2023年1月24日 20時30分 神戸市兵庫区湊町1丁目の集合住宅で8人が死傷した火災で、亡くなった男性(86)の1階居室が火元で、出火原因は延長コードのショートとみられることが捜査関係者への取材でわかった。 兵庫県警は24日、この男性は全身にやけどがあるが、死因は急性一酸化炭素中毒だったと明らかにした。発見されたのは1階の廊下で、逃げ遅れたとみられる。建物の関係者によると、男性は普段、移動に車いすを使っていたという。 他に死亡した70代の男性3人は1階の自室で見つかり、死因はいずれも急性一酸化炭素中毒だった。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
振り袖に墨汁?かけた疑い、33歳の会社員男を逮捕 北九州の式典
上月英興2023年1月24日 22時00分 北九州市で8日午前にあった「二十歳の記念式典」で、出席者の振り袖に墨汁のような液体がかけられた事件で、福岡県警小倉北署は24日、同市若松区大池町の会社員平井英康(よしのり)容疑者(33)を器物損壊容疑で逮捕し、発表した。「振り袖を着た女性を見たが、液体はかけていない」と容疑を否認しているという。 署によると、平井容疑者は8日午前11時15分ごろ、式典会場近くの同市小倉北区三萩野1丁目のコンビニ店内で、若松区の女性(20)が着ていた振り袖に墨汁のような液体をかけて汚した疑いがある。着物や長じゅばん、帯などの数カ所に最大で直径7センチほどの黒色の染みがあったといい、女性が翌日、「成人式に向かう途中に墨汁のようなものをかけられた」と署に被害を届け出ていた。 署は、現場付近の防犯カメラの映像などから平井容疑者を特定。関係先を家宅捜索し、墨汁のようなものを押収したという。式典会場近くで8日、ほかに女性10人が同様の被害に遭ったことを確認しているといい、関連を調べる。 式典は、「北九州メディアドーム」(小倉北区)で開かれ、約3100人が参加した。(上月英興) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
JR中央・総武線各駅停車が終日運転見合わせ 中野と三鷹間、停電で
2023年1月24日 23時51分 JR東日本によると、中央・総武線の各駅停車は24日午後10時ごろから、三鷹駅付近での停電の影響で、中野―三鷹駅間の上下線で運転を見合わせた。 午後11時半ごろ、復旧に相当な時間を要するとして、JR東はこの日の運転を終日見合わせることを決めた。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
IST、大型ロケット開発計画発表 2030年代の打ち上げ目指す
中沢滋人2023年1月24日 21時00分 北海道大樹町のロケットベンチャー・インターステラテクノロジズ(IST、稲川貴大社長)は24日、複数の人工衛星を搭載可能な大型ロケット「DECA(デカ)」の開発計画を発表した。2030年代の打ち上げを目指す。 計画ではロケットは2段式。全長は宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「H2A」ロケットと同程度の50メートル前後。搭載量は10トン程度で、複数の小型衛星を一度に宇宙へ送る。大型衛星の軌道投入や、宇宙ステーションへの物資輸送にも対応できる能力を持たせる。 1段目ロケットは再利用可能な仕組みにしてコスト減を図る。打ち上げ費用は一般的なH2Aの10分の1程度を目指す。 DECAは国際的な計量単位の約束事「国際単位系(SI)」で単位となる数の「10倍」を示し、大樹町のある十勝地方の「十」の意味も込めたという。 また、子会社の「Our Stars」が「コンステレーション」と呼ばれる多数の小型衛星による通信網を構築する構想も発表。大規模な地上基地局をつくらずに衛星通信サービスの提供を目指すという。 24日に東京で開いた事業戦略発表会で、同社創業者の堀江貴文氏は「ロケット分野で民活の動きが広がりつつある中、国やJAXAが発注してから動き出すのではスピード感的に世界と戦えない」と述べた。 ISTは150キログラム程度の超小型人工衛星を打ち上げるロケット「ZERO」(全長25メートル)を開発中。この日は、ZEROの初打ち上げの目標を従来の23年度中から24年度に延期したことも明らかにした。(中沢滋人) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全日本吹奏楽コン、参加規定を見直し 中学、合同チームも参加OK
2023年1月24日 21時00分 全日本吹奏楽連盟(石津谷治法理事長)は、全日本吹奏楽コンクールなどの「中学校の部」を「中学生の部」とし、地域クラブや複数校の合同チームも参加できるよう規定を改めた。これまでは中学校単位での出場しかできなかった。また、同コンクールの大学の部で出場枠を二つ増やし、15とすることも決めた。 24日までに、連盟のホームページで公表した。 公立中学校の部活動について、国は2023年度以降、段階的に学校から地域へ移行する方針を決めている。これを受け、学校単位の吹奏楽部以外も全国大会に参加できるよう、加盟登録の規定を改定。同コンクールのほか、全日本マーチングコンテスト、全日本アンサンブルコンテストの実施規定も同様に改めた。 また、将来の吹奏楽指導者を育成する場として、大学の部の活性化を図る。そのため、同コンクール大学の部の代表枠を二つ増やす。23年度は東京都、東海、関西、九州の支部代表が2、他の支部代表は1となる。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【更新中】10年に一度の低温 東京都心で初雪、あす空の便欠航も
【動画】山形でも降雪強まる=小川尭洋撮影 この冬一番の最強寒波が24日から日本列島に到来し、各地で荒れた天気が予想されています。交通障害や生活への影響などを、いち早くタイムラインでお届けします。 19:10 岡山県で顕著な大雪 岡山地方気象台は、岡山県真庭市で24日午後7時までの6時間に41センチの顕著な大雪を観測したと発表した。強い雪は25日朝にかけて続く見込みで、深刻な交通障害が発生する恐れが高まっていると注意を呼びかけている。 20:50 全日空が25日の85便の欠航を発表 全日空は25日に稚内、函館、大館能代の各空港に発着するすべての便と、東北や北陸など日本海側の空港に発着する一部の便、計85便の欠航を決めた。 24日の欠航は94便に及び、約4100人に影響した。 20:00 東京都心で初雪 気象庁は24日、東京都心で初雪を観測したと発表した。東京管区気象台の職員が同日午後8時ごろ、目視で確認した。平年より21日遅く、昨冬より29日遅かった。 20:00 名阪国道が通行止め 初の計画規制 亀山―天理間 名阪国道(三重県亀山市―奈良県天理市、71キロ)が24日午後7時から大雪で全面通行止めになった。事故回避の観点から事前の計画的な通行止めに初めて踏み切った。全面通行止めも初めてという。解除のめどはたっていない。 三重県側を管理する国土交通省北勢国道事務所によると、雪による本格的な交通規制は2017年1月以来。降雪による事故の報告は24日午後8時時点ではないが、奈良県側で大型トラック数台がチェーンを装着するために停車し、後続車両などがノロノロ運転になっているという。事務所では「効果的な除雪作業をして早期再開をめざす」としている。 18:30 新潟県全域でゆうパックの引き受け停止 日本郵便は25日から、新潟県全域で荷物の引き受けを当面停止すると24日発表した。他都道府県から新潟に送る荷物の引き受けも当面停止する。ゆうパックやゆうパケット、ゆうメールが対象となる。また交通規制などの影響で、日本海側を中心とした地域で郵便物やゆうパックなどの配達に遅れが出ている。 郵便局の窓口業務にも影響が出ており、24日午後6時現在、新潟県や山口県、香川県などの16郵便局で窓口業務を休止している。 18:00 近畿の高速道路で通行止め始まる 雪の影響で、ネクスコ西日本管内の高速道路では、午後6時ごろから、京滋バイパスや第二京阪道路、京都縦貫道、京奈和道などで通行止めを開始した。 17:00 長野県の上信越道で一時70台が立ち往生 東日本高速道路(NEXCO東日本)によると、24日午後5時前、長野県北部の上信越道下り信濃町IC―豊田飯山IC付近で車約70台が一時、立ち往生した。滞留した車両のうち20台あまりは5時20分時点で動き出したことが確認され、その後も徐々に解消されたとみられるという。 17:00 路面凍結でスリップ、トンネル内で6台絡む事故 福岡 福岡県筑紫野市の県道トンネル内で、軽貨物車やトラックなど6台が絡む追突事故が発生した、と福岡県警が発表した。トンネル内は凍結した状態だったという。 筑紫野署によると、24日午後2時ごろ、先頭の軽貨物車がスリップして横転。後続の乗用車もスリップし、普通貨物車が乗用車に追突するなど、後続車が次々とぶつかったとみられる。運転手ら数人が搬送されたが、いずれも打撲などの軽傷という。 18:30 名古屋でも雪 気象台注意呼びかけ 名古屋市中心部でも午後6時過ぎから断続的に雪が降り始めた。名古屋地方気象台によると、午後6時半現在の名古屋市の気温は零下0・6度。同気象台は「短い時間でも雪が降り積もる可能性がある。路面の凍結や事故に気をつけてほしい」と呼びかけている。 18:00 金沢市の兼六園は入園者半減 金沢市の兼六園でも園内の木々が雪化粧していた。管理事務所によると、24日の入園者数は1461人で、前日の半分以下だったという。 担当者は「午前中は外国の方が中心に訪れたが、午後から強い風が吹き始めて入園者が一気に減った」。25日の開園に向け、枝に積もった雪を落としたり園路の除雪をしたりするという。 16:00 阪神高速湾岸線が強風で通行止め 阪神高速4号湾岸線の泉佐野南―りんくうジャンクション間が、強風のため午後4時から上下線とも通行止めになった。 17:30 山形新幹線、あす区間運休へ 福島-新庄間 JR東日本によると、25日は大雪が予想されるため、山形新幹線の福島―新庄間で終日運転を見合わせる。また、東京―福島間でも運休や行き先変更などの可能性があるという。 15:00 福岡県内の一部の学校、あす臨時休校へ 北九州市教育委員会は24日、すべての市立学校を25日に臨時休校すると決めた。大雪の影響で、通学時の安全確保が難しくなるおそれがあると判断した。小学校128校、中学校62校、特別支援学校8校、幼稚園4園、市立高校と戸畑高等専修学校。 24日も、一部の学校で下校時間を早めたり、全中学校で部活動を中止したりする。 福岡市内では24日午後3時時点で市立学校2校が臨時休校し、19校が下校時間を繰り上げた。25日は、特別支援学校全8校と小中2校が休校を決めたほか、16校が登校時間の繰り下げを予定している。 13:45 山形県内の国道112号の月山道路が通行止めに […]
岩井俊二監督が語る「セブン」衝撃作 「問題解決されないまま今に」
「特撮の神様」と呼ばれる故・円谷英二監督の出身地、福島県須賀川市で、映画監督・作家の岩井俊二さんが、「ウルトラセブン」について語った。 取り上げたのはウルトラマンシリーズ屈指の「問題作」。希代のクリエーターは、何を感じたのか。 岩井俊二さんの略歴 1963年、仙台市生まれ。91年、テレビドラマ演出でプロデビュー。93年、テレビドラマ「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」で日本映画監督協会新人賞受賞。以後、「Love Letter」(95年)、「スワロウテイル」(96年)、「リリィ・シュシュのすべて」(2001年)など劇場用映画で独自の映像美学を表現、高い評価を得る。近作に「ラストレター」(20年)など。「零の晩夏」(21年)など小説作品も手がけるほか、音楽ユニットでの活動など多彩なジャンルで活躍している。 仙台市出身で、NHKの復興支援ソング「花は咲く」の作詞者としても知られる岩井さん。「ウルトラQ」に始まるウルトラシリーズは、幼少期にテレビで見て以来のファンだ。怪獣をモチーフにした映画「8日で死んだ怪獣の12日の物語」(2020年)も手がけた。 1月15日、岩井さんは円谷プロダクションの協力を得て須賀川市が主催した「ウルトラマンアーカイブス・プレミアムシアターin須賀川」のトークイベントにゲストとして登壇。市内外から集ったファンとともに、「問題作」を鑑賞した。 上映された作品は「セブン」第42話「ノンマルトの使者」(1968年放映)。 海底に住む異形の種族「ノン… この記事は有料記事です。残り1150文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ステマ広告「胸大きく」は根拠なし サプリ販売会社に課徴金1億円
合理的な根拠がないのに、インスタグラムの投稿などで飲むと胸が大きくなると表示したのは景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして、消費者庁は24日、販売元の「アシスト」(東京都豊島区)に対して、課徴金1億1716万円の納付を命じた。投稿は広告であることを明示しない「ステルスマーケティング(ステマ)」で、投稿者の実体験であるかのように表示されていた。 発表によると、同社は2018年以降、親会社「アクガレージ」(東京都豊島区)と共同して、カプセル型と粉末型の2種類のサプリメントを販売。このうちカプセル型は少なくとも15人のインスタグラマーに対し商品サンプルを無償提供する代わりに、「サンプル」や「モニター」などと記載せず投稿するよう指示。「#バストアップ」「#胸大きく」などハッシュタグ付きのキーワードを商品の写真とともに表示させた。 消費者庁は2社に豊胸効果を示す根拠の提示を求めたが提出されず、21年11月、表示の停止などを求める措置命令を出していた。 消費者庁によると、同社はカ… この記事は有料記事です。残り214文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【更新中】10年に一度の低温 夕方から夜にかけ関東南部も積雪恐れ
【動画】山形でも降雪強まる=小川尭洋撮影 この冬一番の最強寒波が24日から日本列島に到来し、各地で荒れた天気が予想されています。交通障害や生活への影響などを、いち早くタイムラインでお届けします。 18:00 金沢市の兼六園は入園者半減 金沢市の兼六園でも園内の木々が雪化粧していた。管理事務所によると、24日の入園者数は1461人で、前日の半分以下だったという。 担当者は「午前中は外国の方が中心に訪れたが、午後から強い風が吹き始めて入園者が一気に減った」。25日の開園に向け、枝に積もった雪を落としたり園路の除雪をしたりするという。 16:00 阪神高速湾岸線が強風で通行止め 阪神高速4号湾岸線の泉佐野南―りんくうジャンクション間が、強風のため午後4時から上下線とも通行止めになった。 17:30 山形新幹線、あす区間運休へ 福島-新庄間 JR東日本によると、25日は大雪が予想されるため、山形新幹線の福島―新庄間で終日運転を見合わせる。また、東京―福島間でも運休や行き先変更などの可能性があるという。 15:00 北九州市教育委員会は24日、すべての市立学校を25日に臨時休校すると決めた。大雪の影響で、通学時の安全確保が難しくなるおそれがあると判断した。小学校128校、中学校62校、特別支援学校8校、幼稚園4園、市立高校と戸畑高等専修学校。 24日も、一部の学校で下校時間を早めたり、全中学校で部活動を中止したりする。 福岡市内では24日午後3時時点で市立学校2校が臨時休校し、19校が下校時間を繰り上げた。25日は、特別支援学校全8校と小中2校が休校を決めたほか、16校が登校時間の繰り下げを予定している。 13:45 山形県内の国道112号の月山道路が通行止めに 山形県内の国道112号の月山道路(西川町~鶴岡市)が、吹雪による視界不良で全面通行止めに。 13:30 西日本を中心に約2240戸が停電 経済産業省によると、雪の影響で西日本を中心に約2240戸が停電した。24日午後1時半時点で、中部電力約660戸▽関西電力約30戸▽中国電力約580戸▽四国電力約700戸▽九州電力約240戸の停電を確認している。 各電力会社は発電機車を出し、対応にあたっている。経産省では20日午後3時に災害連絡室を設置している。 13:30 九州内の高速道路、午後から予防的通行止め 西日本高速道路 西日本高速道路は午後2時以降、大雪に備えて、九州内の高速道路の一部を予防的に通行止めにする。 午後1時半時点で通行止めとなっているのは、九州道の福岡インターチェンジ(IC)―小倉東ICの上下線、東九州道の中津IC―北九州ジャンクション(JCT)の上下線など。 このほか、午後2時からは、九州道や長崎道、西九州道や大分道の一部区間と、長崎バイパスの全線を通行止めにするという。 また、福岡北九州高速道路公社によると、北九州都市高速道路は24日午後0時40分過ぎから、1~5号線が全線で通行止めになった。積雪や路面凍結、見通し不良のためという。 12:15 日本海側、24日夕方から降雪強く 短時間で積雪急増も 気象庁 気象庁は24日正午過ぎ、大雪の見通しを更新し、発表した。昨日から大きな変化はないが、期間や範囲を変更した。 それによると、広範囲の大雪は25日まで、局地的な大雪は26日まで続く見通し。 日本海側ではすでに広い範囲で雪が降っている。特に24日夕方から25日昼前は東日本と西日本の日本海側を中心に降雪が強まり、積雪が短時間に急激に増える所がある。 24日夕方から夜にかけて普段降雪が少ない関東南部の平野部でも雪が降り、積雪となる所がある。気温は引き続き全国的にかなり寒くなり、10年に一度ほどの低温となる。 10:00 JR西日本は、強い冬型の気圧配置による大雪に備えて、京都・神戸線や大阪環状線、奈良線などの京阪神の路線で、24日中に運休の可能性があると発表した(午前10時現在)。JR西は最新の情報に注意するよう呼びかけている。 JR西近畿統括本部によると、近畿北部の山陰線や舞鶴線などの一部区間については、この日午前中から順次運休を始めた。「こうのとり」や「スーパーはくと」など特急列車も計33本が運休する。 25日も運休の可能性がある。最新の運転状況は、JR西のホームページ(http://trafficinfo.westjr.co.jp/list.html)で確認できる。 8:30 日本海側の空の便に影響 日本航空は北陸など日本海側を発着する62便を欠航する。全日空も43便の欠航を決めた。 8:00 新幹線、運休や大きな遅れはなし JR東海とJR東日本、JR西日本、JR九州によると、管内の新幹線に運休や大きな遅れは出ていない。 ◇ この冬一番の強い寒気が日本の上空に流れ込む影響で、24日から26日にかけて北日本から西日本の日本海側では大雪となり、太平洋側の平地でも雪が降る見通しだ。気温も全国的に「10年に一度」の寒さが予想されるとして、気象庁が警戒を呼びかけているほか、国土交通省も不要不急の外出を控えるよう求めている。 気象庁によると、25日午前6時までの24時間に予想される降雪量はいずれも多いところで、北陸90センチ▽関東甲信、近畿、中国70センチ▽東北、東海60センチ▽北海道、九州北部40センチ▽四国30センチ▽九州南部20センチとなっている。 Source : […]
葬式に来てくれる友人はいない… コロナ禍の孤独、いやす歌声喫茶
昨年12月初旬、東京・高田馬場駅近くの歌声喫茶「ともしび」。50人ほどが入る店内で、高齢者たち十数人がピアノの生演奏に合わせ、「青い山脈」や「ルージュの伝言」など懐かしい曲で一緒に歌声を響かせていた。マスクを着け、まだコロナ禍の影響が残る。 隅で一人、机に肘をつきながら座っている男性がいた。お酒を飲む人が多い中、手にしているのはホットコーヒー。「お酒が一滴も飲めないんですよ。だからずっと独りなのかな」と笑った。 いま82歳。親から継いだ新宿区の一軒家でひとりで暮らす。昔から人付き合いが苦手だった。自分の葬式に来てくれるような友達はひとりもいないという。 「人間関係を持つと、多少なりとも人を傷つけたり、自分が傷つけられたりするでしょう。迷惑かな、と人に話しかける自信がないんです。だから酒が飲めたらなって思いますよ」 コロナ禍を乗り越えて歌声喫茶が再開しました。そこには歌を生きがいにするお年寄りの人間ドラマがありました。 心のよりどころが、歌だった… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル