2022年12月25日 22時45分 25日午前8時50分ごろ、横浜市金沢区釜利谷西3丁目の市道で、横断歩道を歩いていた近くに住む御園和夫さん(80)と妻の陽子さん(74)が乗用車にはねられた。2人は市内の病院に搬送されたが、御園さんは死亡が確認された。陽子さんは肋骨(ろっこつ)骨折の重傷を負った。 御園さんは関東学院大名誉教授。言語学博士として英語の音声教育に力を注ぎ、ラジオ「百万人の英語」や「旺文社大学受験ラジオ講座」など英語番組で活躍した。著書も「聴く話―耳から覚える場面別英会話」(旺文社)など多数発表した。 金沢署によると、横断歩道の手前で停車していた乗用車に、後続の乗用車が追突。押し出された前の車が、御園さん夫婦をはねたという。署は、後続の車を運転していた会社員(32)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕し、容疑を同致死に切り替えて調べている。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
来年1月18日の歌会始の儀、宮内庁が入選者10人を発表
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埼玉・飯能の3人死亡事件、近所に住む40歳男を逮捕 殺人未遂容疑
25日午前7時過ぎ、埼玉県飯能市美杉台4丁目の民家の敷地で女性2人と男性1人の遺体が見つかり、頭や首に鈍器で殴られたような痕が確認された。3人のうち2人は住民の60代夫婦で、もう1人は娘とみられる。県警は同日夜、近くに住む無職斎藤淳容疑者(40)を男性への殺人未遂容疑で逮捕し、26日未明に発表した。調べに対し、「言いたくありません」などと話しているという。 県警によると、斎藤容疑者は25日午前7時過ぎ、同市美杉台4丁目の民家の敷地内で、住民とみられる男性を鈍器のような物で殴打するなどして殺害しようとした疑いがある。男性は死亡しており、県警は今後、容疑を殺人に切り替えて調べる方針。ほかの2人の遺体にも鈍器で殴られたような痕があり、県警は2人への殺人容疑でも調べる。 同日午前7時15分ごろ、近隣住民らから「口論しているようだ」「2階から火が出ている」などと110番通報があった。警察官が駆けつけたところ、この民家の2階で火事が起きており、庭先など敷地内の別々の場所に3人が倒れていた。警察官が3人を発見したのは通報から約15分後で、既に死亡していた。火事は2階の一部が焼け、午前9時前に鎮火した。 県警には事件直後、現場から男が逃走したとの目撃証言が寄せられていた。県警は周辺の防犯カメラの映像などから斎藤容疑者とみて、足取りを追うとともに遺留品を捜していた。 この民家では1年ほど前、敷… この記事は有料記事です。残り127文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
住民「早く解決して」 埼玉3人死亡、高齢者多い住宅街に緊張走る
25日午前7時過ぎ、埼玉県飯能市美杉台4丁目の民家の庭先で女性2人と男性1人の遺体が見つかり、頭や首に鈍器で殴られたような痕が確認された。3人のうち2人はこの家に住む60代夫婦で、もう1人は娘とみられる。ハンマーのような物を持った男が現場から逃走したといい、県警が殺人などの容疑で行方を追っている。 クリスマスの早朝、近くに小中学校もある静かな住宅街に、パトカーや消防車のサイレンが鳴り響いた。あっという間に周囲に警察が規制線を張り、捜査員や警察犬が周辺で活動を始めた。ものものしい雰囲気に住民らは戸惑い、3人の犠牲者が出たことを知って言葉を失った。 近所の70代男性は朝、人の叫び声がするのを聞いた。3人が殺害されたと報道で知り、驚いたという。「逃走する男を見た」と話す知人もおり、強い不安を感じているという。男性は「解決するまで、できるだけ外出しないようにしたい」と話した。 複数の近隣住民の話では、事… この記事は有料記事です。残り491文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宮崎移住、きっかけは タクシー運転手が12年後に求めた風
昼間は高齢の客をスーパーや病院へ。夜は最大の繁華街ニシタチで飲んだゴルフ客をホテルまで。タクシー運転手の畑山幹彦さん(48)は、宮崎市に移り住んで14年になる。 きっかけは、当時の県知事だった。お客さんにも時たま、自分のちょっと変わった「身の上話」をする。 生まれ育ったのは、高知県の山あい。19歳の頃から10年以上、地元の床屋で働いた。2000年代に入ると、労働の規制緩和によって派遣会社が「はやり」になった。自分もすぐに登録し、地元を出て三重県へ。工業用のバッテリーなどをつくる工場の製造ラインで作業をした。 ただ、リーマン・ショック直後の09年、「派遣切り」にあう。田舎に帰っても仕事はないし、ほかに行き場もない。大阪か名古屋の派遣村に身を寄せるしかないか――。途方に暮れたとき、ふと工場で出会った友人の顔が浮かび、番号を押した。彼は結婚を機に宮崎市に移住していた。 全国放送で聞かなくなった2文字 「宮崎、いいよー。こっち来… この記事は有料記事です。残り915文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宮崎移住、きっかけは タクシー運転手が12年後に求めた風
昼間は高齢の客をスーパーや病院へ。夜は最大の繁華街ニシタチで飲んだゴルフ客をホテルまで。タクシー運転手の畑山幹彦さん(48)は、宮崎市に移り住んで14年になる。 きっかけは、当時の県知事だった。お客さんにも時たま、自分のちょっと変わった「身の上話」をする。 生まれ育ったのは、高知県の山あい。19歳の頃から10年以上、地元の床屋で働いた。2000年代に入ると、労働の規制緩和によって派遣会社が「はやり」になった。自分もすぐに登録し、地元を出て三重県へ。工業用のバッテリーなどをつくる工場の製造ラインで作業をした。 ただ、リーマン・ショック直後の09年、「派遣切り」にあう。田舎に帰っても仕事はないし、ほかに行き場もない。大阪か名古屋の派遣村に身を寄せるしかないか――。途方に暮れたとき、ふと工場で出会った友人の顔が浮かび、番号を押した。彼は結婚を機に宮崎市に移住していた。 全国放送で聞かなくなった2文字 「宮崎、いいよー。こっち来… この記事は有料記事です。残り915文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「私、居場所がないんです」初めてのドン横帰り、少女が訪ねた聞き屋
「あなたの話 無料で聞きます」。名古屋駅近くの路上に夜ごと、「聞き屋」の看板が立つ。 看板には「自慢・悩み・世間話・愚痴・相談・恋愛・暇潰し・道案内」とも。 痛ましい出来事の多かった2022年。路傍に座る「聞き屋」の前で、1千人が心情をはき出した。あなたなら何を話しますか。 冷え込みが強まった12月22日午後7時半すぎ、名鉄百貨店前の歩道脇。道行く人は看板を手に座る青年をちらっと見ては、雑踏に消えていく。 「聞き屋」の青年は、水野怜恩(れおん)さん。向けられる物珍しそうな視線に、「もうなれましたね」と笑う。 気温3度。ダウンやパーカを8枚重ね着し、スマホを手に待つ。 午後10時前。 「聞き屋さん、お久しぶりです」。手を振りながら現れたのは、千葉県の会社員女性(23)だ。 愛知県出身で、専門学校時代に友人と4、5回ほど話を聞いてもらった。久しぶりの帰省という。「聞き屋さんと話がしたくなって」 10分ほど談笑が続いた。 唐突に切り出した。 「仕事、辞めたいなー」 夢だった航空会社に就職して3年が経ったという。 「でも、みんないい人だから辞めるって言えない。申し訳ないし。ただ、生活のリズムが乱れて、体力がきついなって」 朝3時に起きて空港へ。経験を重ね、要人の接遇も任されるようになった。 「夢をかなえて現実が見えると、やりたいことが分からなくなっちゃった」 むかし、探偵の専門学校をめ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
駅で列車にはねられ高校生死亡 助けようとした?男性重傷 埼玉
大西英正2022年12月25日 21時32分 25日午前8時10分ごろ、埼玉県久喜市西大輪のJR宇都宮線東鷲宮駅で、市内に住む男子高校生(18)が、上り普通列車にはねられた。男子生徒は全身を強く打ち、現場で死亡が確認された。また、男性(54)が頭の骨を折るなどの重傷を負った。 県警久喜署によると、列車の運転士は「1人が線路に下り、もう1人も下りた」と説明しているという。同署は、重傷を負った男性が高校生を助けようとした可能性があるとみている。(大西英正) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
駅で列車にはねられ高校生死亡 助けようとした?男性重傷 埼玉
大西英正2022年12月25日 21時32分 25日午前8時10分ごろ、埼玉県久喜市西大輪のJR宇都宮線東鷲宮駅で、市内に住む男子高校生(18)が、上り普通列車にはねられた。男子生徒は全身を強く打ち、現場で死亡が確認された。また、男性(54)が頭の骨を折るなどの重傷を負った。 県警久喜署によると、列車の運転士は「1人が線路に下り、もう1人も下りた」と説明しているという。同署は、重傷を負った男性が高校生を助けようとした可能性があるとみている。(大西英正) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
家で使う学校端末、見てみると…猫の動画4時間 涙の反論に母の提案
「学校のiPadを見せて」 9月末、東京都品川区の40代の会社員女性は職場から帰宅すると、公立小3年の長女に、学校から配布されている情報端末を渡すよう言った。 女性の会社は在宅勤務が中心で、出勤は久しぶり。不在中にどう使ったのか確認するためだった。 長女はすぐには端末を出さず、「1時間半ぐらい使っちゃった」と言った。女性が重ねて出すように言うと、泣き出した。 手渡された端末に、4時間近く使った記録が残っていた。 政府の「GIGAスクール構想」で小中学生に配られた情報端末をめぐり、親たちが家庭での使用方法に頭を悩ませています。どう向き合えばいいのでしょうか。記事の後半では、子ども自らが家庭での使用のルールについて考える取り組みも紹介します。 「みんな見てる」 泣きながら反論する長女 長女は、端末を使って宿題を… この記事は有料記事です。残り3160文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル