福岡市内の百貨店で2日、新春の初売りがあった。福袋やセール品を目当てに、多くの買い物客でにぎわった。 中心地・天神にあるデパート岩田屋本店と福岡三越では、午前9時の開店前からそれぞれ1300人と650人が列を作った。今年は3年ぶりに新型コロナの行動制限がなく、昨年に比べて計150人増えた。 岩田屋の担当者によると、2年前から福袋のオンライン販売を始め、店に並ばずネットで予約注文する客も増えているという。 岩田屋に一番乗りした福岡市… この記事は有料記事です。残り259文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
軽乗用車が炎上し、4人の遺体 福島県郡山市の交差点、乗用車と衝突
2023年1月2日 23時29分 2日午後8時10分ごろ、福島県郡山市大平町の農道の十字路交差点で、乗用車と軽乗用車が出合い頭に衝突した。軽自動車が横転して炎上し、車内から4人の遺体が見つかった。郡山署は乗用車を運転していた会社員高橋俊容疑者(25)=福島市泉=を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで現行犯逮捕した。県警は、亡くなった4人の身元の特定を急ぐとともに、事故の原因についても調べている。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「早く出して」救出願った元自治会長 贈られた手編みの手袋を手に
「早く見つかってほしい。その思いだけだった」 山形県鶴岡市西目で大みそかに発生した大規模な土砂崩れ。現場近くにある公民館で、夜を徹した捜索の様子を見守ってきた地元の元金山自治会長、平田充広さん(75)は、2人の遺体発見の知らせに声を振り絞るように語った。 「(行方不明の)2人はいつも1階で寝ていた」 山形県鶴岡市の土砂災害では高齢の夫婦とみられる2人が犠牲になりました。2人と温かい近所づきあいを続けてきた元自治会長に思い出を聞きました。 この災害で行方不明となった… この記事は有料記事です。残り668文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
サザン活動休止で吹き飛んだ人生設計 内定捨てた大学生が得たもの
本当は今ごろ、新幹線を運転しているはずだった。 金子雄基さん(36)の人生は14年前のあの日、大きく変わった。 2008年5月。大学4年生だった金子さんは就職活動の末、意中の鉄道会社の内定を射止め、静岡県内のホテルで1泊2日の内定者合宿に臨んでいた。 2日目の朝、起き抜けの金子さんの目に飛び込んできたのがテレビニュースの「サザン、活動休止」の文字。 デビュー30周年のサザンオールスターズが翌年から活動を休止とするという。頭が真っ白になり、その後の研修は上の空だった。 茅ケ崎を歩き「いつかこんな場所に」 「本当にこのままでいいのか、俺」 埼玉県草加市出身。大学1年生のときに知り合った彼女がサザンの大ファンだったことをきっかけに、自身ものめり込んだ。 全国のライブはもちろん、デートでサザンの曲を聴きながら、歌詞に登場する各地を訪れた。桑田佳祐さんの出身地・神奈川県茅ケ崎市は細かい路地裏まで歩き回った。 ランニングや自転車で行ける距離に海があり、えぼし岩や江の島、富士山を望む絶景がある。そして、素朴な商店街や気さくな人々……。 いつかこんな場所で暮らしたい。漠然と「老後は茅ケ崎」という人生設計を立てていた。 でも「老後」なんて言っている場合じゃない。当時はサザンの活動再開のめども立たず、「このまま解散か」ともうわさされた。 サザンがあるうちに、サザンを聴きながら茅ケ崎で暮らしたい。だったら、「今」しかない。 「好きな街に関わり、よくしたい」と訴えた 研修の帰りの電車から彼女に… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
宮崎県の河野知事がコロナ感染 6日まで療養 都城市長も感染
2023年1月2日 20時42分 宮崎県は2日、河野俊嗣知事が新型コロナウイルスに感染したと発表した。12月30日夜からのどの痛みや発熱などがあり、6日まで公舎で療養し、その間はリモートで業務にあたる。 河野知事は年末に知事選後の後援会活動で各地を回り、31日から宮崎市内の公舎などで過ごしていた。2日に38度の発熱があり、抗原検査キットで陽性が判明した。 また、都城市は1日、池田宜永市長が新型コロナに感染したと発表した。8日まで自宅療養するという。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
初売りに約2千人が行列 「福袋」など求めにぎわう 名古屋の百貨店
高絢実2023年1月2日 16時00分 名古屋市内の百貨店で2日、新春恒例の初売りが行われ、大勢の買い物客らでにぎわった。 JR名古屋高島屋(名古屋市中村区)では、午前9時半の開店前から、昨年より約400人多い約2千人が並んだ。開店を約20分早め、客らは福袋やセール商品などを買い求めた。 愛知県一宮市から母親と訪れた会社員の女性(45)は、2万円相当の男性用のパジャマセットが入った5500円の福袋を手に入れた。「かなりお得だと思った。良い物があればまた買いたい」と笑顔をみせた。 同県春日井市の無職の女性(73)はステーキ用の肉や菓子などの食料品をセール価格で購入。他店にもこれから足を運ぶといい、「ネットで注文した福袋を受け取りに行きます」と声を弾ませた。 JR名古屋高島屋では、店頭とオンラインで計約2万2千個の福袋を用意。東海道新幹線の車両工場で見学できるなどの「体験型」の福袋もある。広報担当者は「1年に1回の福袋販売と初商なので、楽しんでいただければと思う」と話した。(高絢実) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「滋賀県は琵琶湖だけじゃない」 仮想知事、西川貴教さんが語る真意
今や滋賀県内でこの人の歌声を聞かない日はほとんどない。滋賀ふるさと観光大使でミュージシャンの西川貴教さん(52)が歌うテーマソングは県内のスーパー「平和堂」で1時間に2回流れる。夏には県内で野外音楽フェスを主催するなど、地元での活動の場を広げる。ふるさとや琵琶湖への思いを聞いた。 ――毎年欠かさず7月の「びわ湖の日」には湖岸の清掃活動に参加していますね 物心ついた頃から、家族で排水溝の清掃をしたり料理用の油を再利用してせっけんを作ったりするのが当たり前でした。全国どこでもやっている取り組みだと思っていました。大人になって実は滋賀県だけの取り組みで、環境意識が高い県だと知りました。 今でこそ、SDGs(持続可能な開発目標)と言われていますが、僕らにとっては目新しい話題ではなく身近にあった。「びわ湖の日」があったからだと思います。小さい頃にいただいた身近な教育がいま大きな影響を与えてくれている。 ――ツイッターで琵琶湖の環境問題についてたくさん発信しています 地元を離れてみて地元の良さを知るように、当たり前のようにある琵琶湖もほっといたらなくなってしまう。琵琶湖って、京都・大阪・神戸まで生活に根ざした水として使ってもらっている。我々が安易に汚していいものではない。考えていただくきっかけになったらいいなと思います。 ――2009年から草津市で主催する野外音楽ライブ「イナズマロックフェス」も、琵琶湖の環境保全がテーマですね 収益の一部を琵琶湖の環境保全に寄付しています。幼い頃から自然と環境を意識していたのでそこに向かってすべてがあるようにできていた感じです。だからこそ会場は、琵琶湖を背負い、かつ深掘りしたい方は横にある県立琵琶湖博物館で学べる場所にしました。 滋賀にまつわるあの「鉄板ギャグ」を記者が西川さんにぶつけたところ……。後半では西川さんがふるさとへの思いを語ります。 いま、迷ってます ――県内での活動の場が広が… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日本刀打ち初め式で火花散る 刃物の産地で盛業と無事祈り
溝脇正2023年1月2日 17時30分 全国有数の刃物の産地、岐阜県関市の関鍛冶(かじ)伝承館で2日、新春恒例の日本刀鍛錬打ち初め式があった。刀匠らが1年の盛業と無事を祈った後、日本刀の素材となる玉鋼(たまはがね)を真っ赤に熱し、折り曲げて大つちで打ち付ける「折り返し鍛錬」を披露。「カーン」という音とともに火花が散る様子を、新型コロナウイルス対策で人数制限した約60人の観客らが見守った。 関伝日本刀鍛錬技術保存会刀匠部会の丹波兼信部会長は「清らかで、1年が始まったんだなと思います。皆さんの健康とご活躍を祈って臨みました。コロナも収まってくれると誠にありがたいのですが」と話した。(溝脇正) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
今年の主役になれるかな? 自由すぎる「桃色ウサヒ」が届ける笑い
約2万人のツイッターのフォロワーを持つウサギがいる。暮らすのは、鉄道はなく、県都への直行バスは1日1本。空気をあがめる変わった神社があり、りんごが特産の町だ。時に邪険な扱いをされながらもウサギは、4割以上がお年寄りの町でちょっとした笑いを届ける。2023年の主役になれる!、かな?? 「ゆるキャラ」ブームが落ち着きを見せるなか、「王道」から外れたウサギのご当地キャラがSNSなどで注目を集めていると聞いて向かったのは、山形県朝日町。 町は県中央部で、朝日連峰の主峰・大朝日岳(1871メートル)の山麓(さんろく)に位置し、ブナの原生林などの自然環境に恵まれる。約6千人が暮らす。高齢化率(2020年)は約44%と県内で2番目に高い。 のどかな町で近年、存在感を増すのが非公式PRキャラクター「桃色ウサヒ」だ。 【動画】山形県朝日町の非公式PRキャラクター「桃色ウサヒ」=高橋昌宏撮影 ■■NGワード連発にドキドキ… この記事は有料記事です。残り2055文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
3年ぶりの新年一般参賀、愛子さまが初めて出席 抽選当選者が参加
多田晃子2023年1月2日 12時03分 【動画】3年ぶりの新年一般参賀=諫山卓弥撮影 3年ぶりとなる新年一般参賀が2日、皇居であった。天皇陛下は皇后さまや上皇ご夫妻、秋篠宮ご夫妻をはじめ皇族方と宮殿・長和殿のベランダに立ち、集まった人たちに手を振るなどして応えた。天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは初めて出席した。新型コロナの感染拡大を防ぐため今回は事前申込制で、抽選に当選した人たちが訪れた。 陛下は、新型コロナの感染拡大などに触れ、「皆さんには、多くのご苦労があったことと思います」と述べ、「色々大変なこともあるかと思いますが、本年が皆さんにとって安らかで良い年となるよう願っています。年の初めにあたり、我が国と世界の人々の幸せを祈ります」とあいさつ。初めて出席した愛子さまは薄水色のロングドレスに身を包み、笑顔で手を振っていた。 両陛下は1日、宮殿で「新年祝賀の儀」に臨み、皇族方や三権の長らから祝賀を受けた。(多田晃子) 【動画】3年ぶりの新年一般参賀に集まった人たち=平野真大撮影 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル