東孝司2022年10月16日 13時21分 とくしま動物園北島建設の森(徳島市)は14日夜、飼育していたベンガルトラのルパン(雄、16歳)が死んだと発表した。人間でいえば75歳以上の後期高齢者に該当する高齢だった。 ルパンは2006年に山口県の秋吉台自然動物公園サファリランドで生まれ、08年3月に徳島にやってきた。園によると、後ろ脚の調子が悪くなるなどしたために今年2月から屋外展示はせず、療養していた。4~5日前から食欲が落ち、この日午後、動かなくなったという。獣医師が治療を施したが、午後5時45分に死んだことが確認された。お別れ会などは未定。 ルパンの死で、園で飼育するトラはいなくなった。(東孝司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
それでも根強い、札幌五輪「有力」説 素っ気ないバッハ氏の真意は…
東京オリンピック(五輪)・パラリンピックを巡る汚職事件が、札幌市がめざす2030年冬季五輪の招致に暗い影を投げかける。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が日本側と距離を置く動きが最近目立つ。 トップ選手と約1万5千人の市民ランナーが朝の国立競技場を駆けた。 東京大会の開催1周年を記念するイベント「Thank you Tokyo!」が16日、東京・国立競技場であった。午前8時、レガシーハーフマラソンのスタートを、東京大会に携わった関係者が見守る。しかし来日する予定だったIOCのバッハ会長の姿は、なかった。 IOCに質問すると、「スケジュールの都合」とし、「代わりに日本のIOC委員が出席する」との素っ気ない返答だった。 バッハ会長は9月中旬にも、秋元克広・札幌市長とスイス・ローザンヌのIOC本部で面会する予定を直前にキャンセルした。 表向きは「日程の調整がつかなかった」。だが、調整は済んでいた。バッハ会長が「東京大会の汚職事件が騒がれているタイミングで会うのはマイナスでしかない」との側近の助言を受け翻意したのが真相だ。 それでもIOC関係者の間では「札幌有力」説は根強い。 一見、疎遠にも映るバッハ氏の行動は、IOC、そして札幌招致へのダメージを少なくするためのリスクマネジメントのようにもみえる。9月下旬に来日して関係者と会った際の様子が、それを物語っている。 「バッハ氏、五輪疑惑の捜査に強い関心」 9月27日の国葬で来日したバッハ会長はIOC委員でもある日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長、さらには札幌招致でもカギを握る一人である北海道出身で、東京大会組織委員会会長だった橋本聖子・参院議員らと会った。汚職事件の行方や世論の反発について、バッハ会長は感触を聞いている。 2030年大会の招致を目指… この記事は有料記事です。残り2222文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日本赤軍・重信房子元最高幹部が京都の集会に登壇 出所後、初の講演
2022年10月16日 20時30分 今年5月に出所した過激派グループ「日本赤軍」の重信房子・元最高幹部(77)が16日、京都市東山区の円山公園野外音楽堂で開かれた集会「変えよう! 日本と世界」に登壇し、数百人を前にあいさつした。 集会は学生運動に関わった市民などでつくる実行委員会が主催した。関係者によると、重信元幹部が出所後、多くの市民を前に講演するのは初めてという。 重信元幹部は「新しく社会に参加するにあたって」と題し、10分ほどあいさつした。自らの経験について「多くの戦いの中で過ちもあったし、いいこともあった」と話した。いまの社会について、「異議がある人たちと対話し、そこからみんなで一緒に語り合って、日本を、世界を変えていきたい」と締めくくった。 重信元幹部は組織の解散を宣言しているが、現在もメンバー7人が国際指名手配中で、警察当局が動向を注視している。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
秋の夕日に包まれて 黄金色のススキ畑もうすぐ見頃 奈良・曽爾高原
林敏行2022年10月16日 20時30分 奈良県曽爾村の曽爾高原で、なだらかな草原を覆うススキが白い穂を開き始め、本格的な秋の訪れを告げている。 好天の夕暮れ時には、ススキ畑が夕日で黄金色に輝く風景をお目当てに、多くの観光客が訪れる。最近はコスプレや結婚式の前撮りの撮影地としても知られ、事前申請をした上で訪れる人も増えている。 一方、近年はススキの生育不良が目立ち、村は2019年から「曽爾高原再生プロジェクト」を進める。今年も、5~6月にかけて、一部区域で肥料散布を実施。獣害ネットの設置、植え替えなども行った。立ち入り禁止の場所に入らないよう巡視員が声をかけるなど、観光客にもススキの保護を呼びかけている。 村観光協会は、今週から来週にかけてススキの穂がさらに育ち、茎の色が茶色くなって、見頃を迎えると予想。来月中旬ごろまで見頃が続くという。(林敏行) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
小さなJ2クラブの偉大な下克上 サッカー天皇杯でVF甲府が初栄冠
サッカーJ2のヴァンフォーレ(VF)甲府が16日の天皇杯決勝に臨み、延長そしてPK戦の末、サンフレッチェ広島に勝利した。J1の格上クラブを次々と撃破し、「完全下克上」で成し遂げた初の栄冠。サポーターらが詰めかけた日産スタジアム(横浜市)は歓喜に包まれた。 日産スタジアムを埋めた2万人の甲府サポーター 日産スタジアムには、約3万8千人の観客が詰めかけた。VF甲府によると、甲府のサポーターは応援バスツアーの利用者も含めて2万人以上にのぼったといい、広島の猛攻を耐え続ける選手たちのプレーを後押しした。 「PRIDE of 山梨」「アジアへ行こう」。午後2時のキックオフ前からゴール裏に応援幕を掲げたサポーター。その応援を受け、開始直後から押し込む広島に対し、複数の選手が取り囲んで攻撃のリズムを整えていった。 そして、前半26分。コーナーキックをきっかけに主将のMF荒木翔からボールを受けたFW三平和司がゴール前で合わせ、貴重な先制点を挙げた。何度も繰り返してきた練習が実った瞬間、声出しが認められたエリアで見守っていたサポーターから大きな歓声が上がった。 攻め続ける広島、はね返し続ける甲府――。逃げ切れそうなムードが漂い始めた後半39分、ついに同点に追いつかれた。だが、サポーターの落胆は一瞬だけ。必死の応援で選手たちの背中を押し、試合は1―1のまま延長へもつれ込んだ。 奇跡的なセーブに歓声 サポーターの熱い思いが届いたのは延長後半12分。広島が得たPKをGK河田晃兵が奇跡的なセーブで止めると、再びスタジアムが割れんばかりの歓声に覆われた。 30分の延長でも決着がつかず、PK戦に。互いに3人目まで決め、迎えた広島の4人目。ここでGK河田が再びセーブ。歓声とどよめきの中、甲府の5人目が決めて優勝を手にすると、サポーターの中には涙を流す人も見られた。 甲府市から駆けつけた自営業の男性(52)は「こんな日がくるとは。勝てるとは思っていませんでした。選手が頼もしく、感謝しかありません」と喜びを爆発させていた。 記事後半では、優勝を決めた後の吉田達磨監督や選手たちの談話を紹介。「ヴァンフォーレの生き証人」も喜びを語っています。 危機と苦しみを乗り越えた先の歴史的な勝利 30回目の出場で初優勝を果… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
だんじりと接触し見物の女性が重傷 2日前には死亡事故、大阪
新谷千布美、松浦祥子2022年10月16日 21時53分 16日午後1時半ごろ、大阪府富田林市で開かれていた秋祭りで、だんじりが見物客の20代女性に接触した。府警によると、女性は胸の骨が折れるなどの重傷を負って病院に運ばれた。命に別条は無いという。 富田林署によると、だんじりは同市桜井町1丁目の交差点を勢いよく左折し、美具久留御魂(みぐくるみたま)神社へ宮入りしようとしていた。女性は交差点で巻き込まれたとみられる。署は、だんじりをひいていた町会の関係者に話を聞くなどして、詳しい状況を調べている。 現場は近鉄富田林駅から北東に約2キロ。この地域の秋祭りは14日夜に始まり、16日が最終日だった。 美具久留御魂神社の宮司によると、新型コロナウイルスの影響でだんじりの宮入りは3年ぶりだった。宮司は取材に、「事故が起きたことについては、神社としても残念に思います。けがをされた方にお見舞い申し上げます」と話した。 14日には市内の別の地域の秋祭りでだんじりが横転し、ひき手の男性1人が死亡、3人がけがを負う事故が起きた。事故を起こした町会はだんじりの曳行(えいこう)を中止していたが、ほかの町会は続け、市内各地でも秋祭りは続いていた。(新谷千布美、松浦祥子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
« Les constructeurs de voitures chinois arrivent en pleine période de rupture, alors que les Japonais ont dû s’imposer un long apprentissage »
Jean-Louis Loubet est historien de l’automobile. Il revient sur le débarquement des Japonais dans les années 1980 qui avait soulevé un vent de panique dans l’industrie européenne. Dans les années 1980, l’arrivée en Europe des marques japonaises a suscité de nombreuses craintes parmi les constructeurs. Etaient-elles justifiées ? L’inquiétude était bien […]
競技体験で「五輪を実感」 オリパラ感謝イベント、国立競技場で開催
東京五輪・パラリンピック開催1周年を記念するイベント「Thank you Tokyo!」が16日、国立競技場で開かれた。原則無観客開催となった昨年の大会から1年2カ月。来場者らは、大会で実施された競技を体験したり、選手たちの活躍を生で見たりする機会に恵まれた。 国際オリンピック委員会(IOC)が主催した。都によると、IOC側から「有観客で感謝イベントを開きたい」との要望があり、開催に至ったという。 2部制イベントのうち、午前からの「フェスティバル」では、来場者向けに車いすラグビーや陸上などの体験会が開かれた。練馬区から家族で来た兵藤柊香さん(7)は、大会本番でテレビ観戦したというスポーツクライミングに挑戦。「教えてもらいながら登れて楽しかった」と話した。 2024年パリ五輪で初採用… この記事は有料記事です。残り390文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
池袋「サンシャイン60」の58階で100人が乱闘 準暴力団か
2022年10月16日 20時55分 16日午後6時半ごろ、東京都豊島区東池袋3丁目の高層ビル「サンシャイン60」の58階にある飲食店の店員から「客同士100人くらいが理由はわからないけれどケンカになっている」と110番通報があった。警視庁の警察官が現場に駆けつけたところ、店内に残っていた数人のうち男性1人が病院に運ばれた。頭に軽傷を負ったという。 巣鴨署によると、同日午後6時ごろからこの店で飲食していた団体客1組約100人が突然殴り合いを始めたという。捜査関係者によると、乱闘していたのは、暴力団に属さないものの集団的・常習的に犯罪行為を行う「準暴力団」に位置づけられたグループの関係者とみられる。 現場となった58階の飲食店は夜景が楽しめるフランス料理店で、ホームページによると、ディナーのコースは1人約7千~約2万円という。 同日午後8時ごろには店内を警視庁の捜査員が調べていたほか、店の前には警察官約10人が待機。1階から58階につながるエレベーター2機は入り口を柵で囲われて使用停止となっており、このうち1機の内部には血液とみられる赤いしみのついた布やビール瓶が残されていた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
多様性が社会を変えるカギ 野田聖子議員「一人一人が行動する人に」
国際シンポジウム「朝日地球会議2022」(朝日新聞社主催)はオンラインで開催され、1日目の16日、野田聖子・前内閣府特命担当大臣(地方創生 少子化対策 男女共同参画)のビデオメッセージを配信した。主な内容は次の通り。 コロナ禍から世界は回復したとはいえず、どう共存していくか、人類の英知が試されています。ウクライナ情勢など世界のあちこちで不安定な状況が見受けられます。こんな時にこそ、私たちは上を向いて希望を語り、歩みを止めてはいけません。 どんな社会を作っていけばい… この記事は有料記事です。残り243文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル