携帯電話大手のKDDIは4日、大規模な通信障害が音声通話・データ通信ともに全国的にほぼ回復したと発表した。2日未明の発生から62時間以上かかった。全面復旧については5日夕方をめどに判断する。携帯電話の利用者にとどまらず、生活に身近なサービスにも影響が及ぶ深刻な事態となった。 4日夜にオンラインで会見した吉村和幸専務は「長期にわたり、多大なご迷惑をおかけすることを深くおわびする」と述べた。今回の障害について「重大な事故と認識している」とし、原因究明や再発防止を進めるとした。補償については、「引き続き検討するが別途お話しする」として具体的には説明しなかった。 KDDIは通信量の制限は解除し、音声通話・データ通信の障害は「回復した」とみている。実際の利用状況を確認し、全面復旧について最終的に判断する。 障害は2日午前1時半ごろに… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
阿武町誤入金、3回目逮捕の勾留を取り消し 弁護側の準抗告認める
大藤道矢2022年7月4日 23時09分 山口県阿武町が誤入金した4630万円の一部を、住民の無職田口翔容疑者(24)がオンラインの決済代行業者の口座に振り替えたとして電子計算機使用詐欺容疑で逮捕された事件で、山口地裁は4日、容疑者の弁護人の準抗告を認め、3度目の逮捕容疑での勾留を取り消した。同日、弁護人が取材に明らかにした。 弁護人は「容疑を認めていて逃亡や証拠隠滅のおそれはない」として4日、勾留取り消しを求める準抗告をした。田口容疑者は同罪で2回起訴されている。弁護人は今後、保釈の請求も検討するという。 田口容疑者は町からの誤入金分の返還請求を受け入れる「認諾」をしており、町側に和解の提案をしていた。(大藤道矢) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
熊本県知事、河川整備計画の説明会予定せず「スピード感求められる」
2020年7月の豪雨で氾濫(はんらん)した球磨川水系の治水対策を定める河川整備計画の策定について、熊本県の蒲島郁夫知事は4日の記者会見で、市民団体が求めていた住民説明会を行わない考えを明らかにした。住民との対話は続けていくとした上で、「スピード感が求められている」と述べた。 河川整備計画は、球磨川の支流・川辺川に建設を計画している流水型ダムを核とするもので、国と県が今年4月に原案を作成し、公聴会などを経て今月1日に計画案を公表した。 これに対し、流域住民らでつ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高知県西部で線状降水帯 気象庁「命に危険が及ぶ災害の危険高まる」
2022年7月5日 1時28分 気象庁は5日午前0時40分ごろ、高知県西部で「線状降水帯」によって非常に激しい雨が降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表した。 線状降水帯は、短時間で集中的な豪雨をもたらす現象。気象庁は、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっているとして、注意を呼びかけている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
別姓の婚姻届、千代田区が2度目の不受理 不服として家裁に申し立て
杉原里美2022年7月4日 21時34分 米国で別姓のまま結婚した婚姻関係が日本でも有効と認められた後、別姓の婚姻届を改めて東京都千代田区に提出し、不受理となったのは不服とし、映画監督の想田和弘さん(52)と映画プロデューサーの柏木規与子さんが4日、東京家裁に家事審判を申し立てた。婚姻届を受理する命令を出すよう求めている。 2人は1997年、別姓のまま米国で結婚。2018年、同区に「妻の氏」「夫の氏」の双方をチェックした婚姻届を提出したが、受理されなかった。同年、戸籍に記載されなければ、結婚を公的に証明する手段がないとして、東京地裁に提訴。地裁は21年4月、「婚姻の成立は有効」とする判決を言い渡し、確定した。 2人は6月、米国の婚姻証書を添え、戸籍への登録のために必要な婚姻届を改めて同区に提出したが、区は、「民法750条と戸籍法74条1号に違反している」との理由で受理しなかった。(杉原里美) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
発生から62時間以上、全面復旧は5日夕に判断 KDDIの通信障害
携帯電話大手のKDDIは4日、大規模な通信障害が音声通話・データ通信ともに全国的にほぼ回復したと発表した。2日未明の発生から62時間以上かかった。全面復旧については5日夕方をめどに判断する。携帯電話の利用者にとどまらず、生活に身近なサービスにも影響が及ぶ深刻な事態となった。 4日夜にオンラインで会見した吉村和幸専務は「長期にわたり、多大なご迷惑をおかけすることを深くおわびする」と述べた。今回の障害について「重大な事故と認識している」とし、原因究明や再発防止を進めるとした。補償については、「引き続き検討するが別途お話しする」として具体的には説明しなかった。 KDDIは通信量の制限は解除し、音声通話・データ通信の障害は「回復した」とみている。実際の利用状況を確認し、全面復旧について最終的に判断する。 障害は2日午前1時半ごろに… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
誤入金事件、3回目逮捕の勾留取り消し 地裁、弁護側の準抗告認める
大藤道矢2022年7月4日 23時09分 山口県阿武町が誤入金した4630万円の一部を、住民の無職田口翔容疑者(24)がオンラインの決済代行業者の口座に振り替えたとして電子計算機使用詐欺容疑で逮捕された事件で、山口地裁は4日、容疑者の弁護人の準抗告を認め、3度目の逮捕容疑での勾留を取り消した。同日、弁護人が取材に明らかにした。 弁護人は「容疑を認めていて逃亡や証拠隠滅のおそれはない」として4日、勾留取り消しを求める準抗告をした。田口容疑者は同罪で2回起訴されている。弁護人は今後、保釈の請求も検討するという。 田口容疑者は町からの誤入金分の返還請求を受け入れる「認諾」をしており、町側に和解の提案をしていた。(大藤道矢) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
発生から60時間以上、生活に打撃 KDDIの通信障害「ほぼ回復」
携帯電話大手のKDDIは4日、大規模な通信障害が音声通話・データ通信ともに全国的にほぼ回復したと発表した。2日未明の発生から60時間以上かかった。携帯電話の利用者にとどまらず、生活に身近なサービスにも影響が及ぶ深刻な事態となった。 KDDIは4日夜にオンラインで会見する。 障害は2日午前1時半ごろに発生した。auやUQモバイルの携帯電話の通信のほか、KDDIの回線を使う楽天モバイルや、格安スマホ(MVNO)などがつながりにくくなった。通信障害の影響を受けたのは最大3915万回線だ。 通信ネットワークの管理のた… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
岐阜の病院がサイバー被害 患者病歴など11万人の情報流出の可能性
岐阜市の民間病院の安江病院は4日、サイバー攻撃で不正アクセスを受け、患者ら約11万人分の氏名や住所などの個人情報が流出した可能性があると発表した。現時点で悪用は確認されていないという。 病院によると、流出の可能性がある個人情報は、患者や新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた人の氏名や生年月日、住所、電話番号、病歴など。病院は「システムの仕組み上、データを断片化しているため、第三者が閲覧・加工して不正に利用できる可能性は低い」としている。患者全員に郵便で連絡したという。 5月27日朝から患者情報を… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
携帯使えず自宅の固定電話を… au携帯貸与の企業、週明けから混乱
KDDIの通信障害は4日も続いた。音声通話がしにくい状況となり、多くの企業で業務に支障が出た。通信手段を固定電話に変えるなどの対応に追われた。 東京電力ではグループの3万人の社用スマホの大部分がauだ。廃炉作業が進む福島第一原子力発電所や、柏崎刈羽原発の一部でも一時、音声通話ができなくなった。別の通信手段などを活用して業務を維持した。電力の安定供給などには影響はなかったという。 賃貸住宅建設大手の大東建託は、KDDI回線の携帯電話を全グループ社員に貸与している。個人情報保護のため、私有携帯を使うことは認めていない。通話やネット接続が一時できなくなったことで、広報担当者は「業務にかなりの支障が出ただろう」と話す。 企業や自治体のプレスリリー… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル