有料記事 福冨旅史、新屋絵理2022年9月28日 22時13分 2019年参院選をめぐる買収事件で、河井克行元法相(59)=有罪確定=から現金計50万円を受け取ったとして、公職選挙法違反(被買収)の罪に問われた元広島県議、宮本新八被告(63)の初公判が28日、広島地裁であった。宮本被告は、最初に受領した現金は自身への「陣中見舞い」という認識だったとし、起訴内容を一部否認した。弁護人は、公民権を停止する期間を短縮するよう求めた。 事件を巡っては、買収された側の議員ら12人の正式裁判が見込まれており、公判が開かれるのは初めて。宮本被告は今年3月、罰金25万円、追徴金50万円の略式命令を受けた。有罪が確定すれば、公民権は原則5年間停止されるが拒否し、正式裁判を求めていた。 宮本被告は冒頭、「選挙に対してのお金ではないと言っても(検事に)取り合ってもらえず、半ばあきらめて認めた。『辞職願の写しを提出すれば、減刑の対象になるかもしれない』と言われ、実行した」と述べた。 さらに、検察が不起訴の判断を検察審査会の議決後に一転させ、略式起訴したことについて、「安易に方針転換をしたことに憤りを感じた」と批判した。 検察側は冒頭陳述で、宮本被告は19年3月、自身の後援会事務所で、克行氏から妻の案里氏(49)=有罪確定=の当選に向けた支援を依頼され、他者から見えにくいよう、机上より低い位置で現金入りの封筒を受け取ったと主張。同5月には商工会会議室で2人きりになった際、現金入りの封筒を受け取ったとした。ともに収支報告書に記しておらず「公職選挙法違反と認識していた」と述べた。 この事件で、検察は買収され… この記事は有料記事です。残り375文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
鹿児島県・諏訪之瀬島、噴火警戒レベルを3へ引き上げ 25回の爆発
2022年9月29日 0時02分 気象庁は28日夜、鹿児島県十島村の諏訪之瀬島・御岳で噴火活動が活発化しているとして、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)へ引き上げたと発表した。火口から2キロの範囲では大きな噴石が飛散するおそれがあり、警戒を呼びかけている。 気象庁によると、御岳では26日から爆発が増加。24日から28日までの5日間で25回の爆発が起きた。28日夜の噴火では噴煙が1600メートルまで上がったという。 諏訪之瀬島では今年7月11日、噴火警戒レベルが3から2に引き下げられていたが、噴火活動が続き、火山性地震も増加していた。 気象庁は、小さな噴石の落下が予想される地域では屋内や頑丈な屋根の下などに移動するよう呼びかけている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
民家に発砲した疑い、工藤会系元幹部ら逮捕 11年前の福岡の事件
福岡県福津市で2011年5月、建設会社に勤務する男性会社員宅に銃弾が撃ち込まれた事件で、県警は28日、特定危険指定暴力団の工藤会系傘下組織元幹部ら2人を銃刀法違反(発射)や建造物損壊などの疑いで逮捕し、発表した。県警は認否を明らかにしていない。 逮捕されたのは、元幹部で自称会社員の金森法文(57)=福津市=、現幹部の竹内信二(58)=鹿児島県湧水町=の両容疑者。 北九州地区暴力団犯罪捜査課… この記事は有料記事です。残り201文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
球場で盗撮容疑の巡査部長を停職処分 女性7人の個人情報照会も判明
2022年9月28日 20時30分 盗撮目的で野球場のトイレに侵入したとして逮捕された大阪府警河内署交通課の男性巡査部長(32)=寝屋川市幸町=について、府警は28日、停職3カ月の懲戒処分とし、発表した。巡査部長は同日付で依願退職した。府警によると、業務に関係なく府内の女性計7人の個人情報を照会していたことも判明したという。 府警によると、巡査部長は7月22日午前9時20分ごろ、大阪市住之江区の南港中央野球場の1階女子トイレに侵入し、10代女性を盗撮した疑いがある。 球場では全国高校野球選手権大阪大会が開かれ、巡査部長はボランティアの審判委員だった。盗撮について「この球場で3回ほどやった」と話したという。 巡査部長は現行犯逮捕後に釈放され、9月28日に建造物侵入と府迷惑防止条例違反(盗撮)容疑で書類送検された。7月に計4回、駅のエスカレーターで女性のスカート内を撮影した疑いもあるという。 監察室によると、巡査部長は昨年4月~今年4月ごろ、自転車の防犯登録などを計13回、不適切に照会したことも判明。巡査部長は「かわいい女性が乗っていた自転車の防犯登録を見た」「名前や住所が知りたかった」などと説明したという。スマートフォンに3人の氏名などが保存されていたが、犯罪行為は確認されなかったという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
断水世帯の約半数で飲み水提供開始、10月5日全面復旧へ 静岡断水
中村純、黒田壮吉2022年9月28日 20時45分 台風15号の影響により静岡市清水区で続く大規模な断水について、市は28日、断水していた世帯の約半数にあたる約3万1千世帯で飲み水の提供が再開されたと発表した。断水の主な原因となっていた興津川の取水口に詰まった流木などの撤去も完了し、10月5日の全面復旧を目指す。 市によると、清水区では24日昼ごろから、約6万3千戸で断水が発生した。27日から県の工業用水や井戸水などを活用し、水道管を水で満たして洗浄する「充水作業」を開始。同日から約3万1千世帯を対象に生活用水の提供を始めていたが、検査の結果、飲み水として水質に異常がないことが確認されたという。 一方、市によると、断水の主な原因となった興津川の取水口の流木や土砂の撤去作業が28日午前0時ごろに完了したという。浄水場への取水も開始し、飲み水の提供範囲を順次拡大する。また、水道管が通る橋が流されたことで断水になっている4500世帯についても、10月5日までの復旧を目指すという。(中村純、黒田壮吉) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北の果てに「宇宙港」 過疎の町はロケットに賭けた 再生の推進力に
ロケットの発射場「宇宙港」をつくる計画が各地で進んでいる。北海道大樹町では、宇宙港の本格的な建設が始まった。人工衛星を打ち上げるためにロケットへの引き合いは世界的に高まっている。地元では、宇宙ビジネスを活性化の推進力とする計画だ。 北海道の南東部、太平洋に面した大樹町で9月、ロケットの発射場をつくる工事が始まった。2023年度中に完成した後は、宇宙港「北海道スペースポート」として、民間企業の人工衛星を宇宙に運ぶロケットなどを打ち上げる。 隣の敷地には、すでに使われている小型の発射場がある。19年に国内で初めて民間ロケットを高度100キロの宇宙に打ち上げるなど、すでに3機のロケットを宇宙空間に飛ばしてきた。これまで打ち上げたロケットは超小型で、人工衛星を運ぶタイプではなかった。新たな発射場が完成すれば、宇宙港として本格的な運用に乗り出す。 運営は、町が出資する企業「スペースコタン」が担う。航空業界出身の小田切義憲社長(59)は「宇宙港を核に産業が広がれば、人口や雇用が増え、元気な北海道をつくれる」と語る。 「十勝晴れ」と呼ばれる晴天が多いことや、海に面していることを生かし、大樹町は1985年から「宇宙のまちづくり」を掲げてきた。今回の発射場や関連設備の工事にかかる総額23億2千万円のうち半分は地方創生を目的とした国の交付金を充て、残りは企業版ふるさと納税の寄付金でまかなう。 新たな発射場で最初に打ち上… この記事は有料記事です。残り903文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
2001年生まれ、友人関係も精神面も「良好」減る コロナ直撃世代
2001年生まれの人を対象に国が継続的に行っている調査で、精神的な健康状態や友人関係が良好だとする回答の割合が、コロナ禍のもとで減っていることがわかった。28日、文部科学省が発表した。担当者は「様々な行動が制限された影響が表れた可能性がある」とみている。 文科省と厚生労働省が01年生まれの人を対象に継続的に実施している「21世紀出生児縦断調査」。01年から始まり、今回は20歳時点で実施された調査結果が公表された。保護者も含め計約3万人に尋ね、2万4千人から回答を得た。 01年生まれの人は、大学に現役で進んで留年しなければ、現在は4年生(早生まれ)と3年生。3年生は入学時に新型コロナの感染拡大が始まった世代だ。 心の状態に関する設問で「いつも」または「ほとんどいつも」、明るく楽しい気分で過ごしたと答えた割合は計33・2%。高3時の調査から5・9ポイント減った。また、「いつも」または「ほとんどいつも」、意欲的で活動的に過ごしたとの回答は計25・3%で、同7・3ポイント減だった。 調査対象者のうち学生に、学校の友人関係がうまくいっているか尋ねると、「とてもそう思う」「まあそう思う」と答えたのは計85・9%。高2時の調査から6・1ポイント低下した。コロナに関して、学校生活の満足度に影響したと答えた割合は81・8%に上った。 調査では就職に対する考え方… この記事は有料記事です。残り101文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
感染児童10人の机を廊下に 「差別意図なかった」町教委謝罪 山形
新型コロナウイルスの感染によって学級閉鎖した山形県山辺町の小学校のクラスで、担任教諭が感染した児童約10人の机を廊下に出していたことが分かった。町教育委員会は28日、取材に「差別する意図はなかったが、配慮に欠ける対応で申し訳ない」とコメントした。 町教委によると、このクラスでは複数の児童が感染し、12~14日に学級閉鎖となった。学級閉鎖が明けた翌週の21日、感染していた児童が登校し、自分の机が教室の廊下に出されていることに気づいたという。 出されていたのは感染した約10人分の机だけで、複数の保護者から学校に「子どもをばい菌扱いしているのでは」などと苦情が寄せられたという。 町教委が学校側に確認すると、「差別するつもりはなく、担任が感染防止のため、児童の机の間隔を広げようとした」との説明があった。学校側は27日、保護者向けの説明会を開き、謝罪したという。(小川尭洋) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Shohei Ohtani sets personal-best MLB hit streak at 12 games
Anaheim, California – Two-way star Shohei Ohtani hit safely in his 12th straight game, the longest streak of his major league career, during the Los Angeles Angels’ 4-3 win against the Oakland Athletics on Tuesday. Batting third as the designated hitter, Ohtani set a new benchmark in the first inning […]
Tigers flamethrower Shintaro Fujinami seeking MLB move
Hanshin Tigers pitcher Shintaro Fujinami is seeking a move to the MLB through the posting system and will hold talks to that end with his club in the offseason, a source familiar with the matter said Wednesday. The 28-year-old, considered the pitching rival of Los Angeles Angels two-way star Shohei […]