金賞に輝いた北斗市立上磯中(北海道)=2022年10月22日午後6時34分、名古屋国際会議場、瀬戸口翼撮影 [PR] 第70回全日本吹奏楽コンクール(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が22日、名古屋市の名古屋国際会議場で開幕した。初日は中学校の部があり、後半の部では、出場15校のうち5校が金賞に輝いた。 審査結果は次の通り(各賞内の並びは演奏順) 【金賞】柏市立酒井根(千葉)、小平市立小平三(東京)、生駒市立生駒(奈良)、北上市立上野(岩手)、北斗市立上磯(北海道)【銀賞】朝霞市立朝霞一(埼玉)、習志野市立四(千葉)、南砺市立福野(富山)、さいたま市立土屋、鹿児島市立武岡、天草市立本渡(熊本)【銅賞】長野市立裾花、四国中央市立三島東(愛媛)、山口市立小郡、浜松市立湖東 ◇ 23日は高校前半の部、後半の部が表彰式まで有料でライブ配信されます。申し込みは特設サイト(http://t.asahi.com/clive)で、演奏当日までできます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
サッカー・ルヴァン杯決勝、事件事故被害者の子ら観戦 警視庁が企画
増山祐史2022年10月22日 20時00分 事件や事故で家族を亡くした子どもたちのための取り組みとして、警視庁は22日、サッカーJリーグのルヴァン杯決勝が行われた国立競技場(東京都新宿区)に、10家族27人を招待した。 同庁犯罪被害者支援室は2015年度から、スポーツの試合や音楽イベントに遺児らを招待している。ルヴァン杯決勝に招くのは5回目で、今回は試合前にグラウンドを見学する機会も設けられた。参加者はピッチを一周しながら芝を触ったり、写真を撮ったりして楽しんだ。 交通事故で家族を亡くし、自身もサッカーを続けている小学6年生の高田暖(はる)さん(12)は初めての国立競技場に「自分がいつも練習している人工芝の感覚とは違った。プロの会場はこんな感じなんだな」と満足した様子だった。 試合はサンフレッチェ広島が試合終了間際に勝ち越し点を挙げ、セレッソ大阪を2―1で破った。高田さんは「迫力がすごかった。自分も将来このピッチに立てるように頑張ります」と話した。(増山祐史) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
デジタル・脱炭素人材育成を基金で支援 23年度から文科省
デジタルや脱炭素分野の人材育成を後押しするため、文部科学省は、学部の再編や定員増を行う大学や高等専門学校に対し、財政的な支援を行うことを決めた。2023年度予算の概算要求に100億円を盛り込んでいる。 対象となるのは、既存の学部を理工農情報系の学部に再編したり定員を増やしたりする大学や、情報系の学科やコースを新設する高専など。すでに情報系の学科・コースのある大学院が定員増をするなどの場合にも支援を行う。 当面の運営費や設備投資のた… この記事は有料記事です。残り481文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「思ったより響いた」「音楽って楽しい」 吹奏楽コン、演奏を終えて
音を合わせ、心を一つに、吹奏楽の大海原にこぎ出した――。22日、名古屋国際会議場(名古屋市)で開かれた全日本吹奏楽コンクール中学の部は、後半も15校の熱い演奏が続いた。緊張から解き放たれたばかりの部長らに話を聞いた。 三島東中「一番きれいなハーモニー」 埼玉県朝霞市立朝霞一の代表で大橋瑞嘉(みずか)さん(3年)は「自由曲の『サロメ』は僕たち中学生には難しい曲だけど、妖艶(ようえん)さも含めて大人の雰囲気が出るようにがんばってきた。本番は全員が欠けることなくステージに立つことができてうれしかった」と話した。 長野市立裾花の部長の小林紋寧(あやね)さん(3年)は観客の拍手を聞き、感極まって泣いてしまった。「思ったよりホールが大きく、音もよく響いてびっくりしたけど、楽しく演奏できました」 愛媛県四国中央市立三島東の部長、大和田陽愛(ひめ)さん(3年)は「県大会、支部大会、全国大会と3回演奏したなかで、一番きれいなハーモニー。みんなが納得できる演奏だったと思う」と話す。指揮者の橋詰義久先生は来春、定年退職する。「これまでたくさん怒られたけど、先生を喜ばせられる演奏ができてうれしい」 この記事では、中学校の部後半の部に出場したすべての学校のコメントをまとめました。コンクール直後の熱いコメントが集まりました。 習志野市立四中「30年ぶりの全国で良い経験」 山口市立小郡は県大会と中国… この記事は有料記事です。残り1645文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
子どもたちの演奏は驚くべき成熟の極み 吹奏楽コン中学の部を聴いて
有料記事 編集委員・吉田純子2022年10月22日 21時30分 全日本吹奏楽コンクールの中学の部が22日、名古屋市の名古屋国際会議場で3年ぶりに有観客で開かれ、計30校が観客の前で演奏しました。音楽専門記者の吉田純子編集委員が、この日の演奏を総評します。 音楽の本懐に気付かされた 仲間たちと響き合う幸福な感触を、子供たちは確実にその手に取り戻していた。幕開けの越谷市立大相模は一人一人の歌心を際立たせ、夢を見せる音楽の力を改めて私たちに示した。 白眉(はくび)は柏市立酒井根の、抑制の利いた濃密な音色のグラデーション。もはや第一級の芸術であり、別格の存在感だった。 仙台市立向陽台は目眩(めく… この記事は有料記事です。残り989文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
上皇さまが続けてきた慰霊の旅、継ぐ天皇陛下 沖縄で新たな一歩
即位後初めて沖縄を訪れた天皇陛下は22日、皇后さまと共に、沖縄戦の遺族の声に耳を傾けた。遺族の高齢化が進む沖縄に対し、どのような関係を築くのか。新たな道を踏み出した。 「我が国で、唯一の激しい地上戦が行われた沖縄の人々の苦難を思い、犠牲となられた方々のご冥福をお祈りしました」。糸満市の国立沖縄戦没者墓苑で遺族と対面した天皇、皇后両陛下は、侍従を通じて感想を発表した。 天皇陛下と接した県遺族連合会会長の宮城篤正さん(81)は「上皇さまと同じく沖縄に対する思いは強いと思う。その思いを変わらず持ってほしい」と語った。沖縄戦で父と叔父を失った。 予定時間を10分以上超えて… この記事は有料記事です。残り758文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「パズル解くように」ばらの騎士に挑んだ中学生 全日本吹奏楽コン
管弦楽の大曲に挑戦したり、課題曲の解釈を深めたり。22日にあった全日本吹奏楽コンクール中学の部に出場した学校は、それぞれが立てた目標に向き合い、3年ぶりに観客が入った名古屋国際会議場で、大きな拍手を浴びた。 課題曲、各校の解釈は コンクールでは、課題曲も自由曲と同じくらい大切だ――。全国大会に何度も出場経験のある教諭たちは、そう口をそろえる。 今年は、山形の民謡をモチーフにした曲から、コケティッシュなマーチまで多彩な曲がそろったが、金賞を受賞した東北代表の仙台市立向陽台は、これまで記者が何度となく聴いた課題曲Ⅰ「やまがたふぁんたじぃ」の中で、名演と言える演奏を聴かせた。 曲の冒頭、実際の民謡をイメージして、少しずり上がるような抑揚をつけたフルートのソロが、自由にのびのびと歌い上げる。そこから金管の低音の分厚い響きが、曲の表情に合わせて音量の変化をつけていく。木管のパッセージの正確さと響きの厚さも印象的だった。 自由曲「ドラゴンの年」でも、その技術の高さと表情の豊かさを見せつけた。 ソロを聴かせたイングリッシュホルンの武藤妃音(ひなと)さん(3年)とソプラノサックスの飯野美咲さん(同)は、小学校時代からソロを受け渡してきた。 武藤さんは「曲想をきちんと受け継げるように意識した。落ち着いて、一体感のある演奏ができた」。支えるサックスパートのアンサンブルも丁寧な進行と正確な音程で、美しいハーモニーを作り出した。 管弦楽の重厚な響き思わせた 生駒市立生駒 課題曲Ⅲ「ジェネシス」は、和音の動きなど研究を深めれば深めるほど、新たな発見がある曲だ。 金賞を受賞した北海道代表の… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
小平三、全日本吹奏楽コン金賞「一丸となって満足いく演奏できた」
名古屋市の名古屋国際会議場で22日にあった第70回全日本吹奏楽コンクール(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)の中学校の部で、東京都内から都代表として出場した小平市立小平三が金賞、羽村市立羽村一が銀賞を受けた。 小平三は、持ち味の繊細さとクリアさで、自由曲「M―Ⅴ(ミューファイブ)ミッション」(松下倫士作曲)をドラマチックに表現した。部長でクラリネットの西尾萌花さん(15)は「緊張したけど、部員が一丸となって演奏できた。大きなミスも防げて満足いく演奏ができた」と振り返った。 羽村一は、部員28人とは思… この記事は有料記事です。残り97文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「厳しい講評を人生に生かして」吹奏楽全国大会を知る顧問からの言葉
最後のコンクールを終えて 全日本吹奏楽コンクール(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開かれています。 全日本吹奏楽コンクールは、全国の中学校や高校の吹奏楽部にとって、その年の節目の大会。3年生にとって最後のコンクールを終えたばかりの生徒と指導者たちのミーティングを取材しました。 羽村市立羽村一中(東京) 何度も金賞を獲得した経験がある羽村市立羽村一中(東京)は、3年ぶりに開かれた表彰式で、学年順に分かれて座り、結果を待った。 3年生はお互いに手をつなぎ合って目をつむる。1、2年生は穏やかな表情だった。小さなミスはいくつかあったものの、演奏には手応えを感じていた。 「羽村市立羽村第一中学校、銀賞」 一瞬、ひゅっと息をのむような音が聞こえた。 次の瞬間、3年生は声を殺しながら泣いていた。発表前は穏やかな表情だった1、2年生も、3年生の様子をうかがうと、沈んだ表情に変わった。 結果発表が終わっても、羽村一中の3年生はうつむいたまま、立ち上がれずにいた。 目を真っ赤にして泣く生徒… この記事は有料記事です。残り614文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Swallows connect on three home runs to top Buffaloes in Game 1 of Japan Series
Munetaka Murakami finally got the home run Tokyo Yakult Swallows fans had been waiting all night for in the top of the eighth inning. For once, however, the Swallows’ prolific slugger was late to the party. In a time of both misinformation and too much information, quality journalism is more […]