金属バット、おかえりなさい――。 M-1の準々決勝で敗れた2人が、11月30日の準決勝に進むことになった。 GYAO!のサイトで同28日、発表された。 準々決勝敗退者のなかから、視聴者投票で出場者を選ぶ「ワイルドカード」枠での進出。今年のM-1で、これまでの戦いの動画視聴回数が最も多かった。 金属バット(吉本興業)は、いずれも大阪出身の小林圭輔(36)と友保隼平(しゅんぺい、37)のコンビ。M-1の準決勝常連組で、今年が結成15年のラストイヤーだ。 王道の大阪漫才 賞レースではパワーや大声、早口で押し切る競技漫才も目立つが、2人は違う。 流れる大阪弁が心地よく、子守歌のように耳になじむ。無駄な力が一切抜けた漫才は、このコンビでしか味わえない。 見た目は坊主頭とロン毛。その風貌(ふうぼう)から異端視されがちだが、話芸は王道だ。 ファンであろうとなかろうと、その場にいるだれをも笑わせる、たしかな実力を持つ。 かつて、関西の学校の教室には必ずいた、すさまじく面白い友達の雑談をそばで聞いているような、懐かしい感覚を醸し出す。どこまでも柔らかく、気楽に。 漫才本来の「緩さ」全開の2人が、M-1の4分間の死闘にどう挑むか。注目が集まる。 準決勝は11月30日、東京・港区の会場で午後5時から。以下の28組が争う。 ◆真空ジェシカ、シンクロニシティ、ママタルト、ヤーレンズ、令和ロマン、ななまがり、ハイツ友の会、THIS IS パン、カゲヤマ、ダイヤモンド、ダンビラムーチョ、ケビンス、ヨネダ2000、男性ブランコ、ストレッチーズ、さや香、オズワルド、ウエストランド、キュウ、ミキ、からし蓮根、かもめんたる、カベポスター、コウテイ、マユリカ、ロングコートダディ、ビスケットブラザーズ、金属バット(土井恵里奈) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Regard zen sur le monde : « Le recueillement spirituel n’est pas une pratique individuelle visant le développement personnel »
Au mois de novembre, Kyoto, l’ancienne capitale impériale du Japon, se couvre d’érable. SHOSEI/AFLO / PHOTONONSTOP Le Français Clément Sans est récemment devenu moine zen, ordonné sous le nom de Tozan (« la montagne du pêcher »). Chaque mois, il nous envoie une lettre qui nous fait partager ses réflexions et son quotidien […]
松戸で7棟焼ける火事、1人の遺体 住民「電線通じて火が移った」
高橋淳、上保晃平、宮坂奈津2022年11月28日 20時15分 【動画】民家火災で1人死亡、7棟焼損=近隣住民提供 28日午前3時45分ごろ、千葉県松戸市古ケ崎3丁目の木造2階建て住宅で「かなり火が出ている」と近隣住民から119番通報があった。消防車15台が出動し、火は約4時間半後に消し止められたが、近隣の民家6棟にも延焼し、計6棟が全焼、1棟が一部焼けた。 松戸市消防局などによると、通報の対象となった民家の焼け跡からは50代とみられる身元不明の女性1人の遺体が発見され、この家にいた50代の男女2人も搬送された。搬送された女性は全身にやけどを負う重傷という。 道路の突き当たり、密集した住宅 現場はJR北松戸駅から西に約1・3キロの住宅街で、道路の突き当たりに住宅が密集する形となっている。近所の50代男性は「道が狭く、消防車が入りづらかったのではないか。火の勢いが強く、一刻も早く消火してほしいと祈るような気持ちでいた」と話した。 近くに住む大学生の鈴木萌さん(19)は、午前4時前に鳴り響くサイレンの音で目を覚ました。「部屋の窓から大きな煙と赤い光が見え、一気に目が覚めた」。様子を見に外に出ると、火は数軒先の家まで燃え移りそうな勢いで燃え、火の粉が家の前の道路まで飛んできたという。 現場近くに住む50代主婦は「電線を通じて向こうの家に火が燃え移っていくのが見えた」と話した。 専門家「電線たどって火が移る場合ある」 火災の出火原因などを調べる民間機関、法科学鑑定研究所の冨田光貴研究員は「火事が屋外の電線に燃え移り、何らかの原因によって電線から漏電があった場合に、電線をたどって周辺に火が燃え移る場合もある」と話した。 銚子地方気象台によると、松戸市に近い我孫子市の風速は28日午前4時時点で西北西の風1メートルだった。(高橋淳、上保晃平、宮坂奈津) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
小学6年の2.27%がヤングケアラー さいたま市の初調査で判明
川野由起2022年11月28日 20時25分 親の介護やきょうだいの世話などをする子ども(ヤングケアラー)について、さいたま市教育委員会は28日、市立の小中高校などの児童・生徒を対象に行った実態調査の結果を発表した。 今回初めて調査した小学6年生では2・27%が「家族の世話をしている」と回答。調査をうけ、各学校では世話をしていると回答した児童や生徒に個別に面談を実施していくという。 調査は9月5日から16日の間、市立小学校の6年生と、中学・高校・中等教育学校の1年生の計2万3398人を対象に行った。うち2万565人(87・9%)から回答があった。 小学校6年生で「家族の世話をしている」と回答したのは、235人(2・27%)だった。細田真由美・教育長はこの日の会見で「決して少なくない数字だ」と述べた。 世話を必要としている家族(複数回答可)は「きょうだい」が最多の127人、「お母さん」が74人、「お父さん」が46人と続いた。 世話の内容(複数回答可)は、「見守り」が91人と最多、食事や掃除などの「家事」が80人、「話を聞く」が65人と続いた。 中高生については、中学・中等教育学校の1年生の2・79%の265人、高校1年生の1・14%の8人が、家族を世話していると回答した。 市教委によると、昨年は市立中高・中等教育学校の全生徒3万4606人を対象にした調査を実施(回答があったのは3万279人、回答率87・5%)。1287人(中学・中等教育学校1273人、高校14人)が「世話をしている家族がいる」と答えた。学校の教員が個別に面談を行い、うち14人を急ぎ支援が必要と判断し、各区の支援課につなぐなどの対応をしたという。(川野由起) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
長野県議、妻を窒息死させた疑いで逮捕 昨年9月に自宅で
2022年11月29日 0時56分 長野県塩尻市の自宅兼事務所で昨年9月、妻を殺害したとして、県警は28日、県議の丸山大輔容疑者(48)を殺人容疑で逮捕し、発表した。県警は認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は、昨年9月29日の午前0時ごろから午前6時45分ごろまでの間に、丸山容疑者が経営する酒造会社「笑亀酒造」の事務所と自宅を兼ねた建物内で、妻の希美さん(当時47)を何らかの手段で窒息死させたというもの。 県警によると、希美さんは9月29日午前6時45分ごろ、事務所内で倒れているところを家族に発見された。捜査関係者によると、遺体には首を絞められた痕と、抵抗した際にできたとみられる擦り傷が確認されたという。 丸山容疑者は自民党県議団に所属し、現在2期目。県議会総務企画警察委員会の委員長を務めている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
国支給の冷凍庫に不具合か コロナワクチン1万1600回分を廃棄
愛知県北名古屋市は28日、冷凍庫の不具合によってファイザー社製の新型コロナウイルスのワクチン1765バイアル(約1万1600回分)を廃棄したと発表した。別の冷凍庫などで同社製のワクチン約2万6千回分を保管しているため、今後の接種スケジュールに影響はないとしている。 市によると、冷凍庫は今月18日夕方には正常に作動していたが、週明け21日午前8時ごろに出勤した職員がアラームが鳴っているのに気づいた。操作パネルを触っても反応がないため再起動させたところ、庫内温度がマイナス94度と表示された。 普段はマイナス75度に設定しており、「ワクチンの保管温度を逸脱していた可能性が否定できない」として廃棄を決めたという。冷凍庫はコロナ禍に入ってから、国から支給されたものだった。(山本奈朱香) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
10歳娘の裸画像「1千~3千円で」 強制わいせつ容疑などで母逮捕
東谷晃平2022年11月28日 21時34分 10歳の実娘を裸にし、わいせつな画像を撮って販売したなどとして、愛知県警が40代の女を強制わいせつや児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕していたことがわかった。認否は明らかになっていない。 捜査関係者によると、女は10月20日に児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供)の疑いで逮捕され、11月9日には同法違反(不特定多数への提供目的所持)と強制わいせつの疑いで再逮捕された。「1年ほど前から、不特定多数の人に娘の裸の画像を1千~3千円程度で売った」などと供述しているという。 一方、この女に娘のわいせつ画像を撮影するよう唆(そそのか)したなどとして、県警は28日、無職藤井秀雄容疑者(68)=愛知県知立市=を強制わいせつ教唆などの疑いで逮捕した。撮影は8月29日~9月9日の間で、藤井容疑者は娘が13歳未満と知っていたという。女とは昨年6月ごろ、インターネット上の掲示板で知り合ったとみられる。 県警は6月、実娘が4~6歳の時にわいせつ画像を撮影し、販売したなどとして別の30代の女=懲役3年執行猶予5年の有罪判決=を逮捕。関連捜査で今回の事件が浮上したという。(東谷晃平) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
園児を小突く、トイレに押し込む… 仙台の認可外保育所で虐待の疑い
有料記事 池田良、福岡龍一郎、緑川夏生2022年11月28日 22時32分 仙台市内の認可外保育所で、保育士が園児に対して下着姿のまま食事をさせたり、無理やりトイレに押し込んだりした事案があったことが分かった。認可外保育所を指導・監督する公益財団法人「児童育成協会」は11月2日に仙台市とともに特別立ち入り調査をし、虐待に当たる恐れがあるとみて調べている。 虐待が行われた疑いがあるのは、認可外保育所「チャイルドルームきいろいくまさん」(同市太白区)。園のサイトによると、本館の定員は生後6カ月から5歳の66人。 関係者によると、10月中旬までに、保育士が園児の服を脱がせて下着のまま食事を食べさせたり、寝ている状態で薬を飲ませたりしたほか、園児を小突いたり、トイレに無理やり押し込んだりしたという。園内の防犯カメラに一連の行為が記録されていた。他にも類似する行為があったとの情報もある。 育成協会によると、10月に… この記事は有料記事です。残り457文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
同性婚を認めないのは憲法違反か 分かれる判断、「3件目」の注目点
同性同士の結婚を認めていない民法や戸籍法の規定は憲法に違反するとして、同性カップルが国を訴えた訴訟で、東京地裁が30日、判決を言い渡す。同種の訴訟は札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5地裁で計6件起こされ、今回の判決は3件目。先行した昨年3月の札幌地裁は「違憲」、今年6月の大阪地裁は「合憲」となったが、共通の認識を示した部分も多い。何が判断を分けたのか。 一連の訴訟の憲法上の主な争点は、大きく二つに整理できる。 同性同士の結婚を認めていない規定が、①「婚姻の自由」を保障した憲法24条に違反しているか、②「法の下の平等」を定めた憲法14条に違反しているかの2点だ。 札幌、大阪の両地裁はいずれも、①の24条には「違反していない」とした。「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立する」との条文は、同性間の婚姻を定めているとは言えない、との判断で、原告側の「『両性の合意』という文言は、婚姻の自由を保障する対象を男女に限定する趣旨のものではない」などとする主張を退けた。 判断の分かれ目は14条「法の下の平等」 両地裁の判断が割れたのは、異性カップルと同性カップルは、平等に扱われているのかが問われた②の14条だ。 札幌地裁は、同性カップルは「婚姻で生じる法的効果の一部ですらも享受する法的手段が提供されていない」と評した。これが「合理的根拠を欠く差別」だとして違憲の判断を示した。 大阪地裁も「同性間には類似した法制度さえなく、利益を享受できない」との認識を示した。だが、契約や遺言など、民法の他の制度もあり、「現状の差異は相当程度解消、緩和されつつある」と指摘。同性同士の結婚を認めるべきかは「議論の過程にある」とも述べて、現時点では「立法府の裁量を超えて憲法に違反しているとまでは言えない」とした。 「3件目の判決」を控えた原告の思いは 30日に判決を控える東京訴… この記事は有料記事です。残り516文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Think Gender 男女格差が先進7カ国で最下位の日本。生きにくさを感じているのは、女性だけではありません。だれもが「ありのままの自分」で生きられる社会をめざして。ジェンダーについて、一緒に考えませんか。[記事一覧へ] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「戒めの手すり」が語る群衆事故の威力 梨泰院の悲劇、再発防ぐには
1本の曲がった手すりを、兵庫県警が保存している。同県明石市で11人が亡くなった21年前の歩道橋事故にあったものだ。今年また、多くの命が韓国・ソウルの梨泰院(イテウォン)で奪われた。悲劇を繰り返さないために何が必要なのか。 県警本部18階にある雑踏警備対策室。部屋の窓際に、長さ約70センチに切り取られたステンレス製の手すりが置かれている。 それを支える約16センチの鉄の平板は根元から約30度、ぐにゃりと曲がっている。 「歩道橋に殺到した人たちの負荷で曲がったものです」。雑踏警備対策室長の佐野善宣さんは言う。 明石歩道橋事故 2001年7月21日夜、兵庫県明石市のJR朝霧駅南側にある歩道橋で起きた。市主催の花火大会で行き来する観客らが押し合いになり、0~9歳の子ども9人を含む11人が死亡し、247人が負傷した。 対策室は、署や警察学校での研修の際に手すりを持ち出し、群衆の威力を伝える教材に活用してきた。 県警が手すりを明石市から譲り受けたのは、事故から4年後の2005年。当時、地域部長だった田山映二さん(76)が事故を戒めにしようと考えたからだ。 事故で県警は、雑踏対策の警察官を歩道橋に配置していなかったことなどから批判を浴びた。05年6月、遺族らが起こした民事訴訟で、神戸地裁は県警に損害賠償を命じた。 遺族から繰り返し言われたこと 判決後、県警トップの本部長と並んで遺族に謝罪した。怒りに震え、涙を流す遺族から新聞紙を投げつけられた。「自分が事故で家族を亡くしたらと思うと……。当然のことです」。約1時間半、ただただ頭を下げ続けた。 遺族から繰り返し言われたこ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル