2022年11月17日 20時30分 大阪戦災傷害者・遺族の会代表の伊賀孝子さんが14日、死去した。91歳だった。葬儀は近親者で営んだ。 45年の大阪大空襲で母と弟を失った。大阪大空襲の死没者名簿を独自に作成し、大阪市中央区の大阪国際平和センター(ピースおおさか)に犠牲者の名前を記したモニュメントが設置される契機を作った。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
米軍のオスプレイ3機が与論空港に着陸 民間機の離陸遅れ
米軍の輸送機オスプレイ3機が17日午後、事前の使用届なく、鹿児島県与論町の与論空港に立て続けに着陸した。与論空港へのオスプレイの飛来は6月19日以来。 県港湾空港課によると、17日午後1時ごろに2機が着陸。うち1機は約40分後に離陸したが、午後4時20分ごろには3機目が着陸し、午後5時10分ごろに離陸した。オスプレイ着陸により、午後3時10分発予定だった鹿児島空港行きの日本航空3824便の出発が54分遅れるなど、計4便の民間機に影響が出た。 鹿児島や沖縄の離島では、自… この記事は有料記事です。残り133文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
秋田県知事「外国人はマスクなしで大騒ぎ」 新型コロナめぐり発言
秋田県の佐竹敬久知事は17日、新型コロナウイルス対策に絡み、「外国人はマスクなしで飲食店で大騒ぎしている。注意しても聞かない」と述べた。オンラインで参加した同日の全国知事会の会合後、報道陣に語った。 佐竹知事は10月にフランスを訪問し、コロナ感染が帰国後に判明した。療養後に「フランスに行くとみんな(コロナに)かかる」と発言し、物議を醸している。 フランス訪問を振り返り、「欧米から観光客が来ていたが、聞くとほとんどコロナ対策をやっていない。政府が(対策を)推奨すると言っても誰も聞かない」と語った。秋田県内でも「自分の国のスタンダード(でしか対策していない)」と指摘し、「日本人だけに自粛要請と言っても。外国の方にも注意喚起を国が空港とかでやってもらわないと困る」との考えを述べた。(井上怜) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「以前から暴力ふるった」一部の容疑者が供述 ドラム缶遺体事件
コンクリート詰めされたドラム缶から愛知県内に住む男性の遺体が8月に見つかる事件があり、県警は男性を暴行死させたとして男4人を傷害致死容疑で逮捕し、17日に発表した。男性は7年前に亡くなったとみられ、一部の容疑者は「以前から暴力をふるうことがあった」という趣旨の供述をしているという。県警は男性への常習的な暴力が今回の事件に発展した可能性もあるとみている。 逮捕されたのは、内装会社代表の勝田茂(51)=愛知県小牧市=、同社従業員奥村博(49)=住所不定=、いずれも下請け業者だった横井秀哉(48)=小牧市=、小枝浩志(62)=名古屋市北区=の4容疑者。4人の認否は明らかにされていない。 県警によると、4人は2015年2月上旬、三重県や愛知県などで平塚崇さん(当時26)に殴る蹴るなどの暴行を加え、死亡させた疑いがある。平塚さんは勝田容疑者の会社の下請けをしており、当時は勝田、奥村両容疑者と小牧市内の集合住宅で同居していた。 4人は、暴行後に車で青森県… この記事は有料記事です。残り171文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
生徒のタブレット端末に職員室の会話 ショックで不登校 山口・岩国
川本裕司2022年11月17日 21時05分 山口県岩国市の市立中学校で、生徒のタブレット端末に職員室での会話が録音され、話題にされた生徒の1人がショックを受けて不登校になっていると市教委が17日、明らかにした。会話していた教諭1人も責任を感じ、出勤できなくなっているという。 市教委によると、10月31日、教室に置き忘れてあった端末を教諭が職員室に持ち帰って保管したが、録音機能が作動し、10人程度の生徒の学習や生活態度について教諭らが交わした個人的感情を含んだやり取りが記録されたという。 翌11月1日、端末を返却された生徒が録音に気づき、会話で名前の上がった数人の生徒に音声データを送信。自分のことにふれた会話の内容を知ってショックを受けた1人は、同月上旬から登校できなくなっている。学校側は会話で名前が出されたり、データを送られたりした約10人の生徒に謝罪した。 同市は今年度までに、すべての小中学生に1台ずつタブレット端末を貸与した。守山敏晴市教育長は「生徒らに不安を与え、謝罪する。端末の管理がずさんと言われても仕方なく、今後は教室の鍵の掛かる保管庫に入れるようにする」と話した。(川本裕司) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
安倍元首相銃撃、山上容疑者の鑑定留置延長 専門家「万全期す意図」
有料記事 渡辺七海 松浦祥子2022年11月17日 21時30分 安倍晋三元首相の銃撃事件で、奈良地検は17日、山上徹也容疑者(42)=殺人容疑で送検=の事件当時の精神状態を調べる鑑定留置について、今月29日までだった期間を来年2月6日まで延長すると発表した。 17日に地検が奈良簡裁に請求し、同日付で認められた。地検は延長を求めた理由について、「捜査上の必要から」とだけ説明し、詳細は明かさなかった。 山上容疑者は7月8日、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で、参院選の街頭演説中だった安倍氏を背後から銃で撃ったとして、殺人未遂容疑で現行犯逮捕され、その後、殺人容疑で送検された。これまでの調べでは、母親が多額の献金をした宗教法人「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」への恨みが動機の一つとされる。 地検は山上容疑者の事件当時の精神状況から刑事責任を問えるかを判断するため、7月25日に身柄を奈良県警奈良西署から大阪拘置所に移送し、鑑定留置を始めていた。 県警は殺人容疑のほか、山上容疑者がつくった銃の鑑定を進めるなど、銃刀法違反などの容疑も視野に捜査を進めている。(渡辺七海) 「慎重に検討しているのでは」 鑑定留置は、刑事訴訟法に基… この記事は有料記事です。残り484文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
京成線の回送列車が脱線 原因は車庫入れ時のミスで切り替え装置損傷
小川崇2022年11月17日 21時30分 【動画】京成電鉄の車両が脱線=目撃者提供 17日午前10時20分ごろ、東京都葛飾区の京成線京成高砂駅構内で、車庫に向かう途中の回送列車(8両編成)が脱線した。乗客はおらず、けが人はいなかった。車庫に入れる際に運転士が操作を誤ったのが原因とみられる。成田空港に向かう路線の一部区間で運転を見合わせたが、約10時間後に復旧した。 京成電鉄によると、17日午前10時10分ごろ、京成佐倉発の快速列車が終点の京成高砂駅に到着。乗客を降ろし、交代した別の運転士が車庫に向かう際、通常とは異なる線路に入ってしまったため、内規に違反して車両をバックさせた。その際に線路の切り替え装置が損傷し、最後尾の車両が脱線したとみられる。 同社では、2020年6月にも東京都葛飾区の京成線青砥駅構内で列車が脱線した。国の運輸安全委員会はその後の調査で、台車に生じた亀裂の影響でバランスが崩れたことが原因だと指摘している。(小川崇) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
シャンプーのボトル、ケーキに挟む…コカイン密輸容疑で4人を告発
2022年11月17日 22時03分 大量のコカインを密輸入しようとしたとして、関西空港税関支署はペルー人の男2人とスリナム人男女の2人を関税法違反(輸入禁止貨物の輸入)の容疑で大阪地検に告発したと、17日発表した。4人はすでに関税法違反の罪で起訴されているほか、麻薬及び向精神薬取締法違反(営利目的共同輸入)などの疑いで逮捕、起訴されている。 発表によると、ペルー人の2人は、住所不定、無職ニシジマ・ヴィヤヴィセンシオ・ルイス・アルベルト容疑者(41)と、静岡県湖西市の会社役員ザパタ・フアレス・ニロ・ヘスス容疑者(36)。2人は共謀の上、ニシジマ容疑者が9月10日に旅客機で関西空港に到着した際、コカイン約10キロ(末端価格約2億円)を密輸入しようとした疑いがある。 コカインを液状にしてシャンプーのボトルに入れ替えていたほか、ケーキに挟むなどしていたという。税関職員が不自然に感じ、検査装置で発覚した。 スリナム人の2人はいずれも住所不定で、販売業のケサルシン・ヤセンタ・ナタシア容疑者(32)と、トラック運転手のナゲサル・ルペシクマル容疑者(33)。2人は10月26日に関西空港に着いた際、上げ底にしたスーツケース2個にコカイン約7キロ(末端価格約1億5千万円)を隠し、密輸入しようとした疑いがある。 関空でのコカインの密輸入量としては、最近10年でこの2件が最大量という。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナワクチンをインフルワクチン希望者に誤接種 阪南市の医療機関
大阪府阪南市は17日、市内の医療機関で同日にインフルエンザワクチンの接種を希望した80歳の男性に、新型コロナウイルスのオミクロン株対応ワクチンが誤って接種されたと発表した。男性は今月9日に既に接種済みだった。 接種後に体調に変わりはなく、市は健康状態の経過観察をしていくという。 この医療機関では、コロナとインフルエンザで接種の時間や場所をわけておらず、コロナの場合、本人と予診票を確認してワクチン接種していた。しかし、確認をしないまま、看護師が「コロナワクチンを打ちます」と問いかけ、本人が「はい」と返事したため、別の人のために用意したコロナワクチンを接種してしまったという。(田中章博) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宇都宮LRTが試運転、最初は時速5キロから 来年夏に開業へ
石原剛文、津布楽洋一2022年11月17日 19時00分 【動画】宇都宮市の次世代型路面電車、試運転始まる=津布楽洋一撮影 宇都宮市と栃木県芳賀町を結び、来年8月の開業を予定している次世代型路面電車システム(LRT=ライト・レール・トランジット)の試運転が、17日から始まった。国土交通省によると、軌道をすべて新設するLRTは国内初という。 17日午前9時すぎにLRTの車両が宇都宮市内の車両基地を出発した。架線柱や停留場に接触しないことを確認しながら、近くの平石停留場付近までの区間を時速約5キロで往復した。18日は時速を約15キロまで上げる。 21日以降は、ブレーキなどの走行・性能試験に移り、来年4月以降にJR宇都宮駅東口側路線の全線で試運転を始める予定。路線は駅西口側にも計画されている。 LRTは、低床式車両(LRV=ライト・レール・ビークル)を使い、振動や騒音が少ない。お年寄りや車いすの人も乗り降りしやすく、デザインも優れていることから「次世代型」と呼ばれている。国内では、富山市で既存の軌道を活用して2006年に初めて導入された。(石原剛文、津布楽洋一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル