有料記事 宮野拓也、畑宗太郎2022年10月5日 7時00分 中国で大学講師をしていた李国華(りこっか)さん(65)は1990年、東大で学ぶため私費留学生として来日した。 専門は電子工学。「当時の電機業界で日本は世界一。憧れだった」と振り返る。 留学のきっかけは、民主化運動が弾圧された89年の天安門事件。当時32歳。それまでの改革開放の雰囲気が不透明になるのを感じ、大学時代に言葉を学んだ日本に留学する道を選んだ。 国交回復から半世紀がたった日本と中国の間では、学生たちが互いに海を越えて学んできました。日本に来る中国人留学生は増え続け、一時は12万人を超えました。ただ、かつて憧れを抱いた中国人留学生の日本観は変化しつつあるようです。 来日後、飲食店の皿洗いをしながら勉学に励んだ。 大学院を卒業した後、日本の… この記事は有料記事です。残り884文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
双子パンダ60分待ち、見るのは1分 でも誰でも会える 上野動物園
本間ほのみ2022年10月5日 7時00分 上野動物園(東京都台東区)は4日、昨年6月に生まれた双子のジャイアントパンダについて、抽選なしでの公開を始めた。1月の初公開後、コロナ禍での閉園を経た再公開以降も抽選制が続いていた。ファンは朝から行列を作り、最大で60分待ちとなった。 双子のシャオシャオとレイレイ、母親のシンシンが公開されたのは午前10時で、すでに350人が並んでいた。スムーズな観覧のため、3頭が過ごす室内展示室の前の観覧は約1分間に限られた。ファンたちは時間の許す限り、タケを食べたり、寝転がったりする双子の様子を楽しんだ。 江戸川区の小栗いおさん(34)と息子の岳(がく)君(2)は双子を初めて見た。これまで抽選に申し込んできたが当選しなかったという。小栗さんは「ふわふわで可愛かった。貴重な子どものパンダを見られてよかった」。岳君はパンダ好きで、食い入るように見ていたという。小栗さんが「会えて良かったね」と話しかけると、「はい!」とうなずいていた。 双子は4日以降、通常午前10時~午後4時に公開され、自由に観覧できる。園は28日、中国から初めてパンダ2頭を迎えてから50周年を迎える。(本間ほのみ) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
長崎県知事選めぐり、現職陣営2人を政治団体が刑事告発 買収の疑い
長崎県の大石賢吾知事が当選した今年2月の知事選をめぐり、県内の二つの政治団体が4日、大石氏陣営の出納責任者と選挙コンサルティング会社社長の2人について公職選挙法違反(買収)容疑で県警長崎署に告発状を提出したと発表した。2人については、元検事らも同じ容疑で長崎地検に告発状を提出している。 大石氏の選挙運動費用収支報告書によると、大石氏側は選挙後、コンサルティング会社に「電話料金」として402万円を支出した。収支報告書には同社の領収書が「電話料金・SMS送信費ほか」として添付されている。 告発状は「電話料金をコンサルティングを業とする会社が受領していること自体奇異」として「選挙運動の報酬の可能性がある」と主張している。 大石氏はこれまでの説明で… この記事は有料記事です。残り307文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「お前がやったん、確定してる」 公開された奈良県警の取り調べ音声
奈良県警奈良西署が実弾5発を紛失したと誤認し、実弾を盗んだ容疑で男性署員を取り調べ、後に無実と判明した問題で、署員側が取材に対し、取り調べを受けた際の音声を公開した。「お前がやったん、もう確定してる」などと決めつけ、自白を迫るような取調官の発言が録音されていた。署員側は、県警側を訴えた民事裁判で証拠提出することを検討している。 県警は1月、同署で実弾5発が紛失したと発表。発覚した日の朝に拳銃庫で点検をしていた20代の男性署員を連日、任意で取り調べた。だが、実際には県警の配分ミスで同署に実弾は渡っておらず、署員は無実であることが判明した。 「お前、虚言性なんちゃらや」、「それしかないねん。家族を助けたいと思うんだったら」…、自白を迫る発言は繰り返されます。記事の続きでは、実際の取り調べの音声も聞けます。 音声によると、署員は取り調… この記事は有料記事です。残り383文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
知床観光船事故、新たに骨片15個発見 交通系ICも 1管本部捜索
鈴木剛志2022年10月4日 20時30分 北海道・知床半島沖で観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部(北海道小樽市)は4日、知床半島西側で集中捜索を実施し、骨片15個と行方不明者の名前が記載された交通系ICカードを発見したと発表した。骨片は今後、DNA型鑑定を行い、行方不明の乗客かどうか調べる。 1管によると、知床半島の先端に近く、これまで遺体や骨片が見つかっている「文吉湾」と「啓吉湾」の間で骨片を発見。ICカードは啓吉湾で見つかったという。 事故は4月23日に発生。乗客・乗員計26人のうち、これまでに乗客17人と乗員2人の死亡が確認されたが、なお乗客7人が行方不明になっている。(鈴木剛志) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「どこに落ちるかわからない」 5年ぶりJアラートに不安 北海道
4日朝、北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、北海道内各地ではスマートフォンの緊急通報や防災無線のサイレンの音が鳴り響いた。ミサイルは青森県付近の日本上空を通過し、太平洋上に落下。道内で被害は確認されなかったが、道庁では緊急会議が開かれ、各地では不安が広がった。 北朝鮮の弾道ミサイルが日本上空を通過する形となったのは、2017年9月15日以来5年ぶり。5年前は北海道上空を通過し襟裳岬(えりも町)の東約2200キロの太平洋上に落下した。今回は青森上空を通過し、日本列島から東約3千キロの太平洋上に落下した。 ミサイル発射を受け、全国瞬時警報システム(Jアラート)も5年ぶりに発出された。同システムはミサイルが日本の領土や領海を通過したり落下したりする可能性がある場合に国の情報を瞬時に伝達する。今回は北海道、青森県、東京都島嶼(とうしょ)部に発出され、北海道内では、午前7時27分ごろ、一斉にスマホなどの警告音が鳴り響いた。スマホには「ミサイル発射。ミサイル発射。北朝鮮からミサイルが発射されたものとみられます。建物の中、または地下に避難してください」というメッセージが流れた。 さらに同42分には「ミサイル通過。ミサイル通過。7時29分頃、太平洋へ通過したものとみられます」などのメッセージが流れた。 セリ場に鳴り響く警告音 太平洋側に近い帯広市中心部では、Jアラートの発出直後にサイレンが響き、防災無線で建物への避難などを呼びかけるアナウンスが流れた。根室市の根室漁協では、サケやウニの水揚げ作業の最中で、セリ場の漁業関係者らのスマホが一斉に鳴り響いた。 第1管区海上保安本部(小樽市)は午前7時35分、船舶に対して無線やインターネットを通じ、防衛省からの情報として「北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射された」とする「地域航行警報」を出した。同55分には「弾道ミサイルの可能性があるものは、すでに落下したとみられる」とする続報を出した。午後5時20分の第3報では落下地点を知らせた 道東では秋サケ漁が旬を迎えている。白糠漁協(白糠町)の藤田正明総務部長は「うちは沿岸で操業している漁船ばかりだが、どこに落ちるか事前にわかるわけではなく避けることなどできない。日本を飛び越えていくミサイル発射が多くなりはしないか、危機感を感じる」と話した。 道南ではマグロはえ縄漁など… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
発熱でコロナ陰性→事実上インフル陽性に 同時流行対策で厚労省方針
今冬に想定される季節性インフルエンザと新型コロナウイルスとの同時流行に向け、厚生労働省が、発熱患者にまずはコロナの抗原定性検査キットで検査してもらい、陽性で治療が必要なら発熱外来を、陰性ならできるだけ発熱外来ではない医療機関を受診するよう促す方針であることがわかった。 ただ、高熱なら検査を待たず受診が必要な場合もあるため、国民にどのように呼びかけるかは検討中という。こうした方針について5日に開く専門家会合「アドバイザリーボード」で専門家に諮って意見を聴く。 厚労省幹部によると、インフルの検査キットは一般の人が購入できないため、インフル流行期に限り、患者にはコロナの検査キットで陰性なら事実上の「インフル陽性」と判断し、受診先を決めてもらうことを検討している。 コロナ患者を診られる発熱外来は全医療機関の約35%にしか設置されていない。発熱患者は自分がインフルかコロナか分からないため、発熱外来には両方の患者が殺到することが懸念されている。 コロナの第6波と第7波の際は、発熱外来が逼迫(ひっぱく)し、受診できない患者が救急車を呼んだり救急外来を受診したりして、救急や一般の医療制限にもつながった。 厚労省は同時流行への対策として、インフル患者にはできるだけ発熱外来ではない医療機関を受診してもらうための方法を検討している。コロナの検査キットで陰性の場合は発熱外来ではなく、近所のかかりつけ医などの医療機関を受診するよう呼びかける。 さらに、院内感染のリスクがないオンライン診療の活用も進める。抗インフル薬「タミフル」をオンラインで処方することも検討中だが、専門家の中には慎重意見もあるという。(枝松佑樹、市野塊) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
洗面所駆け込み「ここでいいのかな」 東京でもJアラート、夕方修正
有料記事 比嘉展玖、本多由佳 清水優志 土舘聡一2022年10月4日 21時00分 東京から1千キロ以上離れた地から発射され、約3千キロ離れた海上に落ちたというミサイルで4日朝、都内の島嶼(とうしょ)部9町村や千代田区で警報が流れた。「なぜ遠く離れた東京に」「どこに避難すれば」。夕方には「対象地域でなかった」と修正されたが、首都には緊迫と戸惑いが広がった。 国のJアラート(全国瞬時警報システム)は4日午前7時27分と29分、北海道や青森県と共に、都下の島嶼部も対象に発動された。 大島町のゲストハウス「book tea bed」のスタッフ高野理子さん(27)は4日朝、スマートフォンのけたたましい音で跳び起きた。Jアラートだった。「訓練じゃないよね?」。津波の注意報や地震速報とは異なる音。実感がわかなかった。 町内にもサイレンが鳴り、地下か建物内に避難するよう指示が出た。急いで自宅の中で、窓のない洗面所に駆け込んだ。15分間待機した後に思った。「ミサイルが来ているのに、ここでいいのかな」。外には登校中の児童の姿もあった。「アラートが鳴った後の行動を事前に考えておかなければいけないですね」 「北朝鮮からミサイルが発射… この記事は有料記事です。残り1699文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東京都、4310人のコロナ感染確認、最多は40代773人
東京都は4日、新型コロナウイルスの感染者を新たに4310人確認したと発表した。前週の火曜より937人少なかった。60~90代の男女8人の死亡も発表された。 4日までの1週間の感染状況をみると、感染者は1日あたり3950・9人で、前週(6521・6人)の60・6%だった。 4日に発表された新規感染者数を年代別でみると、最多は40代の773人で、20代が689人、30代が688人、50代が583人と続いた。65歳以上は350人だった。病床使用率は25・7%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO)を使用」とする都基準の重症者数は、前日より4人減って10人だった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
La mort d’Antonio Inoki, le légendaire catcheur japonais qui s’était lancé dans la « diplomatie par le sport »
Antonio Inoki, lors d’une conférence de presse, à Tokyo, le 13 septembre 2017. TORU YAMANAKA/AFP Si l’on demande à un Japonais ou à une Japonaise quel nom de catcheur leur vient spontanément à l’esprit, rares sont ceux et celles qui ne disent pas Antonio Inoki. Par sa présence sur le […]