第28回東関東マーチングコンテスト・第21回東関東小学生バンドフェスティバル(東関東吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が2日、千葉市中央区の千葉ポートアリーナで開かれ、千葉、栃木、茨城、神奈川の各県から42代表が出場した。 五つの部門で、計17団体が金賞を受賞した。金賞受賞団体から、小学生バンドフェスティバルでは、船橋市立海神南、習志野市立大久保(いずれも千葉)、高根沢町立阿久津(栃木)、水戸市立石川(茨城)が全国大会出場を決めた。 マーチングコンテストA部門は、中学校の部の代表枠を野田市立南部、習志野市立二、習志野市立四(いずれも千葉)、高校以上の部では習志野市立習志野、船橋市立船橋、柏市立柏(いずれも千葉)が全国への切符を手にした。 全国大会はバンドフェスが11月19日、マーチングコンテストが同20日にいずれも大阪城ホール(大阪市)で開かれる。 結果は次の通り。(演奏順、◎は全国大会出場) ◇小学生バンドフェス 【金賞】 ◎船橋市立海神南 ◎高根沢町立阿久津 ◎水戸市立石川 ◎習志野市立大久保 【銀賞】 野田市立山崎 水戸市立浜田 川崎市立千代ケ丘 ◇マーチングB・中学校 【金賞】 野田市立一 四街道市立四街道西 横浜市立港 【銀賞】 野田市立東部 ひたちなか市立勝田二 【銅賞】 小田原市立城北 桜川市立岩瀬西 ◇マーチングB・高校 【金賞】 作新学院 湘南台 千葉敬愛 【銀賞】 千葉商業 西武台千葉中・高 法政二 【銅賞】 青藍泰斗 小山城南 宇都宮南 ◇マーチングA・中学校 【金賞】 ◎野田市立南部 ◎習志野市立二 ◎習志野市立四 【銀賞】 船橋市立法田 ひたちなか市立大島 川崎市立橘 東海大相模 【銅賞】 壬生町立南犬飼 […]
伊奈学園総合、叡明、東農大二が全国へ 西関東マーチング高校A
第28回西関東小学生バンドフェスティバルと第28回西関東マーチングコンテスト(西関東吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)が2日、前橋市のALSOKぐんまアリーナであった。 群馬、埼玉、新潟、山梨の4県の代表計31団体が出場。小学生バンドでは、さいたま市立大谷口、同市立上里、川場村立川場(群馬)の3団体が11月19日に大阪城ホールで開かれる全国大会の西関東代表に選ばれた。マーチングでは、規定課題があるA部門で、中学校は久喜市立栗橋東(埼玉)と高崎市立塚沢(群馬)の2団体が、高校以上は伊奈学園総合(埼玉)、叡明(埼玉)、東農大二(群馬)の3団体が、11月20日に同ホールで開かれる全国大会の西関東代表に推薦された。 結果は以下の通り。(演奏順、◎は西関東代表) ◇小学生バンド 【金賞】◎さいたま市立大谷口、◎さいたま市立上里、◎川場村立川場(群馬) 【銀賞】新潟市立山の下、さいたま市立蓮沼、さいたま市立大牧 ◇マーチング・中学校A 【金賞】◎久喜市立栗橋東(埼玉)、◎高崎市立塚沢(群馬) 【銀賞】嬬恋村立嬬恋(群馬)、妙高市立妙高高原(新潟)、高崎市立箕郷(群馬) 【銅賞】新潟市立木戸・新潟市立松浜、燕市立分水(新潟) ◇マーチング・中学校B 【金賞】さいたま市立川通、春日部市立春日部(埼玉) 【銀賞】春日部市立豊野(埼玉)、甲州市立塩山(山梨) 【銅賞】深谷市立深谷(埼玉)、燕市立吉田(新潟)、草津町立草津(群馬) ◇マーチング・高校以上A 【金賞】◎伊奈学園総合(埼玉)、◎叡明(埼玉)、◎東農大二(群馬) 【銀賞】高崎商(群馬)、市浦和(埼玉) 【銅賞】桐生市商(群馬)、日本文理(新潟) ◇マーチング・高校以上B 【金賞】東農大二(群馬) 【銀賞】岩槻(埼玉)、高田北城(新潟) 【銅賞】越谷西(埼玉) 全国大会、ライブ配信します 全日本小学生バンドフェスティバル、全日本マーチングコンテストのすべての演奏は表彰式を含め、有料でライブ配信されます。詳細は特設サイト(http://t.asahi.com/clive)で。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「美しすぎる市議」にもやもや 盛岡で性差別考えるトークイベント
宮脇稜平2022年10月2日 16時08分 【岩手】「女医」や「美しすぎる市議」といったジェンダー表現の問題を考える書籍の刊行にあたり、社会の性差別や偏見について語るイベントが1日、盛岡市で開かれた。書籍の編集に携わった記者やジェンダーの専門家が、社会に残る無意識の差別について議論した。 書籍は「失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック」(小学館)で、新聞労連の編集チームが3月に出版した。記者が取材活動で感じる違和感を話し合い、「○○女子」といった表現が不適切である理由や、性犯罪報道の課題などをまとめている。 イベントでは、書籍の編集リーダーを務めた朝日新聞の中塚久美子記者が、「女房役」といった表現が散見されることへの課題を指摘。徳島新聞の乾栄里子記者は、強制性交を「乱暴」と表現することは問題の矮小(わいしょう)化につながり、メディアの責任が問われていると訴えた。 ジェンダーの問題に詳しい岩手大の海妻径子教授も参加した。女性をめぐる環境が30年以上大きく変わっていないとして、「正面から問題を訴える人を冷笑しない社会にすることが重要だ」と呼びかけた。 新聞労連の前中央執行委員長で毎日新聞の吉永磨美記者はイベント後、書籍について「男性優位の見えない上下関係を明らかにし、ジェンダーの問題に気づいていくきっかけになれば」と話した。(宮脇稜平) Think Gender 男女格差が先進7カ国で最下位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[記事一覧へ] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
くまモンがスーツ姿で登場 東京でオフィス開設、首都圏の活動拠点に
角野貴之2022年10月2日 17時00分 東京駅から徒歩9分のコワーキングスペースに、スーツ姿の彼がいた。熊本県営業部長兼しあわせ部長、くまモン。9月21日、その場所に東京でのオフィスを構えた。 一応、公務員。上司の指示は、「首都圏でのPR活動に一層力を注ぐこと」。ただ、出動はすでに年間2千回を超えるペース。全国各地を飛び回る日々だ。 「体がもたないモン」、彼はそんなことを口にはしない。むしろスタッフが心配した。「頑張りすぎ。出動の合間に休憩する所が必要」 ワーキングスペースの運営企業が、その場所の新たな活用法を検討していると耳にした。PR活動の拠点にもできるかもしれないと、使わせてもらうことに。「首都圏でも会える機会が増えるモン!」(角野貴之) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
くまモン、忙しすぎて東京にオフィス開設 くじけない心、支えた手紙
熊本県営業部長兼しあわせ部長のくまモンさん(年齢非公表)が、東京・八重洲のビルにオフィスを構えた。首都圏での営業強化を求められる状況で都心に拠点を持てたことに、「どんどんインスピレーションがわいてきてるモン! 熊本のよかとこばたくさんPRするモン!」と意気込んでいる。 東京駅から徒歩9分のコワーキングスペース「DIAGONAL RUN TOKYO」に入居した。間仕切りのあるブースの一つに、自身の顔をあしらったのれんをかけ、「縄張り」をアピールしていた。 東京での拠点を求めたのは、部長の健康を心配した県職員たちだった。県知事公室によると、くまモン部長の「出動」は年間2千回を超える。首都圏での活動の合間に休める所が必要だった。拠点があれば、営業活動にも使えるとも考えた。 ちょうど地元の熊本銀行から、グループ会社の運営する当スペースを「熊本のために活用したい」と打診があり、利害が一致した。くまモンさんは「うれしかモン! 東京にも『行けば会えるかも』という場所ができたモン!」 デビュー13年目で構えた東京のオフィス。それまでの道のりは平坦(へいたん)ではなかった。 「大阪・道頓堀かいわいで名刺1万枚を配ること」。2010年、知名度をあげるための指示が、蒲島郁夫・熊本県知事から出た。作業を終えなければ帰れないという条件だったが、つらくなって逃げた。 15年は降格処分を受け、一… この記事は有料記事です。残り584文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「東京で成功すれば地方にも…」 注目集めるスピーキングテストとは
有料記事 関口佳代子、本多由佳2022年10月2日 13時00分 2023年に入学する生徒が受ける東京都立高校入試に、「英語スピーキングテスト」が使われることが正式に決まった。「話す力」を客観的に評価して「使える英語力育成」につなげる狙いがあるが、懸念の声もある。民間運営の英語試験を公立高入試に使う全国初の試みを、各地の学校関係者が注目している。(関口佳代子、本多由佳) 防音用のイヤーマフをつけた生徒たちが、タブレット端末に向かって解答を一斉に吹き込んでいく――。 スピーキングテストはこんな形式で11月27日に実施される。参加するのは都内の中学3年生約8万人。都教育委員会と通信教育大手「ベネッセコーポレーション」(岡山市)が問題を作り、都教委が同社に運営や採点、評価を委託する。 約15分間で8問。受験生がタブレットに表示されたイラストを英語で説明したり、英文を音読したりする。録音されたその音声をベネッセの関連会社が評価し、45日程度で採点する。研修を受けたフィリピンの現地スタッフが、受験生1人の音声を2人で受け持つ。 コミュニケーションが成立したか▽語彙(ごい)や文法、論理構成▽発音、イントネーションなどの観点で、6段階で評価する。入試に用いる際はそれを20点満点に換算し、従来の学力検査(満点700点)と調査書(同300点)の合計点に加える。 都教委の浜佳葉子教育長は入… この記事は有料記事です。残り1594文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
国葬反対デモについていった高校生の気づき 熱気はなぜ伝わらない?
期末試験が終わった9月27日午後2時前。仙台市の高校3年生、白坂里彩(りさ)さん(18)はスマホで安倍晋三元首相の国葬関連のニュースを眺めていた。 《ああ、今日は国葬で半旗掲揚しているんだよね。見に行こうかな》 半旗を掲げる宮城県庁に向かう道中、隣の勾当台公園から「国葬反対! 国民の生活考えろ!」とデモ行進の声が聞こえてきた。 半旗を写真に撮り、興味本位でデモについていった。反対の声を上げて歩く人々はだいぶ年上で、同世代はいなさそう。 撮影していたら、参加者から「若い子が来てくれてうれしい」と言われた。自分も国葬には反対だったが、参加したいかと言われたら別だ。 《色々な考えの人がいること… この記事は有料記事です。残り513文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
スカート姿の自分、受け入れてくれた彼女 そば店営む2人の思い
共同店主として京都府福知山市でそば店を切り盛りしながら、性的少数者と理解者として講演活動を続けるペアがいる。当事者と理解者で続ける活動には、「全ての人を大切にしてほしい」という思いが込められている。 2人は、福知山市雲原の大江山にあるそば店「大江山鬼そば屋」の、5代目おかみの中村麻美(まみ)さん(62)と、7代目店主の佐々井飛矢文(としふみ)さん(37)。約170年の歴史がある店を共に経営する。そば打ちも接客も担当する佐々井さんは、身体は男性として生まれたが、自認する性は男女どちらとも決めがたい性的少数者。店では自分で作ったスカートを着用して働く。 佐々井さんが「麻美さん」と呼ぶ中村さんは、佐々井さんをありのまま受け入れる理解者だ。2人は昨年から一緒に講演活動を始めた。佐々井さんは「講演を聞きに来る人の多くは、受け入れる側。麻美さんと変わらない。受け入れる『理解者』が、特別な人ではないことを伝えたい」と話す。 「らしさ」押しつけないで 埼玉生まれの佐々井さんが自分の性に違和感をもったのは、中学生のころだった。大学時代には女性の恋人もできたが、「自分の中の女性が恋人に嫉妬してしまうこともあった」という。恋人のことが「大好きだけど大嫌い」になり、一緒にいるだけで涙が出ることもあった。そううつ状態になり、治療も受けるほど、心の振幅は大きくなっていった。 そんな時、佐々井さんは中村さんと出会った。14年ほど前、大学の研究で福知山市を訪れた佐々井さんが、そば店に食事に来たことがきっかけだった。男性がスカートをはく姿に、中村さんは、最初は驚いたが、違和感はなかったという。 その後、先代の店主に誘われて、佐々井さんは2015年にアルバイトとして店に入る。住まいも店の近くに移したことで、中村さんと急速に親密になった。中村さんは「佐々井さんの話し方やしぐさ、考え方にひかれた。女の人のかっこうをしてても関係ない、と思った」。 2人が講演を引き受けるのは、それぞれ周りに「男らしさ」「女らしさ」という考えのもと、生きづらい思いをした人がいたからだという。講演では、肉体の性と社会的な性(ジェンダー)との違いについて説明し、男らしさ、女らしさについて自分の体験をもとに語りかける。 8月の講演で、佐々井さんは「『男らしい』と思って、大事な女性を車に乗せる時にはドアを開ける。でも他人が、私の思う『男らしい』ことをしていないから男ではないとは思わない。皆さんも、自分の考えを押しつけないで」と語った。 中村さんは「例えば、女性が消防団活動をするとほめられるが、男性は男だから当たり前だ、とほめられないことがある。一生懸命やっているのに。当たり前だと言われた側は苦しいでしょう」と話す。 佐々井さんは、自分を自然に受け入れてくれた中村さんと出会い、受け入れられたことで心の波をコントロールできるようになったという。佐々井さんはこう話す。「性の多様性の前に個人の多様性を受け入れるのが前提。性の多様性の尊重は個人の尊重の一つに過ぎないんです」(滝川直広) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
秋の訪れ、色鮮やか 広島県世羅町で1万2千株のガーデンマムが見頃
上田潤2022年10月2日 10時30分 広島県世羅町の観光農園でガーデンマムが見頃を迎え、秋の訪れを告げている。30品種、約1万2千株が植えられている「世羅高原農場」では、直径50~60センチの丸い株が赤、黄、白、オレンジなど色ごとに並べられ、「水の流れ」をイメージした花絵となって来園者の目を楽しませている。 ガーデンマムはキク科で、日本のキクが明治時代にヨーロッパに渡り園芸用として改良された品種。同園では今月中旬まで見頃という。(上田潤) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
現存最古の「胴」の三線、沖縄へ里帰り 状態良く残った意外な理由
琉球王国時代の1825年に作られた現存最古の胴が付いた三線(さんしん)「附胴(つけたりどう)三線」が、沖縄県立博物館・美術館に寄贈された。11月6日まで、同館の常設展で見ることができる。 三線は、琉球伝統の弦楽器。14世紀に中国から持ち込まれた楽器が、琉球王国で発展し、その後上方にもたらされて、全国に三味線として普及したといわれる。 この三線は、内部に「道乙酉(どうきのととり) 渡慶次(とけし)作」と墨書きされている。同館によると、「道乙酉」は中国の元号で道光5年(1825年)を指し、渡慶次という人物によって作られたとみられる。 徳之島(鹿児島県)の有力者「直富主(なおとみしゅ)」が琉球王国の首里で入手し、子孫に受け継がれてきた。成人男性が食べる量の2年半分の米を対価に手に入れたと伝わり、島の郷土史には「(この三線を弾けば)沖合三里の釣り船にも音色が聞こえた」と記されているという。 寄贈したのは、神奈川県鎌倉… この記事は有料記事です。残り402文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル