朝日新聞デジタルに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。Copyright © The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
秋篠宮ご一家、ブータン王女と王子と懇談 悠仁さまも王女と再会
多田晃子2022年10月3日 21時45分 秋篠宮ご一家は3日、東京・元赤坂の秋篠宮御仮寓所(ごかぐうしょ)で、来日中のブータンのソナム・デチェン・ワンチュク王女と、その息子の王子2人と懇談した。 宮内庁によると、王女は先月27日の安倍晋三元首相の国葬への参列と、前国王が受賞したブループラネット賞の表彰式に名代として出席するため来日した。ご一家と王女や王子らは、庭に咲いている金木犀(きんもくせい)や白萩を眺めた後、御仮寓所で1時間ほど懇談したという。 秋篠宮ご夫妻と長男悠仁さまは2019年8月、ブータンを私的に旅行した。悠仁さまにとっては初の海外訪問で、滞在中は、ご夫妻と共にワンチュク国王夫妻を表敬訪問した。同庁によると、この時、王女とも対面したという。(多田晃子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
3歳児死亡から1カ月、川崎幼稚園が再開 保護者「信じるしかない」
有料記事 魚住あかり、山崎琢也、黒田壮吉2022年10月3日 20時59分 送迎バスに3歳の女児が取り残されて死亡した事件を受け、休園していた静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」が3日、約1カ月ぶりに保育を再開した。再発を防ぐために登園時の人数確認などのマニュアルを改定し、増田多朗理事長は「皆さんに安心安全だと納得していただけるような園をめざしていきたい」と話した。 園によると、再開されたのは保育部で、約60人が登園したという。幼稚部は6日から再開予定で、バスによる送迎はマニュアルなどが整備されるまで中止する方針だ。 3日夕、車で迎えにきた母親は「園を信頼して任せるしかない」と話した。別の保護者は「子どもがにっこり笑っていたから、うれしかったんだと思う。改めて園は必要な場所だと思った」と話す。一方で、「野外学習でバスに乗ることもあると思う。点呼をしっかりしてほしい」と安全対策の徹底を求めた。 理事長によると、担任らが午… この記事は有料記事です。残り539文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
学校は「いじめと思う感覚足りず」 調査委、不登校との関係認める
熊本県立東稜高校に通っていた男性(23)が在学中のいじめ被害を訴えている問題で、学校が設置した第三者委員会が3日、1年3カ月に及ぶ調査をまとめた調査報告書を公表した。いじめを認定し、不登校との因果関係も認めた。また、当時、男性が相談したのにいじめと認めず、県教育委員会に報告しなかった学校の対応は「問題」だと指摘した。 22ページにわたる報告書には、男性が入学直後から複数の同級生にいじめられ、不登校を余儀なくされた経緯が克明に書かれている。 7年間、いじめの被害を訴え続け、ようやく認められた男性はこの日会見を開き、報告書を「今までの苦しみを理解しようとする気持ちが伝わるものだった」と評価した。学校に対しては「違った対応があれば私も家族ももっと違う人生を送っていたでしょう」と述べた。 男性は2015年に同校に入学。複数の同級生からいじめを受けたと在学中に訴えたが学校はいじめを否定、不登校との因果関係も認めなかった。その後、男性は2年生だった17年2月に通信制高校に転学した。 男性の相談を受けた県弁護士会が、いじめ防止対策推進法上の「重大事態」として調査するよう求める要望書を20年に県教委に提出。男性自身も県教委に要望し、昨年7月に、第三者委員会の調査が始まった。 報告書では、1年生から2年… この記事は有料記事です。残り809文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「確信歩き」や座る位置は高校時代から 村上の三冠王に元相棒ら感激
有料記事 杉浦奈実、吉田啓2022年10月3日 21時03分 3日、史上最年少の三冠王に輝き、DeNA戦で王貞治氏を超えるシーズン56号本塁打を放ったヤクルトの村上宗隆選手(22)。かつて地元・熊本でともに汗を流した仲間たちの心に残っているのは、その才能以上に、ひたむきに努力する姿だった。 九州学院高校の1学年後輩で、捕手だった村上選手とバッテリーを組んでいた東洋大学4年の田尻裕昌さん(21)は「ムネさんなら絶対やってくれるだろうと思っていた」と喜んだ。王氏と並んだ55号以降、三冠王もあってプレッシャーがあっただろうが、高校時代からの練習態度を見てきたので、「応援したい」と、見られる試合は全部見てきた。本塁打を打てなくなった時期も、慌てる様子がなく、自分のペースでやっているように見えたという。ダイエーホークス(当時)で平成唯一の三冠王に輝いた、松中信彦氏に続く熊本県出身者の活躍がうれしい。「おめでとうございますとラインで伝えます」と言葉を弾ませた。 高校時代の村上選手は主軸・主将・捕手と、チームの大黒柱だった。内角をしつこく攻めたり、外角一辺倒にしてみたりと、大胆な配球をする捕手だったという。今季の活躍は配球を読む力に捕手の経験が生き、また、チームの勝利を第一に考える人間性や、結果に満足しない向上心がもたらしているのでは、と推し量る。 ベンチの中で監督の近くに座… この記事は有料記事です。残り1040文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
顧問、顔殴った翌日も生徒をたたいて蹴る 校長会見「心からおわび」
兵庫県姫路市の姫路女学院高校は3日、ソフトボール部顧問の40代男性教諭が部員の女子生徒(1年)の顔をたたいてけがを負わせていたとして、校長らが会見を開き謝罪した。保護者からは全治1カ月で、ショックで登校できない状態だと連絡があったという。男性教諭は自宅謹慎中で、同高は懲戒処分を検討している。 会見で摺河(するが)祐彦(まさひこ)校長は「生徒やご両親、その他の生徒にもショックや不安を与え申し訳ない。心からおわび申し上げます」と話した。 学校によると、男性教諭は、9月24日に兵庫県内であった地区大会で、女子生徒がユニホームを忘れたことに腹を立て、平手で生徒の左のほおを殴った。たたく前に生徒の母親と電話で話した際には「たたきますよ」などと言ったという。母親は学校に対して「まさか本当にたたくとは思わなかった」と話したという。 生徒はたたかれた後も試合会場に残っていたが、教諭は「帰れ、お前なんかいらん」などと話したという。生徒はたたかれた影響で口を開けにくい状態になり、保護者からの連絡によると、あごが外れた外傷性開口障害と診断された。 翌25日にも試合があり、男性教諭は生徒に対し「反省しているのか」などと声をかけながら、頭をたたいたり、腰のあたりを蹴ったりしたという。学校は「ふざけた感じでたたいたりしたようで、24日の行為よりは弱い力だったようだが、体罰にあたるとみている」と説明した。 学校によると、生徒は25日… この記事は有料記事です。残り279文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
有機栽培だけじゃない 野菜のエシカル包装 SDGs時代の販売戦略
自社生産の有機スプラウト(新芽野菜)を、まるごとエシカル(倫理的)包装にしたらどうだろう。 岐阜県中津川市の野菜メーカー「サラダコスモ」が、こんなアイデアを思いついた。 めざすのは、環境や社会に優しい包装だ。だがもう一つの狙いがある。 エシカルに包装してみた野菜は、「ブロッコリーの新芽」「かいわれ大根」「ラディッシュの新芽」。 容器は、ペットボトルを再利用した素材を使った。 スプラウトが根を張る培地は木材パルプを用いた。 9月からは、ふたの役目を果たすトップシールを紙製にした。従来はプラスチック製だった。 和紙のような手触り。15種類の切手風のイラストで飾られている。社員がデザインした。 エシカル包装は、SDGs(国連の持続可能な開発目標)の理念が広がる将来をみすえたものだ。 SDGs時代はどんな消費行… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「犯人知っているやろ」と飲食代踏み倒した疑い ユーチューバー逮捕
2022年10月3日 18時24分 大阪・ミナミで5月、暴力団幹部(48)の遺体が見つかった事件にからみ、「殺した犯人を知っているやろ。店つぶしたるぞ」とクラブ店長らを脅して飲食代金を踏み倒したとして、大阪府警は3日、自称ユーチューバーの細江徳義容疑者(35)=大阪府守口市寺方錦通1丁目=ら男女5人を恐喝容疑で逮捕し、発表した。府警は認否を明らかにしていない。 捜査4課によると、細江容疑者は、遺体で見つかった幹部に連れられ、このクラブに入店したことがあったという。5人の逮捕容疑は5月15日未明、大阪市中央区のクラブに入り、店長らに「今日は金を払わんからな」などと言い、飲食代金4万7千円の支払いを免れたというもの。2日前に同区内の雑居ビルの敷地で幹部の遺体が見つかり、府警が他殺とみて捜査している。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Buffaloes rise to occasion to claim Pacific League pennant
The Orix Buffaloes got every break they needed to overtake the Fukuoka SoftBank Hawks and win the Pacific League pennant for the second straight season. The way everything fell in place over the weekend felt miraculous, but do not let that obscure the fact the Buffaloes made this happen — […]
母と紡いだ「へ・つ・た」 編み出した独自話法 絶望の底から国会へ
天畠(てんばた)大輔(40)はこの夏、国会議員になった。参院選比例区で、れいわ新選組から出馬、特定枠で当選した。 天畠は1日24時間365日、介助者が常にそばにいなければ、生きていくことができない重度の障害者だ。 四肢がまひし、ひとりでは動くことも声を出して話すこともできない。視覚は色や立体がある程度わかるが、文字は読めない。水の中で目を開けたような感じだという。また、意思と関係なく体が勝手に動き、筋肉の緊張が起こって、頻繁にあごが外れる。あごが外れると息ができなくなるため、だれかがそばにいて、あごを戻してくれなければ死んでしまう。 天畠大輔さんは、体を動かすことができないだけでなく、自らの口で言葉を発することができません。日常生活のすべてをほかの人にゆだねなければならない天畠さんですが、周囲にはいつも介助者たちの笑顔があふれています。約10年前に天畠さんと出会い、講演や海外視察にも同行し、親交を深めてきた大久保真紀編集委員が、天畠さんと介助者たちの物語をつづります。天畠さんとは直接、あるいはメールでやりとりをしました。 14歳のときに急性糖尿病になり、医療ミスで心肺停止状態になったのが原因だ。当時の医師の診断は「植物状態で知能も幼児レベルに低下した」だった。 だが、半年後。病室で息子が… この記事は有料記事です。残り2559文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル