2022年9月10日 21時15分 第28回東関東吹奏楽コンクール(東関東吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の高校B部門(30人以内)が10日、水戸市のザ・ヒロサワ・シティ会館であり、栃木、茨城、千葉、神奈川の4県から36校が出場した。 審査の結果、金賞を受賞した12校のうち、流通経大柏(千葉)、相模女子大(神奈川)、昭和学院(千葉)の3校が、10月9日に東京で開かれる第22回東日本学校吹奏楽大会の東関東代表に選ばれた。 結果は次の通り。(演奏順、◎は東関東代表) 【金賞】◎流通経大柏(千葉)、宇都宮北、◎相模女子大(神奈川)、竜ケ崎一(茨城)、並木中等教育(茨城)、千葉学芸、秀明八千代(千葉)、真岡(栃木)、◎昭和学院(千葉)、市松戸(千葉)、光英VERITAS中・高(千葉)、茂木(栃木) 【銀賞】横浜創学館、大多喜(千葉)、八千代(千葉)、横須賀学院(神奈川)、小山城南(栃木)、東海大浦安(千葉)、横須賀総合(神奈川)、厚木東(神奈川)、元石川(神奈川)、国分(千葉)、佐和(茨城)、荏田(神奈川)、緑岡(茨城) 【銅賞】中大横浜中・高、足利大付(栃木)、土浦二(茨城)、鉾田一(茨城)、伊奈(茨城)、成東(千葉)、川崎北、大西学園中高(神奈川)、大磯(神奈川)、古河一(茨城)、茅ケ崎西浜(神奈川) 全日本吹奏楽コンクールや東日本学校吹奏楽大会のすべての演奏が有料でライブ配信されます。詳細は特設サイト(http://t.asahi.com/clive)で。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ずっと気にかけていた」 知床事故の3遺体引き渡しに安堵の声
有料記事 佐野楓、神村正史、中沢滋人2022年9月10日 21時30分 知床半島沖で4月に観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故で、北方領土の国後島とロシア・サハリンで5~6月に見つかった3人の遺体が10日朝、海上保安庁の巡視船「つがる」で小樽港(小樽市)に到着した。発見から最長で約4カ月を要した遺体の引き渡しに、関係者からは安堵(あんど)と、まだ残る不明者を思う声が聞かれた。 遺体は5月6、18日に国後島で見つかった男女と、6月28日にサハリン南部で見つかった男性の計3人。ロシア側の鑑定で、国後島の遺体はカズワン甲板員の曽山聖(あきら)さんと道内の女性、サハリンの遺体は、道内の男性とデータが一致した。第1管区海上保安本部が改めて鑑定し身元を特定する。 観光船が使っていたウトロ漁港(斜里町)から漁に出る漁業者は、事故があった4月23日の翌日から5月末まで何度も大規模捜索に当たった。 ウトロ漁協などでつくる「斜里救難所」の救助長、米沢達三さん(68)は、「遺体がロシア側で発見されたニュースを見たときから、『いつ返してくれるのか』とずっと気にかけていた。ようやく、家族の元に帰れるんだなと思った」と話す。 米沢さんも捜索で指揮を執ったが、遺体を見つけることができなかった。事故から4カ月以上が経った今も無念さが募る。「現場近くの海底をもっと探せば、沈んでしまった人がいたかもしれない。まだ見つかっていない人のご家族に申し訳なく思う」 「ロシア人も突き動かされたんだろう」 戻った遺体のうち2人は、国後島の西海岸でロシア人男性が発見した。 「きっと私たちと同じように… この記事は有料記事です。残り871文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
紀子さま、56歳に 「いつか娘と一緒にゆっくり庭を歩けたら」
【動画】秋篠宮妃紀子さまは11日、56歳の誕生日を迎えた=宮内庁提供 秋篠宮妃紀子さまは11日、56歳の誕生日を迎えた。これに先立ち、宮内記者会の質問に文書で回答を寄せた。 昨年10月に結婚して皇室を離れ、米国で生活する長女小室眞子さんについて「今は直接会うことが叶(かな)いませんが、庭の花の世話をしながら、木香(もっこう)薔薇(ばら)のアーチを作り、いつか娘と一緒にゆっくり庭を歩くことができましたら、と思っております」と述べた。 皇族だった眞子さんの「お印」と同じ花で、秋篠宮ご夫妻が好きだった。赤坂御用地(東京都港区)内のお住まいの庭に、紀子さまがアーチを作るための手入れをしているという。 佳子さまの結婚や将来「次女の気持ちや考えをよく聞き…」 眞子さんと夫の圭さんへの思… この記事は有料記事です。残り446文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
安倍元首相の国葬、国費支出差し止め求めた申し立てを却下 大阪地裁
27日に予定されている故安倍晋三元首相の国葬をめぐり、大阪地裁(徳地淳裁判長)は9日付の決定で、国葬を実施するとした閣議決定の取り消しと、国費支出の差し止めを求めた仮処分の申し立てを却下した。申し立てを行った市民団体側が明らかにした。 大阪地裁の決定により、二つの市民団体が計4地裁に行った同様の申し立ては、全て却下されたことになる。 大阪地裁決定は、国葬実施の… この記事は有料記事です。残り163文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
台風12号、13日ごろにかけて沖縄接近 警報級の大雨も
2022年9月10日 21時46分 気象庁によると、強い台風12号は10日、沖縄の南の海上を北上した。今後は発達しながら北西に進み、13日ごろにかけて沖縄県の先島諸島に接近する見込み。12日ごろから動きが遅くなるため、台風に近い地域では長時間台風の影響を受ける可能性がある。 同庁によると、台風12号は10日午後6時現在、時速15キロで、中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル。最大瞬間風速は50メートル。中心から半径95キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。沖縄地方では暖かく湿った空気が流れ込むため、12日にかけて警報級の大雨となるところがある。11日午後6時までの24時間の予想雨量は60ミリ。さらにその後の24時間では、100~200ミリの予想。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
慣例にない天皇陛下の国葬参列 過去に1例のみでも英王室とは縁深く
英国のエリザベス女王の訃報(ふほう)を受けて、天皇陛下が同国での国葬に参列する方向で調整が進められている。参列すれば、皇室の慣例からして異例なことと言える。 皇室では、外国王室や元首の葬儀などには、皇族方が参列するのが通例となっている。特に皇室とゆかりが深い国の元首や王族らの葬儀などに参列してきた。 例えば1999年2月、ヨルダンのフセイン国王の葬儀には、当時皇太子ご夫妻だった天皇、皇后両陛下が参列した。 国王は89年の昭和天皇の大喪の礼に参列するなど計4回来日。上皇さまも皇太子時代の76年、昭和天皇の名代でヨルダンを訪問している。 2017年10月のタイのプミポン前国王の葬儀には、秋篠宮ご夫妻が参列した。ナマズの専門家としても知られる秋篠宮さまは、研究などのため何度もタイを訪問。メコンオオナマズなどの淡水魚類や家禽(かきん)類の調査研究が認められ、18年12月にはマハーサーラカーム大学の名誉博士号授与式に出席した。 当時天皇、皇后両陛下だった上皇ご夫妻は、前国王の葬儀には参列しなかったものの、17年3月、ベトナム訪問の帰路にタイに立ち寄り弔問した。ご夫妻は、91年の即位後初の外国訪問先としてタイを訪れている。 13年12月にあった南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ元大統領の追悼式には、当時皇太子だった天皇陛下が参列した。外国の王室関係者以外の葬儀や追悼式に、日本の皇族が参列するのは初めてだった。 宮内庁によると、天皇が外国王室や元首の葬儀へ参列したのは、93年のベルギーのボードワン国王の国葬に当時天皇、皇后両陛下だった上皇ご夫妻が参列した1例のみだ。 ベルギー王室とご夫妻の縁は… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
捜査を阻む「10年で8人」の壁 堺の母子殺害、容疑者はブラジルに
堺市東区日置荘西町7丁のマンション一室で8月、荒牧愛美さん(29)と長女リリィさん(3)が殺害された事件で、大阪府警は、事件直後に出国したブラジル人の夫(33)について殺人容疑で逮捕状をとり、国際手配した。夫が滞在しているとみられるブラジル側に協力を求めるが、両国の事情で難航する可能性もある。 事件が発覚したのは8月24日。荒牧さんの両親から「娘夫婦と連絡がとれない」との110番通報を受け、駆けつけた消防隊員らが室内で血を流して死亡している2人を発見した。2人の胸や首には多数の刺し傷があり、近くに血の付いた包丁が残されていた。 府警が連絡のとれない夫の行方を捜査したところ、21日午前に現場近くの南海初芝駅にいたことが防犯カメラから判明。翌22日には勤務先に「2週間ほど休む」と連絡があり、同日夜に成田空港からブラジルへ出国していた。事件発覚2日前のことだ。 府警は現場の状況などから、夫のバルボサ・アンデルソン・ロブソン容疑者が20日夕~21日朝、室内で2人を刺殺した疑いが強まったと判断。31日に殺人容疑で逮捕状を取り、指名手配した。 日本とブラジルの間の厚い「壁」 捜査はどうなる ブラジルに向けて出国した容疑者。仮にブラジル国内で身柄を確保されても、日本への引き渡しには高い壁があります。実は、日本の場合、外国からの容疑者引き渡しが実現するケースはまれです。それはなぜなのか。記事後半で詳しくお伝えします。 捜査関係者によると、荒牧さんの親族のもとに22日夕、荒牧さんの携帯電話から「体調が悪いので来ないで」とのメッセージが届いていた。だが荒牧さんの携帯電話は見つかっておらず、府警は、出国直前の容疑者が事件発覚を遅らせようと工作したとみている。 ブラジルメディアは、容疑者を知るという友人らが語る容疑者の動静を報じている。捜査関係者は「報道は耳にしているが、ブラジルで捜査する権限はない」と言う。府警は今月7日付で、バルボサ容疑者について国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配した。ブラジルなど加盟各国に捜査協力を要請し、容疑者の行方を追っている。 ブラジルの捜査当局が身柄を… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
台風12号、13日ごろにかけて沖縄接近 警報級の大雨も
2022年9月10日 18時52分 気象庁によると、強い台風12号は10日、沖縄の南の海上を北上した。今後は発達しながら北西に進み、13日ごろにかけて沖縄県の先島諸島に接近する見込み。12日ごろから動きが遅くなるため、台風に近い地域では長時間台風の影響を受ける可能性がある。 同庁によると、台風12号は10日午後3時現在、時速15キロで、中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル。最大瞬間風速は50メートル。中心から半径95キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。沖縄地方では暖かく湿った空気が流れ込むため、12日にかけて警報級の大雨となるところがある。11日午後6時までの24時間の予想雨量は60ミリ。さらにその後の24時間では、100~200ミリの予想。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
豪雨被害で比内地鶏1万6千羽死ぬ すでに品薄、きりたんぽ鍋の危機
8月の大雨被害から約1カ月。日本三大美味鶏の一つとして知られる秋田県の比内地鶏も大きな被害を受けた。生産の盛んな県北部では鶏舎が流され、多数が死んだ。郷土料理きりたんぽ鍋に欠かせない食材だが、すでに品薄状態になっており、名物の先行きも懸念される。 「あそこに鶏舎があったんだ。それが流されてなくなってしまって」 今月1日、秋田県大館市比内町味噌(みそ)内の比内地鶏生産者・佐藤徳雄さん(75)を訪ねた。入院中の徳雄さんに代わり、案内してくれた妻の吉子さん(70)が指さした方向を見ると、濁流が川となって流れていた。 濁流の中からわずかに姿を見せていたのは電柱だった。鶏舎に電気を流していたものだという。その説明を聞き、そこに鶏舎があったことにやっと納得した。 佐藤さんのところでは、鶏舎3棟のうち、2棟が8月12日夜の大雨で流された。避難していた親族宅から13日朝に様子を見に来たところ、1棟は濁流で鶏ごと下流まで流され、残骸すら見つかっていない。もう1棟も押し流され、潰れていた。出荷が間近だった鶏も含め約2500羽が流されたり、鶏舎の中でおぼれたりして死んでしまった。 生き残ったのは、わずか20羽ほどだった。吉子さんは「(比内地鶏の生産を)続けたい気持ちはあるが、鶏も設備も失った。この年齢で借金をして、一からやるのはつらい」と話した。 徳雄さんは大雨被害の後、以前から痛めていたひざの手術のために入院。その後も雨が断続的に降り続いたこともあり、壊れた鶏舎や泥の片付けもままならなかった。「エサにカキ殻を混ぜたり、(鶏舎に敷く)土を良くしたりと、あの人(徳雄さん)と30年やってきた」と吉子さん。泥がたまった鶏舎の中で立ちすくみ、声を絞り出した。 県によると、8月の大雨の影響で、県内全体で出荷予定だった1万6756羽が死んだ。鶏舎(比内地鶏用ハウス)2棟、飼料19トンが被害を受けた。被害額はいまのところ2500万円超に上るとみられる。 影響は、飼育や設備などの経… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
朝日放送が無関係の別人写真を放送 関西エリアのニュース番組で
2022年9月10日 15時50分 朝日放送テレビ(大阪市)は10日、奈良県天理市の民家で男女2人の遺体が見つかった事件を報じた9日夕方のニュース番組で、死亡した男性として無関係の別人の写真を放送したと明らかにした。10日午前のニュース番組で訂正し、謝罪した。 誤った写真を放送したのは関西エリアの番組「newsおかえり」。同社によると、9日午後6時55分ごろ、画面上に表示された。社内で放送を見ていた同社幹部が、別人と気づいたという。その後、この写真の人物に謝罪。10日午前11時55分ごろ、同エリアのニュース番組で「確認が取れていない写真を担当者が思い込みで編集し、チェックすべき上司も気づかなかった」と説明した。 同社広報部の担当者は、朝日新聞の取材に「事実関係の確認が不十分だった。報道機関としてあってはならないことで、チェック体制を強化し、再発防止に努める」と述べた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル