北九州市若松区の競艇場「ボートレース若松」近くで6月に起きた交通事故で、救助などに活躍したとして、福岡県警若松署が11日、競艇選手3人に感謝状を贈った。 表彰されたのは、大庭元明(52)、森高一真(44)、西山貴浩(35)の3選手。 3人は6月25日午前、先輩宅へ車で向かう途中、若松区東二島3丁目の国道199号交差点で、横断歩道を渡っていた80代女性が右折してきた大型トラックにはねられるのを目撃した。当時は小雨で、女性は傘を差していたという。 「行かないけんやろ!」と車… この記事は有料記事です。残り236文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
バイト面接のはずが… 「君は逸材」 夢見る少女がはまった甘いわな
「映画に出演できる」と偽り、演技レッスンを受けるよう勧誘したなどとして、愛知県警は26日、芸能関連会社「K―power entertainment」(名古屋市中区)の実質的経営者大橋剛(57)=愛知県南知多町=と、同社社員土屋健瑠(たける)(26)=東京都江戸川区=の両容疑者を、特定商取引法違反(目的隠匿誘引など)の疑いで逮捕し、発表した。2人の認否を明らかにしていない。 生活経済課によると、2人は5月21日、同社が募集する映画のエキストラなどのアルバイトに応募してきた同県一宮市の女性(19)に対して、架空のオーディションに合格させた後、出演には演技レッスンを受ける必要があるなどと偽り、勧誘した疑いがある。 女性は受講料として25万円を支払う契約を結んだという。 大橋容疑者は過去に経営していた複数の会社でも同様の手口で勧誘を繰り返していたといい、愛知県などに被害の相談もあった。 県警はこれらの会社と契約した被害者は計11府県で1千人以上、被害総額は2億円以上になるとみている。(東谷晃平) 日当をもらえるはずが 「チャンスだから今契約して」 「あなたの才能には見込みがある。芸能界の上を目指せる逸材だ」 大橋容疑者が実質経営する会社では、そんな甘い言葉を駆使して、若い女性を中心に、多くの人を勧誘していた。名古屋市内の女性(22)も、同社の勧誘を受けた一人だ。 昨夏、ネットで映画のエキス… この記事は有料記事です。残り573文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
工藤会系・道仁会系組幹部ら「協働」か 偽ブランド品販売容疑で逮捕
偽ブランド品を販売したとして、福岡県警は26日、特定危険指定暴力団・工藤会(北九州市)と指定暴力団・道仁会(久留米市)のそれぞれの傘下組織幹部など8人を商標法違反(侵害とみなす行為)の疑いで逮捕し、発表した。県警は認否は明らかにしていない。 北九州地区暴力団犯罪捜査課によると、工藤会と道仁会などは親睦団体を結成しているが、この二つの暴力団が「協働」する事件は珍しいという。 逮捕されたのは、工藤会系組… この記事は有料記事です。残り272文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
モーターグライダー墜落、搭乗2人の安否は不明 岐阜・高山の山中
2022年10月26日 21時18分 26日午後3時45分ごろ、岐阜県高山市高根町の山中で、モーターグライダーが墜落しているのを捜索していた県警のヘリコプターが見つけた。県警高山署などによると、モーターグライダーは同市丹生川町の飛驒エアパークから離陸し、80代と60代の男性2人が搭乗していた。安否は分かっていないという。 同署などによると、グライダーは26日午前11時45分に離陸。午後1時45分に富山空港に着陸する予定だったが、到着予定時刻から30分過ぎても到着せず、機体を捜索していた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
20年以上前の性被害、実父に賠償求めた訴え棄却 除斥期間を理由に
新屋絵理、松尾葉奈2022年10月26日 21時39分 子どもの頃に実父から性的虐待を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したとして、広島市の40代の女性が、70代の父に約3700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、広島地裁であった。大浜寿美裁判長は、性的虐待によって症状が表れたと認めたが、不法行為から20年で損害賠償を求める権利が消える「除斥期間」が過ぎているとして請求を棄却した。女性は控訴する方針。 判決によると、女性は保育園のころから、父のひざの上でアダルトビデオを見せられたり、下半身をなめられたりした。小学4年のクリスマスの日の夜に姦淫(かんいん)され、明確に拒否できるようになった中学2年のころまで姦淫行為は続き、性的虐待を受け続けた。女性は2020年に提訴し、翌年に医師からPTSDという診断を受けた。 父側は訴訟で、時期や回数などは争うものの、性的行為をしたこと自体は認めた。ただ、最後の性的行為から20年がたち、除斥期間が過ぎているなどと主張。性的行為とPTSDなどの症状の因果関係も否定し、女性側の請求を棄却するよう求めていた。 判決は、女性が性的虐待の意味を理解できるようになった中学生のころから男性への嫌悪感を抱き始め、10代後半ごろから虐待を思い出して苦しくなったり、怒りや恐怖の感情を抱いたりする症状が表れたと認定。性的虐待と症状には因果関係があり、父には損害賠償責任があると認めた。 だが、不法行為から一定の時の経過によって法律関係を確定させるのが、除斥期間の趣旨だと指摘。性的虐待によって表れた症状で受けた精神的苦痛は「遅くとも女性が20歳になるころ」には生じていたとし、2020年の提訴より前に損害賠償の請求権は消えていたと結論づけた。(新屋絵理、松尾葉奈) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
キムタク信長に岐阜ピリピリ 交通規制や観覧者誘導の安全対策を公表
木村拓哉さんが登場する「ぎふ信長まつり」の騎馬武者行列(11月6日)について、岐阜市は26日、交通規制や観覧者の誘導などの安全対策を公表した。 会場となる市中心部の金華橋通りは、中央分離帯で区切られ、北進する車線を行列が歩く。反対車線を16ブロックに区分けして観覧エリアを設置。約1万5千人が立ち見で観覧する。各ブロック内での観覧場所は指定せず、前方に集中しないようスタッフが対応する。 金華橋通りは商店やビルなどに面していて歩道もある。交通誘導員を置いて、歩道に人が滞留しないようにする。行列のある午後1~2時ごろは歩道を通行できないようにする。観覧の当選者には、当選通知と本人確認ができる運転免許証などの持参を求める。 行列終了後の交通誘導策もま… この記事は有料記事です。残り140文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「やるからには開幕1軍狙う」 阪神3位の関東第一・井坪選手
野田枝里子2022年10月26日 22時00分 20日のプロ野球新人選択(ドラフト)会議で阪神に3位指名された関東第一の井坪陽生選手は26日、東京都江戸川区の同校で畑山俊二統括スカウトと平塚克洋担当スカウトから指名あいさつを受けた。阪神の岡田彰布監督が書いた「道一筋」のメッセージとサイン入りのドラフト会議場のIDを手渡された井坪選手は「指名の瞬間はびっくりしたけど、やっと実感がわいてきた」と笑顔を見せた。 平塚担当スカウトは「(走攻守の)三拍子がそろい、広い甲子園にマッチした選手。スピードもあるし、将来的には外野の一角を担ってほしい」と期待を込める。井坪選手は「プロでは広角に打てる打撃、足を生かした守備、走塁をみてほしい。やるからには開幕1軍を狙ってやりたい」と意気込んだ。(野田枝里子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
利用禁止の渋谷・美竹公園、生活者らの出入りは可能に
渋谷駅に近い東京都渋谷区立美竹公園が25日、突然利用禁止とされ、公園で生活していた人が一時閉め出されるなどした。現場では26日、話し合いがあり、区は生活していた人たちなどについては、出入りができるとした。ただ出入り可能な時期の期限については明示していない。区は引き続き検討するとしている。 周辺では現在、複合施設の整備計画が進んでおり、その敷地の一部に同公園も含まれている。区は25日早朝から「(整備に伴う)工事の準備をする必要がある」として、公園の利用を禁止する措置をとった。目撃者によると、多数の区職員や警備員らが現場を訪れ、公園の周りに仮囲いを設置したり、公園のトイレを封鎖したりした。 公園では数人が生活しており、荷物を移動するよう10月中旬に区から勧告されていたが、利用禁止の事前の告知はなかった。生活者や支援者らには「告知があれば、気持ちの整理がつけられた。これでは、追い出しじゃないか」などの意見があり、25、26の両日、区に抗議した。 告知をしなかったことについて、区の公園担当者は「当日に決めたので、事前に案内ができなかった」と説明。その上で公園で生活している人に対しては、区の借り上げアパートに案内するなどの対応をしてきた、などと話した。(丹治翔) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
エゾシカとも衝突か 北海道・標茶の交通事故で2人が死亡
2022年10月26日 23時00分 26日午後4時45分ごろ、北海道標茶町雷別の国道272号で、「シカが絡んで、対向するワゴン車とトラックが衝突した」と、後続車を運転する人から110番通報があった。事故を起こした車に乗っていた男性3人が意識不明の状態で病院に搬送され、このうち2人の死亡が確認された。 弟子屈署によると、病院に搬送されたのはワゴン車に乗っていた2人と、トラックに乗っていた1人。ワゴン車の2人が死亡したという。現場は片側1車線の道路で、近くにはエゾシカが倒れており、同署はエゾシカと事故との関係などを調べている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
04年まで旧統一教会から文化庁に「8回相談」 衆院文科委で文科相
2022年10月26日 19時53分 旧統一教会の名称が2015年に現在の「世界平和統一家庭連合」に変更となったことに関して、永岡桂子文部科学相は26日の衆議院文部科学委員会で、文化庁が1997~2004年に計8回、教団から相談を受けていたと説明した。 共産党の宮本岳志氏の質問に答えた。名称変更の経緯について問われた永岡文科相は、1997~98年にかけて5回、2003~04年にかけて3回、名称変更に関する相談があったと説明。いずれも相談後に名称変更の申請はなかったとした。 この後、教団は15年6月に名称変更を申請し、8月に認められている。永岡文科相は答弁のなかで、文化庁が当時の下村博文文科相に対し、申請を受理することや、名称変更を認めることを報告した際の資料が確認できたと説明。この資料に関しては「法人の非公知の事実に関する情報を含み、行政の内部の意思形成過程に関する」として、公開しない考えを示した。 教団は1997年に文化庁宗務課に名称変更を相談。当時課長だった前川喜平・元文科事務次官は、教団をめぐって霊感商法などが問題となっていたことから「名前を変えることは正体隠しにつながる」などとして、名称変更の申請をさせなかったと証言している。 旧統一教会問題 2022年7月8日に起きた安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけに、旧統一教会の問題に注目が集まっています。特集ページはこちら。[記事一覧へ] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル