電気通信大(東京都調布市)は17日、2025年度からの個別入試・前期日程で、全受験生を対象にした選択科目として「情報Ⅰ」を実施する方針を発表した。国立大の個別入試・前期日程で全受験生向けの実施を発表したのは初めて。 情報Ⅰは、いまの高校1年生が受験生となる25年度から大学入学共通テストにも導入される。国立大の個別試験では、高知大が一部の情報系学科で、これまでも情報を課してきた。 電気通信大によると、25年度からの個別試験・前期日程では数学と外国語を必須とし、情報Ⅰ、物理、化学の3科目の中から2科目を選ぶ選択科目を課す。今年中にも試作問題を公表する。後期日程では情報Ⅰは課さない。 また、同じ25年度入試から… この記事は有料記事です。残り204文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
小1の娘を殺害容疑、母親を逮捕 過去にDV疑いも 大分県中津市
一緒に暮らす小学1年生の娘を殺害したとして、大分県警は17日、中津市豊田町の無職、嬉野陽子容疑者(40)を殺人の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 県警によると、嬉野容疑者は17日午前0時ごろ、自宅アパートの一室で、娘のいち花さん(7)を殺害した疑いがある。どのように殺害したかについては捜査中としており、18日にも司法解剖して死因を調べる。 嬉野容疑者自身が17日午前7時25分ごろ、中津署に娘の殺害をほのめかす通報をした。署員が駆けつけたところ、いち花さんは寝室に横たわった状態で見つかり、すでに死亡していた。目立った外傷はないという。嬉野容疑者はいち花さんと2人暮らしだった。 中津署によると、2019年9月に嬉野容疑者が関係するDV事案を認知し、いち花さんへの心理的虐待と思われるとして中津児童相談所に通告。21年9月には嬉野容疑者から同署に「子どもとの接し方がわからない」と相談があり、中津児相も把握していたが、署は「この時は虐待は認められなかった」と説明している。 現場は3階建てアパートの2… この記事は有料記事です。残り158文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
元プロ棋士を名誉毀損の疑いで逮捕 ツイッターに元妻を中傷する投稿
2023年1月17日 20時50分 ツイッターに元妻を中傷する投稿をして名誉を傷つけたとして、滋賀県警は17日、元プロ棋士の橋本崇載(たかのり)容疑者(39)=福岡市博多区=を名誉毀損(きそん)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を一部否認しているという。 大津署によると、橋本容疑者は2022年11月29日、携帯電話を使って「僕の全てを潰した殺人鬼」「僕を地獄の底に落とした殺人鬼」などと中傷する内容をツイッターに投稿し、滋賀県内在住の元妻の名誉を傷つけた疑いがある。元妻が告訴していた。 橋本容疑者は21年4月に引退し、22年11月に日本将棋連盟を退会した。棋士時代は八段で、名人戦・順位戦ではA級の経験がある。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Au Japon, la secte Moon au cœur de l’appareil politique
Hideyuki Teshigawara, un des responsables de l’Eglise de la réunification, lors d’une conférence de presse à Tokyo, le 22 septembre 2022. KAZUHIRO NOGI/AFP Elu à cinq reprises au conseil général sous l’étiquette du Parti libéral démocrate (PLD au pouvoir), Hidemitsu Ito est une figure politique du département de Gifu (centre […]
震災で路面に段差、でも救助に向かう緊急車両のために 高速道で訓練
阪神・淡路大震災から28年となった17日、大阪府警などは大阪府松原市で工事中の阪神高速道路を使い、巨大地震を想定した訓練を実施した。被災地へ向かう緊急車両を通行させるために必要な路面の補修や放置車両の移動といった手順について、日本自動車連盟(JAF)などが連携を確認した。 府警によると、新型コロナの影響で、高速道路を使った大規模な災害訓練は3年ぶり3回目となる。この日は約70人が参加した。念頭に置かれたのは、今後30年以内に70~80%の確率で起こるとされる南海トラフ地震への対応だ。 大阪府警などが高速道路上で災害時の訓練を実施した=山本逸生撮影 午前11時、災害で停電が起きたとの想定で訓練が始まった。信号機が使えなくなり、松原市三宅中1丁目の交差点に立った松原署員らが手信号で交通整理にあたった。警察官が腕を垂直や水平に上げている時、正面と背面の道路は赤信号となる。誤って交差点内に進入しようとする車には警笛を鳴らして制止した。信号機は持ち運べる発電機を使って警察官が復旧させた。 その後、訓練の舞台は、工事で通行止めになっている同市内の阪神高速道路上へ。災害時には路面に亀裂が走ったり、物が散乱したりする。人命救助や支援物資を輸送する緊急車両が被災地に無事、到着できるよう、各機関が協力して路面の安全確保にあたった。 「路上に段差あり。車両2台… この記事は有料記事です。残り279文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「中古品買い取り」装い高利貸をした疑い 会社役員ら11人を逮捕
スマートフォンなどの買い取りを装って違法な高利貸をしたとして、茨城県警は、東京都内の自称会社役員ら11人を貸金業法違反(無登録営業)と出資法違反(超高金利の受領など)の容疑で逮捕し、17日に発表した。 近年、インターネット上には中古品を買い取るとうたい、代金名目で現金を先払いする「先払い買い取り現金化」と呼ばれる商法のサイトが急増している。金融庁は、売り手、買い手ともに商品の売買を前提にしていない取引が多く、実質的な貸金業にあたる可能性があるとして注意を呼びかけていた。県警は、11人が同様の取引で「ヤミ金」に関わっていたとみている。県警によると、こうした商法に関する検挙は全国初という。 逮捕されたのは、東京都練馬区の自称会社役員角田弘容疑者(45)ら男11人。いずれも「トライ」など五つのサイトを運営するグループのメンバーという。県警は認否を明らかにしていない。 11人の逮捕容疑は、2021年11月~22年6月、貸金業の登録をせずに、茨城県内在住の男性(44)ら11人に対し、法定金利の31~140倍で金を貸し付け、約71万円を不当な利息として受け取ったというもの。 県警によると、グループはサイト上で「いつでもどこでも買い取り」「即日高価買い取り」のうたい文句で集客していた。顧客には、申し込みのフォームを通じて勤務先の会社や雇用形態、手取り月収などを入力させた上で、スマホや携帯ゲーム機の写真を送らせ、現金を先払いしていた。7日後に、商品が送られてこなかったとして、先払いした金額と高額な「違約金」を請求していた。 県警は、グループに買い取りの実績がないことに着目。一連の取引は実質的には貸金で、買い取り金が貸付金、違約金が利息にあたると判断した。21年11月からの約8カ月間で、グループが約1万3千人に違法な貸し付けをし、約4億円の利益を得たとみている。 金融庁によると、こうした商法に関する被害相談は21年秋ごろから寄せられている。弁護士らでつくる「買い取り金融対策全国会議」の集計でも、22年1~9月に全国で122件の相談があった。 同庁や消費者庁、警察庁は、実態は違法なヤミ金融業者が多いとして、注意喚起を促している。(古源盛一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
福岡県内7例目の鳥インフルエンザ陽性反応 死んだカラスから検出
杉山あかり2023年1月17日 21時45分 福岡県は17日、宗像市で見つかったハシブトガラスの死体を簡易検査したところ、鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。遺伝子検査で高病原性鳥インフルエンザと確認されれば、県内での確認は今季7例目となる。 17日、住民から宗像市の保健所に、カラス2羽が死んでいるとの連絡があった。そのうち1羽を簡易検査したところ陽性だった。環境省は同日、カラスを回収した地点から半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定した。県職員らが巡視をするという。(杉山あかり) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
関西出身者ら、日比谷公園で震災28年追悼「語らいの場なくさない」
日が暮れる頃、日比谷公園(東京都千代田区)の小音楽堂に、スーツ姿の会社員やダウンジャケットを着た若者らが、少しずつ集まってきた。阪神・淡路大震災から28年が経った17日。関西出身者を中心に約100人が集い、キャンドルに火を灯(とも)し、震災の発生時間から12時間後の午後5時46分に黙禱(もくとう)を捧げた。 主催したのは、毎年この日に神戸市で開かれる「1・17のつどい」の実行委員会。関西出身者が多い東京でも集いを開いてほしいとの声があり、「東京会場」として2019年から追悼行事が始まった。21、22年は新型コロナの影響で中止し、開催は3年ぶり。実行委員長の藤本真一さん(38)は「年に一度でも『記憶のスイッチ』を押す場所があれば。語らいの場をなくさないようにしたい」と話す。 仕事を終えて参加したという不動産会社員の武本翼さん(34)は、6歳の時に神戸市長田区で震災に遭った。「就職で東京に来て以来、この日は毎年、一人で当時を思い出すだけだった。こういう集まりがあるのはうれしい」。 ネットを通じて集いを知り、19年に続き参加した会社員女性(57)は、半日休を取った。家族と神戸市西区に住んでいた女性は、震災の4カ月前、転勤で東京に移った。家族は無事だったが、いまだに当時の映像を見ると涙が出る。「両親は当時のことを積極的に話したがらない。私は、その時いなかった負い目からか、忘れちゃいけないという思いが強いのかもしれません」。28年余り東京に住んだが、定年後は神戸に戻ろうと考えているという。(小林恵士) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
市議会で小学校名が一転、戸惑う市長 「次善の策」市民団体側は評価
鳥取県倉吉市立成徳、灘手小学校が統合して、今春開校する新校名は結局、「至誠」でも「打吹至誠」でもなく、「成徳」となった。急転直下の結末に、市関係者からは戸惑いの声が上がった。 17日の市議会臨時会で、広田一恭市長は、昨年12月に地域住民らによる統合準備委員会がまとめた「打吹至誠」を新校名として盛り込んだ、改正学校設置条例案を提案した。広田市長は提案説明で、「『打吹』『至誠』ともにそれぞれ(2小学校区)の地域の思いが込められた適切な案」と述べた。 だが改正条例案への質疑の後、佐藤博英市議(共産)が新校名は「打吹」とする修正動議を、藤井隆弘市議(くらよし)が「成徳」とする修正動議を、それぞれ出した。 修正動議、提案の理由は 佐藤市議は、市民への公募で… この記事は有料記事です。残り799文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
届いた被害者の声 強制性交罪、スピード修正 処罰範囲は変わる?
強制性交罪の規定を大幅に見直した試案をめぐって17日、3カ月でスピード修正が加えられ、「拒絶」が「同意しない」に言い換えられた。被害者側の反発を踏まえた修正で、被害者側は「一歩前進」と受け止めつつ、改めて「不同意性交罪」の導入を求めた。 法制審議会の部会に法務省が昨年10月に示した試案は、①暴行・脅迫②心身の障害③アルコール・薬物④睡眠・意識が不明瞭⑤不意打ち⑥恐怖・驚愕(きょうがく)⑦虐待⑧地位の利用――の8項目の行為や原因を例示。これらによって被害者を「拒絶の意思を形成・表明・実現することが困難な状態」にさせたり、被害者がこうした状態であることに乗じたりした場合に成立する、という二段構えの要件だった。 「形成」は長年の虐待で嫌という気持ちさえ起きない、「表明」は予想外の事態に直面した恐怖で嫌と言えない、「実現」は嫌と言ったが暴行を受けて押し切られた、などというケースを想定して盛り込まれた。 「国民に誤ったメッセージ」 被害者側が猛反発 「同意のない性行為が処罰対… この記事は有料記事です。残り1999文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル