倉富竜太2022年8月18日 13時48分 大分市内で昨年2月、一般道を時速194キロで走行していた元少年(当時19)の車が会社員小柳憲さん(同50)=いずれも大分市=の車と衝突し、小柳さんが死亡した事故で、元少年に危険運転致死罪が適用されなかったことについて、大分地検の加藤良一次席が17日、朝日新聞の取材に応じた。 加藤次席は「法と証拠に基づいて事件処理をしている」としたうえで「捜査を遂げた結果、危険運転致死罪での起訴に至らなかった」と述べ、証拠がそろわなかったことを示唆したが、具体的証拠については言及を避けた。遺族が求める訴因変更については検討の有無を含め言及しなかった。一方で、遺族に対しては「誠意をもって、意見をうかがいながら説明し、対応していきたい」とした。 起訴状によると、元少年の乗用車は昨年2月9日午後11時ごろ、大分市里の港湾道路交差点に法定速度(時速60キロ)の3倍を超す時速194・1で直進。交差点を右折していた小柳さんの乗用車と衝突し、小柳さんを死亡させたとされる。 元少年は昨年4月27日、自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致死)の疑いで書類送検されたが、大分地検は今年7月22日、過失運転致死の罪で大分地裁に起訴。遺族が今月14日に記者会見し、「どれだけスピードが出るか試すために、夜の一般道路で194キロも出した結果の事故で、不注意による過失だとはとても思えない」と憤っていた。 捜査関係者によると、危険運転致死罪は高速走行だけでは成立せず、被告に危険の認識があったことに加え、事故発生時に車の進行を制御することが困難だったことが要件とされる。(倉富竜太) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Shohei Ohtani’s four-hit game and home run not enough for Angels in loss to Mariners
Anaheim, California – Shohei Ohtani had a two-run homer and four hits for the first time in three seasons, but the Los Angeles Angels lost 11-7 against the Seattle Mariners on Wednesday. The Japanese two-way star singled in the first and fifth innings, tripled in a run in the seventh […]
Shohei Ohtani’s four-hit game, home run not enough for Angels in loss to Mariners
Anaheim, California – Shohei Ohtani had a two-run homer and four hits for the first time in three seasons, but the Los Angeles Angels lost 11-7 against the Seattle Mariners on Wednesday. The Japanese two-way star singled in the first and fifth innings, tripled in a run in the seventh […]
Shohei Ohtani’s four-hit day, two-run homer not enough for Angels
Anaheim, California – Shohei Ohtani had a two-run homer and four hits for the first time in three seasons, but the Los Angeles Angels lost 11-7 against the Seattle Mariners on Wednesday. The Japanese two-way star singled in the first and fifth innings, tripled in a run in the seventh […]
Hawks score early and hold on late in win over first-place Lions
Tokorozawa, Saitama Pref. – Akira Nakamura’s two-run first-inning double capped an early outburst and the Fukuoka SoftBank Hawks’ bullpen shut the door in a 5-3 win over the Pacific League-leading Seibu Lions on Wednesday. The Hawks’ win at Saitama Prefecture’s Belluna Dome outside Tokyo trimmed the Lions’ lead over SoftBank […]
渡米の首相夫人にはかせたミニスカート 森英恵さん「金字塔」の数々
11日に96歳で亡くなった森英恵さんは、聡明(そうめい)で意思が強く、また懐の深さも併せ持つデザイナーだった。日本服飾界の草分けで、正統派の服作りを通じて、「東洋と欧米の融合」に心をくだいた。 1926年、開業医の家の5人きょうだいの次女として、島根県鹿足郡六日市町(現・吉賀町)に生まれる。故郷の大自然がデザイナーとしての豊かな色彩感覚をはぐくみ、春の野に舞っていたモンシロチョウがデザインモチーフにもつながった。 37年、東京へ移住し、杉並区の小学校に転入。洗練された都会の装いにカルチャーショックを受ける。日本文学を専攻していた東京女子大学在学中に、迎えた終戦。「大空襲の下、生と死ぎりぎりのところで生きて来たことが私の原動力」とよく話した。そんな体験が森の静かな達観性と共に、優雅な作品に秘めた反骨精神を生んだ。 大学在学中の勤労奉仕で知り合い、後にハナエモリの会長となる夫、森賢氏と結婚。繊維会社を営む夫は多忙で不在がちで、主婦業の傍ら「退屈しのぎに」習い始めた洋裁が、森の才能に火をつけた。 51年に新宿に開いた洋裁店が、開店2年で大繁盛。その後の日活など日本映画の最盛期には、500本以上の映画衣装を制作した。石原裕次郎主演の「太陽の季節」「狂った果実」……。1作品で最低85着は必要で、生地は自ら東京・上野のアメ横などで調達した。「限られた時間と予算で求められた以上のことを返すことと、男と女の本質を学んだ」と話していた。 しかし、連日睡眠2時間で「女ナポレオン」などと呼ばれるほどの多忙さ。「妻や母親の役目は果たせないと、廃業も考えた」。気分転換にと出かけた欧米旅行で実感した、日本人としてのアイデンティティーと反骨魂が海外進出への道を開く。 米国で上映されたオペラ「蝶… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ユーチューバーの警察署長、その名は「しばけん」 アクセス急上昇中
ユーチューバーのように動画投稿を重ねる警察署長が、福岡県警に現れた。ちょっとこわもて。でも、カメラに向かう時はちゃめっけたっぷり。愛称は「しばけん署長」。県内にも例がない署員の動画制作チームが立ち上がり、ホームページへのアクセス数も急上昇中だ。 「けんちゃん」「たけちゃん」「戸畑の安全を」「守っていきましょう」。戸畑署の柴田建一署長が、北九州市戸畑区の武田信一区長とグータッチ。署交通課の山崎弘毅課長が構えるハンディーカメラに、そろってにっこり。5月下旬、戸畑区役所で交通安全教室を開いた際、ユーチューブ用に撮影した一コマだ。 動画制作のきっかけは、新型コロナウイルスの感染拡大だった。人を集めた防犯対策の呼びかけや交通安全活動ができなくなった。柴田署長は、SNSでの情報発信を思いついた。 署のホームページに「署長の部屋」を立ち上げ、各課を訪問する「各課探訪」や「全交番ツアー」といった動画をアップした。 冒頭では、「私は戸畑警察署の柴田建一です。略して『しばけん署長』です」とあいさつ。署長が各課長に仕事を説明してもらうQ&A式の動画もあれば、署長が一人で体を張って説明するものもある。 たとえば「会計課編」では… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
シカ衝突に悩む鉄道、逆転の発想 ジャングルトレインに乗ってみた
【動画】三陸鉄道でシカを見る「ナイトジャングルトレイン」=吉田耕一郎撮影 「ナイトジャングルトレイン」という列車が人気を集めている。岩手県沿岸を走る三陸鉄道(三鉄)が、獣害を逆手にとって発案した企画らしい。何それ? 気になったので、乗ってみた。 8月12日午後8時。1両の列車が、岩手県釜石市の真っ暗な山中にさしかかった。すると、車内の明かりが消え、徐行運転が始まった。 「ここからがシカスポットです。窓を開けてください」。乗員の号令で、乗客は一斉に窓を開けてサーチライトで外を照らし始めた。「左に群れがいるよ」「右にも1匹っ」。シカなどを見つけた親子連れらは大騒ぎで指をさしたり、カメラを向けたりして興奮していた。 三鉄は、列車と野生動物との衝突事故に頭を悩ませている。岩手県ではこの数年、シカやクマの出没が増えており、人里でもよく目撃されるようになっている。三鉄では昨年、野生動物が車両に衝突した回数が177回に上った。そのたびに列車運行は遅延する。 「それならば」と若手運転士… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
夫の不倫ですさんだ心 見ず知らずのおばあさんの言葉で前を向けた日
5月28日、凛(りん)さんは生活用品店でルームウェアを選んでいた。 会社員として働きながら、未就学の男女2人の子どもを育てている。 夫の不倫が原因で、双方が弁護士を立てて離婚協議中だった。 1歩進んで2歩下がるような状況が2年ほど続いており、夏前には離婚を成立させたいと思っていた。 どのルームウェアにするか悩んでいたら、70歳くらいの女性から声をかけられた。 「タグの字が小さくて……読んでくれませんか?」 黒のワンピース姿で、靴とバッグは花柄模様。 統一感のあるおしゃれな雰囲気で、歌手の中尾ミエさんのようだった。夫へのプレゼントを探しているという。 凛さんがアドバイスすることになった。 「もうすぐ夏だから、こっちの生地が肌触りがいいかも」「こっちの色が涼しく見えそうですね」 そんなやりとりをしながら、一緒にあれこれ手に取った。 女性が選んだのは、ワッフル生地と、インド綿のハーフパンツ2着。 インド綿の方は、凛さんが勧めたものだった。 商品を手にレジに向かう途中、女性が、手にしていたショッピングバッグを差し出してきた。 「本当にうれしいの。どうか受け取って」 バッグの中に入っていたのは… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ネットで買った韓流ダイエット薬、実は覚醒剤? 愛用者の摘発相次ぐ
ネット購入した薬が実は「覚醒剤」の原料だった――。韓国のある医院が販売している「ダイエット薬」が、日本国内では違法薬物に分類され、購入者が摘発されるケースが相次いでいる。違法性に気付かないままの購入者も多くいるとみて、税関当局が注意を呼びかけている。 8月上旬、東京税関は埼玉県内のある住宅の捜索に着手した。今年に入ってから、この住宅宛てに不審な医薬品が送られているのが何度も確認されていたからだ。捜索では、台所の戸棚から数十錠の錠剤が見つかった。住人の30代女性は調べに対し、錠剤は韓国の医院からネット購入した「ダイエット薬」と説明した。 税関関係者によると、この錠剤は「Shuperin Tab.」という名前で韓国内で流通しているものとみられる。扱っている医院のホームページでは「6万人の臨床経験と実績のある安全な処方です」などと日本語表記で紹介。処方代金や他のサプリメントと合わせた料金は1カ月分で約2万円だった。 税関が調べたところ、錠剤には「プソイドエフェドリン」という成分が10%超含まれていた。この成分には食欲を減退させる効果があるが、含有率が10%を超えれば、日本の覚醒剤取締法が輸入を禁じる「覚醒剤の原料」とみなされる。 税関関係者によると、この韓国の医院から国内に届いた同様の薬は昨年以降、全国で500件以上確認された。購入者は30~40代の女性が中心。多くは罪の意識がなく購入したとみられるため、税関ははがきを送り、輸入できないものだと注意を呼びかけている。 それでもダイエット効果を期待して繰り返し購入する人に対しては、税関が捜査に動くことがある。東京税関だけでも、今年に入ってから関税法違反(輸入禁止貨物の輸入)容疑で13件を摘発した。 ただ、日本の捜査機関として… この記事は有料会員記事です。残り190文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル