30日、フレッシュな指揮者が全日本吹奏楽コンクールにデビューした。コンクールの課題曲の作曲者として、ファンにはおなじみの日景貴文さん(32)。コンクール出場25回目となる川口市・アンサンブルリベルテ吹奏楽団を21回目の金賞に導いた。 北九州市で30日に開かれた全日本吹奏楽コンクール。日景さんはすっと背を伸ばして指揮台に上がると、「お願いします」とでもいうように軽く頭を下げ、指揮棒をかまえた。 「もしかしたら、と聞いてはいたのですが、まさか本当に振ることになるとは」。日景さんは笑う。 越川博団長から全国大会での指揮を頼まれたのは、約1カ月前。西関東大会まで指揮をしていた常任指揮者の福本信太郎さんが、全国大会では別の団体の指揮をすることになったのだ。 職場・一般の部では、同一人… この記事は有料記事です。残り806文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「サヨナラ弾が流れ変えた」 オリックス日本一、吉田正尚選手の恩師
プロ野球オリックスが30日、26年ぶりの日本一に輝いた。オリックスファンが集まる大阪・道頓堀のすし店「おの冨久(ふく)」では、日本一が決まった瞬間、テレビを見つめていた客が立ち上がって歓声を上げた。 店主の小野雄一郎さん(52)は「もう感無量。そのひと言に尽きる。今日は優勝を決めると確信していた。初球ホームランに五回に4点の追加点の流れは完璧だったが、最後に追い上げられてすんなり勝たせてもらえないところが、オリックス・バファローズらしかった」と喜んだ。先代の父、利雄さん(82)が熱烈な近鉄バファローズファン。1970年に創業し、近鉄ファンが集まる店として有名だった。 2004年に近鉄とオリックスが統合。店もバファローズの名前を引き継いだオリックスを応援してきた。「生まれてからずっと近鉄を応援してきたので、統合には複雑な思いがあった。今は仲間のファンもたくさんいて、『僕はオリックス・バファローズファン』と胸を張って言える。近鉄魂も残っているので、バファローズとして初めて日本一になったことも嬉しい」 第5戦でサヨナラ本塁打を放つなど、4番として日本一に貢献した吉田正尚選手の地元・福井県でも、かつての指導者らから喜びの声が上がった。 吉田選手が中学の時に所属した鯖江ボーイズの佐々木昭弘監督(56)は「サヨナラホームランがチームの流れを変えた。昔からチャンスに強い子だったので、やってくれると思っていた」。 中学時代にコーチとして指導したが、「とにかくまじめで練習で手を抜くことがなかった」。身長173センチとプロの選手としては小柄な吉田選手。中学生当時も体格はごく普通だったが、「大きい人には負けたくないという気持ちを感じた。フルスイングで、打球の速さ、飛距離とも段違いだった」と振り返った。 練習していたグラウンドは両翼91メートルだが、あまりに場外への打球が多いため、ライトフェンス奥にネットが増設されたという。 「これからも自分の夢を追っていってもらいたい」 敦賀気比高校野球部時代の監督だった林博美さん(64)も「シリーズ通じて存在感があった。ホームランはすばらしいというしかない」と喜んだ。 吉田選手は1年生の春から4番に定着。「スイング、当たった時の音が全然違った。2、3年生も彼には劣っていた」 3年の時は調子を落としていたといい、林さんは「指名されても上位では取ってもらえなかっただろう」と話す。 同校から青山学院大に進学し、ドラフト会議でオリックスに1位指名された。「大学に行ったことは大正解だった。広角に打てるバッターにさらに成長していってもらいたい」(柳川迅、向井光真) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Buffaloes end Japan Series title drought with victory over Swallows in Game 7
The Orix Buffaloes came so close last year, channeling the frustration of last-place finishes in 2019 and 2020 into a surprising run to Game 6 of the Japan Series. The Buffaloes, however, came up short against the Tokyo Yakult Swallows on that chilly night in Kobe a year ago. They […]
郡山七、豊島岡女子、五十鈴など7校が金賞 全日本合唱コン中学同声
2022年10月30日 19時40分 第75回全日本合唱コンクール全国大会(全日本合唱連盟、朝日新聞社主催)の中学校部門が30日、青森市のリンクステーションホール青森で開かれた。 同声合唱の部では21団体が出場し、7団体が金賞を受けた。自由曲で日本人作曲の楽曲を歌った団体(29日の高校部門も含む)から選ばれるカワイ出版奨励賞は、中学校同声の部の郡山市立郡山七(福島)に贈られた。 成績は次の通り。(特別賞を除き、各賞内の並びは出演順) 【金賞】郡山市立郡山七=文部科学大臣賞、豊島岡女子学園(東京)=青森市長賞、伊勢市立五十鈴(三重)=青森市教育長賞、茨城キリスト教学園、清泉女学院(神奈川)、八千代松陰(千葉)、大田原市立大田原(栃木) 【銀賞】青森市立沖館、名古屋市立桜山、大阪市立文の里、盛岡市立仙北、矢巾町立矢巾北(岩手)、神戸大中等教育、安田学園安田女子(広島) 【銅賞】熊本市立帯山、熊本市立出水、郡山市立郡山二(福島)、室蘭市立東明(北海道)、札幌市立篠路西、北九州市立二島▽演奏時間超過のため審査対象外=西条市立西条南(愛媛) 全日本合唱コンクール全国大会は11月13日の小学校部門、19・20日の大学職場一般部門も有料でライブ配信されます。詳細は特設サイト(http://t.asahi.com/clive)で。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
神奈川県厚木市で民家火災、焼け跡から3人の遺体
2022年10月30日 19時56分 30日午前6時20分ごろ、神奈川県厚木市妻田東2丁目の新聞配達員、福山博允さん(78)方から火が出ていると、近くの住民から119番通報があった。県警によると、木造2階建て住宅が全焼し、焼け跡から3人の遺体が見つかった。 厚木署によると、この家には6人が暮らしており、出火当時、4人がいた。このうち、博允さんと70代の妻、孫の20代男性の計3人と連絡が取れていないという。博允さんの息子の50代男性は無事だった。 全焼した民家のほか、隣接する民家3棟が全焼し、2棟が半焼した。火は約2時間後にほぼ消し止められた。50代男性は署に対して、1階のファンヒーターの上でハンガーにかけた洗濯物を干していたと説明。「気づいたらヒーター付近で火が上がっていて、消そうと思ったが消せなかった」と話しているという。署は遺体の身元や出火原因を調べている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
レールなくなった「めがね橋」、初めて見た景色 被災した日田彦山線
5年前の九州北部豪雨で被災した福岡県東峰村で30日、JR日田彦山線の線路跡を歩くイベントがあった。線路跡はBRT(バス高速輸送システム)としてバスを走らせるため、レールを外して道路にする工事が進む。戦前に造られた栗木野橋(通称めがね橋)も約400人が渡り、山里の眺めを楽しんだ。 豪雨で不通になったのは添田(福岡県添田町)―夜明(よあけ、大分県日田市)の約30キロ。BRTは一般道も通るが、彦山(福岡県添田町)―宝珠山(同県東峰村)の約14キロは、線路のあった場所を専用道とする。 イベントは来年夏のBRT開業を前にJR九州が企画。レールがすでに取り払われ、砂利が敷かれた約1キロを特別に公開した。祖母と参加した福岡県行橋市の道城拓海君(8)は「列車が通っていた所を歩くのは初めて。来てよかった」。福岡市の会社員の女性(39)は「(BRTの)開通前の道を歩くのは貴重な体験。ラッキーです」と喜んだ。 公開部分にあっためがね橋は… この記事は有料記事です。残り230文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ただいま」声をかけても静かな自宅 妻はバイト先から戻らなかった
「ただいま。今日は何の料理を作ろうかな」 部品加工会社に勤めるベトナム人のファン・タイ・ユィさん(35)=大阪市西淀川区=は夕方に帰宅すると、妻の写真に話しかけるのが日課だ。 2階の寝室に入ると、妻のお気に入りのハンモックや部屋着、化粧品が目に入る。妻が使っていた椅子に腰を下ろし、笑顔の妻に向かって、その日の出来事を話す。気がつくと、30分ほどたっている。 そんな日々が半年ほど続く。 4月3日朝。ユィさんは、妻ボ・ティ・レ・クインさん(当時31)がアルバイト先の弁当店に出勤するのを見送った。 昼過ぎ。仕事が休みで自宅にいたユィさんは、胸騒ぎがした。いつもの帰宅時間から1時間ほどたっていた。携帯電話にかけても、つながらない。 家を出て、自転車で通勤路を捜したが、姿は見えない。午後3時ごろ、弁当店に電話すると、店長から伝えられた。「朝に出かけたまま、戻ってこない」 それから未明まで、友人らと捜し回った。淀川を越え、自宅から約8キロ離れた大阪城周辺まで捜したが、見つからない。帰宅しても一睡もできないまま、朝を迎えた。 再び外に出て、駅近くを捜していると、電話が鳴った。警察署からだった。署に向かうと、妻が遺体で見つかったと告げられた。場所は弁当店が入る建物の2階という。 混乱して、何も考えられなくなった。 大阪市淀川区の建物2階で4月4日朝、1階の弁当店で働くボ・ティ・レ・クインさん(当時31)が死亡しているのが見つかった。府警は同月6日、2階に住む男(60)を強盗殺人などの疑いで逮捕した。 ■日本語の勉強は毎日1時間… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
薪焼きで昼酒、大原に酔う 参道の一軒家を改装して念願の店に
有料記事 小林明子=ライター2022年10月30日 16時00分 ■la bûche(京都) オーナーシェフである森尚平さんは、18歳までを大原で過ごし、フランスと東京、京都で腕を磨いた料理人だ。紅葉の名所としても名高い、大原・三千院参道の入り口の一軒家を改装。今春、念願の店を構えた。 自然派ワインのコクとのどごしを楽しみながら、網脂に包まれた自家製パテを切り出す森さんの手元を見つめる。そのボリュームに驚いていると、「こういう料理はしっかり食べたいでしょう? 僕もそうですから」とニッコリ。ほのかに香るシナモンがワインをさらに進ませる。 口どけの良いジャンボン・ブ… この記事は有料記事です。残り460文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東京都、新たに3687人の感染確認、前週より882人増 死者4人
2022年10月30日 17時16分 東京都は30日、新型コロナウイルスの感染者を3687人確認したと発表した。前週の日曜(23日)より882人多かった。70~80代の男女4人の死亡も発表された。 30日までの1週間の感染状況をみると、感染者数は1日あたり3721・9人で、前週(3195・7人)の116・5%だった。 30日に発表された新規感染者を年代別にみると、最多は40代の621人で、次いで20代の603人、30代の555人、10代の522人など。65歳以上は365人だった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
郡山一、府中四、斐川西、志賀が金賞 全日本合唱コン中学混声
2022年10月30日 13時30分 第75回全日本合唱コンクール全国大会(全日本合唱連盟、朝日新聞社主催)の中学校部門が30日、青森市のリンクステーションホール青森で開かれた。 混声合唱の部では12団体が出場し、4団体が金賞を受けた。成績は次の通り。(特別賞を除き、各賞内の並びは出演順) 【金賞】郡山市立郡山一(福島)=文部科学大臣賞、府中市立府中四(東京)=青森市長賞、出雲市立斐川西(島根)=青森市教育長賞、名古屋市立志賀 【銀賞】北斗市立上磯(北海道)、愛媛大付、さいたま市立宮原 【銅賞】大阪市立都島、平松学園向陽(大分)、松戸市立一(千葉)、高知大付、名古屋市立高針台 全日本合唱コンクール全国大会は11月13日の小学校部門、19・20日の大学職場一般部門も有料でライブ配信されます。詳細は特設サイト(http://t.asahi.com/clive)で。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル