9 under a new format, organizers announced Thursday. Next year’s tournament will feature five-team first-round pools and knockout play, starting from the second-round pools, to decide who advances […]