旧ソ連では「墓掘り人」とも批判されたゴルバチョフ氏だが、西側諸国では冷戦を終わらせた人物と評価された。親日家でもあり、日本国内では「ゴルビー」の愛称で親しまれた。 冷戦終結後の1991年には「がんばれゴルビー!」というゲームソフトが発売された。ゴルバチョフ氏がモデルとみられ、物資不足に苦しむ国で、主人公ゴルビーが工場に忍び込み、敵の攻撃をかわしながら食料や薬を取って人々に届けるストーリーのパズルゲームだ。 ゲーム好きの40代男性は「海外の政治家が主人公のゲームは珍しい。ゴルバチョフさんを操作できるのが一番の魅力」と話す。同年には「ゴルビーのパイプライン大作戦」という別のパズルゲームも発売された。 「SMAP×SMAP」に「徹子の部屋」 たびたび来日したゴルバチョ… この記事は有料記事です。残り469文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
28歳養子の男、事件当日どこに? 防犯カメラ「リレー方式」で捜査
大阪府高槻市の民家で昨年7月、住人の女性(当時54)が殺害された事件で、女性の養子になっていた川崎市高津区坂戸3丁目の無職、高井凜容疑者(28)=殺人容疑などで再逮捕=の事件当日の行動について、大阪府警が防犯カメラの映像をつなぐ「リレー捜査」などを進めている。容疑者らしき男が女性宅近くで持っていたバッグと同じデザインのものが東京都内の量販店で事件当日の朝、容疑者名義のクレジットカードで購入されていたことも判明。店内のカメラにも似た男が映っていたという。 府警が殺人などの疑いで高井容疑者を再逮捕してから1日で1週間。往復で700キロを超える東京都港区の容疑者の自宅マンション(当時)と女性宅付近を、何度も着替えながら行き来する男の姿を捜査員らが確認。保険金の受取人になっていた事実やクレジットカードの購入履歴などの状況証拠を積み重ねている。容疑者は黙秘しており、逮捕前の任意の事情聴取に「東京にいて、大阪へは行っていない」と事件への関与を否定したという。 殺害されたのは高槻市八幡町の都市銀行グループ会社員、高井直子さん。捜査1課によると、保険外交員だった高井容疑者と知り合い、2社で計約1億5千万円の生命保険に加入した。 同課によると、高井容疑者は… この記事は有料記事です。残り1093文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北海道で5969人感染、13人死亡 全数把握見直しは実施せず
北海道内では31日、新型コロナウイルスの感染者が新たに5969人確認された。7日連続で前週を下回ったが、3日ぶりに5千人を超えた。死者の発表は13人。道は対策本部会議で、「BA.5対策強化宣言」を9月30日まで1カ月延長することを決めた。 人口10万人あたりの新規感染者数は、週合計が8月26日から減少に転じた。一方、病床使用率は30日現在で39・9%と横ばいが続き、感染「第6波」の昨冬のピーク(40・1%)と同水準で推移。道は宣言延長で医療体制への負荷を一層減らしたい考えだ。 陽性者登録センターを早期に全道展開するなど保健・医療提供体制の充実に努めるほか、高齢者らに会う場合は慎重な対応を求めるといった感染防止行動の徹底を引き続き道民に呼びかける。 自治体の判断で先行実施できる感染者の全数把握の見直しは、現時点では行わないことも決めた。医療機関や保健所の負担が大きく減らないことや届け出のない軽症者の健康観察などに課題があり、「メリットが少ない」(鈴木直道知事)という。政府が9月半ばに一律導入の方向で調整しており、それに向けて道の体制整備を進める方針だ。(中野龍三) 道内の新規感染者数(31日) 【全体】5969(累計650… この記事は有料記事です。残り157文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
きっかけは16年前の事故 飲酒運転2度出た店、警部はともに考えた
福岡市の「海の中道大橋」で3児が犠牲となった飲酒運転事故から、25日で16年が経った。飲酒運転撲滅をめざす福岡県警は、取り締まりの強化だけでなく、飲食店や運転手が勤務する団体に足を運び、飲酒運転を未然に防ぐ取り組みを進めている。担当するのは交通警察官たちだ。 6月、県内の繁華街にあるラウンジを県警交通企画課の友成啓太警部(46)が訪問した。店ではこの1年で2回、利用客が飲酒運転で検挙された。対策はきちんと講じられているのか、直接確認するためだ。 開店前の店内。入り口の検温器やトイレには、運転手には酒を提供しないと明記した手作りのポスターが貼ってあった。レジのそばには運転代行業者の名刺も置かれている。店に設置されたモニターでは数分ごとに、飲酒運転への注意を呼びかける映像が流れた。「これ以上何をしたらいいのか」。出迎えた店主は困惑した表情を見せた。 友成警部は、飲酒した客が運転しないことを確認するチェック表の導入や、レジでの帰り際の客への声かけを提案した。だが、店長は客足が遠のくことを懸念し「全員に確認するのは難しい」と打ち明けた。 友成警部は考えた末、接客す… この記事は有料記事です。残り959文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
2023年用年賀はがき、ディズニーの「ラビット」も 枚数は1割減
日本郵便は31日、2023年用の年賀はがきのデザインを発表した。来年の干支(えと)にちなみ、ディズニーの「プーさん」に登場するキャラクター「ラビット」や、餅をついているうさぎなどをあしらった。郵便局などで11月1日から販売する。 当初の発行枚数は前年から約… この記事は有料記事です。残り81文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Shohei Ohtani goes 2-for-4 as Angels’ four-game winning streak ends
Anaheim, California – Shohei Ohtani had multiple hits for the third straight game, but the Los Angeles Angels’ four-game winning run ended Tuesday in a 7-4 loss to the New York Yankees. Batting third as the designated hitter, Ohtani struck out swinging in his first two trips to the plate […]
覚醒剤1.7億円分密輸容疑 81歳の組員が73歳組幹部に手渡しか
土舘聡一2022年8月31日 13時16分 約1億7千万円相当の覚醒剤を化粧品入りの箱の底に隠して密輸したとして、警視庁は、指定暴力団稲川会系幹部の三條功容疑者(73)=横浜市=や極東会系組員の高橋寿雄容疑者(81)=神奈川県秦野市=ら5人を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)と麻薬特例法違反容疑で逮捕し、31日発表した。全員容疑を否認しているという。 薬物銃器対策課によると、5人は今年6~7月、空路を使い、フランスから米国経由で成田空港に覚醒剤約3キロ(末端価格約1億7700万円)を密輸した疑いがある。東京税関が貨物を検査した際、二重底になっている四つの箱を発見。化粧品の下にアルミ箔(はく)に包まれた覚醒剤が見つかったという。 同課や東京税関がこの貨物の行方を追ったところ、東京都板橋区内のアパート一室で高橋容疑者が受け取ったことを確認。その後、高橋容疑者が三條容疑者に手渡したこともわかったという。 同課によると、コロナ禍による規制で国をまたいだ人の往来が難しくなったことを背景として、貨物に覚醒剤を隠して空路や海路を使って密輸するケースが増加。東京税関から通報を受けた警視庁が捜査した件数は2019年は29件だったが21年は51件になり、今年は31日現在で55件に達しているという。(土舘聡一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
証人の母親が向けた視線に「ママ友」は目を合わせず 5歳児餓死公判
中山直樹、板倉大地2022年8月31日 13時31分 福岡県篠栗町で2020年4月、「ママ友」同士だった碇(いかり)利恵被告(40)=保護責任者遺棄致死罪で懲役5年の判決、控訴中=の生活を支配し、碇被告の三男翔士郎ちゃん(当時5)に十分な食事を与えずに餓死させたなどとして、保護責任者遺棄致死などの罪に問われた、赤堀恵美子被告(49)の裁判員裁判が31日、福岡地裁(冨田敦史裁判長)であった。 検察側の証人として碇被告が出廷。子どもの幼稚園を通じて赤堀被告と親しくなってから、「しばらくすると『他のママ友が悪口を言っている』と聞かされるようになった」などと、赤堀被告から共通の友人や当時の夫に関するうその情報を吹き込まれ、それを信じ込んで自身が周囲から孤立していった状況を証言した。 入廷した碇被告は、赤堀被告に何度も目を向けたが、赤堀被告はうつむいて目を合わせなかった。碇被告の証言が始まると、赤堀被告は時折メモを取った。 起訴状などによると、赤堀被告は碇被告と19年8月ごろから共謀して、翔士郎ちゃんの食事の量を制限。20年4月18日に餓死させたとされる。赤堀被告は、29日の初公判で「(食事の制限の)指示はしていない」などと起訴内容を否認した。 福岡地裁は6月、碇被告の裁判の判決で、赤堀被告から「生活全般を実質的に支配された被害者としての側面もある」と認定した。(中山直樹、板倉大地) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
川に有害物質流した疑い、金属加工会社の元社長逮捕 埼玉県警
有料記事 有元愛美子、野口駿、仙道洸、仁村秀一、森下友貴2022年8月31日 14時00分 埼玉県川越市内で、1級河川・入間川の支流に工場から出た廃油を流したとして、県警は31日、市内にあった金属加工会社・小糸製作所=解散=の元社長(62)を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。廃油には有害物質が含まれていたが、市によると、健康被害などは確認されていないという。 逮捕容疑は2021年11月下旬ごろ、同市石田本郷にあった同社の工場から、近くの入間川の支流に廃油を流出させたというもの。同社は9月に解散しており、県警は残務作業中に下水道に捨てた可能性があるとみている。 市や県によると、同年12月、工場から約9キロ下流の浄水場の水から、有害物質の「ジクロロメタン」が検出された。肝機能障害や中枢神経への麻酔作用を引き起こす物質で、金属加工の工程で使われる溶剤に含まれている。 その後、市の調査で、同社工場近くの川で国の環境基準を大きく上回る濃度の同物質が検出され、この工場が排出元と判断した。捜査関係者によると、元社長はこれまでの調べに、工場から廃油が流出したことを認めていたという。 市は約4千万円をかけ、汚泥… この記事は有料記事です。残り682文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【写真まとめ】23年の歴史に幕 お台場のパレットタウン大観覧車
2022年8月31日 11時30分 東京・お台場で営業を続けてきた「パレットタウン大観覧車」が31日、営業を終えます。 1999年の開業後、高さ115メートルの観覧車は長年お台場の「顔」として親しまれてきました。23年の歴史を写真まとめで振り返ります。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル