2023年1月30日 21時45分 全国の大学や高校、中学に今月23日から3日連続で、爆破や殺害を予告するファクスが届いた問題で、この直前、ネットの闇の掲示板に関与をほのめかす投稿があり、送信件数が計1万5千件を超えるなどと示されていたことがわかった。警察もこれらの事実をつかんでおり、威力業務妨害容疑で捜査している。 脅迫文は23日朝、各地の大学に届いたのが始まり。「高機能爆弾を仕掛けた」などと記し、金を振り込むよう求める内容だった。 翌24日未明には、各地の高校に「自作の改造銃や火炎瓶で殺しまくってやる」というファクスがあり、さらに25日未明、今度は中学宛てに「全員サバイバルナイフで殺す」などと記したファクスが届いた。 いずれの脅迫文にも、実在する東京の弁護士名が使われていた。 朝日新聞の取材で、ネット上の闇の掲示板に、これらのファクスと、体裁や内容が同じ文書が投稿されていたことがわかった。事態が公になる前の時間帯で、警察は送信に関わった人物が書き込んだ可能性があるとみて捜査している。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
学校への脅迫、闇掲示板に関与ほのめかす投稿 サイバー犯罪の温床に
全国の大学や高校、中学に今月23日から3日連続で、爆破や殺害を予告するファクスが次々に届いた。一部の学校は休校や早退などの対応を取り、影響は子どもたちにも広がった。この直前、ネットの闇の掲示板に関与をほのめかす投稿があったことがわかり、各地の警察が威力業務妨害容疑で捜査を始めた。 「お前らの大学に高機能爆弾を334個仕掛けた」 「死にたくなかったらいますぐ金を振り込む、それはできるよね?」 脅迫文が届き始めたのは23日朝、全国の大学に宛てたのが始まりだった。 翌24日未明には、各地の高校に殺害予告のファクスが届いた。 「自作の改造銃や火炎瓶で殺しまくってやる」 「2つの口座に300万円ずつ送金して貰(もら)う」 さらに25日未明、今度は中学宛てにファクスが届く。「全員サバイバルナイフで殺す」「口座に264万円を振り込むか選べ」などと記されていた。 大学、高校、中学のいずれの脅迫文でも、実在する東京の弁護士名が使われ、口座番号が記されていた点が共通する。 何者の仕業なのか。 朝日新聞の取材で、ネット上の闇の掲示板に、これらのファクスと、体裁や内容が同じ文書が投稿されていたことがわかった。 投稿時間はいずれも事態が公… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宮台真司さんが一般聴衆の前に復帰 「閉ざされ続けるのはダメだ」
東京都立大教授で社会学者の宮台真司さん(63)が30日、東京都目黒区の東京音楽大で講演した。昨年11月に八王子市の都立大キャンパス内で切りつけられ重傷を負った事件後、一般の多数の聴衆の前に立つのは初めて。事件直後からネットの動画配信などを通して発言を続けているが、また一歩、本格復帰が印象づけられた。 講演会は東京音大指揮部会が主催し、主に大学関係者が対象。宮台さんは「格差と分断 崩れゆく世界の中で」と題して、指揮者で同大学教授の広上淳一さんと、今を生きるアーティストはどのように生きていけばいいのかなどについて語り合った。 宮台さんは講演で、事件につ… この記事は有料記事です。残り710文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
名古屋の夫婦殺害、差し戻し審始まる 弁護側は強盗目的を否定
高橋俊成2023年1月30日 19時39分 名古屋市南区で2017年3月、80代夫婦を殺害して現金入りの財布を奪ったとして、強盗殺人罪に問われた無職山田(旧姓・松井)広志被告(48)=同区=の差し戻し審の裁判員裁判が30日、名古屋地裁で始まった。弁護側は強盗目的を否定し、「成立するのは殺人と窃盗の罪だ」として起訴内容を否認した。 19年の一審判決は「殺害後に金品を盗むことを思い立った可能性を否定できない」として強盗殺人罪の成立は認めず、殺人と窃盗の罪を適用して無期懲役(求刑死刑)を宣告。だが、20年の二審判決は「強盗目的を優に推認できる」としてこれを破棄して審理を差し戻した。最高裁も同年に被告側の上告を退けて、裁判のやり直しが決まった。 検察側は冒頭陳述で、被告が借金を繰り返して困窮していたとして強盗の動機があったと指摘。その上で被害夫婦と面識があり、金品を持っていることも知って強盗目的で犯行に及んだとして強盗殺人罪の成立を主張した。 一方、弁護側は被害者側から「無職で遊んでいる」などと言われて腹を立てたことによる衝動的な犯行だと反論。「(殺害後に)財布が見えて、逃げるなら金が必要と思った」と述べ、事後的に金銭を盗んだと説明した。 起訴状などによると、被告は17年3月1日、名古屋市南区の自宅近くに住む大島克夫さん(当時83)方で克夫さんと妻たみ子さん(当時80)を刃物で刺殺し、少なくとも現金1227円などが入った財布1個を奪ったとされる。(高橋俊成) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
マイナカード取得すれば給食無償化 岡山県備前市の方針に反対4万筆
岡山県備前市が市立小中学校の給食費などの無償化の対象を、世帯全員がマイナンバーカードを取得した児童らに限る方針を示し、市民の間に反発が広がっている。市民有志が30日、約4万筆の反対署名が集まっている状況を市に伝えた。 市は昨年末、数年前から無償にしていた保育園やこども園の保育料に加え、今年度始めた市立小中学校の給食費と学用品費の無償化について、新年度からは世帯全員のマイナンバーカードの取得を条件とする方針を保護者らに伝えた。 住民の間で「教育の機会均等に反し、新たな差別を生む」「カード取得の強制につながる」との声が上がり、市民有志が今月15日から方針撤回を求める署名活動を始めていた。 この日、呼びかけ人ら5人が… この記事は有料記事です。残り308文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宮台真司さんが東京音大で講演 襲撃事件後初めて一般聴衆の前に
大内悟史2023年1月30日 19時45分 東京都立大教授で社会学者の宮台真司さん(63)が30日、東京都目黒区の東京音楽大で講演した。昨年11月に八王子市の都立大キャンパス内で切りつけられ重傷を負った事件後、一般の多数の聴衆の前に立つのは初めて。事件直後からネットの動画配信などを通して発言を続けているが、また一歩、本格復帰が印象づけられた。 講演会は東京音大指揮部会が主催し、主に大学関係者が対象。宮台さんは「格差と分断 崩れゆく世界の中で」と題して、指揮者で同大学教授の広上淳一さんと、今を生きるアーティストはどのように生きていけばいいのかなどについて語り合った。 宮台さんは講演で、事件について「損得を超えて助けてくれた仲間がいて、とても力をもらった」と振り返るとともに、芸術や芸能に必要な「内からわき上がる力が失われたときにそれをどう回復させるか」について語った。言葉や法の秩序などが整い、互いに損得勘定にまみれた現代社会に生きる難しさについて、人はそうした秩序の中に「閉ざされなければ生きていけない。でも閉ざされ続けるのはダメだ。アートはつまらないルーティン、テンプレートの外に人を連れ出すべきだ」と説いた。オンライン聴講も含め、キャンパス内外で多くの人が耳を傾けた。 宮台さんが襲撃された事件をめぐっては、警視庁が容疑者と見られる男の画像を公開し、情報提供を呼びかけている。(大内悟史) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Renault-Nissan : la presse japonaise salue la fin d’un « traité inégal »
Au siège de Nissan, à Yokohama (Japon), le 12 decembre 2019. KAZUHIRO NOGI / AFP L’accord annoncé lundi 30 janvier est présenté par Renault et Nissan comme « l’ambition de renforcer les liens de l’Alliance et de maximiser la création de valeur pour toutes les parties prenantes ». Sans déchaîner les passions, l’entente […]
Les constructeurs Renault et Nissan, unis depuis plus de vingt ans, signent leur quasi-divorce
Production d’une Nissan Micra dans l’usine Renault de Flins (Yvelines), le 6 mai 2020. MARTIN BUREAU / AFP Les termes de la nouvelle relation entre Renault et Nissan sont maintenant actés. Le conseil opérationnel de l’alliance, l’entité à travers laquelle Renault, Nissan et Mitsubishi travaillent ensemble, s’est tenu en visioconférence, […]
北海道で482人感染 7カ月ぶりに500人下回る 4人死亡
北海道内では30日、新コロナウイルスの感染者が新たに482人確認された。前週の同じ曜日より182人少なく、13日連続で前週を下回った。500人を下回ったのは昨年7月4日(407人)以来約7カ月ぶり。死者の発表は4人だった。 道内の新規感染者数(30日) 【全体】482(累計1306484) 【主要4市】札幌207、旭川22、函館35、小樽12 【他地域(振興局別)】 空知6、石狩18、後志10、胆振4、日高1、渡島1、檜山1、上川4、留萌1、オホーツク19、十勝10、釧路7、道陽性者登録センター124 【死者】4(累計4393) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
阿蘇山の噴火警戒レベル引き上げ 高まる火山活動、300mの噴煙も
2023年1月30日 16時33分 福岡管区気象台は30日、熊本県の阿蘇山の噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げた。中岳第一火口から噴煙が高さ300メートルまで上がるなど火山活動が高まっており、火口から1キロの範囲に影響する噴火のおそれがあると判断した。 地元の阿蘇市などでつくる阿蘇火山防災会議協議会は火口周辺約1キロ圏の立ち入り規制を発表し、火口見学エリアに向かう有料道路を通行止めにした。 噴火警戒レベルを2へ引き上げるのは、2021年10月以来。阿蘇山ではその後、大きな噴石の飛散や火砕流が起きてレベル3(入山規制)まで高まるなどした後、22年4月にレベル1に下げられていた。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル