宮野拓也2022年10月4日 15時53分 北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて政府が4日朝、国民に情報を伝えるために発動した全国瞬時警報システム(Jアラート)について、総務省消防庁は同日、北海道新ひだか町と恵庭市、青森市、青森県平川市の4市町で、情報伝達が正常にできなかったと発表した。本来は防災行政無線で情報が流れるはずだが、何らかの理由で正常にできなかったという。消防庁から自治体への情報伝達に支障があったのか、自治体の防災行政無線に原因があったのかは、同庁が調べている。 また、携帯電話などによる緊急速報メールは、楽天モバイルで正常に流れなかったという。支障の原因について調べている。(宮野拓也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
71歳男性が4カ月行方不明、監禁容疑で6人逮捕 金銭トラブルか
福冨旅史2022年10月4日 16時00分 今年6月、広島県海田町で自営業の男性(71)を監禁したとして、広島県警は男女6人を監禁容疑で逮捕し、4日発表した。6人は監禁罪で起訴されており、県警は認否を明らかにしていない。男性は4カ月たった現在も行方不明になっており、県警は男性が金銭トラブルから事件に巻き込まれた可能性があるとみて、捜査を続けている。 捜査1課によると、逮捕、起訴されたのは広島市南区の飲食店従業員、門(かど)美帆子被告(44)▽広島市西区の無職、槙本祐己(ゆみ)被告(32)▽広島県府中町のネイリスト、栗栖愛被告(36)▽東広島市の無職、藤本裕子被告(40)▽広島市安佐南区の無職、倉本絵梨被告(37)▽住居不定の古物商、今泉俊太被告(31)。6人は6月1日午後8時45分から2日午後1時10分ごろの間、海田町南幸町の男性の会社事務所で、男性を監禁した疑いがある。 県警によると、防犯カメラの映像には7人が映っていたといい、県警は別の1人も関与している可能性があるとみて、行方を追っている。 6月2日、男性の親族から「男性が帰ってこない」と110番通報があり、発覚した。県警は男性が事件に巻き込まれた疑いがあるとみて、同6日、刑事部長をトップとする捜査本部を設置し、74人態勢で捜査を開始。埼玉県に捜査員を派遣するなどして調べてきた。(福冨旅史) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ネコ用ネクタイにサーフボード、京都の老舗が作る伝統工芸の今
着物を着て、墨をすって筆で字を書き、仏壇に手を合わせる――。 伝統的な生活様式が過去のものとなりつつある今、古くから伝わる原材料や技法を継承する「伝統的工芸品」作りに携わる従事者数や、その生産額は昭和50年代をピークに衰退を続けている。 最近では、持続可能な開発目標(SDGs)の観点から見直されたり、外国人観光客が増えたことによる需要の高まりがあったりと、日本の伝統的なものへの「追い風」はあったものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響などを受け、厳しい状況がまだ続いている。 そんな中でも、磨き抜かれた技術を持つ職人らが復活をかけて始めた新たな試みを、京都の町で探してみた。 提灯の伝統、新しいカタチで 1800年ごろに創業したという京提灯(ちょうちん)の老舗工房・小嶋商店(京都市東山区)。京都・南座のシンボルとなっている大きな赤提灯や寺社、商業施設などの提灯を手がけている。 小嶋商店の提灯の製法は京都伝統の「地張り式」と呼ばれ、割った竹で輪をつくり、糸で結んで骨を組み、厚い和紙を貼っている。一般的な竹ひごをらせん状に巻く「巻骨(まきぼね)式」より丈夫だ。 9代目の小嶋護(まもる)さん(61)の代まで、職人は伝統の技を守ることに専念し、前に出ることはなかった。しかし、提灯の需要は減る一方。10代目の長男、小嶋俊(しゅん)さん(37)が働き始めた頃には、下請け仕事が中心で食べていくのがやっとだった。 危機感を抱いた俊さんと次男の諒(りょう)さん(33)は、店の伝統技術を直接、消費者に伝えることはできないかと独自のブランドを立ち上げた。ろうそくではなくLEDを使った、伝統工芸品の持つ美しさと使い勝手を兼ね備えた内装品としての提灯に焦点を当てて、お客さんの希望するデザインに寄り添うことで販路拡大をはかった。 その斬新な提灯作りが話題となり、兄弟の友人で海外での勤務経験があった武田真哉さん(41)が新たに加わったこともあり、次々とホテルや飲食店、海外の住宅設計事務所などから直接注文が入るようになった。 昨年には東京・渋谷にあるバスケットボールグッズのセレクトショップから、卵形の提灯の中に人が入って座れる椅子、チェアランタンの制作を受注した。高さ約150センチ、幅約140センチの巨大な提灯に、店名の「TOKYO23」とバスケットボールからデザイナーがイメージした図案を、護さんが筆で描いた。 諒さんは、さらに提灯を広く知ってもらうため、提灯の形をしたカバンや作品をプリントしたTシャツも作って販売している。 「これからは今まで誰もやってこなかった見せ方や使い方を考えて、提灯の需要を増やしていきたい」 漆塗りのサーフボード 「太陽と水と木が融合した美しさは最高です」 そう話すのは明治42年創業の「堤淺吉(あさきち)漆店」(京都市下京区)専務の堤卓也さん(44)。趣味のサーフィンと家業の漆という、海と山とのつながりを意識して作ったのが、漆塗りの木製サーフボードだ。 原料となる漆の木は山などに… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Munetaka Murakami earns place in NPB history with dominant season
The fans at Jingu Stadium do not know what they are seeing yet. There is no indication something special is about to happen, and it will be months before anyone realizes they saw a small part of history. It is a normal, chilly night like any other early in a […]
Yu Darvish named NL Pitcher of Month for September
Oakland, California – San Diego Padres right-hander Yu Darvish has been named the National League Pitcher of the Month for September, Major League Baseball said Monday. Darvish received the second monthly honor of his major league career, moving him into a tie for the most by a Japanese player alongside […]
教員公募で「女性限定枠」 山形大、来年度の採用で4割超の18人
坂田達郎2022年10月4日 12時15分 山形大は2023年度に採用予定の教員について女性限定枠を設けた。全体で42人の採用を予定し、うち4割超の18人を女性のためのダイバーシティー(多様性)枠として公募する。 同大は26年3月までに教員に占める女性の割合を18・5%以上にする目標を掲げる。20年5月時点で15・95%、今年5月時点では17・91%にとどまっており、女性研究者が活躍できる機会を増やそうと導入した。 採用枠は学部別に、人文社会科学部6人、地域教育文化学部2人、理学部2人、医学部1人、農学部1人、大学院理工学研究科・有機材料システム研究科6人。同大の担当者は「性別にかかわらず個性と能力を発揮でき、就労と家庭生活を両立できる取り組みを進めたい」としている。(坂田達郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
双子パンダ、抽選なしで公開スタート 上野動物園に多くのファン
本間ほのみ2022年10月4日 12時28分 昨年6月に生まれた双子のジャイアントパンダについて上野動物園(東京都台東区)は4日、抽選なしでの公開を始めた。多くのファンが朝から駆けつけた。 双子のシャオシャオとレイレイ、母親のシンシンはこの日、気温が高いため室内展示室で過ごしていた。木の上でまったり過ごすシャオシャオと活発に動くレイレイの姿を写真に撮ろうと、人々はカメラやスマートフォンを構えていた。混雑を避けるため、観覧は1人約1分に制限された。 3頭は1月に3日間だけ初公開され、その後に園は新型コロナウイルスの影響で休園。園は3月に再開し、3頭も再公開されたが、初公開時も再公開以降も観覧は抽選制だった。園によると、双子の成長が順調で、公開中も落ち着いて過ごせているため、抽選なしの公開に切り替える。 園は28日、初めて中国からパンダ2頭を迎えてから50年の節目を迎える。(本間ほのみ) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
トゥクトゥクで潮風感じて 海を眺め、地ビール片手に10分の旅
海の街で新たな観光資源による町おこしが始まった。東南アジアの庶民の移動手段として知られる三輪タクシーに乗り、茨城県大洗町の潮風を感じながら地ビールを楽しむツアーが開かれている。 三輪タクシーは、タイで「トゥクトゥク」と呼ばれるもので、同町を走るトゥクトゥクは1台。運転手を含めると7人乗りで、車体はタイから輸入した。エンジンは軽自動車と同等の660ccだ。 車体カラーは大洗の海をイメージした青が基調で、窓と扉はなく、開放感がある。暗くなると側面や前部のLED照明を点灯する。 運行するのは9、10月の土日祝日の午後2~5時。商業施設「大洗シーサイドステーション」を出発し、町内を約10分回って戻る。7、8月の試験運行では延べ約500人が乗車した。 商業施設内のクラフトビール醸造所「Beach Culture Brewing」でビールなどのドリンクを購入した人が無料で利用できる。 トゥクトゥクを導入した大洗… この記事は有料記事です。残り430文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Munetaka Murakami celebrates youngest Triple Crown with 56th homer
Tokyo Yakult Swallows third baseman Munetaka Murakami became Nippon Professional Baseball’s youngest Triple Crown winner at 22 on Monday, topping the Central League with a .318 batting average, 56 home runs and 134 RBIs. Murakami, who was the runaway leader in home runs and RBIs, went 2-for-4, including his 56th […]
北朝鮮が中距離弾道ミサイル発射か 太平洋へ通過、10日間で5回目
ソウル=稲田清英2022年10月4日 9時04分 防衛省は4日、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたと同日午前7時25分すぎに発表した。「Jアラート」(全国瞬時警報システム)によると、ミサイルは北海道や青森県方向に飛び、同29分ごろ、太平洋へ通過した。海上保安庁は同45分ごろ、すでに落下したとみられると発表した。 松野博一官房長官はこの日午前8時10分すぎからの会見で、ミサイルは午前7時22分ごろ、北朝鮮内陸部から弾道ミサイル1発が発射され、日本の排他的経済水域(EEZ)の外側の太平洋上に落下したと推定されると説明。被害の報告はないという。海保関係者によると、落下地点は岩手県の東側で、同県と米国ハワイの中間あたりとみられる。日本の船舶の航行は少ない海域という。 防衛省関係者によると、ミサイルが太平洋に通過することを踏まえ、イージス艦に搭載する迎撃弾「SM3」や地対空誘導弾「PAC3」による迎撃措置はとっていない。 北朝鮮からのミサイルは、9月25日に1発、28日に2発、29日に2発、10月1日に2発が確認されている。 米韓による軍事演習などへの反発か 韓国軍は4日、同日午前7時23分ごろに北朝鮮北部の慈江道舞坪里付近から東の方向に向けて、中距離弾道ミサイルが発射されたと発表した。日本上空を通過したという。 北朝鮮は最近ミサイル発射を繰り返しており、9月25日に1発、28日、29日、10月1日にもそれぞれ2発を発射したが、いずれも短距離弾道ミサイルだった。米韓による軍事演習などへの反発とみられている。(ソウル=稲田清英) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル