Hirotoshi Takanashi held the Hanshin Tigers to a run over six innings as the Central League-leading Yakult Swallows won 5-3 Tuesday to continue their recent recovery. After snapping a seven-game losing skid on Sunday, the Swallows scored four runs by the third inning at Jingu Stadium off Hanshin ace Koyo […]
長崎の被爆マリア像、がれきから見つけ出した北海道の神父
戦後77年が経ったいま、その様子を直接知る人は少なくなったという。 熱線で焼け焦げた髪やほお、黒く空洞になった瞳。原爆被害の象徴として知られる長崎・浦上天主堂の「被爆マリア像」は戦後30年間、北海道北斗市のトラピスト修道院に安置されていた。 応召した野口嘉右エ門神父(2004年に91歳で死去)が、壊滅した天主堂のがれきの中から奇跡的に見つけ出し、修道院に持ち帰った。自室の机や労働する裁縫室などに置き、毎日祈りを捧げていた。 変わり果てたマリア像の頭部を、いとおしそうに抱える野口神父の写真が修道院に残っている。「発見というより、まさに目の前におられた」。うれしそうに語る神父の晩年の姿を、いまの大院長、横内弘さん(53)は思い出す。 「マリア様への信心が強い方… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
名優に送った手紙、信じた映画の力 赤字の映画祭「生きてるかぎり」
小松隆次郎2022年8月17日 9時50分 御手洗志帆さん(34) 5カ月の息子を抱え、司会進行からゲストの送迎まで会場を走り回った。12日まで千葉県で開かれた「戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭」。企画・運営を担い、今年で11回目になった。 広島市出身。本業は映像制作ディレクターだ。東京でフリーターだった23歳の時、同郷の新藤兼人監督の映画「原爆の子」に出会った。被爆地で育った自分が、被爆した子どもを描いた映画を知らなかったことが恥ずかしかった。 その直後に新藤監督が亡くなった。戦争を知る世代が減っていくことに焦りを感じ、2012年、最初の映画祭を手弁当で開いた。パンフレットに「生きているかぎり続けます」と書いた。 思い立ったら突き進む。原爆詩の朗読を続ける俳優の吉永小百合さんに6年前、手紙でアタックした。今年もゲスト出演した吉永さんは「平和の大切さを発信できる若い世代のリーダー」と評する。 ロシアがウクライナに侵攻した5日後に出産した。「今回は無理せずコンパクトに」と考えていたが、一家離散する家族の映像を見て「今だからこそ」と心に火がついた。「あゝひめゆりの塔」など7本の映画をそろえた。 毎回、赤字だという映画祭だが「続ける」と決意は固い。「戦争を知らない世代でも、映画の力を借りれば伝えられます。いや、伝えないといけない」(小松隆次郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「殺したらいけない」がなぜ言いづらい 徹底抗戦が支持される危うさ
ロシアによるウクライナ侵攻が長期化する中、反戦や停戦を求める機運は広がらない。ベトナム、湾岸、アフガニスタン、イラク。過去、日本で反戦が大きなうねりとなった戦争と、何がどう違うからなのか。戦後の平和主義について詳しい神戸市外国語大の山本昭宏准教授(歴史社会学)に聞いた。 ――ウクライナの徹底抗戦が叫ばれ、「戦争をすべきではない」という反戦や厭戦(えんせん)の声があまり聞こえてきません。 「日本で反戦運動が盛り上がるのは『加担すること』と『巻き込まれること』を感じやすい『米国の戦争』に対してだったと考えています。例えば、反戦デモが広がったベトナム戦争では、日本の米軍基地から米軍機がベトナムに飛びたつことで戦争に加担しているという意識が背景にありました。2000年代のアフガニスタンやイラクの戦争では、『テロとの戦い』を掲げる米国に加担することで、テロの標的になり巻き込まれることへの反発がありました」 共有されない「戦争は二度とごめんだ」 「しかし、今回のウクライナ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
救急搬送困難事案、3週連続で過去最多に コロナ感染疑い患者は微減
吉沢英将2022年8月16日 17時50分 新型コロナウイルスの感染拡大で救急患者の搬送先がすぐ決まらない「救急搬送困難事案」は、14日までの1週間に全国で6747件あった。前週から158件(2%)増え、3週連続で過去最多を更新した。総務省消防庁が16日、発表した。 このうち、コロナ感染が疑われる患者の搬送困難事案は2836件と、前週から37件(1%)減。前週まで3週連続で過去最多を更新していたが、減少に転じた。 消防庁では全国主要52消防本部で、救急隊が医療機関に患者の受け入れが可能か4回以上問い合わせ、現場に30分以上とどまったケースの数を、2020年4月から1週間ごとに調べている。(吉沢英将) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
辺野古、住民も提訴へ 県の不承認を取り消した国交相の裁決めぐり
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画をめぐって、辺野古周辺の住民ら約20人が国を相手に裁判を起こす。防衛省の設計変更申請に対する県の不承認を取り消した国土交通相の裁決は違法として、裁決の取り消しを求め、23日に那覇地裁に提訴する。住民らの弁護団が16日明らかにした。 弁護団によると、原告は周辺の住民やダイビングガイドら。国の設計変更は、工事を計画する海底に軟弱地盤が判明したことに伴う地盤改良工事のためだが、原告側は地盤の調査が不十分として、県の不承認の正当性を主張する。 不承認を取り消した裁決をめぐっては、県も12日、裁決の取り消しを求める訴えを福岡高裁那覇支部に起こしている。(山中由睦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
浜松市の工場から濃硫酸漏れ出す 市が水路に近づかないよう呼びかけ
浜松市は16日、同市北区細江町中川の保温材製造会社「日本ケイカル」の工場から濃硫酸が漏れ出したと発表した。周辺の水路から強い酸性が検出されたことから、同市は水路に近づかないよう呼びかけている。市によると、同日夕時点で被害は確認されていないという。 日本ケイカルによると、16日午前7時40分ごろ、工場内のタンクから濃硫酸が漏れ出しているのを確認。浜松市や警察に連絡し、排水溝を土囊(どのう)でせき止め、漏れ出た分をポンプで吸い上げて回収したという。当初は最大で約1900リットル漏れたとみられていたが、その後確認したところ、多くが工場内のタンクに残っており、同社は流出した濃硫酸は数百リットルとみている。 同社では保温材を製造する過程で出るアルカリ性の水を濃硫酸で中和して排水しているという。機器の故障で濃硫酸が発熱し、配管などが損傷して漏れ出した可能性があるという。 濃硫酸は皮膚に触れるとやけ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高知県がBA.5対策強化宣言 高齢者らに不要不急の外出自粛要請
高知県は16日、新型コロナウイルス対策として政府が新設した「BA.5対策強化宣言」を出した。31日まで、高齢者や基礎疾患のある人に不要不急の外出自粛などを要請する。 宣言は、確保病床の占有率が50%を超えた場合などに都道府県が出すことができる。高知県内の占有率は46・6%(15日現在)だが、直近1週間の重症者が前週の3人から10人に増えるなど、医療負担が増大したと判断したという。 四国では香川県と愛媛県も強化宣言を出している。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日本海側、雨雲発達で猛烈な雨も 18日にかけて災害警戒呼びかけ
前線や低気圧の影響で、北海道南部を中心に16日は大雨となり、道内では鉄道の運休や道路の通行止めが相次いだ。北日本に雨をもたらした前線は南下して17日にかけて東日本から西日本に停滞するといい、18日にかけて日本海側を中心に大雨になるところがある。気象庁は土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけている。 同庁によると、16日午前までの12時間で、北海道今金(いまかね)町で190・5ミリ、奥尻町162・0ミリを観測した。いずれも平年の8月1カ月分の降水量を上回っており、観測史上最多を更新した。 北海道によると、16日午後1時現在、この大雨による人的被害は確認されていない。道南の洞爺湖町と道央の厚真町では、住宅の床下への浸水が計2件確認された。 午後5時現在、道南の八雲町、今金町、長万部町、道央の伊達市、新冠町、道東の帯広市など2市10町では、洪水や土砂災害の恐れがあるとして計約1万1400世帯約2万1600人に避難指示(警戒レベル4)が出され、最大で346人が避難した。 お盆休みを取る人が多いなか… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
都の時短命令「違法」判決が確定 グローバルダイニング控訴取り下げ
新型コロナウイルス対応の改正特別措置法に基づき、東京都から営業時間の短縮命令を受けた飲食チェーン運営会社「グローバルダイニング」(東京)が、「営業の自由を保障した憲法に違反する」などとして都に損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、原告側が16日、控訴を取り下げた。都の命令を違法とした一審・東京地裁判決が確定した。 原告側は、この日の控訴審の第1回口頭弁論で判決までに時間がかかることがわかり、「早期に地裁判決を確定させ、行政実務に影響を与える必要があると考えた」としている。 今年5月の地裁判決は、同社店舗でのクラスター発生リスクは高くなかったなどとして、時短命令は「『特に必要だった』とは言えず、違法だった」と認定した。一方、都に過失まではなかったとして賠償請求は棄却し、命令の違憲性も否定していた。 都の反論提出に「2カ月」、取り下げ決断 原告側は控訴を取り下げた後に会見した。代理人の倉持麟太郎弁護士によると、控訴審で小池百合子知事らの証人尋問を求めていたが、この日の弁論では証人採用の判断がなされず、控訴に対する都側の反論提出に2カ月を要することも判明。判決は遅くとも来年になるとみて、閉廷後に取り下げを決めたという。 倉持弁護士は地裁判決につい… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル